ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~ 作:風森斗真
というわけで、遅れながらデリパの顔合わせスキットです
あまねさんはまだ登場し(させ)ません
~オイシーナタウン某所~
???「オイシーナタウンへようこそ! まずは……あら?」
菖「ん??」
ゆり「どうしたの、菖?」
菖「いや、今何かいたような気がしたんだけど」
つぼみ「……な、何か、というのは……な、なんでしょうか??」
舞「つ、つぼみちゃん……」
いおな「知らぬが仏、というか、つぼみの場合は花か?」
ひかり「あははは……」
菖「まぁ、それについては横に置いておいて」
いおな「置いておくんですか……」
菖「この店、どこなんだろうな?」
ゆり「それにそもそもだけれど、なんで、わたしたちが招待されたのかしら?」
つぼみ「なんでも、まなつさんたちが紹介したい人がいるから、ということですが……」
ひかり「紹介したい人、ですか」
つぼみ「はい……」
いおな「……あの、それってもしかして」
ゆり「……もしかしなくても、もしかするかもしれないわね」
菖「まぁ、行ってからのお楽しみってことで」
舞「そ、そうですね……あ、あそこじゃないかしら?」
菖「みたいだな」
???「あらあら、この人たちの目的地はゆいちゃんのおうちだったのね」
~和実亭~
ゆい「いらっしゃいませ~!」
まなつ「あ、菖さんたち来たっ!」
ローラ「遅かったじゃない! 次期女王のわたしを待たせるなんていったいどんな……」
菖「それ、今は関係なくない?」
ゆり「そもそも、あなたたちが道案内をしてくれたら迷わずに済んだと思うのだけれど?」
あすか「す、すみません……気が回りませんでした」
つぼみ「ま、まぁ、無事に到着したからいいじゃないですか」
ゆい「あ、あのぉ……」
菖「あ、すみません。五人、大丈夫ですか?」
ゆい「えぇ、大丈夫ですよ。というか、今日は貸し切りなんですが……」
まなつ「ゆいちゃん、大丈夫だよ! この人たちもあたしが招待した人だから!」
ゆい「え? てことはもしかして」
菖「……Oh」
ゆり「また賑やかになるわね」
ひかり、つぼみ「「はいっ!」」
舞「うふふふ」
いおな「ふふっ。またすごいことになりそうですね」
-----------
ゆい「初めまして! わたし、和実ゆいです!」
ここね「芙羽ここねです。よろしくお願いします」
らん「華満らんだよ~! よろしくね!!」
ローズマリー「ローズマリーよ。みんな、よろしくね♪」
菖「よろしく。そういや、和実ってことは、この定食屋は」
ここね「はい。ゆいの家です」
らん「ちなみに、ここねんはレストラン、わたしは中華屋の娘なんだよ~」
つぼみ「料理屋さん大集合ですかっ?!」
いおな「そういうことになるわね……ところで、ローズマリーさん」
ローズマリー「マリちゃんでいいわよ?」
いおな「……マリちゃんは一体?」
ゆい「マリちゃんはね、ここの隣のゲストハウスでお世話なってるの!」
ローズマリー「時々、お店も手伝わせてもらってるわ。それにしても……」
ひかり「……?」
舞「なんでしょか?」
ローズマリー「みんな可愛いし、菖くんと湊くんはイケメンだから感激しちゃ~うっ! もう嬉しさてんこ盛り~~っ!!」
菖、ゆり「「……ど、どうも」」
つぼみ「あ、ありがとうございましゅ……」
ひかり、舞「「あ、あははは……」」
いおな「……この場に明義兄さんがいなくてよかったわ」
ゆり「そうね」
菖「だなぁ。あいつがここにいたら、真っ先に「まり男」とか呼んでそう」
ローズマリー「何よ、その赤い配管工のおじ様みたいな呼び方っ!!」
らん「あははは……」
ここね「な、なんというか……愉快な方、なのね?」
えりか「愉快で済めばいいんだけど……」
いおな「うんうん……」
菖「……大変だな、お前らの義兄は」
いおな「それを言ったら、菖さんにとっても義兄ということになると思いますけど」
菖「……そうだった」
おまけ
~腹ペコレディーズ~
ゆい「腹ペコったぁ……」
ゆうこ「おなかすいたねぇ~」
なお「ご飯、まだかなぁ……」
りん「あんたら、ちょっとは遠慮しなさいよ……」
~Let's~
いちか「それじゃ!」
ゆい「うんっ!! レッツラぁ」
いちか「クッキング!!」
菖「仲いいなぁ……」
ゆり「スイーツづくりとお料理……まぁ、同じキッチンに立つ者同士だし」
~そして案の定~
いつき「ね、ねぇ……コメコメ、パムパム、メンメン」
ほまれ「ちょ、ちょっとだけ。ちょっとだけだから……」
いつき、ほまれ「「あなたたちをもふもふさせてぇっ!!」」
コメコメ、パムパム、メンメン「「「き、きゃ~~~~~っ??!!」」」
はな「め、めちょっく……」
さあや「あらあら、ほまれったら……」
菖「まぁ、案の定、だなぁ……」