ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~ 作:風森斗真
トワ「ごきげんよう。わたくしはキュアスカーレット、プリンセス=ホープ=ディライト=トワ。こちらでは紅城トワと名乗っております。以後、お見知りおきください」
菖「いつも思うけど、はるかたちってほんとにお嬢様って感じだよな……どっかの誰かとは大違い」
ひめ「ちょ?!なんでそこであたしを見るのすか?!納得がいきませんぞ!!」
菖「うん、納得してもらう必要はないかな。一番、お姫様って感じがしないし」
ひめ「超辛辣?!」(半泣き
めぐみ「あははは……」
いおな「自業自得よ。少しは反省しなさい?」
ひめ「うぅ……」(TωT
トワ「ところで、あなたがプリキュアと共に戦う騎士、菖様でしょうか?」
菖「俺は様なんてつけられる柄じゃないよ。呼び捨てで構わないさ」
トワ「では、菖さん。どのようないきさつで、騎士なったのでしょう?」
はるか「そういえば、ハルモニアの時はだいたいの説明しか聞いてなかった」
みなみ「そういえば、そうね……」
きらら「にしし、どんなロマンスがあったのか、気になるよねぇ~」
菖「……ありす。出番のようだぜ」
ありす「はい。それでは……」(指パッチン
はるか「え?え??」
みなみ「いきなりステージが出てきた……」
きらら「……あれ?照明が……」
お化け怖い組『ひぃっ??!!』(((;ω; )))
トワ「み、みなみ……」
めぐみ「レディース、エーンジェントルメーン!」
あかね「ちゅうても、男の人って菖さんしかおらへんけどな!!」
りん「それは言わないお約束!」
六花「……こほん。それでは、後輩への説明のために作られた寸劇」
マナ「『大樹の騎士と月光のプリキュア、奇跡の物語』!」
みゆき、ひめ「「始まり始まり~!/はっじまるよ~!」」
アコ「……なに、この乗り。馬鹿っぽい……」
~劇終了後~
プリンセスチーム『……』
いおな「……みんな沈黙してる……」
ゆうこ「それに顔も紅いわね」
はるか「す」
菖「す?」
はるか「素敵素敵!素敵すぎる~~~~~!!」
みなみ「もう、はるかったら……」
きらら「けど、女の子としてはちょっと憧れるかなぁ?」
トワ「まさに、騎士としての心を持つ方ですわ……わたくしたちの同級生よりも立派です」
菖「お褒めにあずかり光栄、って言えばいいのかな?この場合」(苦笑
ゆり「よかったじゃない、菖。姫様直々にお褒めの言葉をいただいて」
菖「……俺からしたらそんな感覚、ないんだけどなぁ……」
トワ「どういうことですの?」
アコ「菖さんは身分を気にしないから。王族だろうと平民だろうと、みんな同じ人間だって」
きらら「ふ~ん……てことは、みなみんやトワっちのことも可愛い女の子として見てるってことかな~?」(・∀・
菖「まぁ、そういうことになるかな」
みなみ、トワ「「か、可愛いだなんてそんな……」」(///
えりか「あぁ……まぁた出てきたっしゅ」
いつき「なまじ、手放しで褒めるからたちが悪いよね~」(苦笑
れいか「ですが、菖さんが心から思っていることですから、改善のしようがないと思ってしまうのも事実です」
ゆり「けど、これでまた菖のファンが増えたかもしれないわね」
つぼみ「うぅ……ただでさえ、ゆりさんという強大な壁があるというのに……」
りん「ほんと……菖さんの罪作り……」(--lll
菖「いやだから……俺のどこがいいんだって……」
スキット集
~三国の王族、秘密の会合~
トワ「お久しぶりです。ヒメルダ・ウィンドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ王女」
ひめ「んも~、かたっ苦しいなぁ、トワは……ひめでいいって!」
アコ「あんたはもう少し王女らしく振る舞ったら?トワの爪の垢を煎じて飲ませたいくらいね」
ひめ「あにおぉ?!」
トワ「ひめ、はしたないですわよ?」
ひめ「ぶー!!」
菖「……こうして見ると、どうしてこう、王女とか姫殿下っていっても性格変わるのやら……」
ゆり「あら、それこそ、あなたがいつも言っていることじゃない?」
菖「そうでした」
~ついつい比べてしまう……~
アコ「こうして見ると、ひめよりトワの方がお姫様っぽい」
菖「あぁ……その通りかも」
ひめ「ちょ?!」
ゆり「ひめはどちらかというと姫殿下というよりも貴族のお転婆令嬢だものね」
ひめ「うぐっ!!」
めぐみ「親しみやすいからわたしは好きだけど」
ゆうこ「同じく~」
ひめ「ゆ、ゆうこ~めぐみ~」(涙目
いおな「まぁ、ゆりさんと菖さんの言うことも一理あるけど」
ひめ「ひぐ~~~~~~」(´;ω;`)
~おふざけが……~
トワ「あの、菖さん。一つお願いが」
菖「うん?」
トワ「変身していただけませんか?」
菖「かまわないけど……なぁに企んでるんだ?」
トワ「うふふ」
~少女、セイバー、変身中~
セイバー「……なぁんか、
スカーレット「さぁ、騎士よ。忠誠の証を示しなさい」
セイバー「ほらやっぱり……やらねぇよ?」
スカーレット「……す、すみません……きららにすすめられて、つい出来心で……」
セイバー「お前の差し金か」
きらら「にっししし~♪」