鬼剣の王と戦姫   作:無淵玄白

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久々の更新。



『熱砂武人の困惑』

 

 

「数奇なことですな」

「同感と言えば同感だが、まぁ偶然だろうさ」

 

やってきた『騎士団の使者』を追い返してからジェラールと共にそんなことを言い合う。

使者が携えてきた書状の内容だけを見るに、あちらも少し戸惑っている様子が浮かぶ。

 

だが、これは好機と言えば好機だ。あちらもまだ戦術行動に出るかどうかを決めかねている。

 

そこを強襲するのでは「無意味」だ。こちらがやらなければならないのは、犠牲を少なくして彼らを『味方』に着けることだ。

 

「内部調整は任せる。如何にティグルが大きく振舞っても、動揺して騎士団を頼みにする同盟者達も出るだろうからな」

 

「承知しました。……しかし、騎士団が戸惑うとは、やはりサカガミ卿の威光はあるものですね」

 

「俺を担いだって何も出ないぞ。どうせならばティグルを担いでいけ」

 

おだてるべき人材を見誤っては無意味だ。ジェラールがこれから担いでいくべき人材は、いずれはこの地を離れる自分ではない。

 

一応、そういった人材であるということは分かっていたので、とりあえずその辺に釘を刺しておく。

 

「太鼓持ちの性分だというのは分かっていますが、それだけだと思われるのは心外ですよ」

 

本気でそう言っている風ではないジェラール。幕営の中に彼の嘆息が溜まりこみながら、ティグル達を急かした方がいいのではないかと考える。

 

「ティグル達を連れてこよう。娼館にご厄介になっていたとしても遅すぎるからな」

「了解しました。お気をつけて」

 

 

竜星軍の中での主要人物の帰陣を促すためにも、自分もソーニエの村の辺りに行かなければならなくなった。

 

そうして幕営を出た所で三匹の幼竜を構っている美女に捕まる。

現在の事態の裏側を知っているソフィーヤ・オベルタスが、幕営の外にいた。

 

「エレン達を呼びにいくの?」

「正確には、ティグルヴルムド・ヴォルン伯爵閣下を呼びに行くんだがな」

 

 

予定では彼女らと彼らはそろそろ合流する時間なので、それも間違いないのだが。

そんなことを言いながら馬の用意をしていたのだが……。

 

 

「ソフィー、何故に俺の馬に乗る?」

 

「普通ならば、騎手が乗ってから同乗者が乗るものだけど、武に達者なリョウならば出来なくはないでしょ?」

 

「質問の答えになっていないが……、まぁ言わんとすることは分かる。それ以前に、別に馬をもう一頭用意するのは簡単なんだけど」

 

「半刻ほどとはいえ、ご厄介になっている身分で、そのような我儘言えないわ」

 

 

馬一頭すらケチるような軍団だと思われるほうが、後々に響くような気もするが、こうと決めたら『理屈』では動かない交渉役という存在には、いくつもの言葉を尽くしても効かないのだ。

 

結果的に、以前の旅……ニースにおける武術大会に赴く時とは違い、二人で一頭の馬を共有して向かうことになった。

 

「さて、エレンが惚れ込んでしまう程の男の子の顔を拝みにいきましょうか。同時にリョウを篭絡しながらね」

「とんでもない策謀だが、俺としてはもう少しバランス取れたボディの方が好きかな?」

 

 

具体的には、焔だったり腹黒だったりが、一番の理想と言えば理想である。

 

正直、ソフィーの策謀は相手の好みを無視したものであり、俺のような人間には――――。

 

「本当に?」

「―――走りにくい。押し付けるな」

「余裕無いわね。もう少しだわ♪」

 

 

何がだよ。と思いつつも陣営から出て今度こそ馬で走り出す。

 

後ろにて、己の性の象徴ともいうべきものを押し付けてくるソフィーに少しだけ紅潮しながらも、考えることは、ただ一つ。

 

ロラン率いるパラディン騎士団は、こちらとの全面対決を望んでおらず、尚且つ―――、何かしらの意志ある行いで自分達を『鑑定』したいという話。

 

何とも抽象的な言葉と目的の羅列が、彼らの行動を確定させてはいなかった。

 

(オルガ好みの展開になるかな)

 

一騎打ちで相手の意思を砕いてやるといった風な感覚が多いティナの前のツェルヴィーデの如き少女。

騎馬民族の長の家系として生きてきた彼女の好みそうな展開が、自分の考えでは一番、犠牲が少なくなりそうだ。

 

 

全面戦争にだけはしない。大軍同士がぶつかり合うことが、一番にやってはいけないことだ。

竜星達が落とすべきは人心非道の限りを尽くす悪鬼外道の巣窟のみ。

 

――――と真面目なことを考えながら、背中に押し当たる感覚を何とか意識の外に向けようと必死にならざるを得なかった。

 

あれこれ理屈をつけようとも基本的には大きな胸というものに、魅力を覚えてしまう悲しき男の性にだけは抗えそうになかったのだ。

 

 

 

† † † †

 

 

 

暴れ猪―――ザクスタンやアスヴァ―ル方面で言う所の伝説『呪いの魔猪』というものを思い出させるほどに、それは大きかった。

 

暴れ鹿―――ヤーファで言う所の伝説の神獣『シシガミ』を思わせるほどに、それも大きかった。

 

そしてこの二頭の獣は―――今、お互いを敵視して睨みあっている。平原に降りて、まるで『山の神』は自分だとでもいうかのように対峙しているのだ。

 

 

(そういえば、プラーミャの親―――ジスタートの山の主を殺した後ってどうなったんだろうな)

 

いずれプラーミャが成竜になれば、山に戻るんだろうが、それまで山の主が不在になると、こんな争いがあるのではないか―――そんな馬鹿な想像をしながらも、気配は出さない。

狙うべきは、どちらもであるが、どっちを狙うかは同じくではないが自分よりも『近い場所』に陣取っているダーマードの動き次第だ。

 

 

最初、自分の射程距離を聞いた時に、ダーマードは眼を大きく見開いた。

 

確かにそれぐらいに、現在、自分と獣の間の射程距離は、弓に関して知るものならば実に馬鹿げたものだ。

 

 

いや、狙っているものを見ることが出来るならばその距離がとんでもないことにも恐らく気付く。

 

 

そんな常人を越えた飛距離―――ムオジネル産の火砲の如き距離から―――銀矢は放たれた。

 

空気を裂き、大地の動きから切り離されたその矢は一直線に――――飛び、猪と鹿の激突の瞬間―――同直線状に並んだ所を―――昨日、リョウが食べていた『焼き鳥串』の如く団子に貫いた。

 

鹿の首―――その後ろを貫き、そのままに猪の眉間を貫きながら脳髄を掻き乱す。

 

獲った―――。と思ったのも束の間。流石にあの巨体では完全に貫くことは出来ないようだ。

 

生き残った方。頭に矢を半分以上埋めさせながらも、息を荒くしながら敵意を見せる猪。

 

しかし、その猪が―――360アルシンの距離を越えてやってくることは出来なかった。

 

ティグルに敵意を見せて襲いかかろうとする前に、三方から放たれる銀矢。

既に死に体であった猪の身体に深々と突き刺さり―――遂に崩れ落ちる。

 

平原を荒らして旅人を襲ってきた猛獣の最後は呆気ないものであったが―――、真剣勝負を邪魔してしまったかと思ってしまう気持ちだ。

 

しかし、野生であれ何であれ、勝負という生き死にを賭けた戦いにおいては、己の命を狙うもの全てに注意を払わねばならない。

 

こういった狩人的な精神がティグルのブリューヌ貴族としては「らしくない」点であろうと最近は思えてきた。

 

 

再び、一騎打ちをするようなことになるならば……。

思索を打ち切り呼び掛けているルーリック達の下に隠していた馬を使って向かう。

 

合流して一言、ダーマードから言われる。

 

「お前、本当にブリューヌ貴族、いや人間か?」

「心外な。人間鍛えれば何でも出来るもんさ」

「目の良さだけは天稟だろうが」

 

剽悍な男からの疑わしげな言葉と声。そうしつつも、狩りの成果を確認すると―――、大金星を挙げていたのはティグルであった。

 

 

「お見事です」

「これが、将軍の魂とグレアストの男としての命脈を断った閣下の矢ですか、祖父の心と気持ちを私は再確認出来ました」

 

短い賛辞のルーリックと、主君の戦果を再確認したハンス。

 

二人の武臣の言葉に、ため息突きつつ、早速、解体作業に―――と思ったのだが、これ程までに巨大な獣。

 

凡そどちらも700チェートある獣の大きさに少しだけ途方に暮れる。

 

 

「グレアストの命脈を断った……?」

 

「もういいのではないですか、ティグルヴルムド卿。そろそろ素性を隠してダーマードに接するのは」

 

しまったと思ったハンスに代わり、ルーリックがそんなことを言ってフォローを入れたのだが、今更自己紹介をしたところで、どうだと思っていたのだが……。

 

地平線の向こうから何かが土煙を上げながらやってきた。

 

 

馬蹄の音を響かせながら10人に届かないものの、女達がやってきた。

それはもうおっかなくなるぐらいの形相のエレンを筆頭にである。

 

 

「ティグル――――! お前、私との約束をすっぽかしたな―――!!」

 

「ティグル! 私も! 貴方と街を歩きたかった!!」

 

「ティグル様の甲斐性なし――!!」

 

 

狩りやダーマードの語るムオジネルの話に夢中になって、後で、違う街に繰り出していた女衆と合流する予定であったのをすっかり忘れてしまっていた。

 

はっ、としたのも束の間。次には違う方向から―――。

 

 

「ティグルさん! あの娼館の娘達は最高でしたーー!!」

「今度は一緒に入りましょうぜーー!! 戦姫様には内緒でぇええええええええ!!??」

 

アラムを筆頭にやってきたライトメリッツ武官達は、自分達をどうやって探し当てたのか分からぬも、それでもやって来たことで―――色々と馬脚を現すことになってしまった。

 

まさか女衆達と鉢合わせになるような形で合流するとは思っていなかったわけであり、全員が上官の姿に驚くことになった。

 

 

そんな約束をある種、すっぽかした連中二方向から詰め寄られて―――今度は、そんな中でも誰よりも高らかに馬蹄を響かせてやってきた人間がいた。

 

 

二方向からの砂埃を派手に打ち上げるような馬術とも違う整然としながらも、力強い手綱さばき。

 

やってきたのは、この大陸に住まうものならば大なり小なり名前を知っている人間であった。

 

「ティグル、急にやって来て悪いが緊急事態だ―――――が、どうやらこっちも緊急事態のようだな」

「あらあら、随分と大所帯ね」

「ソフィー!? 何で此処に!?」

 

自分の近くで馬を停止させたリョウの言葉に怪訝な思いを上げる間もなく、リョウの後ろには金色の美女が同乗していた。

 

何となくではあるが、直観で―――彼女の正体をティグルは察することが出来た。

 

その美貌と特徴的すぎる得物を持った姿は……。

 

「エレン、もしかして他の戦姫かな?」

 

「ああ、詳しい仲はまぁ追々説明するとして―――貴様! サーシャにヴァレンティナに続き、ソフィーまで手籠めにする気か!? この色魔!!」

 

その言葉と顔を朱くしながら笑顔でリョウに体重を預ける様子から、そういうココロは理解できた。リョウの方がどういうココロであるかは分からないのだが。

 

「そんな気は毛頭ないんだけどな……それよりも、ティグル―――そっちの固まりきったムオジネル人の御仁はどちら様だ?」

 

その言葉で振り向くとダーマードは、表情を呆然と唖然の二つを混ぜたもので固まりきっていた。

リョウの言葉と続く皆の視線ではっ、としたダーマードだが、こちらに詰め寄る。

 

「ウ、ウルス!? な、なんで自由騎士リョウ・サカガミがお前の所に来るんだよ!? 驚きすぎて気が一瞬抜けたぞ!」

 

「…とりあえず自己紹介させてもらうよダーマード、俺はブリューヌ王国が領土アルサスを治めている―――ティグルヴルムド・ヴォルン。爵位は伯爵だ。故あって今の所、自由騎士を客将として遇させてもらっている」

 

ティグルに唾を飛ばさんばかりに近くで勢いよく話すダーマード。

 

そんなダーマードに姿勢を正して話したティグルだったが、その時、ダーマードの頭に一つの閃きが落ちてきた。

 

自由騎士に関わる噂の殆どは『真実』だったのだ。と。

 

ブリューヌ北部の『なんとか』という貴族。彼と共にテナルディエ公の軍団を撃滅した話。

その後、自由騎士の消息がいまいち掴めなかったのは、ムオジネル諜報部の失態であったが―――、良く考えれば、自然な流れとしては、彼の自由騎士の心理からすれば、そのような横暴を許さず件の貴族―――ティグルと共にテナルディエ公への復讐戦を挑むだろう。

 

「ウルス…ティグルが、自由騎士を客将としたテナルディエ軍撃滅の貴族……!」

「南方までリョウの噂に尾鰭として着くなんて、俺も大きくなったもんだ」

『自分で言っていて空しくないか(ですか)?』

 

竜星軍の人間、全員にからかうように言われて落ち込むティグル。

 

そんなティグルの心情とは別に、ダーマードは心中穏やかではなかった。しかし……自分の心に気付いているのかいないのか、竜星軍の面々は仕留めた獲物の検分にかかった。

 

「で、結局お前は何をやっていたの?」

「ダーマード、彼はムオジネルの行商人なんだが……彼の商品である宝石との交換条件として、肉を狩ろうと思ってな」

 

 

その言葉にリョウは少しだけ怪訝な思いもある。ダーマードという男の素性に関してもだが、こんな時期にムオジネル商人がやってくるとは――――。

 

 

「何はともあれ、ウチの殿が世話になったが、宝石の代金が肉でいいのか?」

「……良ければ、その音に聞こえし冴えわたる剣の腕を披露してくれないか? それで収める」

 

 

ダーマードの言葉に対して、特に何も感じず、一番いい部位が欲しいだろうとして、刀を抜く。

 

巨大な獣二頭。分割すればここにいる全員で運べるかと計算しながらも、巨岩にも似た食肉の解体を始める。

 

水しぶきにしか見えない輝線が走り―――巨岩が崩れ去っていく。

 

十を数えるまでもなく毛皮と肉。角と頭。四肢と胴―――全てが分裂した形で、草原に食肉業者の店先の如く整然と並べられた。

 

血飛沫は殆ど吹かなかったことから察しても、その腕が尋常ではないことを誰もが理解する。

 

 

「あいっ変わらず非常識な腕だねぇ」

「内臓は寄生虫がいる可能性があるから、危険なんだけど―――お前たちは喰いたいんだよな?」

 

フィーネの呆れるような言葉を聞きながら、リョウが問いかける相手は『人間』ではなく、足元と目線の高さで浮いている幼竜達である。

 

プラーミャ、ルーニエ、カーミエの三竜達は首を何度も振って同意を示していた。

 

野生の獣というのは、牧場の家畜と違い食っているものが雑多である。

 

無論、放牧というものの範囲が広ければどこぞで拾い食いした結果、臓器に寄生虫を宿す場合もある。

 

ともあれ、野生の獣はその頻度が多く、狩人達の大半は狩った獣の内臓は土中に埋めて処理をすることが大半。

 

ティグルもカーミエで知っていたことだが、どうやら幼竜達は完全に悪食なのだ。

 

「ウラさん。あんまりこの子達に悪いもの食べさせないでください。そんなものがいると分かっていて何で三人(?)とも食べたがるの?」

 

しかし、竜星軍の台所役。みんなの料理長であるティッタが、悪戯をした「悪がき」に言うように三匹に問い質す。

 

これでティッタ以外の別の人間から言われたならば三匹は、強情に食わせろと駄々をこねていただろうが、大好きなティッタからそんなことを言われてショックを受け、意気消沈した様子を見せる。

 

もう「しょぼーん」という表情が似合うほどに項垂れてしまった三匹。

 

 

「……要は、内臓にいる寄生虫を取り除けばいいんだ。仕方ない―――ティッタさん。少し面倒な調理をすることになるが構わないか?」

 

「おおっ、寄生虫を取り除くヤーファ秘伝があるのですか―――それならば我々も相伴に与りたいものです」

 

「酒の肴にはなるだろうな」

 

 

ルーリックに言いながら、とりあえず簡単に『調理法』をティッタに言っておく。聞いたティッタは少しばかり疑わしげな目をしながらも、それでもそれが『殺菌』及び何かしらの食糧を長持ちさせることを聞いてはいたので、一応納得した。

 

 

「―――分かりました。ただし三人とも、本当にお腹壊しても知らないからね」

 

 

と言いつつも、その際に『薬』の処方箋があるのかと言ってきたので、心配していないわけではないのだろう。

 

そんな風に言ってきたティッタに今度は喜色満面で纏わりつく三匹の幼竜。言葉は言わずとも『ティッタさん。大好き―♪』である。

 

 

落としてから上げる上司の鑑すぎる高等テク(?)に、ソフィーは戦慄している。

 

「そ、そんな……あそこまで幼竜に懐かれる人間がいるなんて、というか羨まし過ぎるわ! あれほどまでに可愛がってきたのに、何で私ではなくあの子に!!」

 

「さっ、みんな幕営に戻ろうか。それとティグル、本当に緊急事態が起きてしまっているんだ。戻ったら即座に会議を開くぞ」

 

「―――分かった。分かったが……あの人は、あのままでいいのか?」

 

 

それぞれに得られた肉や骨を分担して持っていく辺り、全員が分かっている。

 

しかし、そんな規定作業よりもティグルとしては突然現れた戦姫に対して、少しばかり怪訝な思いがあるようだ。

 

彼女が呆然とした理由はティグルにとっては分からぬものだったが、リョウにとっては特に気にすることも無いようにしている。

 

 

「気にするな。彼女特有の病気みたいなもんだ」

 

 

言葉と同時にごっつん!と杖を自分の頭に叩き付けてくるソフィーヤ。流石に病気扱いはイヤだったようである。

 

リムアリーシャの背中に同乗して幼竜達に構われるティッタをライバル視(?)しながら彼女を背中に乗せて竜星軍の幕営に戻ることとする。

 

 

「それで自由騎士。何でオレまで連れて行くんだ?」

「? 宝石の代価に肉を得るんだろ? だったら日持ちするように処理しなければお前に渡せない」

「―――そりゃまぁそうだがな」

 

 

ダーマードは頬を掻きながら明後日の方向を見ている。態度がおかしいというわけではないが、どうにも落ち着いていない。

 

何だろうかと思いながらも、とりあえずティグルが気に入っているので邪険にするわけにもいかず奇態なムオジネル商人を連れて幕営に帰ることとなる……。

 

 

 

 


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