不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

16 / 33
前回でも追記致しましたがUAが1000に到達致しました!!
皆様のお陰で今も尚こうして書き続けることができます!
ホントに感謝感謝です!
感想やUAの数字を見るだけでやる気が貰えて、ドンドンアイデアが浮かんでくるんです!!
ホントにいつも閲覧ありがとうございます!
これからもよろしくお願い致します!!
感想などもお待ちしたております!!


第2章 魔王の城の門番決定戦!?
第15話 魔物だらけの城下町!?


第15話

 

 

ここは死者の森"郊外"辺り一面薄暗い木陰な少し不気味な森だ。

朝になると朝日が差し込みとても綺麗なのだが今は日が落ちてすぐ。日光は差さず、オレンジ色に照らされた雲が少し見える程度だ。

これまた風情があるがとても悲しく切なく不気味な雰囲気である。

 

 

そんな森の中を歩くのはサトシと愉快な仲間達だ。

 

 

「ねぇ〜。ジメジメする〜。」

「そりゃあ、そういう所だからなここは。」

「やだ〜!草原かビーチに出たい〜!」

「無茶言うんじゃありません。私達は遊んでるわけでは無いんですからね!」

「まぁ、正確には『追い出されて、寝床もないから、妄言いう前に、ここを出ろ。』」

「本心を言って頂きどうもありがとうございます。」

「むりむりむり〜!」

「駄々っ子か!!」

「ですが、そもそもこの当たりに街や集落なんてあるんですかね。」

「ない、ことは、ない。でも、もう少し、先。」

「えぇぇぇ〜〜!」

「ま、今晩くらいは歩くか。」

「そう…しか無さそうですね。」

「うぇぇぇぇーーーー!」

 

 

「あ、空がオレンジ色になってきたわ…」

「お、夜明けか。ずいぶんはやかったな。」

「全ッッッ然早くないわよ!!どれだけ歩かされたと思ってんの!!」

「別にみんな同じ距離歩いてんだよ。文句言うな。」

「これのどこをどう見て"歩いている"と断言出来るの!?」

 

背中に生えた小さな翼で飛んで移動するエリス。

背中から生えたジェットパックで飛んで移動するユー。

 

「逆に聞くがお前魔女だろ?箒の一つも持ってないのか?」

「そんなもので楽に移動できたらとっくにしてるわよ!!」

「いやいや!魔女が箒で移動すんのは常識だろ!!」

「どこの常識よ!」

「あ、はい。元の世界の常識です。」

「そんなファンタジックでファンシーな魔女なら私達もこんなに嫌われないでしょうね。」

「あ、はい。そっすね。」

 

 

「見えてきた…よ。」

「これが…森の外、か。」

そこにはちょっとした崖のようなものがありそこを境に平坦な草原が広がっていた。

その草原と空の境目にとても大きな城のようなものがある。

黒くて、大きくて、所々にある亀裂にはオレンジ色に輝くエネルギーのようなものが流れている。

 

「アレが、魔王の城。」

 

「やっぱり迫力が違ぇな…」

 

「そして、今回、行くところは、その、前、城下町。」

 

「へぇ〜!魔王城にも城下町ってあんのな。」

「魔物の、街の中、で、1番、整備、されて、いて、何でも、揃う。」

 

「なるほど。ってことはいろんな種族が集まるから特に種族間でのわだかまりが少ないわけか。」

「その、とーり。」

「でも近くにこんな街があって助かったな。一時はどうなる事かと…」

 

「全ッッッ然!近くないんですけど!!!」

 

「まぁ見えたんだからいいじゃねぇか。」

「よし、じゃあ、いこー。」

 

 

 

 

「おぉ〜やっぱ活気あんな〜!」

「さすが、城下町。」

「こここんなに人が!!迷子にならないようにしないと!!」

「どこを見てもいろんな種族がいて楽しいですね♪」

「それじゃいろいろ見て回りますか!!」

「「おーー!」」

 

ドンッ!

 

 

黒いフードに身を包んだ謎の男とぶつかった。

 

 

 

「あ、すいません。」

 

「……ッチ」

 

 

俺がこの時感じた少しの違和感にもっと疑問を持つべきだったのだろう。

そうしていればもっと早くに気づくことが出来たはずなのに…

こんな事にはならなかったはずなのに…

 

 




はい。今回から第2章突入です!今回は魔物の城下町でのお話です!!
美人さんや屈強な戦士達も出てきます!!(魔物です)
どうぞお楽しみに!!
それでは次回もお楽しみに!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。