不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

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はい。なんか最近ネタが出てこなくて頭を捻って唸っているうp主まるこめです。
ギャグ…難しい!!まぁやめないんですけどね!!
それでは書くこともあまり無いので本編どうぞ!!


第29話 淫らな店で心理戦!?

 

 

俺は山吹 聡 今、男として大変まずい状況である

 

常に腐っても女性のパーティーメンバーと行動を共にしている今、俺はいろいろと溜まっているのだ。

もちろんパーティーメンバーを襲うなんて出来っこない。

てか、あいつらは襲おうにも襲う気がしない。

しかし、今日の昼間、素晴らしい場所を見つけたのだ。

 

表の顔はサキュバスが運営する喫茶店。

 

裏の顔は"いい夢を見させてくれるお店"なのだ。もちろん夢だけなので行為をする訳では無い。

これはあくまでサキュバスの催淫効果を使っていい夢を見た上で男性側の精気を奪ってゆく。

つまり、win&winの関係なのだ。

そして、今その店に俺はいる。

 

もちろんパーティーメンバーを出し抜いて一人で来た。

しかし、奴らがここにいる。つまりつけられていたようだ。

 

パーティーメンバー+αが俺と同じ店にいるのだ。

 

しかも全員女性なのだ!!

 

これは非常に由々しき事態だ。

 

何としてもこの状況を打破せねば…

 

 

 

(なによこの店!むさい男ばっかじゃない!!)

 

(一体ここはなんのお店なのでしょう…)

 

(喫茶店よ喫茶店♪まぁただの喫茶店じゃないようだけど…)

 

(早く、帰ろ…で、寝よ?)

 

小声で議論をしているサリー達の元にサキュバスの店員がやって来る。

 

「ご来店誠にありがとうございます。当店のご利用は初めてですか?」

 

「え、えぇ。」

 

「そうですか。では、こちらが当店のナイトメニューでございます。

特にこのコーヒーがオススメですよ!

このコーヒーだけのために夜中に来られる方もいらっしゃるくらい人気なんです!

でも、残念なのはやはり女性のお客様が少ないとこなんですよねぇ〜。女性で夜中に起きてる方って少ないじゃないですかぁ〜。

もっと来て欲しいのに…

なので!あなた方には全力でおもてなしさせていただきます!」

 

店員の怒涛のおしゃべりが炸裂する!

 

(あの人あんなにしゃべる人だったんだ…)

 

 

「は、はい。ありがとうございます。」

 

「確かにサトシさんよくコーヒー飲んでますもんね…」

 

「そうですね〜フフフ…」

 

サリーは困惑したように、

エリスは納得したように、

サリエルはニヤニヤと、店員の話を聞く。

 

 

(あの店員さんにあとでチップ渡さねぇと…)

 

店員さんの神対応により一時的にヤツらの意識下から離れることが出来たサトシだが油断は出来ない。

 

 

「お前もいろいろ大変なんだな…」

「あぁ、まぁな。」

「なんだ。が、ガンバレ…」

「なにをだよ…」

 

 

「むぅ…」

「どうしたんですか?サリー?」

「なんかサトシが楽しそうに喋ってるから…」

「嫉妬…してる。あんなおじさんに?」

「う、うるさいわね!余計なお世話よ!って、サリエル?どうかした?」

「へっ!?あ、いえ…なにも…なんでも…」

 

 

そんなサリー達の会話に耳をすませていたサトシだが、ふとある疑問が浮かぶ。

 

「そういえば今更なんだが…」

「あ?どうした?」

「おっちゃん…昼からずっといたのか?」

「………」

「げ、元気だな…」

「ここは俺たちのもう一つの家なんだ。離れたり出来るかよ…」

「おっちゃん…あんたマジですげぇよ!」

 

「あ、あの…」

 

恐る恐るサキュバスの店員が近づいてくる。

 

「あ!はいはい?」

「あ、いえ、あの…すいません。オーナー。ちょっと…」

「あ?なんだ?」

不機嫌そうに店員に向き直るおっちゃん。

 

「ってオーナーだったのかよ!」

「だからいったろ。ここは第二の家だって。」

「確かにそうだけども!え、えぇ!?」

 

純粋に驚きを隠せないサトシを横目にジッとおっちゃんを見つめるサリエル。

 

全ての状況を魔法を使って把握していたサリエルが初めて眉間にしわを寄せる。

 

次の瞬間決意を固めるかのように目を閉じ、"サトシに語りかける"

 

《サトシ、サトシ!聞こえますか!?》

 

「な、なんだ!?」

 

《黙って!あと落ち着いてください!!》

 

「…………」

 

《今あなたに魔法で思念を飛ばしています。あなたも頭の中で返答を浮かべていただければ会話できますから。》

 

《お、おう。サリエル…だよな?》

 

《はい。今まで黙って全て見ておりました。》

 

《唐突なカミングアウトだな!?》

 

《その上で一つのやって欲しいことがあるのです。》

 

《な、なんだ?》

 

《今すぐ【フェゾムス】を使いなさい。》

 

《は?お前がやれよ》

 

《今この場で一番警戒が薄いのがお前だからこうして頼んでいる》

 

《ッチ…なんでだよ…まぁいい。分かったが一つ言っておく。

お前も察してると思うがここはそう言う店だ。そのためこの店には常に魔法が掛かってるからな?それだけわかっててくれよ?》

 

《なんとなく分かってはいたが…やはりな。》

 

《じゃあやるぞ?【フェゾムス】》

 

 

サトシがそう唱えると店の中には魔法の反応が1つしかなかった。

さらに、そのピンクの輝きに纏われているのが…

 

「おっちゃん…お前…なんで?」




今回も閲覧誠にありがとうございます!!
こんな駄文&駄作過ぎる小説を読んでくださるなんて…皆さんどんだけ心広いんですか!!太平洋ですか!?
いや、ほんとありがとうございます!UA数の伸びを見るだけでやる気がみなぎってきますので!これからもよろしくお願いします!

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