結婚して子供までいる男のIS 作:ホロホロ
誤字脱字報告ありがとうございます!
「さあ、踊りなさい。わたくしセシリア・オルコットとブルーティアーズの奏でる
治人を倒して一夏の元に向かったらチョロコットさんがこんなことを言っていた。軽度の厨二病かな?
取り敢えず主武装の刀をチョロコットさんに投げつけといた。いきなり飛んで来た刀に驚くチョロコットさん。ざまぁ。
「話してる最中に武器を投げて来るなんて!これだから極東の猿は!」
随分な言われようだな・・・中々外道なことしたのは分かってるけどさ。でも、勝負での不意討ちは基本じゃん?真の強者は不意討ちを外さないしね!
「ですが、打鉄の主武装のは刀のみ・・・わたくしのブルー・ティアーズは中距離射撃型。近距離型で、しかも武器が無いあなたに勝ち目はありませんわ。」
すっかり忘れていたが、隣にいる一夏は武装を確認している。
「一個しかないんだが・・・ええい、ままよっ!」
一夏の専用機『白式』の腕から粒子が放出された。粒子はだんだんと形を造り、一本の刀になった。
個人的には銃系統の武器が欲しかったが、問題はないだろ。銃持っても大差ない気がするし・・・
「一夏君、俺が隙を作る。その間に君がとどめをさせ!」
有無を言わせず俺はチョロコットさんに向かって駆け出す。
これは昔見たTVで見た思考誘導の手口の一つだ。相手の答えが出ていない間に行動に移し、相手が強制的に答えを出さなければいけない状況を作り出す。そして、あたかも俺の行動が最善だと思わせる。実際これが最善なんだがな。
「近づけると思っていますの?」
ブルー・ティアーズの近くに浮かんでいたファンネル?ビット?っぽい何かからビームが飛んでくる。
だが、写輪眼には悪手だったな!
「他愛なし」
飛んできたビームを寸でのところで回避する。気分はハサン先生だ。目指せアサシン!
「だったらこれはどうですの?」
ファンネル?ビット?全四基が一斉に俺に向かって飛んでくる。先端の銃口からはビームが向かって来るが、
「無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!」
ビームを全て回避し、向かってきたビット全てを手刀で落としていく。シールドエネルギーが減っているが気にしない。
「すげぇ!」
そんな凄い事じゃないよ一夏君!ビットが飛んでくる場所を予測し、そこに手刀を叩き込むだけだから!左手は添えるだけだ!
遂にチョロコットさんの元にたどり着いた。
右手の拳を握りしめ、殴りつける体勢をとる。
「抹殺のおおおおおおおお」
「させませんわ!」
チョロコットさんの銃からビームが出てくるが、これも寸でのところで回避する。あまりに無茶な回避にチョロコットさんが驚いている。
「ラストブリットオオオオオオオ」
俺のラストブリット(ただのパンチ)を受けて生きているやつはそこそこいる!
チョロコットさんはそのまま地面まで真っ逆さま・・・かと思いきや一夏君に受け止められてるじゃないか!しかもチョロコットさん顔赤いし!フラグ構築速すぎ!
量産機で無茶をし過ぎたのか、エネルギー残量が0になっている。エネルギーが無くなった俺はゆっくりと地面に落下しだした。
頭が痛くて寝込んでます。休日だったのが幸いでした。
日間ランキングで面白い作品ないかな~と見ていたら22位に自分の作品がありとても驚きました。
こんなんでいいのかなぁ?