不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

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今回も第3章までの時間稼ぎで投稿します(笑)
第2章は第23話(下)で完結のはずでしたので完全後付けストーリーですのでクオリティは保証できません。
とは言っても手は抜いておりませんので!
皆さんが腹を抱えて笑えるようなストーリーに仕上げていきますので!
それでは本編をどうぞご覧下さい!


第3章 異世界戦争 天使と悪魔の大混戦!?
第25話 魔物の宴に舞い降りた美少女!?


 

 

 

「その問いには私がお答えしましょう」

 

 

 

「あっ!!!テメェゴルァ!!!」

 

 

 

「…………………?」

 

 

「…?じゃねぇよ!この野郎!!

よくもこんな体にしやがったな!

どうしてこうも異世界転生の定番を回避されなきゃなんねぇんだよ!」

 

 

そこにいたのは…紛れもなく美少女だった。

整った顔立ち。乱反射するブロンズの長い髪。強調しすぎない、しかし造形美のような体のライン。

そして背中に生えた羽が神々しさも醸し出す。

方に担いでいる大きな鎌以外は完璧な天使だった。

 

 

 

 

 

「あっ、サトリさんでしたっけ?」

 

 

「どこの古明地だくそぉ!サトシだよ!」

 

「あっ!あの花瓶投げつけられて亡くなった(笑)」

 

「そこは思い出すんじゃねぇよ!」

 

「あ、あの〜、サトシ?この方誰か分かってる?」

「当たり前だ」

「じゃあもうちょっと態度改めなさいよ!」

「ふざけんな!俺は…こいつに…」

 

 

 

「リビングデッドとして転生させられたんだぞ!そりゃ切れるわ!

異世界転生って言ったら転生した主人公がチート性能で俺TUEEEEするのが定番だろうが!!」

 

 

「「あ、はい。」」

 

 

「そんなこと言われましても転生先はこちらで指定することは出来ないので…」

「じゃあどうやって決まってんの?」

「転生前のステータスですかね。」

「はいすいません。自分が雑魚過ぎた結果です貴方のせいにして申し訳ございませんくそがぁ!」

 

「ところで…その、人間がどうやって入ったのか教えてくださるって…」

「そうですね。ざk…サトシさんがうるさかったので、」

「雑魚で悪かったな!」

「で、本題ですが。今回の事件。悪魔が絡んでいる可能性があります。」

「悪魔?」

「はい。あれほどの人数を移動させることが出来るのは悪魔。更にその中でもかなりの魔法の腕前の者でしょう。」

「悪魔なら悪魔族としてこの街に入ることは容易ってことか。」

「はい。この街はあくまで目視での監視セキュリティだけですからね。」

「じゃあまだ居る可能性も無きにしも非ずか…」

「い、以外と頭切れるんですね…」

「俺のこと舐め過ぎだろ!!」

「いや、リビングデッドですので(笑)」

「んだとテメェ!リビングデッドなめんなよ!!!」

「まぁそんなことどうでもいいんですけど。」

「もうやだコイツ…」

「でも、今の話が本当なら結構この状況って不味くない?」

「あぁ、大ピンチだよ。」

「ですから私がこうして来たのですよ。」

「て、天使様が直々に?」

「はい。もちろん!てごm…皆さんが傷つくのは見てられないですから。」

「本音は?」

「上司からの命令ですので…(笑)ですが、先程のも嘘ではありませんよ。私たちを信仰してくださってる方々ですからね!」

「で?検討は付いてるのか?」

「それはまだですね。悪魔達は狡猾ですので、気配を消す魔法でも使ってるんでしょう。」

「じゃあ逆に魔法が検出出来れば悪魔の可能性がある訳だな。」

「ええ、ですからこうしてこの地にいるわけです。」

「魔法の検出は肉眼で、実体を見るしか出来ないからな。」

「よくご存知で。」

「まぁ使えるからな。《フェゾムズ》」

「まさか!?あのリビングデッドが!?」

「もう突っ込まねぇよ?」

「それでは早速捜索に行きましょう♪」

「その前にいいか?」

「はい?」

 

 

只今AM2:12 前日の昼にボス選定戦を行ったばかり。

 

つまり、

 

 

「そろそろ寝させて?流石に疲れたわ…」

 

 

全員疲労困憊なのである。

 

 

「あ…………また明日です♪」




少し短めですが今回はここまでです。
ガッツリギャグテイストに戻しましたが…やっぱり難しいっス(´∀`*)テヘッ
という訳で次回からは天使vs悪魔の因縁の対決が始まりますのでお楽しみに!

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