ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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う~む、長くなってしまった……。
あ、今回は前後編でお送りします。
アニメ版とは少し、ずれがありますが、そこはまぁ、ご了承を。



菖さんがホストに?!文化祭で大騒ぎです!!

なんだかんだで、文化祭当日。

菖は、朝早くから出店で出すためのクレープの下ごしらえをしていた。

ちなみに、お店の名前は"ハチポチ"である。

「お~す、春川……って、ずいぶん作ったな」

「おはよう。まぁ、うん……今日だけとは思うけど、知り合いの大喰らいがくる予定だから……」

やってきた同級生に驚かれながら、菖は苦笑を浮かべた。

なお、その知り合い、というのは、つぼみたちを通じて知り合った仲間(プリキュアたち)であることは秘密だ。

「へぇ?……あ、それよか、衣装できてるぜ」

「お?そうなのか。なら、そっちに着替えるかなぁ」

菖はそう返しながら、突き出された紙袋を受け取り、いそいそとその場を離れていった。

数分すると、ホストを彷彿させる出で立ちになった菖が困惑しながら姿を現した。

「……なぁ、おい……着てみたのはいいけど……これってまさか?」

「女子たちからの要望で、俺たち男子はホストだとさ」

「却下」

「即答??!!」

同級生からの一言に、菖は半眼になって返し、着ていたジャケットを脱いだ。

その行動の速さに、男子は驚愕して叫んだが、まったく意に介していないようだった。

「……あぁ、てことは、俺たちだけでホストかぁ……せっかく、いろんな衣装を着るだろうから、少しでもはやく人に見られることに慣れてもらおうと思ったんだけどなぁ……」

「……」

「それに、菖がホストの恰好しないと、泣く子もいるだろうなぁ……」

「……いるのか?そんな奴」

「さぁ?」

「って、でまかせかぃっ!!」

肩をすくめて返す同級生に、菖は突っ込んだ。

結局、他の男子もホストの恰好を、女子はフリル付のエプロンに三角巾という恰好をするということを聞かされて、逃げ道がなくなったことを悟り、菖もホストの恰好することになった。

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文化祭開催のファンファーレが鳴り響いてから数分。

菖たちの出店はそれなりの行列ができていた。

「いらっしゃい、子猫ちゃんたち」

「……ホストだからって、それはないんじゃないか?普通に接客しようぜ……」

クレープを焼きながら、菖は隣で客引きをしている同級生のセリフに冷や汗を伝わせながら突っ込みを入れた。

だが、同級生はそんなものは意にも介さず、なおもホスト風の客引きを続けた。

「いらっしゃい、子狸ちゃん」

「いや、だから普通に接客しろ。つか、猫ですらな……」

そういって、接客相手の方へ視線を向けた。

そこには、確かに、どんな動物が思い浮かぶかと問われたら、狸と答えるだろう印象を受ける少女がいた。

なお、その少女は、自分が狸と言われたことに気づき、ふくれっ面をしていた。

「菖さん、せめてなにかフォローしてください……」

「いや、ごめん」

ふくれっ面の少女――咲の隣にいたポニーテールの少女――舞にそう言われ、菖は素直に謝った。

なお、菖が、それは合っている、と思っていたことはお察しの通りである。

ふと、菖は招待されたはずの人数がこの場にいないことに気づき、二人に問いかけた。

「あれ?なぎさたちはどうしたんだ??」

「なぎささんたちなら、他のところに行ってるなり」

「ちょっと見て回ったら、一度、つぼみさんたちの教室で合流する予定なんです」

どうやら、先日の紅葉狩りの参加メンバー、プリキュア全員がそろってから一緒に行動するつもりのようだ。

それに納得した菖は、うなずいて返すと。

「そっか。それじゃ、何か食べてく?こいつが失礼なことしたお詫びってことで、一枚だけならおごるけど」

と提案した。

すると、おごり、という言葉を聞きつけたかのように、咲と舞と同い年くらいの少女たちが姿を見せた。

「菖さん!」

「おごりって!!」

「ほんとですか?!」

まるで何かに期待する幼い子どものように、キラキラとした目を向けてくる三人の少女に、菖は頬に冷や汗を伝わせながら、冷静に反論した。

「……一つだけでいいなら、な?ほんとは咲へのお詫びのつもりだったんけど……」

「あ、あの、無理しなくても大丈夫ですよ?」

「そうそう。そもそも、のぞみたちの言うことを真に受ける必要、まったくないじゃない」

「それに、いくら知り合いとはいえ、お言葉に甘えるのも……」

菖の表情を見たひかりとりんとかれんは、苦笑しながらそう言ってくれた。

いままで自分たちはこの場にいなかったし、そもそも菖が自分たちに詫びるようなことは何もしていないことも事実だ。

それに、つぼみたちがいないとはいえ、この場にいるのは十四人。

その全員におごるとなると、経済的にも申し訳ないと感じてしまうようだ。

「大丈夫。一つだけなら、おごっても大して苦にはならないし……なにより」

意地の悪い笑みを浮かべながら、菖は自分の背後を指さした。

「なぎさと咲とのぞみとラブなら、これくらいは余裕でいけるだろ?」

そこには、幾段にも重ねられた保冷ボックスに、クレープ生地が入ったボールが乗せられていた。

その光景を見て、遠慮を知らない甘いものが大好きな大喰らいたち(なぎさと咲とのぞみとラブ)は目を輝かせていたが、突込み役に徹することが多い、りんと美希はげんなりとしながら、胸焼けしそう、とつぶやいていた。

ふと、ほのかが何かに気づいたように、菖に問いかけてきた。

「あの、菖さん。もしかして、その恰好って……」

「……ホスト、だとさ……」

せっかく忘れかけていたのに、と背中に暗雲を漂わせながら、菖はがっくりとうなだれた。

その様子に、なぜか聞いてはいけないことを聞いてしまったのでは、と思ってしまったほのかは、すみません、と苦笑しながら謝罪した。

すると、なぎさの背後からゆりの声が響いてきた。

「あら、せっかくだから、ホストらしい接客をしてくれないかしら?」

「……なれないことさせないでくれ……」

ゆりのその一言に、菖はげんなりとしながら、返すのだった。

だが、そこは客商売。

すぐに気を取りなおした菖は、なぎさたちに笑顔を向けた。

「それで?トッピングはどうする??」

「それじゃあ……」

と、なぎさから順番に好きなトッピングを注文し、菖はそれを忘れないようにメモしていきながら、手のあいている同級生にそれを伝えていった。

あらかた、注文を終えると、なぎさが、あと、と言うと、全員が声をそろえて追加注文をした。

笑顔(スマイル)ください!』

「菖、どう対応するの?」

「春川~、女の子に恥じかかせるなよ~?」

ゆりと男子たちにからかわれながら、菖、ふむ、と少しだけ考えるそぶりを見せた。

だが、すぐに優しい笑みを浮かべ。

「お持ち帰りですか?」

と問いかけた。

整った顔立ちの菖が優しい微笑みを浮かべながら、それも普段は使わない比較的低い声色でそう言われてしまい、なぎさたちは全員そろって顔を真っ赤にした。

このメンバーの中で菖に対して、唯一免疫を持ってゆりさえも不意打ちされたためか、顔を赤くして。

「……あなたをテイクアウトしてどうするのよ……」

と突っ込んでいた。

なお、菖をテイクアウトすることはなく、純粋な部分が多いひかりと不意打ちを食らってしまった舞、意外にも男性への免疫が薄いかれん、そしてもともと恥ずかしがり屋の祈里は、その場を離れてもしばらくの間、顔を真っ赤にしていたということは、菖は知らない事実である。

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それからしばらくして、休憩に入った菖は、ファッションショーについていくつか確認するため、えりかとつぼみを探していた。

だが、なかなか見つけることができず、学祭を楽しみながらうろうろしていると、突然、背後から誰かが突進してきた。

「いたっ??!!」

「「ご、ごめんなさい!!」」

倒れないようにどうにか踏ん張ると、ぶつかってきた二人の女子は謝るや否や、走り去っていった。

なんだったんだ、と疑問に思いながら呆然としていると、今度は背後から菖を呼ぶ声が聞こえてきた。

「「あぁぁぁぁっ!菖さん発見です/っしゅ!」」

「あれ?つぼみにえりか。どうしたんだ?かなり慌ててるみたいだけど」

「ステージのことで連絡したいことがあったんですけど……」

「それよりも、こっちに女の子が二人、来なかった?!」

「え、えっと……あっちに行ったけど……」

えりかのあまりの勢いに気圧され、菖はぶつかってきた二人が走り去っていった方向を指さした。

すると、えりかとつぼみは菖にお礼を言ったかと思うと、即座に指さされた方向へ走り去っていった。

――な、なんだったんだ、いったい……

走り去っていった二人の背を見送った菖は、そうは思うものの、放っておいても大丈夫だろう、と勝手に判断し、再び学園祭を回り始めた。

途中で、ゆりと合流し、二人で一緒に回っていたが、ステージの方から爆音が響いてきたため、何事かとそちらへ向かっていった。

ステージにつくと、アンプを象ったデザトリアンとブロッサム、マリン、サンシャインの三人が戦っていた。

「ムーンライト!」

デザトリアンの気配を察知したコロンが、肩に下げられていたポシェットから顔を出し、ゆりに声をかけた。

「えぇ、いくわよ!コロン!菖!!」

「あぁ!!」

ゆりの呼びかけに、菖はポケットから羽飾りがついた指抜き手袋を取り出し、左手につけた。

同時に、ゆりもココロポットを取りだし、コロンもポシェットから姿を現した。

「プリキュアの種、いくぞ!」

コロンの胸のブローチから、いまだ欠けているプリキュアの種が出現すると、ゆりはそれをつかみ取った。

すると、コロンに蓄積されている心の花の光がゆりの種へと集まり、欠けた種を補い、完全な種の形へと変わった。

同時に、菖の左手にはめられた手袋の甲に描かれていた紋章が光を放ち、菖を包みこんだ。

「プリキュア!オープンマイハート!!」

復活した種をココロポットにセットすると、ゆりは心の花の光に包まれ、白銀のドレス姿へと変身した。

同じように、菖も青いシャツに不思議な紋様が記された白いマントをまとった姿へと変身した。

「月光に冴える、一輪の花!キュアムーンライト!」

変身を終え、ムーンライトは高らかに名乗ったが、セイバーはそもそも名乗ることなく、エターニアハートを引き抜き、デザトリアンにむかっていった。

一足一刀の間合いに入りこむと、セイバーは心の花の力をエターニアハートに込め、おもい切り地面を蹴り、デザトリアンとの間合いを一気に詰めた。

「セイバーストライク!!」

心の花の光をまとったエターニアハートの切っ先が、デザトリアンを捉え、突き刺さった。

しかし、デザトリアンは突き飛ばされはしたが、どうにか耐えたらしく、ダメージを受けたようには見えなかった。

デザトリアンはすぐに体勢を立て直し、反撃しようとしてきたが、ムーンライトの拳がそれを阻んだ。

「ナイスフォロー、ムーンライト」

「あなたが前に出すぎなのよ」

「安心して背中を任せられる相棒がいるからな」

ムーンライトの指摘に、セイバーは笑みを浮かべながら返した。

一方のムーンライトは別に驚いた様子もなく、微笑みを返していた。

だが、その表情はすぐに引き締まり、デザトリアンの方へ意識を向けた。

二人が到着すると同時に、ブロッサムたちも二人の近くまで駆け寄ってきた。

「ムーンライト!セイバー!!」

「よかった、何かあったのかと」

「遅れたのはごめん、けど、敵から目をそらすのはまずいぞ?」

「来るわよ!」

ムーンライトが叫ぶと、デザトリアンはマイクを手に持ち、歌い出した。

歌はマイクによって音量を増し、衝撃波となって、四人に襲いかかってきた。

だが、サンシャインがいち早く四人の前に躍り出て、シャイニータンバリンを構えた。

「サンフラワーイージス!!」

サンシャインが叫ぶと、金色の光が向日葵の形を象り、衝撃波から四人を守った。

どうにか敵からの攻撃を凌いだ四人は、反撃に転じようとした瞬間、デザトリアンが突然、叫び始めた。

「「歌いたいけど~、歌えない~っ!どうしても、緊張して~っ、怖気づいちゃう~!!」」

ふと、セイバーはデザトリアンから二人分の声が響いてきていることに気がつき、自分たちよりも先に変身していたブロッサムたちに疑問を投げかけた。

「……あのデザトリアン、もしかして二人分の心の花を使ってる?」

「はい。軽音楽部の彩さんと真由さんがデザトリアンにされてしまったんです!!」

「だからか……」

「けど、軽音楽部なら"怖気づいてしまう"というのは、どういうことかしら?」

デザトリアンの叫びは、デザトリアンにされてしまった人間の心の叫び。

ということは、あの二人は何かに怖気づいてしまっているということになる。

その不安さえ取り除くことができれば、とムーンライトは考えているようだ。

「実は、ファッションショーにももかさんが出るってことで、例年以上の見物客が来ることになったんです」

「……なるほど。いつもよりもおおきな規模になったことにびっくりしちゃってるわけか」

サンシャインの説明を聞くと、セイバーはあっているようなあっていないような解釈を口にした。

間違ってはいないので、ムーンライトも強く否定はできないようだ。

「けど、軽音楽部って、君ら二人だけってわけじゃないんだろ?」

攻撃してこないことをいいことに、セイバーはデザトリアンに語りかけ続けた。

「二人だけでステージに立つのが怖いなら、軽音楽部のみんなで立ったら怖くなくなるんじゃないか?」

セイバーの言葉に、デザトリアンはわずかながら反応を示した。

どうやら、部活のメンバーのことは忘れたわけではないようだ。

ブロッサムたちも、二人の心に投げかけるように、軽音楽部のメンバーのことを話し始めた。

「そうです!お二人を信じている軽音楽部のみなさんのこと、思い出してください!!」

「仲間を信じられるなら、自分のことだって、信じられるはずだよ!!」

「大丈夫!あなたたちなら、きっと歌える!!」

ブロッサムたちの応援が届いたのか、デザトリアンの動きは鈍くなっていった。

だが、その応援を茶化すように、コブラージャが反論してきた。

「ふん!信じるだの仲間だの、馬鹿馬鹿しい!臆病者は臆病者のまま、何もできな……」

「プリキュア!シルバーフォルテウェーブ!!」

「なぁっ??!!」

何かを言いかけたコブラージャに、ムーンライトは容赦なくフォルテウェーブを放った。

それに続き、セイバーが地面を蹴ると、右手に心の花の力を集め、シルバーフォルテウェーブに叩きつけた。

「ユグドフォルテウェーブ!」

ユグドフォルテウェーブに押し出され、シルバーフォルテウェーブが勢いを増してコブラージャに迫っていった。

コブラージャは紙一重で回避したが、自慢の長い髪がシルバーフォルテウェーブに命中し、半分ほどの長さまで縮んでしまった。

「ぼ、僕の髪がーーーーーっ!!」

髪がちりぢりになってしまったことにショックを受け、悲鳴を上げているコブラージャにむかって、今度はブロッサムが叫んだ。

「信じてくれるから頑張れる。仲間がいるから強くなれる!それを馬鹿にするなんて……わたし、堪忍袋の緒が切れました!!」

その声と同時に、ブロッサムとマリンとサンシャインは自分たちの武器(タクトとタンバリン)を取りだし、心の花の力を集めた。

「花よ、咲き誇れ!!プリキュア!ゴールドフォルテ・バースト!!」

「「集まれ、二つの花の力よ!プリキュア!フローラルパワー・フォルテッシモ!!」」

サンシャインの頭上に心の花が集まってできた太陽が出現すると、ブロッサムとマリンは心の花の力をまとい、その太陽へ突入した。

「プリキュア!シャイニング!!」

「「フォルテッシモ!!」」

太陽の中でサンシャインの心の花の力もまとった二人が、勢いよくデザトリアンに突撃すると、金色のハートマークがデザトリアンの中心についた。

デザトリアンの背後に抜けたブロッサムとマリンは、タクトを構え、ポーズを取った。

「「ハートキャッチ!!」」

ブロッサムとマリンが叫ぶと、デザトリアンが爆発し、周囲に花びらが舞い上がった。

桜、コスモス、向日葵の三つの花がデザトリアンの背後に出現すると、ブロッサムたちのタクトとタンバリンの動きに合わせて回転し、デザトリアンを優しい光に包みこんでいった。

デザトリアンが消滅した瞬間を確認すると、コブラージャは、覚えていろよ、といかにも悪人らしい捨て台詞をもらして、姿を消した。

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心の花を取り戻したファッション部のボーカル二人は、つぼみとえりか、いつきの三人が保健室に運んでいった。

菖とゆりはデザトリアンが起こした騒ぎの後片付けをしながら、ファッションショーまでの時間をつぶしていると、なおみとななみが二人を迎えに来てくれた。

その表情は、緊張よりもどこか楽しで仕方がないという印象すら受けた。

「迎えに来てくれて、ありがとう。二人とも」

「いいえ……って、菖さん、いつまでホストの恰好してるんですか?」

「……着替えるタイミング、見失ったんだ……」

ななみからの質問に、菖は遠い目をしながら返した。

騒動の後片付けもそうだが、"ハチポチ"の手伝いもしなければならなかったため、ホスト衣装から着替えることがまったくできなかったのだ。

「それはそうとして、二人ともなんだかすごく浮かれているようだけれど、どうかしたの?」

「はい!じつは、さっきえりかから連絡があって、ファッションショーの演出がちょっと変更になったんです!!」

「演出が変更?」

「はい!軽音楽部の人に協力してもらうそうなんですが……」

なおみはそう前置きして、ファッションショーの演出変更について説明を始めた。

ファッションショーまで、あと十分。

説明を聞きながら、菖とゆりは人生でおそらく一番最初に経験する大舞台に、少しばかりの緊張と高揚感を覚えていた。




あとがき代わりのそのころ話(スキット風)

~"ハチポチ"でクレープを受け取り、離れてから~
のぞみ「かれんさん。顔真っ赤ですけど、大丈夫ですか?」
なぎさ「ひかりも真っ赤だけど、風邪引いちゃった?」
咲「舞、顔真っ赤だけど、どうかした?」
ラブ「ブッキー、大丈夫?顔真っ赤だけど」
ひかり、舞、かれん、祈里「「「「い/う、いえ/いいえ/ううん。大丈夫です/よ」」」」
こまち「かれん、もしかして、菖さんをお持ち帰り、がまだ引っかかってるのかしら?」
かれん「……///」
ほのか「ま、まぁ、あの場合、そう取られても仕方ないわよね……」
ラブ「え?菖さんをお持ち帰りって、家に遊びに来てもらうって意味じゃないの??」
美希「ラブ、あんたねぇ……」
舞「間違ってはいないと思うけど……」
祈里「あの場合は、ねぇ……」
ピンクチーム『うん???』
りん「……今ほど、のぞみが抜けててよかったと思った瞬間はないわ」
ほのか「あはははは……」
うらら「……あの、わたしもまったくどういう意味かわからないんですが……」
りん「あんたは知らんでいい」

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