ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~ 作:風森斗真
ちなみにCVは斉藤壮馬さんです
あゆみと同じ中学生に通う二年生。
明るく、誰とでも打ちとけることができる性格。
趣味は頭脳系ゲームで、特にパズルや謎解きが好きだが、身体能力は高い。
手先も器用で、材料さえあればアクセサリーも自作できるだけでなく、家事スキルもそこそこあるため、料理もできる。
誰にも話しかけることができず、悩んでいたあゆみを気遣い、声をかけたことであゆみの最初の友達となる。
なお、あゆみを気遣った理由は、あゆみが誰かに話しかけにくそうにしていたから、ということもあるが、湊自身も転校生であり、あゆみの気持ちを察することができたから、ということもある。
フーちゃんを見ても気味悪がることなく、むしろおもしろいと思っており、あゆみ同様、友達となる。
そんな優しさだけでなく、たとえプリキュアの敵だとしても、フーちゃんは自分とあゆみの友達だから絶対に手出しさせない、と啖呵を切るほど義と友情に篤く、一般人なのにスマイル組を威圧できてしまうほど。
暴走するフュージョンに自分の本当の想いを伝えたいというあゆみの願いを叶えるため、プリキュアとともに尽力するのだが、襲い掛かってきたフュージョンの欠片からあゆみを守るために身を挺してかばったため、一度はフュージョンに呑みこまれてしまう。
そのまま町の人々同様、消えるはずだったが、こんなところで終われない、という強い意志の力が光となり、鎧をまとった戦士"アステア"となる。
なお、プリキュアの活躍ばかりがニュースとなっている中で、いち早く、セイバーの存在に気づいた唯一の一般人であるが、セイバーを「かっこいい」と思うまでも、自分もセイバーのようになれたら、と憧れることはなかった。
だが、セイバーの正体が菖だとわかり、交流を持つようになると、菖を「兄貴」と呼び慕うようになる。
今後、彼がプリキュアとセイバーとともに戦うことになるのか、それは誰にもわからない。
<アステア>
キュアエコー同様、強い意志によって生まれたもう一人の戦士。
全身を白と銀の鎧で身を包み、フルフェイスの兜をかぶっている。(イメージは『アカメが斬る!』の「インクルシオ」タツミver.、ただし、槍は『Fate/』シリーズのクー・フーリンの宝具『ゲイ・ボルグ』)
セイバーとは違い剣ではなく槍を使って戦うのだが、無手で戦わないこともない。
あゆみの力になってやりたい、という想いから変身した影響か、戦う力がまったくと言っていいほどないエコーを守護する役割を担うようになる。
そのためか、守りの力は強く、強力な攻撃もある程度までなら耐えきることができるらしい。ただし、本人の感触であるため、正確には不明である。
なお、必殺技は存在せず、。
セイバーと同じく、妖精の力を必要とせず、「守りたい」という想い一つで変身できてしまう。
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<裏話>
実のところ、湊に関しての構想は菖よりも早くに出来ていた。
きっかけはpixivに投稿した仮面ライダー×プリキュアの二次創作において、エコーと同時に誕生するオリジナルライダーの変身者がほしい、というものだった。
その設定を引き継いだため、あゆみ(の中の人)と関連を持たせることのできる作品のなかで「仮面をかぶったヒーロー」にぴたりとくる作品が『アカメが○る!』だったので、そこから流用した。
また、オールスターズ映画の舞台としてたびたび選ばれているみなとみらいにちなんだ名前にしたかったため、「みなとみらい」→「港未来」→「湊未来」→「