真剣で覚醒者に恋しなさい!   作:ガーディアス

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時系列がまったくわからない

間違ってたらすみません

感想とかも待ってます


第6話

僕と百代ちゃんが風間ファミリーに

入ってからより一段と毎日が楽しくなった

原っぱで野球をしたり

鬼ごっこをしたり

かくれんぼをしたり

楽しいことばかりだ

けど最近なにかふとしたときに

視線を感じるときがある

なんなんだろうか

 

僕が考えごとをしていると翔一君が

皆を呼んでいた

とりあえず行かなければ

 

「なぁ皆この草変に大きくないか?」

 

「確かに前からここにあるけど

他のよりずっとでかいね」

 

「だろ!

なにか特別なもんなのかな

大和わかるか?」

 

「俺は見たことはも聞いたこともないな」

 

「そっかぁ

きになんなぁ」

 

「ならうちのジジイに聞いてみるか

ジジイならなにか知ってるだろ」

 

「だとしたらいつ聞くんだ百代ちゃん

翔一君は今すぐにでも知りたいみたいだけど」

 

「こうするんだよ!!」

 

そう言うと百代ちゃんは急に戦闘モードになった

何をするんだろうか

戦いだとしたら嫌なんだけど

 

「ジジイのハゲエロガッパーーー!!!」

 

「誰がハゲエロガッパじゃ!!」

 

鉄心じいちゃん早すぎでしょ

 

「急に呼んでごめん鉄心じいちゃん

この草のことが知りたくて呼んだんだ」

 

「もっと普通に呼んでくれんかのぅ

おお珍しいのぅ

これはリュウゼツランいう花なんじゃよ」

 

≪これが花ぁーー!!≫

 

僕も含めて皆が驚いた

鉄心じいちゃんが言うには花を咲かせるには

何年もかかるし大きさも結構なでかさらしい

けれどこのリュウゼツランはもう少しで

花を咲かせるみたいだ

見てみたいなぁ

 

「よし!

なら俺達でこの花が咲くまで

支えてやろうぜ!」

 

「いいわねそれ!」

 

「大変そうだなぁ」

 

「俺様の筋肉に任せておけ!」

 

「肉体労働か…

くっ!右手が疼く」

 

「まぁ私と彰人がいるからなにが

きても平気だろ」

 

「そうだね

百代ちゃんがいれば平気だね」

 

「彰人もだぞ!」

 

「彰人さん私も頑張るわ!!」

 

「そうだね一緒に頑張ろうか一子ちゃん」

 

「私にも構えよぅ」

 

「そうだね百代ちゃんも一緒に頑張ろう」

 

「よし!やるぞー!!」

 

それから僕達は(僕、大和くん、一子ちゃん、モロくん) 遊んでる合間に花の様子をみていた

皆少しは手伝おうよ…

また視線を感じるしなんなんだろこれ

そういえばこの前天気予報で

台風がくるとかいってたけど大丈夫かなぁ

夜でも見に行く覚悟はしておくかな

 

 

 

 

 

 

この雨の量はヤバい

鉄心じいちゃんがそろそろ咲く頃

とか言ってたし心配だなぁ

よし!

様子を見に行くか

 

 

 

 

知らない子がリュウゼツランを支えてる

こんなどしゃ降りのなかなんでだろう

聞いてみるか

 

「ねぇ!君!

なんでこの花を支えているんだ?

言っちゃなんだけど君には関係が

なくないかい?」

 

「あなた達が頑張ってこの花を育てているのを

ずっとみていたから

この花をダメにしたくなくて…」

 

この子は見ていただけなのに

それだけなのにこのリュウゼツランを

守ろうとしてくれていたのか

優しいな

なんだか嬉しくなってくる

 

「この花を守ってくれてありがとう

そうだ僕の名前は神羅彰人

君の名前は?」

 

「椎名京です」

 

「よし!

京ちゃん

二人でこの花を守ろうか!」

 

「はい!」

 

そのあとファミリーの皆も合流して

なんとかリュウゼツランは守りきった

後で皆それぞれの親に怒られたけどね

 

 

そして花が咲いた

 

「なんだかショボいな」

 

「僕もそう思うけどそんなこと

言っちゃダメだよ翔一君」

 

「ほら!

皆集まんな

写真とるよ」

 

ガクト君のお母さんが写真を撮ってくれるみたいだ

皆のところに行かなくちゃ

あっ京ちゃんだ

あの子も一緒に撮ろう

あの子がいたお陰で今があるような

ものだしな

それになんだか混ざりたがってるみたいだし

 

「京ちゃんこっちにおいでよ

一緒に撮ろう?」

 

「でも…」

 

「いいからさ

来なよ

みんなぁ!

この子も一緒でもいいよね?」

 

「手伝ってくれたしな俺はいいぜ」

 

「私はかわいい子は大歓迎だ!!」

 

「うん

いいわよ」

 

「俺はまぁ

いいんじゃないか?」

 

「いいよ」

 

「俺様もいいぜ」

 

「ほら行こう!」

 

「うん!」

 

こうして僕らはリュウゼツランの前で

写真を撮った

うん皆いい笑顔だなぁ

 

 

後で大和くんに聞いたんだけど京ちゃんは

いじめにあっているらしい

だから写真を撮るときに少し迷ったのか

いじめの内容を聞いてみると京ちゃんは

なんにも悪くはなくお母さんのことを

からかわれているようだった

それはダメだと思う

何故かは言えないけど

京ちゃんを助けなきゃ

あんなに優しそうな子が悲しむなんて

間違ってる

助けよう京ちゃんを

 

 

これからも頑張ろう


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