不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

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ほんと…お待たせいたしました…m(_ _)m
いや、なんていうか…時間がね…無かったんですよ…
まぁ謝辞(言い訳)は後書きに書かせていただきますのでとりあえず本編だけでも見て言ってもらえるとマジで嬉しいです…
どうぞ…


第17話 最弱の魔物が魔法習得!?

 

 

魔王城 城下町 北・西 3番・5号

 

とある装飾品店

 

「ふんふんふ〜ん♪お買い物なんて久しぶりだぁ〜何買おっかな〜♪」

鼻歌交じりに買い物をしている気味が悪いくらい上機嫌な少女 サリー・エフォード

これかわいいだのあれもかわいいだの言いながらとても楽しそうに買い物をしている。

 

「そこのお嬢ちゃんや、ちょっといいかい?」

 

「あなた…悪魔族ですか?」

 

「そんなんじゃよ。なんで肩身が狭くてのぉ〜」

 

「大丈夫ですよ。ここには悪い人そんなにいませんから。」

 

「そうかいそうかい。同じ悪魔族に言われると説得力が違うのぉ〜」

 

そう。サリーはとてもゴキゲンなようだ。

 

その目の前にに忍びよる魔の手にも気づかずに…

 

 

 

 

魔王城 城下町 北・西 5番 12号

《魔法商店 ジャミング》

 

「なんか、めっちゃ悪そうな名前だな…」

「しょうがないじゃないですか…扱っている魔法がそういうものしかないのてすから…」

「じゃあなんでこの店に連れてきたし…」

「ここしか知らないのです。申し訳ございません。」

「い、いや、責めているわけじゃないんだがな…

てかなんでここは知ってたんだ?」

「昔に何度か来たことがありまして。」

「そう言えばお前名家のお嬢さまだったな…変態だけど」

「変態は関係ありませんよね!?」

「認めちゃってるよ!」

 

「けっけっけっ。おやおや、久しい顔じゃないか…

ブラッディー家のお嬢さんだったよな?でかくなったなぁ。けっけっけ…」

 

「うわっ。なに胡散臭いジジイ」

「ジジイとは何じゃ!ワシはまだ286じゃぞ!?」

「十分ジジイだよ!ってか胡散臭いは否定しないのな!?」

「まぁ扱っているものがものじゃからな…」

「この方は月嶺種、ルナリオンのヤッカブさんです。」

「で、なんの呪文が欲しいんだ?」

「なんのって言われてもなぁ…なぁ、オススメとかねぇの?」

「オススメって、ここは魚屋か?」

「せっかくの商品の売り込みチャンスなのになぁ〜」

「わかったわかった。いろいろ試させてやる。」

「あざ〜す!」

「で、どんなのが欲しいんだ。希望くらい出せ」

「そうだなぁ…妨害系魔法なら単純な敵の弱体化かな。どのステータスでも構わねぇ。

補助魔法なら、、敵の魔法の干渉とか罠を看破出来るようなのが欲しいかな。

前者は汎用性があるし後者は軟弱な俺が最も警戒しなければいけないものだからな…」

「初めのは分かりましたが、後者が警戒しなければいけないものとはどういう事ですか?」

「なんていうか…俺たちみたいなヘナチョコ達はな、魔法を使われてもそれを止める術も知る術もない…

止める術があっても看破しねぇと止めることも出来ねぇ…

つまり、魔法は分かんなきゃ太刀打ちできないんだ。

だからこそいち早くそういう魔法が欲しい。」

「そう…ですか。」

「そういうことならいい魔法があるぜ。ちと値は張るがな。」

「バカ高いのはやめてね…」

「大丈夫、大丈夫。250Gだ。どうだ。」

「手持ちが400G…微妙だな…」

「よし、なら弱体化の魔法も付けて300でどうだ!」

「ぐぬぬ…買おう…」

「ちょっ!サトシさ…」

「よし、毎度あり!」

「ん?エリスどうした?」

「すいません…弱体化魔法ってウィークの事ですよね?」

「良くわかったな!さすがはブラッディー家のお嬢ちゃんだ!」

「サトシさん…弱体化魔法のウィークは既に詠唱が確立して普及されていますので50Gも価値が無いんですよ…」

「え…ってことは…」

「毎度あり!!」

「テメェクソジジイ!ボゲェ!!うさんくせぇのは顔だけにしとけ!!!!!」

「知ってるか?この世は騙されるやつの方が悪いんだよ。」

「どこの詐欺師だよぉぉぉぉ!!」

 

「よし、せっかく300Gも頂いたんだから教えねぇ理由には行かないな。」

「うぅ…」

「まずはウィークだな。魔法授与の準備をするからそこで力抜いて立っててくれ」

 

数秒後にサトシの周りに魔法陣のような模様が浮かび上がる。

 

 

〈汝、月の精霊の理をもって新たな力を与えられん〉

 

《スペルグレイン》

 

〈天命の意を持って其方の力を強奪せよ〉

《ウィーク》

 

 

「さ、これでウィークの継承は完了だ。なんだが…次の呪文はちと面倒くさくてな…」

 

そう言いながらヤッカブはゴソゴソと棚をいじり始めた。

 

「お、あった!」

 

そうして取り出してきたのは赤い点眼薬のようなものだった。

 

「魔法を見破りたい時はこれを使ってから詠唱しろ。」

 

「じゃあ今試しに1回使ってみていいか?」

「はい。良いですよ」

 

次の瞬間エリスの姿が無くなる。

 

「さぁ、サトシさん。お願いします。」

 

サトシは赤い目薬を指し詠唱を始める。

 

 

〈我が赤き眼がすべての虚偽を無に返す〉

 

 

《フェゾムス》

 

 

 

景色が全体的に赤くなり、周りの本だけがピンク色に光っている。

 

ちょうど『マグネ〇ャッチ』を使っているような感覚だ。

 

「なぁ、なんか本だけ光ってるがなんだ?」

「あ?あぁ、うちにある本は魔導書だからな。そりゃ反応もするだろうさ」

「じゃあこのピンク色なのが魔法なのか。」

「そういう事だな。」

「ありがとよ!オッチャン!」

「まぁ300Gも貰ったしな!」

「って、そろそろ日没じゃね?ちょっと長居しすぎたか…」

「そうですね。そろそろ皆さんのところへ行きましょうか」

「あぁ、だな。」

 

 

 

 

 

 

「あ、あぁ、もうすぐ日が暮れる。…早く……早くここから出ないと…」

 

 

 

 




最初にご閲覧ありがとうございました!次にマジですんませんっっした!!!!

ここから言い訳タイム

バイト先が変わったはいいけどGWすらバイト漬け…
GWだけで2.3万は稼いじゃいましたよ…マジでキツイ泣
まぁそんな感じでとにかく時間がなかったんです。次回はある程度この生活に慣れてきたのでもう少し早く投稿できると思います。
が、あまり期待はしないで下さい。
というわけで次回もよろしく願いいたします!!!!!!

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