ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~ 作:風森斗真
なお、海外のプリキュア(アローハとかメルシーとか)は今回、スキットしか登場しません。
もしかしたら、番外編で菖と絡ませるかもしれませんが。
……下手したら、海外に菖ラヴァーズが出てくるのか……それはやだな……
まぁ、ひとまず、本編どうぞ。
※2019.11 オリジナルストーリーとの齟齬をなくすため、内容を若干変更しました
菖「……にしても、突然だわな。ブルースカイ王国からの招待状」
ゆり「そうね。差出人がひめということもだけれど、プリキュアと協力者全員に配られたことにも驚きだわ」
菖「……つか、めぐみたちはともかく、俺たちは関係ない……はずだよな?」
ゆり「そのあたり、ひめからじっくり聞かないと、ね」
ありす「お二人とも、支度は整いましたか?」
菖「あぁ、大丈夫。出迎え、ありがとうな。ありす」
ゆり「大丈夫よ……つぼみたちはどうだかわからないけれど」
つぼみ「お待たせしました!」
いつき「僕たちも大丈夫です」
えりか「準備完了っしゅ!!」
ありす「うふふ、ナイスタイミングですわね」
えりか「ところで菖さん?」
菖「ん?」
えりか「なぁんか、言うことないの?あたしらに」
菖「五人とも似合ってるぞ」
えりか「それだけ~?」
菖「それ以上に何を言えと?」
えりか「ぶ~ぶ~」≡3≡)
ありす「うふふ……それではみなさん、出発いたしましょう」
つぼみ、いつき、ゆり「「「はい!/うん!/そうね」」」
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ひめ「ようこそ、お越しくださいました。皆さま」
えりか「やっほ~、ひめっち……」
ゆり「えりか、すこしはわきまえなさい」(ペチッ
えりか「……ごめんちゃい……」
菖「このたびは、お招きいただき感謝いたします。ヒメルダ・ウィンドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ王女殿下」
つぼみ、いつき「「ありがとうございます」」
ひめ「いえいえ。皆様にはお世話になりましたもの、礼をつくすのは当然のこと……さ、皆さま、どうぞ中へ」
菖「……にしても、ひめのやつ、やるときゃやるんだな……」
ゆり「えぇ、正直、びっくりしたわ」
ひめ「おほほ……では、みなさん、こちらへどうぞ」
めぐみ「あ、つぼみ!えりか!」
ゆうこ「いつきちゃん!」
いおな「ゆりさん、菖さん!お久しぶりです!」
つぼみ、いつき「「こんにちは」」
えりか「やっほー!」
ゆり「久しぶりね、いおな」
菖「元気そうだな。それと、おめでとう」
めぐみ、ゆうこ、いおな「「「ありがとうございます!」」」
いおな「あ、そうだ!!せっかくだから、わたしのお姉ちゃんを紹介します!!」
菖、ゆり「「お姉ちゃん?」」
まりあ「えぇ、氷川まりあ。キュアテンダーよ。よろしくね、二人とも」
菖、ゆり「「よろしくお願いします」」
まりあ「うふふ、いおなから聞いた通りね」
菖、ゆり「「え?」」
まりあ「菖くんもゆりちゃんも、いい目をしてるわ」
菖「ははは、ありがとうございます」
ゆり「え、えっと……あ、ありがとうございます」(・・///
まりあ「あら?ゆりちゃん、どうかしたの?」
菖「たぶん、自分と年が近い人に褒められたことがあまりないから、緊張してるんじゃないですかね?」
まりあ「あら、そうなの?それにしては、菖くんは落ち着いているのね?」(^^
菖「まりあさんと同い年くらいの友人が海外に何人かいますから」(^^
まりあ「あら、それは意外ね……もしかして、菖くん、不良学生さん?」
菖「いやいや、単に学校の(歴史の)授業だけじゃ物足りなくて、大学の講義を聴講しに行ってるだけですよ」
いおな「……す、すごい……お姉ちゃんと口で渡り合ってる……」
ゆり「さすがに、わたしでもあそこまで口が回るかどうかわからないわ……」
ゆうこ「それよりも!みんな、はやく行かないと、始まっちゃうよ?」
めぐみ「おぉ!そうだった!!」
いおな「お姉ちゃん!菖さんといつまでも話てないで、早く行こう!」
ゆり「菖、行きましょう?」
まりあ「あ、待っていおな!」
菖「あぁ、ごめん。待たせた」
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ひめ「皆さま、このたびはお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます」
国王「それでは、ブルースカイ王国と皆さまの国々、そしてプリキュアの皆様との友好に」
全員『乾杯っ!』
菖「……にしても、日本だけじゃなくて海外にもこんなにプリキュアがいたのか……さすがにこれはびっくりだな」
ゆり「えぇ……それも、みんなブルーの力で変身できるようになったのよね?」
めぐみ「そうですよ!ほんと、ブルーってすごいですよね……」
いおな「ほんと、スケールが大きすぎて何が何だか」(^^;
菖「誠司から聞いたけど、結局、あいつが出した恋愛禁止令ってのは、過去の教訓からだったって?」
ゆうこ「えぇ……けど、いまはミラージュさんとも和解して、すっかり仲良しカップルです」
菖「……結局、自分の払ったつけが回ってきてたってだけじゃないかよ……やっぱ、神じゃなくて人だったってことか」
いおな「あ、相変わらず、神さまには辛辣ですね……」(^^;
菖「プリキュアだって普通の女の子だろ?だったら、恋愛禁止なんて馬鹿なこと押しつけるもんじゃないっての」ε-(--メ
めぐみ「あ、あはははは……」
まりあ「あら、まともなこというのね?」
ゆり「えぇ。もしかすると、わたしたちよりもずっと大人なのかも」
まりあ「そんな彼だから、ゆりちゃんは好きになったのかしら?」(・∀・
ゆり「えぇ……って、まりあさん?!何を??!!」(///Δ///
まりあ「ふふふ、照れない照れない」
ゆり「て、照れてなんて……」(///△///
えりか「……ゆりさん、意地っ張りっしゅ……」(--
マナ「でも、照れてるゆりさん可愛い!!もう、胸がキュンキュンだよ~~!!」(>▽<
ラブ「うんうん!ゆりさんの幸せな顔、ゲットだよ!!」
ゆり「……そう、あなたたち、どうやらお説教が必要のようね……」(-言-
えりか、マナ、ラブ「「「ひぃっ??!!」」」
まりあ「あらあら♪」
スキット集
~「会ったこと、あるのか??」~
コンチネンタル「Hi!お久しぶりネ!!」
アール「ボンジュール!お久しぶりです!!」
菖「……え?アリスはともかく、どっかで会った??」
アール「「はい!わたしの国で幻影帝国と戦っているところを見かけました!!」」(^^*
ゆり「……菖?どういうことかしら??」(^言^
菖「……あぁ、もしかして、パリ第一大学のときの?!」」
アール「えぇ!あの時は助けていただき、ありがとうございました、ナイト様!!」(^^///
菖「だから、俺はナイトなんてがらじゃないってば……」(--;;
~「二人のお姉さん?!」~
まりあ「ねぇ、菖くん、ゆりちゃん」
菖、ゆり「「なんですか?」」
まりあ「二人は、アコちゃんや亜久里ちゃんからお兄さん、お姉さんって呼ばれてるのよね?」
ゆり「えぇ、まぁ……」
菖「少しばかり、不本意ですが」(苦笑
まりあ「なら、二人もわたしのことを『お姉さん』って呼んでいいからね?♪」
菖「……いやいや」
ゆり「……まりあ、姉さん」
菖「って、乗るんかい?!」Σ(◎ω◎;
まりあ「うふふ♪」
いおな「……お姉ちゃんはわたしだけのお姉ちゃんなのに……」(´・ω・`
~「やっぱり素が一番」~
ひめ「やっほ~!えりか~!!」
えりか「お~、ひめっち……じゃなくて、ヒメルダ王女殿下!」
ひめ「あぁ、大丈夫よ、普段通りで。もういい加減、疲れちゃって」(--;
えりか「あ、やっぱり無理してたんだ?」
ひめ「無理、とは言えないんだけど、慣れない言葉遣いだったり作法だったりで、もう肩凝ってしまいますぞ!!」
えりか「うんうん!やっぱり、素のひめっちが一番っしゅ!!」
リボン「姫様!またこのような場でそのような砕けた口調を!!」
ひめ「……けど、お目付け役のリボンがやっぱりうるさいのですぞ……」
えりか「ひめっち、ここはいっちょ……」
ひめ「ですな!」
えりか、ひめ「「逃げるが勝ちっしゅ/ですぞ!!」」
ゆり「……ほんとに、あの二人は……」(-言-
菖「まったく……元気がいいのはいいんだけど、もうちっと場をわきまえてほしいもんだ……」(--;