不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

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只今、ガッツリ風邪をひいております。うp主のまるこめです。
いやぁ、キツイ!かなりキツイです!38.0℃とかあったし!!
まぁそのお陰でこうして小説を書く時間が出来たのですが…なんか恨むに恨めませんね。
まぁそんなうp主事情は置いといて本編始まります!


第11話 カラクリ戦士の体の秘密!?

 

 

「「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」

 

「遂にアレキサンダーを討伐したぞ〜!!!!」

 

「「わぁぁぁぁぁぁぁ!」」

 

「今夜は宴だァァァァ!!!!」

 

「「おーーーー!」」

 

ここは死者の森 アンデット族の集落の郊外

ゾンビや骨、霊体が機会の少女を取り囲みお祭騒ぎをしている

(どういう状況だよこれ…)

 

「え、あ、ちが、え、……」

どうやら輪の中心の少女は相当戸惑っているようだ。

 

「なんだ?ユー、何が違うんだ?」

「え、えと…アレキサンダー、」

「アレキサンダーがどした?」

「あれ、倒しただけ…大騒ぎする事じゃ、ない。」

「そんなに謙遜する必要ないだろ」

「違う、その"倒した"じゃ、ない」

「う、うん?」

「私は、アレキサンダーを、"横転"させた、だけ、だから…」

「は?」

「まだ、動く、よ。」

ギギギギ…と錆び付いたボロいロボットのように首を後ろに回す

 

なんということでしょう。ユーにワンパンKOされたと思われていた『戦神アレキサンダー』

その巨躯が再び日本の足で血を踏みつけようとしているではありませんか。

 

 

 

『全員、退避ーーーーー!」

 

 

 

集落のアンデットたちも遅まきながらそれに気づく。

 

 

しかし、時すでにお寿司ゲフンゲフン

 

時すでに遅し。

 

アレキサンダーの右腕が頭上から振り落とされようとしていた。

 

 

 

ドガーン!!!!!

 

 

 

本日2回目の地鳴りが襲う。

 

 

 

「っててて、マジかよ…」

ギリギリ腕の範囲から逃れたもののその後の衝撃波でなかなか飛ばされてしまったようだ。

 

「だ、だい、じょうぶ?サトシ。」

「ゆ、ユーか。あぁ、なんとかな。」

「ごめん。私が、倒せなかった、から。」

「反省するとこが違ぇよ」

「???」

「………分かった、もういい。とにかく今はアレをどうにかする方法を考えないとな…」

「「サトシ(さん)!!」」

「お、エリスとサリーか。良かった無事だったんだな。」

「え、ええ。集落の人達も10人ほどなら無事だよ。」

「分かった。………」

「どしたの?サトシ」

「あ?、あぁ、すまん。少し考え事だ。

まず、これから俺たちのとる行動の選択肢は2つある。

一つはターゲット貰ってひたすら逃げる。

もう一つは……奴を無力化する。」

「正直、私は両方上手くいくとは思わない。」

「あぁ、俺もそう思う。だがこのままでもどうしようもない。

まぁ集落を見殺しにするってなら話は少し変わるがな。」

「しかし、そうだとしてもやはり雀の涙ほどの違いしか無いですね。」

「アイツから、逃げれると、思ってるの?」

「デスヨネー…じゃあもう決まりだな。」

「まぁ最悪の消去法だけどね。」

「し、仕方ないんじゃないですか?ハァハァ//」

「ブレねぇなエリス。」

「な!?何の話だかサッパリ分かりませんね!?」

「で、どうやってアイツ倒すの?」

「別に倒す必要は無いだろ?」

「「え!?」」

「あいつはあくまでも機械・兵器の類だ。動力源さえ断っちまえば"無力化"は出来るだろ。

アイツって何で動いてるか知ってるか?」

「魔法の、石、魔導石。魔力を吸収したり、保存したり出来る石。」

「ほう。そんな便利な石があるのか。」

「多分、それの、最上位の、やつ。」

「なるほど。それ取ればヤツは動かなくなるんだな?」

「うん。私も、そうだから。」

「ん??」

「私も、体の中、魔導石、埋め込まれてる。」

「じゃあどうやってそのチートの強さも限度があるってことだな?」

「うん。戦闘の、最前線、だったら、一時間が、限界。」

「え?ちょっと待って?アレキサンダーはずっと動いてるじゃない。なぜ?」

「常時、活動に必要な、エネルギーを、得てるから。」

「ユーはそれ出来ないの?」

「魔導石の、能力レベルが、違いすぎる。」

「ユーの持ってる魔導石のスペックはそんなに低いのか?」

「あくまで、私は、天使に作られた、魔物、だからね。」

「たかだか魔物一体にそんなにコストをかけてられないってことか。」

「でも、アレキサンダーは、違う。」

「そうだな。ありゃあ人類の希望だからな。どれだけコストかかっても作る価値はあるってことだな。」

「で、だ。やつの動きを止めるには具体的に魔導石をどうすればいい?」

「引っこ抜いて、持ち逃げする。か、接続部分を、遮断する。もしくは…壊す。」

「大きさにもよるか…どのくらいだ?」

「うーん…俵、くらい。」

「そ、そこそこデカイな…けど、あいつから取っちまうのが1番確実だろうな…」

「壊すのはダメなの?」

「ありだが。石だろ?」

「そっかァ…」

「っ!?そうか!壊せる!」

「え!?どうやって!?」

「今から作戦を言うからよく聞いとけよ?」

 

 

ゴニョゴニョ

 

 

 

「確かに理にはかなっていますね。しかし、ホントに成功するんですか?」

「確証はないがやるしかないだろ?」

「そう…ですね。」

「それじゃ行くぞ!目標はアレキサンダーの心臓部『魔導石』だ!!」

 

 

 




どんどん熱くなってまいりました!アレキサンダー戦!!
書いてるこっちもワクワクしますね(笑)
異世界ものとか、ギャグ系の小説が書けるか最初は不安でしたが意外と何とかなってますね(笑)
まぁこんなアホみたいな小説を読んでニヤニヤして頂ければこっちもしても嬉しいってモンですよ!という訳でこれからも頑張っていきますよ〜!(体温37.6℃なう)
次回もお楽しみに!!〜〜バタッ

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