新作を、書いておりました(笑)
こっちも中途半端なのに、何やってんだ俺は…今更ながら自分の時間のなさを痛感した今日このごろです…
新作の『最古の神話をアニメ風に書き記す』
も宜しくお願いします(笑)
それでは新作を書きつつこっちを書いてめちゃくちゃになってしまった駄作をご覧下さい…
第26話
「おはようございます♪」
満面の笑みで出迎える大天使サリエル
「あぁ、おはよう…」
とても疲弊した様子のサトシ
「どうかなさいましたか?」
「いやぁ…まぁ、なんだ。」
「シャキッとしなさいよ!」
いつも通りのサリーが背中を引っ叩く。
「ひぅっ!」
「サトシ。情けない。」
「うるへぇ!」
「本当に大丈夫ですか?厳しいようなら無理しなくても良いのですよ?」
「エリス。お前マジでこの中なら一番の天使だよ。」
「で?どうしたのよ。」
「まぁなんだ…いわゆる筋肉痛ってやつだ。」
「「……………………」」
「………ップあんた筋肉痛なの!?プークスクス」
「るっせぇ!しゃあねぇだろ!?昨日の今日なんだからよぉ!」
「そんなw動けないほどのw筋肉痛とかw」
「おいこら笑い過ぎだ堕天使」
「堕天使とは心外ですね。私のどこが堕天していると?」
「いや、性格的に…」
「………ノーコメントで。」
「あ、はい。」
サリエルの笑顔から滲み出る殺気を察して身を引くサトシ。
「で、悪魔探すんだったよな。」
「はい。理想を言うならば今日中に殺っときたいですね。」
「え、あ、はい。」
「という訳で皆さん頑張りましょう♪」
「あ…うん。」
(何この天使おっかねぇぇぇ!)
そんなこんなで悪魔の捜索が開始された。
「で、だ。」
「うん。」
赤い瞳のひ弱そうなアンデットと
小さな機械の幼女が2人並んで歩いている。
「どうしてこうなったァァァァ!」
「なにか、変?」
「変って言うか…不安要素しかないって言うか…」
目をキラキラと輝かせるロボ少女を横目にため息をつく。
「悪魔。悪魔、かぁ…絶対、強い。だから、サトシ、さっさと、見つけるの。」
「お前見つけてもすぐドンパチとかやめてくれよ…」
「なぜ?」
「ほらぁ!やっぱり分かってなかったよ!あのなぁ!相手は悪魔だぞ!?」
「それが、なにか、問題?」
「問題しかねぇだろ!?なぁ!とにかく俺が合図するまで手ぇ出すな!いいな!?」
「むぅ……」
「ささっ!もっと張り切っていきましょうよ!」
「はっ、はひっ!」
「そんなに固くならなくても大丈夫ですよ、天使と言っても大したことないですから…どうぞサリエルとお呼びください。」
「そそそんな!天使様を呼び捨てになどできるはずないじゃないですか!?」
「気にしなくてもいいですよどこかの誰かさんには"クソ天使"とか言われてますし」
「それはあいつの頭が湧いてるだけですから…」
「確かにそれは一理ありますね♪」
「ホントですよ!あいつは礼儀ってものが全然…ブツブツ…」
「本当にサトシさんのことをよく見ているのですね。」
「は、はぁ!?違っ!あいつが目に付く行動ばっかりするからですよ!!」
「ふふふっ…」
「何笑ってんですか!もぉー!」
(こちらの世界も案外悪くないですね。)
「きみ、名前はなんて言ったっけ?」
「はい。エリス・ヴァン・ブラッディーでございます。」
「あのブラッディー家のお嬢さんか!?」
「えぇ、まぁ。魔王様もご存知なんですね。」
「そりゃあかなりの名家だし僕も結構お世話になってるしね。
でも、名家の、しかもお嬢さんがどうしてこんな危険なことをしているのかは分かりかねるかな。」
「そ、それは…個人的な事情と言いますか…」
「一応ブラッディー家との繋がりがある僕からしたら止めるのが筋なんだろうけど…」
「いえ、出来ることならばもっとこうして冒険を続けていきたいと思います。」
「なぜ?」
「今まで冒険していなかったら今のパーティーや魔王様にはお会い出来ておりませんからね。」
「確かに。」
「それに私は家を飛び出してきたのです。今更戻るなんて出来ません。」
「そうか。では、これからの活躍期待しているぞ!!」
「はい。もちろんです魔王様。」
(快感と興奮を得るために冒険してるなんて言えない…)
「ほんとに…何でこうなった…」
「どういうこと?」
「いや、ペアを組んで探すのは分からんでもない。
が、なぜこのペアにしたんだ…」
「みんな、大丈夫かな…」
「大丈夫…じゃないだろうな。
まぁ全員がいたらいたでツッコミが間に合わんから悪くわないが…」
「いやぁ〜、いなかったね!」
「あぁ、もう逃げたか?」
「まぁ無くはないね。」
「けど反応がありませんでしたからねぇ。そう考えるのが妥当でしょう。」
「実は魔法で変装してないとか?」
「そしたら魔王様がわかるだろ?」
「うん。そうだね。」
「とりあえず…腹が減った。飯にしね?」
「そう、ね。」
「賛成。」
「…………?」
「どうしたの?」
(いや、……うそ、だろ。)
(は、ははは…マジかよ。そりゃないわ…)
空腹を満たすために立ち寄った薄暗い店がサトシの目にはピンク色に輝いて見えた。
無理矢理感満載ですが、次回からは天使vs悪魔開始かもです!
新作も書き始めましたので投稿今よりも遅くなるかもしれませんのでご了承ください。
あ、あと、良ければ新作の方も宜しくお願いします。
タイトル『最古の神話をアニメ風に書き記す』でうp主はつの二次創作作品です(笑)
まぁアレを二次創作と言っていいのか(笑)
そ、それでは失礼致します!ノシ