不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

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前回の更新から随分時間が経ってしまいました。ほんとにすいませんでした。
約一週間ぶりくらいの投稿ですか…
いやね、時間がなさすぎ何ですよね…
学校+バイトで疲れ果てて帰ったら寝るだけ。ろくにアニメも見れやしない…うん。言い訳ですマジですいませんでした。
それでは本編でございます。


第10話 機械の少女がチート性能!?

 

RPGというジャンルのゲームに避けて通れないものがある。

そう"ボス戦"だ。

ストーリー上必ず倒させるように作られたそれには必ずと言っていいほどある理不尽が付随する。

相手がいかなる強敵でも、自分達のコンディションがどんなに悪くても…そう。逃げることが出来ないのだ。

そうしなければストーリーが成立しないし、面白くもない。

ここにそんな運営の理不尽に直面している…元、人間がいた。

 

 

 

相手は超巨大ロボットどう見ても今の自分では、勝ち目は万に一つもない。

しかしコイツからは逃げることが出来ないようだ。

潔くやられるか?そんな事をしても無意味である。

俺がやられても周りにいる他のヤツらにターゲットをとり再度破壊を再開するだけだ。

ではどうしよう。

 

(どうにも出来るわけないだろぉぉぉぉぉぉ!)

 

 

 

あの時確かにアレキサンダーがこちらを見ていた。

一片も疑う余地のないくらい、確実に…

まぁ、そりゃあ隠れてた山も粉砕されますわ…。

 

 

「サトシ、サトシ。いつまで、逃げる、の?」

「それお前が言うか!?良いだろう!答えてやろうか!"いつまでも"だ!!!」

「え〜」

「だからお前がそれを言うなよ!ユー!」

「だって、カッコよかったし…」

「じゃあこの状況を責任取ってど うにかしろよ!!」

「めんどい。」

「ふざっけんな!!」

「むぅ…しょうが無い。」

 

『武装No.35 超高圧エネルギー弾 装填』

 

「あ、え?マジ?」

 

ガシャガシャと音を鳴らしながらユーの背中からとても大きな筒状の機械がユーを取り囲むように生えてくる。

その数合計12本ちなみに俺を売った時は確か6本くらいだったと思うから…単純計算であれの2倍…

 

「サトシを、撃った時の、15倍、でるよ。」

「火力おかしいだろ!?」

ユーの背中の銃口に光の粒子が集まっていく。

「砲撃準備、オールグリーン。

照準、クリア。武装…一斉射撃。」

 

ドゴーン!

 

ユーの体が一瞬青白い光に包まれると同時に辺り一帯を地響きが包み込む。

 

そして、アレキサンダーの巨体が横転する。

 

「ぶい。」

 

「わけわかんねぇ…」

 

 

 

「おい!サトシ!何があった!なんだ!?さっきの揺れは!!」

「あ、あぁ、コイツがやったわ。」

「いえーい。」

「あ、あの、アレキサンダーが…倒れてる…」

「う、うそ…凄すぎです…」

 

 

 

うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

 

 

 

 

「ユーとか言ったか!?すげぇなお前!さすが機巧族だぜ!」

「違う。Uc:738t43pf5β…」

「これで奴の悪夢から開放されるぞぉ!!!」

 

辺りが歓喜で覆い尽くされる。

 

 

「よし!帰ったら宴だぁー!」

「アレキサンダー討伐祝いだー!」

 

わぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

 

 

しかし、どこの世界でも現実は無情である。

 

宴会ムードの団子の後ろで再び動き出そうとする…

 

戦神の影があった…

 

 

 




めっちゃ時間空いたのにかなり短くなってしまって申し訳ないです。
ここの回次を書き始めると4000字とか超えそうなのでここで一区切りにさせて下さい。
あ、あと、ら、来週からは週三くらいで更新できたらいいな〜なんて思ってますので…多分…
まぁなんですか…いつか分からない次回をお楽しみに(笑)

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