ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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というわけで、後編ですが……終わり方、わりと適当です、申し訳ないです



とある昼休みの明とももかと菖~お昼の放送、スキット風(後編)~

愛音「さてさて、春川さんと御剣さんのバトルステータスが異常に高いことがわかったところで、次の質問をば!春川さん、よろしくどうぞ!!」

菖「投げるのかよ!まぁいいや……えっと、これはももかへの質問だな」

ももか「ほへ?わたし??」

菖「PN『血盟騎士の閃光』さんから……なんか、聞いたことがあるような、ないような……『こんにちは、ももかさん』」

ももか「は~い、こんにちは~♪」

菖「『いつも雑誌で拝見してます。学校生活との両立は大変だと思うけど、これからも頑張ってください!さて、質問ですが、ももかさんはモデルとして気をつけてることとかってありますか?よかったら教えてください!!』……だとさ」

愛音「おや?まともな質問ですね」

菖「……あれ?なぜかまともな質問が新鮮に見える……まぁいいや」

明「いいのかよ!」

菖「進行に差し障るからな……で、ぶっちゃけたとこ、どうなんだ?よく体型に気を遣うなんてのは聞くけど」

ももか「まぁ、そうね。バストはともかく、ウェストは気をつけてるかなぁ?」

愛音「ちなみに、お勧めのダイエット方法ってなにかありますか?!」

菖「いきなり食いついてきた……」

明「そりゃ、乙女だからな、前川も……つか、学園中の女子が食いつくと思うぞ?」

菖「あぁ……けど、なんでかね?ゆりとさくらとひまわりは無反応のような気がするよ」

明「……否定できないな」

 

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ゆり「……ちょっとは否定してほしいわね……」

ひまわり「ふふふ♪」

さくら「ほえ?」

 

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ももか「お勧めの方法なんてないけど、わたしがやってるのは体幹トレーニングと糖質制限かな?」

愛音「ほうほう!!」

ももか「要は脂肪を燃焼させる筋肉を増やして、脂肪のもととなる糖質を抑えれば大丈夫ってことだと思うのよね~……あ、もちろん、栄養バランスも考えて食事する必要があるけどね」

菖「あ~、たまにいるよなぁ、間違ったダイエットで絶食とか断食するやつ」

明「いるな、確かに……そういや、断食って正しいやり方ってのがあるんだよな?」

菖「まぁ、指導員がいるところでやったほうが安全だわな」

愛音「いわゆる、断食合宿、というやつですかね?」

菖「そう、それ」

ももか「さすがにわたしはそれはごめんかな~」(^ω^;

菖「まぁ、一番いいのは我慢しすぎないで食べたいときに食べて、調整しながら瘦せてくことなんだろうけど」

明「だわなぁ」

ももか「うんうん!」

愛音「やっぱり食べることはやめられませんからなぁ」

菖「だからって、スイーツの食べ過ぎはよくない」

愛音「うぐっ!!」

 

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えりか「うぐっ!!」

つぼみ「え、えりか……」

いつき「僕たちの中で一番の食いしん坊だもんねぇ……なぎささんやなおちゃんほどじゃないけど」

 

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なぎさ、なお「「ふぇっくしょん?!」」

 

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愛音「……そ、それはそうと……つ、次の質問に行っちゃいましょう!!」

菖(あ、逃げた)

明(逃げたな)

ももか(逃げたわね)

愛音「え~っと、PN『ニャンコ娘』さんのからのお手紙です」

菖「これまた聞いたことがあるような……」

愛音「『ももかさん、御剣さん、こんにちは』」

明、ももか「「こんにちは」」

愛音「『風の噂で聞いたんですが、お二人はお付き合いをされているのだとか。なれそめとか、告白したときのこととか、聞いてもいいですか??!!』だそうで」

菖「はい、次の質問~」

愛音「ちょっと待てぃ!!」

菖「プライベートなことじゃないのか、この質問」

愛音「だってわたしも気になりますもん!!なので、独断と偏見でOKということに……」

菖「職権乱用、ダメゼッタイ」

愛音「ちくしょう!放送室(ここ)ではわたしがルールブックだ!!」

 

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つぼみ「ぼ、暴走が始まっちゃいました……」

えりか「あ~……これは菖さん、どう収拾つけるんだろ?」

いつき「さぁ……」

 

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ゆり「……はぁ……何をやっているのかしら、まったく」

さくら「ほ、ほえぇぇぇ……だ、大丈夫かな?菖くんたち」

ひまわり「だ、大丈夫、じゃないかな?」

 

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君尋「うわぁ……前川が暴走してらぁ……」

小狼「菖たち、大丈夫かな……」

静「大丈夫じゃないか?……もぐ……」

君尋「こんな時によく食ってられるよな、お前は……」(--;

 

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愛音「ぜーはーぜーはー……」

菖「というわけで、さっきの質問の答えを知りたいという猛者は直接本人たちに聞いてくれ」

(キ~ン、コ~ン、カ~ン、コ~ン)

菖「さて、名残惜しい?ですが、ここでお昼の放送は終了です。最後に、本日のゲストお二人からコメントをお願いします!」

明「お?そんじゃ、そうだな……まぁ、月並みだが、楽しかったぜ!機会があれば、また呼んでくれ」

ももか「今度はゆりたちともう一回、出てみたいかな~♪あ、でなきゃ君尋くんや小狼くんも一緒に呼んで、とか!」

菖「……放送室の許容人数的に無理だな、それは」(-▽-;

ももか「あははは……」(´・ω・`)

菖「ではでは、本日はこれまで!みなさん、午後の先生方からの催眠魔法に注意しつつ、午後も頑張ってください!」

愛音「……って、最後の最後でわたしのセリフを盗っただとぅ??!!」




あとがき代わりの後日談

~結局……~
(数日後)
菖「そういや、明。お前、こないだの放送で俺がスルーさせたやつ、質問しに来た奴とかいたのか」
明「いたな。けど、ももかをいやらしい目で見てたから腹立って威圧して退散させた」
君尋「おいおい……」
小狼「気持ちはわからないでもないが……やりすぎじゃないのか?」
明「んなこたねぇよ。まぁ、これをわかってくれるのは、小狼と菖だけだろうがな」
菖「いや、なんで独り身の俺が?」
明「あ?月影がいるだろ?お前には」
菖「うっ……」
君尋「おいおい、なに赤くなってんだよ?」(・∀・
明「もしかしなくても、お前、月影のこと~?」(・∀・
小狼「はははは……」
静「……腹減った……」
菖「……お前のキャラがまったくぶれないことにこれほど安心感を覚えたことはないよ、俺は……」

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