ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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ふと思いついたので備忘録としてぽいしときます。
ぶっちゃけると、敵か味方かわからないオリキャラって感じですが。
いつ出すかは、今のところ未定。
まぁ、本編とオールスターズ映画編が終わったらオリジナル話として出そうかな、とは考えていますが。


オリキャラ設定:桜森友護の場合

<人物設定>

桜森友護(さくらもりゆうご)

外見は17歳なのだが、そうとは思えないほど大人びた雰囲気を醸し出している。

だが、その眼は感情を読むことが出来ないほど暗い。

同級生の菖とは、何かの因縁があるようだが、互いの間柄は険悪というわけではない。

だが、菖以外の生徒とは極力、関わらないようにしているほど、人間嫌い。

驚くべきことに、プリキュアと闇の勢力の存在を知り、力を貸すことなく、放置していた。

そのことをえりかやいつきに追求されたときに返した言葉が、『自分の仕事ではないから』だった。

基本的に、闇の勢力に手を貸すことはなく、ごくまれにではあるが、プリキュアたちに力を貸してくれる。

だが、やり方は残酷であり、敵の幹部を見つけ次第、心臓や頭などの急所を確実に狙った攻撃を仕掛ける。

プリキュアたちのように真正面から向かっていくというよりも、闇討ちする暗殺者のような戦い方をしている。

果たして、彼は敵なのか味方なのか。

それを知っているのは、唯一、交流を持ち、その正体を知っている菖だけである。

同時に、友護を動かすことができるのもまた、菖だけである。

 

<正体>

桜森友護は偽名。

本名は桜守憂(さくらもりゆう)

ナシマホウ界と呼ばれる、菖たちが暮らす世界に存在する魔法使いの一人。

そもそも、魔法界とナシマホウ界は、本来、一つの世界であったが、デウス・マストの襲撃により二つに分離してしまった。

その時、ナシマホウ界と呼ばれる世界に残った、魔法技術を持つ一族は、いつか、魔法界とナシマホウ界が一つになる時を信じ、魔法という技術をひそかに磨き、伝えてきた。

それが錬金術や陰陽術といった、現在に残っている魔術である。

桜守の一族は、その中でも陰陽術を受け継いだ一族の一つであり、憂はその一族の時期当主。

そして同時に、菖にコロンの魂を受肉させる方法を教えた人物でもある。

だが、憂の信条は『一度始まったものは、終わらせなければならない』というものであり、あまり教えたくはなかったらしい。

ナシマホウ界と魔法界を行き来することもあり、その際にリアン始め、リコの家族と交流を持った。

魔法学校に一時的に身を寄せていたこともあり、その時にリズと知り合い、互いの技術を高めあった。リズ曰く『ナシマホウ界にも杖の樹があって、憂に杖が授けられていたら、最大のライバルであり、よき友人になれた』とのこと。

なお、教頭先生からは問題児として扱われていたが、その特殊性ゆえに校長から『来たる災厄に備えて、力を貸してほしい』と頼まれた。

その時に力を貸すことを了承したかどうかは、定かではない。

 

<魔法使いとしての友護>

世界の神秘を司る側の人間だからか、科学技術の産物をあまり好ましく思っていない。

無論、その恩恵を受けているため、全否定はしないが、原子力発電やロケット技術はそのまま兵器に応用できるため、最終的に大量虐殺のために使われる、と考えてしまう。

それだけでなく、科学技術の発展のせいで人間は自然から隔離された存在であると勘違いしていることを憂い、修正不可能とすら思っている。

そのため、どこか厭世的で、人間がどうなろうと知ったことではない、という態度を取っている。

それでも、世界の均衡を守るため、闇の勢力とは戦うことにしている。

最も得意とするのは呪符を媒体とした魔法(魔法使い組が使う魔法の杖のようなもの)。

ただし、呪符にはすでに魔法を使うために必要な呪文(術式)が記されているため、呪文を唱えることはない。

そのため、魔法使い組よりも魔法の発動が早く、一瞬で複数の魔法を操ることができるという、チートぶり。

もっとも、魔法使い組のように、自分の意思を魔法に反映させることが出来ないため、バリエーションは狭い。

もっとも、それは呪符を媒体にした魔法に限った話で、祭壇を準備したうえで呪文を唱えた場合、そのバリエーションは大幅に広がる。

この場合、発動までの速さという点では魔法界の魔法には劣る。


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