真剣で覚醒者に恋しなさい!   作:ガーディアス

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この小説って暇潰し程度には面白いんでしょうかねぇ

自分の妄想全開で書いているので面白いかは

まったくわからない

感想とかも待ってますとても


第5話

目を覚ますと僕は川神院の自室にいた

そういえばあの時やりすぎて鉄心じいちゃんに……

ああまただ

またやってしまった

最近はコントロールが上手くなっていたから

油断していたのかも知れない

僕はどうしようもない馬鹿野郎だ

 

 

そう考えていると

 

「おお起きたみたいじゃのぅ」

 

「鉄心じいちゃん…」

 

「体の調子はどうかの?」

 

「僕のことより相手は?」

 

「あれくらいなら心配なしじゃよ

ワシがちょちょいと治してやったわい」

 

「よかった

鉄心じいちゃん

僕はどうすればいいんだろうか?

結局力のコントロールも上手くいかず

また人を傷つけてしまった

僕はもう…」

 

「彰人

その気持ちを忘れろとは言わん

むしろそう思うのは大事なことじゃ

だけどのぅ

そう思い込むでない

お主の修行の成果は少しずつではあるが

でているんじゃ

焦る必用はないぞい」

 

「でも!!」

 

「それにのぅ

お主は今回曲がりなりにも

人を友達を助けるために力を使った

それを誰が咎めようて

まぁ確かに最後のはやりすぎじゃった

かもしれんがな」

 

そう言って鉄心じいちゃんは僕を慰めてくれた

まるで僕が本当に自身の子であるかのように

 

「それでもまだ悩むようじゃったら

それでもいいわい

ただのう

助けた子の顔でも見に行ってあげたらどうじゃ?

今は居間にいるぞい」

 

「はい」

 

僕は気持ちを落ち着かせながら居間へ向かった

 

皆僕を怖がっているんだろうな

どんな顔をして会えばいいんだろうか

 

そう思いながら歩いていると居間についてしまった

皆の話し声が聞こえる

 

「とりあえず怪我はしてないか聞いて

それと僕が気絶したあとどうなったかも

聞かなきゃダメだ

あとは……ええと~他には」

 

そんなことを考えていると部屋の襖が開いて

百代ちゃんが出てきた

ヤバいまだ考えがまとまっていないのに

 

「彰人じゃないか!

皆ヒーローが来たぞ!」

 

百代ちゃんがそう言うと皆が笑顔で

こっちに向かって来た

 

「あれはなんだったんですか?

力に覚醒したんですか?

彰人さんはヤツらの手先ですか?」

 

「あんたスゲーな!!

パワーもそうだけど

あのスピード!

くぅーー俺もあんたみたいに

風のように速くなりたいぜ」

 

「まぁ俺様程じゃないけどなかなか

いい力もってんじゃねぇか

やるな彰人さん」

 

「最後は少し怖かったけどカッコよかったです」

 

なんだなんだ!?

この子達は俺が怖くないのか!?

それに大和くん君が言ってることが

僕はあまりわからないよ

 

混乱していると僕の服の袖を

引っ張っている子がいた

僕が助けた一子ちゃんだ

 

「大丈夫かい?

僕のせいで怪我とかは

していないかな?」

 

「全然大丈夫よ!!

それよりも彰人さん

スッゴく強くてカッコよかったわ!

助けてくれてありがとー!!」

 

ああそうか……

僕の力は誰かを傷つけるだけじゃない

こうやって守ってあげることもできたのか

まったく馬鹿だな僕は

 

気づくと僕は何故か泣いていた

 

「彰人さん大丈夫!?

どこかいたいの?」

 

「いや違うんだ

嬉しいのに

涙が出ちゃうんだ」

 

「嬉しいのに涙?

彰人さん変なの」

 

一子ちゃんがそう言うとみんな笑っていた

そうだな僕は少し変なのかも知れないな

僕も自然と笑みがこぼれた

 

「よし!

決めた!!」

 

いきなり翔一君が大声をだした

 

「どうしたんだキャップ?」

 

「百先輩

彰人先輩

俺達のファミリーに入らないか!」

 

ファミリー?

家族?

どういうことだろうか?

 

「これからもあんなことが起こらないとも

限らないからな

その点百先輩と彰人先輩がいれば

安心だしなにより楽しそうだ!

あっ!

ファミリーってのは普通の友達よりも

もっとツエー絆でできた仲間のことだ!!」

 

「ファミリーか

いいな!!

面白そうだ私は入るぞ!!」

 

百代ちゃん速決だな

まぁ僕も決まってるんだけど

 

「僕も入らせてくれないか

これからも君たちを守らせてほしい」

 

「大歓迎だ!!

風間ファミリーに

新しく二人加入だー!!」

 

これからもっと危険なことも増えるだろう

その度に僕も皆をファミリーを守るために

力を使うだろう

その時どんなことがあっても

暴走しないようにしなければ

 

これからも頑張ろう


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