ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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そういややったことなかったなぁ、と思ってやってみました
ぶっちゃけ、構想自体はサマーン星編のあたりで思いついてたんですがね
まぁ、悪ふざけみたいなものだと思っていただければ

菖「いや、いくつ作ってんだよ、そんな話」(  ;
ゆり「すでに二けたは行ってそうね」
斗真「話が思い浮かばないことも多いんだ、こうやって稼ぐしかないだろ」
つぼみ「是非もなし、ですか?」
斗真「是非もないネ☆」

あ、ちなみに今回、あとがきはありませんのでご了承を


顔合わせスキット~AIとの会話~

AI『初めまして、私はララ様のロケットに搭載されている、サポートAIです。どうぞ、AIとお呼びください、プリキュアの皆さん。そして大樹の騎士ユグドセイバー、守護騎士アステア』

オールスターズ『お~~~っ!!』

菖「こ、これはまた……」

湊「地球の科学力がどれだけ遅いのか思い知らされるな……」

菖「いや、最近はAIの思考の幅も広くなってるんだろ?確かAIとプロ棋士が囲碁対決してAIが勝利したって話を聞いたことあるぞ」

湊「兄貴、それたしか将棋じゃなかったか?」

マナ「ま、まぁ、どっちでもいいじゃないですか」

ララ「いまはAIをみんなに紹介することのほうが重要ルン」

ゆり「それもそうね」

AI『お気になさらず。ところで、地球のAIはまだ発展途上、ということでしょうか?』

菖「少なくとも、AIにすべての判断を任せられるほど、発達はしてないかな……発達もしてほしくないけど」

ひかる「えっ??!!なんで?!面白そうじゃないですか!!」

なぎさ「いろいろ考えなくて楽になりそうだし」

ラブ「いいことばっかりだと思うけど……」

菖「あほか……AIに全部判断を任せた結果、自分で考える力を身につけなくなるぞ?」

湊「ん?……あぁ~、あぁ、なるほ、ど?うん、そいつはたしかにまずいな」

ユニ「どういうことよ?」

菖「たしか、二けた以上の計算が最初のうちはできなかったんだよな?ララは」

ララ「うっ……い、いままで二けた以上はAIに計算してもらっていたから……」

ゆり「その調子じゃ、四則計算が全部混ざったものは難しそうね」

まりあ「あらあら……騙されちゃう典型的なタイプね」

ひかる「え?」

菖「ここに、ひとつ六十円の饅頭があります。これを二十個入る箱に詰め込みました。三箱で四千円でお売りしましょう……買うか?」

ララ「え?……えぇと、お得ルン?」

菖「お得な価格でございます」

優等生組『えっ??!!』Σ( □ ;

ララ「なら買うルン……ってちょっと待ってルン!計算するルン!!」

菖「どーぞどーぞ」(-▽-

ララ「えぇと、一個六十円のお饅頭がニ十個だから一箱で千二百円、それが三つだから……三千六百円?四百円も高いルン!!買わないルン!!」( □ #

湊「はい、よくできました」

ひかる「出会ったばかりのころのララだったら騙されてたかもね?」(-▽-;

AI『はい。その時であれば、ララさまが騙される可能性は百二十パーセントです』

ララ「え、AI!!余計なことは言わないでいいルンっ!!」Σ(///□///

菖「と、まぁララは学校で勉強したからどうにかなったが、将来的に自分じゃ何も判断しない、考えない愚か者が大量生産されかねない、というわけさ」

ユニ「ふ~ん?まぁ、だからなのかしらね?ララがいきなり指名手配されちゃったり、アイワーンにマザーAIをクラッキングされて大混乱になったのは」

まどか「AIに頼りすぎるのも考え物、ということでしょうか?」

ひかる「でも、AIとお話しできたらきっと楽しいよ!!」

ゆり「その結果、AIと人類の頂上決戦なんてことにならないといいけれど……」

AI『それについては、私からはなんとも……』

 


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