ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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長くなったので急きょ中編ということに……
ちなみに、今回、過去作エピソードもあります
どうなったのか、詳しくは読んでみてください(露骨な宣伝)


とある昼休みのイケメン5人組~お昼の放送 スキット風(中編)~

愛音「さて、それでは気を取り直して……PN「もちろん余だよっ♪」さんから」

菖「なんで、余?」

愛音「さぁ?……『李さん、こんにちは』」

小狼「こんにちは」

愛音「『李さんに質問です。木之本さくらさんとの馴初めを教えてください』……ほうほう!」(-▽-

小狼「なっ??!!」Σ(///□///

君尋「ずいぶんとド直球だな……」

菖「勇気あるなぁ……」

明「ケッケッケ、こりゃ、さくらが真っ赤になるのが想像できるな!」

静「明、お前、いますごく悪い顔してるぞ」

小狼「……ちなみに、拒否権は?」

小狼以外『認められておりません』

小狼「くっ……わかっていたけど……」

 

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さくら「ほ……ほえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ???!!!」Σ(///□///

ひまわり「そういえば、わたしも気になってたのよね~♪さくらちゃんと小狼くんの馴初め」(-▽-

ももか「うふふ、さくらちゃん?逃がさないからね?」(-言-

さくら「ゆ、ゆりちゃ~ん!!」(;□;

ゆり「……ごめんなさいね、さくら♪」

さくら「ほえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ??!!」

 

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愛音「では、教えてもらおうかね?」

明「ネタは上がってんだ!さっさと吐いちまえよ!」

菖「おいおい、どこの刑事ドラマだよ……」

小狼「……はぁ……わかったよ」

君尋「お?やっと折れたな」

小狼「きっかけは、小学五年生のころだったかな?俺が両親の都合で日本に引っ越してきて」

君尋「俺が世話になってるアパートに転がり込んできたんだよな?」

小狼「あぁ」

愛音「ほぉほぉ。そして右も左もわからないところに、木之本さんが話しかけてきた、と」

小狼「まぁ、そんなところだ」

君尋「そっからだもんな、さくらが小狼と俺の住んでるアパートに行き来するようになったのって」

愛音「ほぉほぉ!つまり、木之本さんの優しさに触れるうちに惹かれるようになった、と?」

小狼「…………」(/// ///

愛音「にょっほほほ~!顔面が真っ赤かですな~」(-▽-

明「ほっほ~!こいつぁ、記念に一枚撮っとくべきかな?」(-▽-

小狼「…………頼むから、勘弁してくれ…………」

 

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ゆり「あら……御剣くん、ちょっと調子に乗ってるんじゃないかしら?」

ひまわり「これは、あとでももかちゃん(奥さん)からのお説教かな~?」

ももか「お、奥さんだなんて……もぅ!ひまわりちゃん!!ほんとのことだけど、さすがに恥かしいわ!!」(/// ///

さくら「あうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」

 

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愛音「そういえば、カップルといえば明さんとももかさんも熱愛カップルとして有名ですよね?」

君尋「そういやそうだな」

静「所構わずいちゃついてる感じがするな」

明「おいおい、さすがに時間は考えてるぜ?それに学校でやってる以上のことはやってねぇっての」

菖「具体的には?」

明「そりゃ……って、何言わせようとしてんだよ!」

菖「……ちっ」

君尋「しょ、菖が舌打ちした……」

静「こりゃ、明日は雨だな」

小狼「あはははは……」

愛音「え~……まぁ、御剣さんと来海さんに関しては以前の放送でお話ししてもらって……なかったな、そういえば」

静「プライベートだからって、せんせーが止めたんだったな」

菖「せんせー言うな。まぁ、猛者どもは明に直接問い質してフルボッコにされたらしいけどな」

明「ふっ……暴れたりなかったぜ」

愛音「な、なんというか……ぶれませんね、ホントに……」

明以外『まぁ、明/御剣だから/だし/だからな』

明「そう褒めんなって、照れるじゃねぇか」

愛音「いや、褒めてないと思いますよ?」

 

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ゆり「ほんとに相変わらずね、あなたの彼氏」(-▽-;

ももか「いやぁ~っはははは……面目次第もございません……」

 

えりか「ほんと、明義兄ぃは相変わらずっしゅ……」(-▽-;

いつき「あははは……」

 

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愛音「え~、時間もないので次の質問に……PN『ツンネコ先生』さんから。『御剣さん、四月一日さん、こんにちは』」

明「おう」

君尋「こんにちは」

愛音「『お二人はお料理が大得意と伺いました。かくいうわたしはかなりの料理下手……このままじゃお嫁にもいけません!なのでお料理のコツを教えてください!!お願いします!!』だそうで」

菖「……どこがツンネコなんだろうな?」

静「まさか、デレ期の時に書いていたのか?」

愛音「あははは……まぁ、そこはあえて横に置いておくとして、どうでしょう?お二人とも」

明「あ~……コツって程のものはない、よな?」

君尋「ん~?レシピに忠実であればそれなりのものはできるはずだけど」

愛音「いやぁ、あえての一工夫をしてみたい、とか?」

菖「なぜに疑問形……けど、それが失敗のもとなんだよなぁ」

明「食材との相性はともかく、タバスコ大量投入とか、酢を突っ込んでみるとかな」

君尋「ちゃんと味見してからやればいいのに……」

愛音「あ、あははは……」

小狼「この反応はやらかしたことがあるんだな?前川さんは」

静「だな」

愛音「……おっしゃる通りです……」

 

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ももか、さくら「「前川さん……」」

ゆり「……はぁ……」

ひまわり「あははは……」

 

えりか「まぁ、気持ちはよくわかるっしゅ!」

いつき「え~?」

つぼみ「えりかの自作料理、時々すごいことになりますもんね」

 

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愛音「ま、まぁ、乙女の最近のお料理事情はこれくらいにしておいて」

明「あ、逃げやがった」

菖「触れられたくないんだ、そっとしておこう」

愛音「うぅ……せんせーの優しさが身にしみます……」

菖「前言撤回、どんどんいじっていこう」

愛音「ぴぎゃぁっ?!まさかのあげて落とす戦法??!!」

小狼「菖をせんせーなんて呼ぶからだろ」

君尋「自業自得だな」

愛音「……PN『もふもふ天国』さんから!!」

愛音以外『あ、スルーしやがった』

愛音「『春川さん、御剣さん、こんにちは』」

菖「こんにちは」

明「おう」

愛音「『以前、お二人は月影さんをめぐって大乱闘を繰り広げたことがあると風のうわさで聞いたのですが、真相を教えていただけませんか?!』だそうですが」

明「大乱闘ってほどじゃねぇが……前に、月影と恋人の真似事したこと、あったな(※53話「高校生組のドタバタ騒動記」参照)」

君尋「あぁ、菖が車に引かれたときのか」

菖「………………あったな、そんなことも」(遠い目

 

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ももか「あったね~」

ひまわり「あったわね~」

さくら「そ、そういえばあったね、そんなこと……」

ゆり「……………誰よ、この質問した人……………」(-△-lll

 

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静「前方不注意だったな、たしか」

小狼「あぁ……あの後がひどかった……」

愛音「……………ぐ、具体的には?」

小狼「菖が人間不信に陥って、誰ともしゃべらなくなった」

静「それだけならまだいい。俺たち……特に御剣と月影にひどい敵意を向けるようになった時もあったな」

君尋「あ~……退院してすぐだったっけ?あん時はひどかったぁ」

愛音「おぉう……善意の塊みたいな春川さんがやさぐれて……もしかしなくても、レアシーン見逃してました?」

明「かもな?」

明と菖以外「「「「頼むから二度とやるなよ?」」」」

明「やらねぇっての!」

君尋「やったらやったで来海が明になんかしそうだもんな」

静「……背後から刺しにくる、とかか?」

菖「あなたを殺してわたしも……とか言いそうだもんなぁ、ももか」

愛音「あ~……ももかさん、下手するとヤンデレ化するほどぞっこんですもんね~……ちくせう、うらやまけしからん」

明「おいおい……」

 

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ゆり「……ももか、まさかと思うけどやらないわよね?」

ももか「やりません!!」

 

えりか「ど、百目鬼さん……さらっと怖いことを……」

つぼみ「ま、まさか本当にやるなんてことは」

いつき「ないんじゃないかなぁ……?」(-▽-;

(後編へ続く


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