ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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というわけで、後編です。

斗真「……今気づいた」
菖「うん?」
斗真「そろそろこの小説、100話になる」
ゆり「なぜ驚いているのかしら?」

作者が驚愕している理由は本編の後!


とある昼休みの美少女四人組(スキット風:後編)

愛音「さてさて、なんだか、若干スルーしちゃってるのか、されちゃったのかはわからない人が一人二人いますが……気にせず、次の質問、いっちゃいましょう!!」(>▽<

さくら「……スルーするんだ……?」

ゆり「木之本さん、突っ込んだら負けよ」

愛音「さてさて、ペンネーム(PN)『前世はターミネーターだよ、まじで』さんから!!」

ひまわり「あら、面白いペンネームね♪」

愛音「『甘いものはお好きだったりしますか?どこかお勧めのお店とかあったら、是非是非教えてください!!』とのことです」

ももか「う~ん、お店かぁ……」(-ω-

ゆり「わたしとももかの場合、ほとんど菖と同じなのよね」(-ω-

愛音「といいますと、いつぞや話してくれたお店、ということでしょうか?」(・ω・?

ゆり、ももか「「その通り/よ」」

ひまわり「どんなところなの?」

ゆり「希望ヶ花市だと、和菓子「はらや」ね。けど、希望ヶ花市以外にも、小泉学園とか夕凪市、サンクルミエール市、四葉町……他にもいろいろあるわね」

さくら「へぇ~……」(0□0;

愛音「……今さらながら、春川さんの行動範囲って、どうなってるんですかね?」(-ω-;

ゆり「さぁ?」

ももか「こればっかりはゆりもわかんないかぁ……」

愛音「ある意味、明堂学園の七不思議として認定できそうですね~」

 

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明「……で、「はらや」以外のスイーツ店ってどこがあるんだ?」(`・ω・´

菖「前に言ったと思うけど?」(^^;

明「いちいち覚えてられっかよ。教えろ」

静「おいおい……」

君尋「御剣の食いつき、すげぇな……」

小狼「……さすが、明堂学園のスイーツ男子」(^^;

 

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ゆり「九軒さんたちは、どこかあるの?」

ひまわり「わたしとさくらちゃんは、お店にいくことってほとんどないかしら?」

愛音「そうなんですか?」

さくら「うん、たいていは自分で作るよ?」

ひまわり「あとは李くんか四月一日くんに作ってもらってるかな~」

愛音、ももか「「なん……だと……」」Σ(゚д゚

ゆり「……なんでショックを受けているのかしら?」(^^;

愛音「……わたしって、女の子としてどうなんでしょう……」

ももか「それいったら、わたし、お料理できない……」

愛音「女子力……」

ももか「低い……」

愛音、ももか「「……」」( ω lll

さくら「ほ、ほえぇぇぇぇぇ……」

ひまわり「あ、あらら……」

ゆり「……なるほど、女子力の低さにショックを受けている、というわけね……」

愛音「というか、みなさんの周りの男子がおかしいんですよ!!」

ゆり「あら、八つ当たり?」

愛音「だってそうじゃないですか!!掃除、洗濯、料理、三拍子そろった『明堂学園のオカン(四月一日くん)』に、一人である程度のことはできちゃう『断られない男(春川さん)』と『さわやか王子様(李さん)』、『寡黙なナイスガイ(百目鬼さん)』!!そして果てはチートの権化たるハイスペックパーフェクト男子『明堂学園一のイケメン(御剣さん)』がすぐ身近にいるんですよ??!!」

ゆり「菖は幼馴染だもの。すぐ身近にいるのは当たり前だと思うのだけれど?」

さくら「小狼くんも小学生のときから近くにいてくれてるし……そ、それに、わ、わたしのここここ、恋人、だもん……」(/// ///

ひまわり「で、わたしと来海さんは」

ももか「そんな二人のお友達なわけだから」

四人『すぐ身近になっちゃうのは必然だと思うわよ/んだけど/のだけれど/じゃないかな?』

愛音「うがーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

 

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君尋「恋人」

静「恋人か」

菖「恋人な」

明「恋人だとさ」

四人『よかったな、小狼/李』

小狼「……」(/// ///

 

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愛音「はぁ……はぁ……」

ゆり「落ち着いたかしら?」

愛音「はい……お聞き苦しい放送になってしまい、申し訳ございません」

さくら「あはは……」

愛音「さて、気を取りなおして……っと、そういえば、四月一日さんや李さんからはどんなものを作ってもらうんで?」

さくら「小狼くんはパンケーキとか、シンプルなのが多いかな?あ、時々、点心を作ってくれるんだよ」

ひまわり「四月一日くんはその日の気分次第ってところが多いかも……あ、でもバレンタインのときはフォンダンショコラ作ってくれたっけ♪あとは……シフォンケーキ、おいしかったなぁ……」

愛音「……ま、まさかの男子からのチョコ……」

ひまわり「もちろん、洋菓子だけじゃなくて、お饅頭とか和菓子も作ってくれるよ?」

ゆり「そういえば、いつだったか黒いお饅頭と白いお饅頭の二種類を作ってきたことがあったわね」

ももか「あ、もしかしてあの可愛かったやつ?」

ゆり「そうよ」

さくら「モコちゃんみたいで可愛かったよねぇ♪」

ゆり「えぇ。思わず懐かしくなっちゃったわ」

愛音「え、えぇっと、モコちゃんというのは、もしかして某人気漫画のキャラクターのことでしょうか?」

四人『その通りよ/だよ』

愛音「おぅ……息ぴったり……」

 

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菖「そういえば、御剣と四月一日でスイーツ対決したこと、あったよな?」

明「あぁ、あったな、そんなの」

君尋「結果は引き分けだったな……お前のせいで!!」(-□-#

静「どっちもうまかったんだ。優劣なんぞつけられるか」

小狼「百目鬼らしい理由だな」(^^

菖「ははは……」

 

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ゆり「菖はそれほど凝ったものは作らないわね。それなりにバリエーションはあるけれど」

ひまわり「今度、菖くんと一緒に合作してみたいって話してたよ?」

ゆり「あら。それじゃご相伴にあずかろうかしら?」

ひまわり「うん。四月一日くんも喜ぶんじゃないかな?」

愛音「ふむふむ……つまり、お勧めのスイーツは男性諸君が作ってくれたもの、と?」

ももか「曲解すると、お勧めのスイーツは男の子?」

さくら「……ほぇ?」(・ω・?

ゆり「何をどう解釈すればそんな見解を出せるのかしら?」

ひまわり「……四月一日くんはおいしくないと思うけどなぁ?」

ももか「え?ゆりは食べたくないの?菖くんのこと」

ゆり「わたし、食人主義者(カニバリスト)じゃないんだけれど?」

ももか「いや、そっちの意味じゃなくて、もう一つ、別の意味で」

ゆり「もう一つの……?……って???!!!」Σ(///□///

ももか「にっしし~♪」

ゆり「……ももか、あとでお説教よ」

ももか「え~~~っ」

ゆり「え~、じゃないわ!!高等部の子たちならともかく、つぼみ……中等部の子たちに悪影響が出たらどうするのよ!!」

ももか「……いまさらっとつぼみちゃんの名前出してなかった?」

ゆり「話をそらさない!!」

さくら「……ねぇ、ひまわりちゃん、愛音さん。「別の意味」ってどういうこと??」

ひまわり「さくらちゃんは知る必要、ないんじゃないかな~?」

愛音「そうそう……木之本さんは純粋なままでいてください……」

さくら「……ほえ?」

 

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菖「……なぜだろうか。俺、今、背筋に寒気が……」

小狼「大丈夫か?」

静「風邪じゃないのか?」

菖「いや、風邪じゃないな、これ……」

 

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愛音「さてさて、それでは次の質問!!PN『言葉でなで切り』さんから!!『明堂学園のイケメン五人組のなかで、皆さんはどの人がタイプですか?』だそうです」

ゆり「またずいぶんと突っ込んだ質問ね……」

さくら「あははは……」

ももか、ひまわり「「木之本さん/さくらちゃんは李/小狼くんで、ゆり/月影さんは菖/春川くんに決まってるもんね?」」

さくら「ほ、ほえぇぇぇぇぇっ????!!!!」Σ(///□///

ゆり「な、なんで菖で確定なのよ!!」Σ(/// ///

ももか、ひまわり「「だって、ねぇ?」」(・∀・

愛音「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!おのれ、リア充~~~~~~~っ!!ハイクを読め!カイシャクしてやる!慈悲はない!!」

 

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ネタがわかる人々『アイエーーーーーーッ??!!ニンジャ?!ニンジャ、ナンデ??!!』

菖「……なんのネタだ?」

小狼「さぁ?」

静「わからんな」

君尋「同じく」

明「おいおい」(^^;

 

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愛音「って、ぶっちゃけ、御剣さんと百目鬼さん、四月一日さんはどうなんですか?」

ももか「わたしは断然、御剣くん♪あのちょい悪って感じだたまらなく痺れちゃう♪」

ひまわり「わたしはどっちかっていうと、百目鬼くんかな?四月一日くんも嫌いじゃないけど、タイプっていうのとはちょっと違うかも」

愛音「おや?彼氏にしたいというわけではない、と??」

ひまわり「うん。ほら、四月一日くんって、恋人っていうより、お嫁さんに来てほしいって感じじゃない?」

ももか「あ、なんとなくわかる!」

ゆり「料理上手なうえに、裁縫もできる。おまけに家事全般が得意……確かに、恋人というよりも主婦って感じよね」

ひまわり「ね?」

愛音「なるほどなるほど」

 

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君尋「なぁっ??!!ひ、ひまわりちゃん……またそんなことを……」(;ω;

菖「あははははっ!!!」

君尋「くっ!!春川!!お前、笑いごとじゃないだろ!!」

小狼「君尋が主婦、か……ふふっ、たしかに似合いそうだ。割烹着とか」

静「実際に、似合っているときがあるからな」

君尋「百目鬼は黙れ!!つか、小狼、お前まで!!」

 

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~キーンコーンカーンコーン~

愛音「おっと!楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。というわけで、今回の放送はこれまで!改めてまして、みなさん、ありがとうございました!最後にみなさんにメッセージを一言お願いします!!」

ゆり「あら、菖のときみたいにはならないのね?」

さくら「え、えっと、何をいえば??」

ももか「それじゃ、僭越ながら、わたしから……んんっ、みんな!楽しんでくれたかな?これから午後の授業が待ってるけど、頑張って乗り切ろう!!」

ひまわり「楽しんでくれたら、うれしいかな?」

さくら「うぅ……は、恥ずかしかったけど、楽しかった、かな?みんなも楽しんでくれたら、うれしいな」

ゆり「ふふっ、楽しんでくれたら幸いだわ……それと、菖。どうせ聞いてたんだろうから子の場で話すけど、四月一日くんと一緒に何かつくったなら、ごちそうしてもらうから、覚悟してね?」

愛音「お、おうふ……月影さんの笑顔がおっかないです……さて、それでは今週の放送はここまで!みなさん、午後の授業(お勤め)も頑張りましょ~」




あとがき
斗真「いや、50話を超えた時点でこれまでの最高記録を更新してるんだけど、まさか100話に手が届きそうになるとは思いもしなかった」
ゆり「あら。なら100話到達記念で何かやるのかしら?」
斗真「100話目は本編にするって決めてるんだよ。もうじきイベントあるし」
ゆり「イベント?」
菖「あぁ、なるほど……メリー・クルシミマスか」
つぼみ「あの、それを言うなら、Merry X'masかと……」
菖「作者は独り身だし、どうせ仕事だからクルシミマス(これ)でいいんだよ」
斗真「ほっとけ!!」

というわけで、そろそろ100話に届きそうなわけです(^^;
いやはや、ネタに困らないっていうのもありがたいですが、なにより、皆さまの応援あってこそ。
今後も頑張りますよ!!

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