オーバーロードVS鋼の英雄人 『完結』   作:namaZ

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二年前からイメージしていたゴールにたどり着けました。





聖戦 前編

 魔王は英雄に討伐され、アインズ・ウール・ゴウンは事実上壊滅。

 生き残った元ナザリックNPCはそれぞれの人生を自分の意志でスタートした。

 彼らは生きていく。自分に正直に、やりたい事を成し遂げるために。

 この戦争で、多くの人間種、亜人種、異形種が犠牲となった。

 壊滅したナザリック。

 エ・ランテルもまた戦場となり多くの人が巻き添えになった。

 スレイン法国に進軍した化け物どもの軍勢は、聖王国共同のもと撃退に成功。ルベドが高レベルモンスターを倒してくれなければ犠牲は大勢出ていた。

 そして、同じく軍勢を送り込まれたアーグランド評議員国。

 後に光魔戦争と呼ばれるこの戦いで、神の次元まで力を覚醒させたのは四人。

 

 "相互理解"『永久の不完全』ルベド——————人を知り成長する次へ繋げる星辰伝奏者(スフィアリンカー)

 

 "逆襲劇"『冥王』ゼファー・コールレイン――――――弱者が強者に逆襲する星辰滅奏者(スフィアレイザー)

 

 "三世因果"『魔王』鈴木悟——————過去を現在により良い未来を求める星辰時奏者(スフィアトラベラー)

 

 "英雄譚"『英雄』クリストファー・ヴァルゼライド――――――悪の敵が悪を鏖殺する星辰閃奏者(スフィアパニッシャー)

 

 この宇宙には存在しない独自法則。それぞれが星であり別宇宙を内包している。

 異界法則には異界法則。同じ次元に立てない者は勝負の土俵にすら上がれない。

 ぷれいやーを超える盤面をひっくり返す力。

 彼らは存在そのものが歩く特異点。

 世界から一つ浮いた存在。

 だから分かる。人の形をしていても、見てしまえば同じ存在、近しい存在は分かってしまう。

 故に――――――殺意、愉悦、怨嗟、憐憫——————ヴァルゼライド一人に叩きつけられている空間を汚染する敵意。

 ここまで馬鹿正直に俺は此処に居るぞと自己主張すれば、感知能力に乏しいヴァルゼライドでも敵が何処にいるのか距離関係なく感知する。

 

 

『誘っている……罠……いいえ違うわ』

 

「ああ、こいつは狂ってる。壊れている。見なくてもわかる。敵は既に終わっている」

 

『それでも力があるのだから余計にたちが悪い。でもって倒せるのは私たちしかいないか。ほら行けクリス。私の分も働いてもらうわよ』

 

「口が悪いぞティア。軍務の時は分別を弁えると―――」

 

『いいじゃない二人っきりなんだから。ほら突入メンバー回収してレッツゴー』

 

「……まったく」

 

 

 諦めた表情でため息をこぼすクリス。堅物の英雄の表情筋を崩せるのは、幼馴染件親友であるティアかアルくらいなものだろう。

 ティアは傭兵を雇ってここまで来た。水を操る彼女に全員任せてきたけど運ぶとなると手伝った方がいいだろう。敵意を飛ばす敵との距離はまだまだ100キロ以上離れている。

 クリスは、砕いた位相の隙間に爪先を引っ掛け、連続空中ジャンプで穴が開いた天井部から第八層まで駆け上る。

 しれっと世界を壊しながら辿り着いた第八層で待ち受けていたのは、満面の笑みを気持ち悪く浮かべた糞眼鏡(ギルベルト)だった。

 

 

「お待ちしておりました我らが英雄よ。――――――おお……ヴァルゼライド閣下……ヴァルゼライド閣下ッヴァルゼライド閣下!!貴方ついに超越者を跳び越え神の次元へと至ったのですね!!その武勇を直に見る事叶わずッですが、私の仮説は正しかった!!私ごときでは拝見することもできませんが、そこにおいでなのでしょう王妃ティア様?あぁあああッ!!!これぞ英雄!!これこそがクリストファー・ヴァルゼライド閣下!!まさに心一つ、想い一つ――――――折れぬ不撓不屈な気合と根性さえあればこそ!!今こそッ人に仇なすモノすべてに終末の光を!!今こそッ英雄の足跡を皆で駈け上がり!!今こそッすべての人類は英雄の下一つとなる!!あぁ……あああぁああああ……アアアアアアアアア!!黄金時代は次のステップへ、英雄が導く神代の時代が幕を開ける――――――ッ!!」

 

「ご苦労だったギルベルト。ゆっくり休むがいい」

 

『おつかれ眼鏡。一人で勝手にイってろ』

 

 

悶える糞を横切り皆の安全を確認する。

チトセ、ゼファー、アスラの傷はまだ完治しておらず、体力的にも厳しい状況――――――なのだが、同じ条件のギルベルトは何故あそこまで元気なんだ?ティアは血反吐を撒き散らしながら高笑いを止めない馬鹿を脳裏に追いやった。

 

 

「これはこれは総統閣下。無事魔王を討ち取ったのですね。では、代表して完結に状況を説明しましょう」

 

 

 死者0。戦闘継続能力は雑魚掃討ならいける。アスラの途中参戦に覚醒したゼファーは意識不明。最後まで協力してくれた元ナザリック所属ペストーニャ。ティアが助っ人として連れてきたアリス・L・ミラー。そして、寝かされたゼファーを看病をしていた――――――

 

 

「リ・エスティーゼ王国第三王女ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ。気軽くラナーとお呼びください。英雄様」

 

 

 黄金の髪は長く後ろに艶やかに流れている。唇は微笑を浮かべた桜の花の如くで、色素は薄いが健康的な色合いをしている。

 深みのある青の瞳はブルーサファイアを思わせ、柔らかい色を湛えている。

 

 

「この騒動でよくぞご無事でラナー王女。私は聖王国総統クリストファー・ヴァルゼライド。貴女の身柄は責任をもって我々がお守りします」

 

「はい。ありがとうございます。このままどうすればと困り果てていたので非常に助かります。早くに国に帰って愛しのクライムに合いたいわ」

 

「護衛としてギルベルトを付けます。見ての通り我々も余裕がありません。彼の指示に従いご同行してください」

 

「はい。何から何まで助かります」

 

 

 笑顔を張り付けた王女を普通ではないと一目で看破したクリスは、事務的に対応すると人に擬態した化け物の対処をギルベルトに押し付ける。

 此処に居る全員がラナー王女の異常性を知り黙認している。方向性は違うが光の奴隷、亡者と同じ領域の精神的化け物。戦後処理やこれからの出来事で彼女の手綱をギルベルトに握らせるために。リ・エスティーゼ王国との交渉はアオイ、アルバート、ギルベルトが対応するだろう。

 よって、クリスは彼女を見逃す。ここでその異常性を指摘し殺すより、その頭脳と命を有効活用した方が国のためになるから。

 

 

「ところで、閣下に臭い臭い敵意をぶつけているのは誰です?アインズ・ウール・ゴウンが崩壊した今、この機に乗じて誰が貴方を狙う?」

 

「……もしかしてナザリックの生き残りが……わん」

 

「ぷれいやーが倒され、新たな脅威となった英雄に竜王が動き出した可能性もある。だがその場合この敵意の説明がつけられない」

 

「……しれっと会話に混ざってくるなギルベルト。だが竜王か……ゼファーを叩き起こすか?」

 

「ねえねえこんな処で話し込んでないでさっさと地上にいきましょうよ。お姉さん的には、そのぉクライムくん?を是非とも紹介してほしいなって。お姫様も初めての相手は痛い思いしたくないでしょ?私が手取り足取りくんずほぐれつ教え込んであ・げ・る♪」

 

「いいですよ。クライムは私以外の女性には手は出さないので」

 

「きゃー♪ランデヴーしちゃってー。これぞ身分を越えた愛なのね」

 

 

 盛り上がる女子たち(アリスだけ)。チトセはゼファーをお姫様抱っこする。

 

 

「見ての通り我々は足手まとい。ここから地上に上がるのもそれなりに時間がかかってしまう。総統か――――――」

 

「閣下ッ!貴方の英雄譚は終わらない。これまでの強敵に次ぐ強敵。魔王さえ打倒した先に更なる強大なる敵――――――素晴らしすぎる。どうか行って下さい閣下。我々は貴方の足枷には絶対になりたくない。敵が狙っているなら今すぐ行かれるべきです。我々は身は我々が守ります。残存勢力は我々が処理しましょう。各部隊への指示も行います。ヴァルゼライド閣下!!新な伝説を!!」

 

「要するに適材適所にいきましょうってことでしょ?なら安心して下さいな♪頂いた報酬分はしっかりと働きますので♪」

 

「はぁ……そういうことです。あと、ヴェンデッタと姫の肉体を取り戻す方歩を模索しなければなりません。迅速に取り掛かりますが、邪魔な塵があっては第三諜報部隊・深謀双児(ジェミニー)、第十一研究部隊・叡智宝瓶(アクエリアス)が安心して作業に取り掛かれないのは痛手ですな」

 

「……感謝する。お前たちは誇るべき優秀な部下だ」

 

 

 英雄は孤独ではない。親友がいる。仲間がいる。背中を任せ、対等に並び立つ相棒がいる。

 後のことは全て任せ。クリスは地上までの穴を駆け上がる。

 遠い敵。敵意だけが目印となるが、闇の中で敵が大声を叫びながらライトで自分を照らすぐらい分かりやすい。

 ゆっくりと、だが確実に迫りくる強大なる敵。勢いよく地上に飛び出したクリスが捉えたのは、100キロ以上離れている敵の脅威が視認できる異常事態だった。

 

 

「——————馬鹿な」

 

 

 雲にまで届く100キロ以上離れてなお、巨大だと分かるシルエット。アレは落下のエネルギーだけで人類を終わらせることが出来る代物。

 

 

『……天空に浮かぶ浮島?』

 

「否。アレは島ではない。巨大な国家……大陸そのものが飛んでいる」

 

 

 星辰時奏者(スフィアトラベラー)の引力、重力操作を利用すれば理屈上可能。だが、敵意を向けてくる何者からは未来へ進む破滅性しか感じられない。

 その精神性は星辰時奏者(スフィアトラベラー)に非ず。光の者に通ずる一度決めた前へ進み続ける渇望。

 敵はこちらを知っている。そして、クリスもまた敵を知っている。

 

 

「……貴様は、誰だ?」

 

 

 星辰閃奏者(スフィアパニッシャー)最大の弱点は距離。斬り、叩きつけて森羅万象を破壊する性質上近づく必要がある。

 何時落とされるか分からない大陸を睨みつけ走り出す。踏み込む際、位相を蹴り砕き。その衝撃で加速する。

 敵は、待ってはくれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アーグランド評議員国に住む永久評議員ツァインドルクス=ヴァイシオン。

 種族:異形種(ドラゴン)

 異名:白金の竜王(プラチナム・ドラゴンロード)

 最強の竜王と称される600年生きる世界の調律者。100年に一度来訪するぷれいやーを監視する事を第一の使命としている。

 八欲王の八武器の一つギルド武器を守護するためその場から動くことはないが、魂を消費する始原の魔法(ワイルドマジック)でlevel100相当の伽藍洞の鎧を遠隔操作して戦うことが出来る。

 無論、本体であるツアーは鎧より強い。

 最強の竜王ツアーは、私欲ではなく世界の秩序のために存在している。

 個体数が減少した竜王も、かつて世界各地に存在していた。

 最強種であるドラゴンに、世界に干渉する始原の魔法(ワイルドマジック)。この二つが彼らを最強にした。だが、スレイン法国『六大神』の五柱が異界法則を流出させると、世界と接続し干渉・事象を書き換えることも可能とする始原の魔法(ワイルドマジック)の効力は落ちた。

 この時は――――――否、今だにその原因と詳細を知る竜王は誰もいない。

 それでも、八欲王に世界を滅茶苦茶にされ、同族である竜王が大勢殺されたあの時――――――幼いツアーは誓った。

 

 

 ——————"同じ悲劇は繰り返させないと"

 

 

 故に、今回の100年の揺り戻しは八欲王に匹敵する脅威だった。

 世界を着々と確実に支配していくアインズ・ウール・ゴウン。

 八欲王の様に自滅に期待しても観測されたぷれいやーが一人では従属神(NPC)は裏切らない。

 手をこまねけばそれだけ追い詰められていくのだが、打つ手がない。最強の竜王と言われようが、組織として一つの意志で運営されるギルドに一人で太刀打ちは出来なかった。

 だからこそ、アインズ・ウール・ゴウン攻略に本格的動き出したスレイン法国と聖王国に便乗し、ファヴニル・ダインスレイフにある取引を持ち掛けた。

 彼の肉体は度重なる改造手術で大部分が特殊金属でフレームされている。

 それを利用し彼との同調、死後その魂のない伽藍洞の器を遠隔操作する契約を結んだ。

 結果――――――ダインスレイフは魔星として覚醒し、遠隔操作するはずだった伽藍洞の器は、強固な精神――――――気合と根性でツアーの魂に接続された。

 この時ダインスレイフは一時的とはいえ異界法則に王手をかけた。 

 超再生力、連続覚醒、能力強化――――――この世界で最も強固な魂と唯一世界に接続できる竜王。

 ダインスレイフは世界に接続する始原の魔法(ワイルドマジック)を利用したのだ。

 まさに世界からのバックアップと竜王の魂を力とした邪竜は、ナザリックの主力総力を前に一歩も引かづ圧倒し続けた。

 規格外たるルベドさえいなければ、この戦争は邪竜の手により終わっていた。

 邪竜戦記は本懐を遂げることなく終演を迎えた――――――はずだった。

 

 

『やめ………ッグガアアアア!!』

 

 

 始原の魔法(ワイルドマジック)の効果でダインスレイフの肉体に魂を接続したツアー。

 発動者は竜王たるツアーだとしても、それを利用したダインスレイフ。

 なら、ファブニル・ダインスレイフの肉体がルベドの手により完全消滅した時、肉体が器でしかないのなら、その魂は当然ツアーに帰っていく――――――邪竜を連れて。

 

 

『な……ぜ。こんな――――――ありえない――――――ダィンスレイフゥウウウウウウッッッ!!!!???』

 

 

 竜王の器に入り込んだ邪竜の魂。

 ツアーはダインスレイフを尊重し肉体の操作権と竜王の力の行使を承諾した。

 だが、ダインスレイフに共存、話し合いの概念などない。

 一つの器の主導権をかけて、本物の竜の肉体を握るために、ダインスレイフは本気で獲りにかかる。

 

 

『魂の格が違う――――――世界(ガイア)に近い竜王が、物理的な強さでなく、魂の力で負けるというのかッ!!??』

 

 

 人間の魂は脆弱だ。竜王の様に年を重ねるだけでlevel100にはならない。

 他者を殺し、その経験値()を蓄積し力に変える。

 魂の総量を比べれば、同じlevel100でも人間の方に部がある。

 だが、本体の格は遠く及ばない。

 どう逆立ちしようが、一人の人間の魂が竜王の魂に勝つなどありえないのだ。

 自前の魂が勝手に成長する生まれながらのlevel100。

 自らを磨き他者の命を獲得する生まれながらのlevel1。

 レベル差が絶対と言うのなら、level100の魂をlevel1の魂が苦しめていることが規格外。

 

 当然、才能がないゆえに本気の努力と目標のために手段を択ばない邪竜だからこそ――――――自殺に等しい無茶が出来る。

 

 

『ワ、私の魂と自分の魂を競わせ肉体の主導権を奪うのではなく……ごちゃ混ぜにして自分を溶け込ませるとか正気の沙汰じゃない!!完全に魂どうしが一つになったらどうなるか――――――()()()()()()!!』

 

 

 前提条件を間違っている。ダインスレイフの器で完全なる同一を果たし魔星として覚醒できたのは、人一人分の大きさに調整した器を操る魂を、ダインスレイフが強奪したからだ。

 質量が違う。たった人一人分の魂の質量で限界を越え覚醒した強欲竜。

 それっぽっちで、超越者や調律者を上回る力を手に入れた。なら、竜王の魂と邪竜の魂が本当の完全なる同一を果たせばどうなるか検討もつかない。

 

 

『馬鹿なのか君は!?"やはり本気は素晴らしい。どんな馬鹿げた不可能も可能へと変える魔法の力だ"?想い一つでどうにかなるほど世界は単純じゃないんだぞ!!』

 

 

 止まらない。止まれない。どんなに心り響く言葉だろうと一度実行したなら進み続ける。

 

 

『グ■ああ▪があハハアアアアGYUUUUUUUUUUUUUUUUUUU■■■■■■■■■■■■■■■■ッ!!!!!!????』

 

 

 反発するもの同士を無理矢理一つにすればどうなるか――――――壊れる。

 極晃星(スフィア)には至れない。

 想いも、心も、一つにはなれない。

 自我が壊れる。崩壊する。

 竜王も邪竜も反発する壊れた魂で自爆していく。

それでも。ああそうだからこそ――――――意識は動き出す。

最強の竜王を塗り潰す深い渇望。

生物として勝てない?

魂の質量が違う?

ならば、想いの強さで勝てばいい。

 

 強欲の邪竜は止まらない。何もかもを欲し、奪い、英雄に討たれるその時まで決して止まりはしない。

 ゆえに、『真なる邪竜王』は一つの意思の下ただそれだけの為に動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『“■■■ ■■■ ■■■■!(宝を寄こせ!)” “■■■ ■■■ ■■■■!(すべてを寄こせ!)”』

 

 

 この瞬間、アーグランド評議員国は地図から消えた。

 

 




聖戦はここにあり


この作品を書き始めたとき、邪竜と英雄は戦うことなく終わりました。ですので、この小説では最後はこの二人で終わらそうと頑張って書き続けてきました。
Vitaでプラスシナリオで戦ってたのでおい!!とか思いましたが、楽しかった……ラグナロク楽しみです。

黒白のアヴェスターが毎週の生き甲斐です。
完結するまで仕事頑張れるぞ!!
カイホスルーは噛ませと思わせてかっこいいし
アルマとかシリアスなんだけど……凄く興奮しました
エロゲでやりたかったよ……声ありとかならもうね

感想のほどお待ちしてます!

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