少し考えた結果もう少し第2章続きます(笑)
いやぁ、これからの内容をもっと膨らませて第3章にしてやろうと思ってたんですが…思ったより広がらなそうなのでもう第2章のままで行きたいと思います(笑)
という訳で第2章続き、始まります!
ワイワイ…ガヤガヤ…
「あ、あー、それでは、皆様!グラスの準備は宜しいですか?」
「「イェーイ!」」
「こほん。では、カンパーイ!」
「「カンパーイ!!」」
ガヤガヤ…ガヤガヤ
「いやぁ、ホントに皆、助かったよ!」
「何言ってるんですか魔王様!魔王様が一番戦果を挙げてらっしゃったじゃないですか。」
「そんなもの魔王として当然のこと…でも今回はクーデターの事すら気づいていなかったとは…」
「んな気にすることないっすよ〜終わりよければ全てよしってな!ガッハッハッ!」
「サトシ、ちょーし乗りすぎ。」
「んだとテメェ。今回のヒーローに、なんてことを言うんだよ!
俺のおかげで助かってんだぞ!?あ!?もっと俺を崇めたてまつれよ!!」
「え、もうお酒回ってんの?うわっ、早すぎでしょ。」
「いや、ホントに助かったよサトシくん。魔族の長として礼を言おう。」
「魔王様直々に!まぁ?魔族を救ったのは事実だしなぁ!まぁどーしてもって言うならお礼貰ってやってもいいけどなぁ!?」
「うわ、何あれ、めっちゃウザイんですけど…」
「サリー、落ち着くの。ここで広範囲魔法はダメ。
やるならバレないように。」
「そうね。バレないように風魔法を応用してあいつの周りから空気でも抜いてやろうかしら。」
「ぐっ、ジョブ!」
「っ!ぐわあああ!い、息、いぎがぁぁぁぁ!じぬ、死ぬぅぅぅぅ!」
「これはこれで案外使えるわね、」
「マジでやんなよ!なぁ!それ死ぬから!!」
「いいじゃない別に♪逆にこの世界から汚物が消えて少し綺麗になるわよ」
「テメェ俺が助けたってことを忘れてるようだな!!」
「ごめーん!私エリスに助けてもらったんだけどなぁ〜!」
「指示を出したのは俺だよ!」
「あれぇ?それは魔法商店のおじさんって聞いたけどなぁ?」
「喧嘩売ってんのか?あぁ!?」
《マジックソーラー》
「あぁ!やめっ!焼ける!蒸発するから!!やめ、やめろぉ!それはマジでっ!なぁ!!頼むって!」
「サリーさん、それ位にしといて貰えます?」
「え、エリス…こんな奴に情なんて必要ないわ!焼き尽くしてやる!」
「あ、いえ、他の方に迷惑なので…」
「……………すいませんでした。」
「そう言えば魔王様ってどれ位と戦ってたんですか?」
「確かに完全に丸投げしてたからな…気になる。」
「確か250前後くらいだったかな…まぁ全員そんなに強くなかったからな!まぁヨユーだったよ!」
「ま、マジすか…」
「そう言えば、何故そんなにも人がこの街に入ってこれたのでしょう…」
「え、変なのか?」
「もちろんです。この街は王城の直轄にあるということでセキュリティはキチンとしているはずですので…」
「でも、私に化けてたやつが手引きしたんでしょ?」
「だとしても数が多すぎるって事だよな?」
「そういう事です。」
「転移魔法とかって可能性は?」
「残念ながら…無い訳ではないんですが、転移魔法は高等魔法であり、使用制限魔法です。
そう易々と使えるものではありません。」
「まぁ自由に使えたらそりゃなんでもし放題だからな…」
「この街に何らかの細工がされている?」
「無いよ、そんな事があれば僕がスグに気がつく。魔王の力舐めないでもらいたい」
「じゃあ一体、どうして…」
「誰かが、この中から手を引いている。間違いない。でも、方法が分からんからなんにも言えん…」
「それは私がお答えしましょう」
謎の女の声が響き渡る。
瞬間サトシ以外の全員がその場で跪く。
「あっ!!テメェゴルァ!!」
そして、サトシは激昂していた。
それでは次回からは最後の謎、どこから人間が入ったのか、についてのお話です。
一体誰が、何の目的で、どうやって中に入れたのか。
まぁ作者自身もあまり思考が固まっておりませんが見て言ってくれるとホントにありがたいです!
それでは次回もお楽しみに!!