不死の体で異世界生活!?   作:まるこめ

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UA500突破いたしました!!
とか言ってる間にもう600も突破しそうな勢いです!
何なのこれ!?なんか思ってるよりも伸びてて怖いくらいです!!(笑)
今回から第1章?のメインと言っても過言ではないとこに突入します!お楽しみに!
それでは本編です!


第9話 人の愚智とボスバトル!?

 

 

死者の森にアンデット族の男が必死に駆け込んでくる。

そしてその男は息を切らしながら血を吐くかのように叫ぶ。

「や、ヤベェ!奴が来るぞ!!

"戦神アレキサンダー"が死者の森の近くにいるぞ!!!」

 

 

 

 

先の戦闘を終え力を使い果たしたサトシ…いや、少し語弊があるので訂正しておこう。

先の戦闘を終え、その後のツッコミによって力を使い果たしたサトシだったが、そこへスカルが飛び込んできた。

 

「あ、アレキサンダーだぁ!逃げろぉぉぉぉ!」

「はぁっ!?なんでよ!こんな所まで来た意味無いじゃない!」

激昂するサリー

「さ、流石にこれは逃げるしかないか…」

少し残念そうな顔なエリス。

「アレキサンダー…少し見てみたいかも…」

目を輝かせるユー

「な、なぁアレキサンダーってなんだ?」

挙動不審のサトシ。

 

 

「「はぁ!?」」

 

サトシの発言にその場の全ての人が目を丸くする。

 

「さ、サトシ…それホントに言ってんの?」

「何度もいうが俺は転生してまだ3日目だ!逆に3日目でここまで馴染んでることを称えるべきだろ!?」

「あぁ、そう言えばそうだったわね。」

「…ワースゴーイ。」

(こいつらパーティーにしなきゃ良かった…)

「ちょっと、私たちとパーティーにならなかったら良かったとか思ってるでしょ。」

「なぜバレたし!?」

「いい!?先に喧嘩ふっかけたのサトシだからね!」

「いや、ツンデレとか結構なんで。」

「でれてないし!」

「で、俺がお前に何したっていうのよ。」

「はぁぁぁぁぁぁ!?ふざけないでよ!パーティー募集の要項に特になしって書いたのあんたでしょうが!」

「まだ根に持ってんのかよ!」

「忘れるもんですか!!」

「で、何なんだよ!アレキサンダーって!」

「………ッチ」

「おいコラ!舌打ちって!」

「しょうが無いわ。教えてあげる。…ハァ…」

 

 

 

"戦神アレキサンダー"

人間が作り出した

 

『対魔物用超大型人型決戦兵器』

 

特に大型の強い魔物達と互角に渡り合うために人間が生み出した兵器。

人の魔力を動力として動くが本体にAIが搭載されており近くの魔物を認識して片っ端から潰していく魔物達にとっちゃ害悪でしかない兵器である。

極めつけは同時に魔物を10体以上ターゲットを取ると攻撃を範囲攻撃に変更するため数の暴力は通用しないのである。

 

そして、現在暴走中…

 

 

 

「ん、ちょっとま 待て、最後なんつった?」

「現在暴走中。」

「どゆこと?」

「つまり今は人間の意思は関係なくひたすら魔物を駆逐する兵器ってこと。」

「………ん?」

「ほんと人間ってどうしてこうも害悪でしか無いのかしら…」

「…………………………んん??」

「どうしたの?サトシ…」

「に、逃げねぇの?」

「そりゃあ逃げた方がいいかもだけど…まぁリスポーンするし。」

「良くねぇよ!!この森がめちゃくちゃに潰されんだぞ!! 」

「………あ。」

「あ。って!気づいてなかったのか!?」

「だ、だってこの森とかどうでもいいし〜」

「お前最低だな。」

「ここで喋っていても仕方ありません。とりあえず逃げましょうか。」

「そうだな。スカル!行くぞ。」

「やっとか…さぁこっちだ着いてこい。」

 

スカルの後ろを小走りで着いていく。どうやら近くの山の麓の洞穴に行くようだ。

(視認さえされなければターゲットは取られないってか。)

 

と洞穴の前につくが、そこが少し開けているため身を潜める。

 

「いいか、見られたら終わりだ。ダッシュで入るぞ。」

「了解。」

「3. 2. 1. …」

「今だ!!!」

5人が同時に土を蹴る。

森を飛び出し、スカル、サリーエリスの順に洞穴に滑り込む。

 

 

「おぉ〜…アレキサンダー…かっくいい〜!」

 

 

「っ!ユー、テメェ!!」

 

ユーが洞穴に入らず、開けた場所で棒立ちしている。

 

確にアレキサンダーはカッコイイと思う。ガン〇ムやエヴァン〇リオンなど色々なロボットアニメが見きな俺としてももっと見ていたいと思う。

 

しかしそれどころではない。

 

 

急いでユーの腕をつかみ洞穴え引きずっていく。

 

 

やはり名残惜しくもう1度2人でアレキサンダーに軽く目をやる。

 

 

 

アレキサンダーが殺りたそうな目でこちらを見ている。

 

 

 

→みんなとは違う場所へ行く。

→見なかったことにする。

 

 

 

 

 

サトシはそのまま洞穴へ入っていった。

 

 

 

 

 

 




何だかんだで書いてますけどもう次で10話何ですね…前作を書いている時よりも早く感じるのは何故でしょう…
ま、そんなどうでもいいことは置いといて!次回からvsアレキサンダー編突入です!お楽しみに!!

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