真剣で覚醒者に恋しなさい!   作:ガーディアス

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シャドウバースやってました
ビショップに勝てないよぉ
ヘブンリーイージス
ツヨスギィ



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第10話

鉄心じいちゃんに提案されてから

数週間たってしまった。

なかなか答えが出せないでいる

いや、それどころか迷いがより大きくなってきている。

理由が最近また力の制御が

できなくなってきていることと

小雪ちゃんが無事退院してさらに皆と

遊ぶのが楽しくなっていることだ。

 

 

 

小雪ちゃんがファミリーに加わることは

なかったんだけど皆と遊ぶときに小雪ちゃんも

いっしょに遊ぶようになった

また小雪ちゃんが入院していたときに

友達になった葵 冬馬くんと井上 準くんも

いっしょに遊んでいるやっぱり人数が増えると

楽しさも増すものだ

どれも良いことの筈なのに…

 

 

 

力の制御は、たまにボーッとしていると

勝手に気が大きくなってしまったりしている

この前なんて晩ごはんの時に箸を折ってしまっていた。

気のコントロールの修行をだらけているわけでは

ないのだけど自分の成長に追いつけて

いないんだと思う。

いつか、この力でふとしたときに皆を

傷つけてしまうのではと最近は

夢にまででてきてしまっている。

 

 

 

こう考えているとやっぱり鉄心じいちゃんが

言っていたところへ行くしか

ないんだなと思えてきた。

それが一番いい選択なんだよな……

 

 

「おーい!彰人!!

なにボーッとしてんだよ

箸折ったことまだ気にしてんのか?」

 

「ああ、百代ちゃん

もう気にしてないよ

急にどうしたの?」

 

「最近のお前はなんだか暗いからな

気になったんだよ

お前が暗いと皆も暗くなるからな」

 

「そう?

大丈夫だよ

それに僕がいなくたって

皆いつもと変わらず笑っていられるよ」

 

「彰人!

そんなこと言うな

少なくとも私はお前が

いないと楽しくない」

 

「そっか、ありがとね

百代ちゃん」

 

「ほら!早く皆のところに行くぞ!!」

 

「うん!」

 

そっか、心配をかけてしまったな

けど、覚悟は決まった!

僕の不出来で皆に迷惑を

かけるわけにはいかない。

それに、こんなにも僕を必要としてくれるんだ

僕が心のそこから皆と楽しめるよう

僕も変わらなきゃな。

皆にも旅に出ることを話さなきゃ。

はぁ、皆どんな顔するかなぁ

とりあえず今日の帰り際に話そう。

 

 

「はぁーー!!

今日もたくさん遊んだな!!

でもまだまだ遊び足りねぇ!」

 

「キャップは体力がありすぎるんだよ」

 

「私もまだまだいけるわよ!」

 

「はいはい、ワン子も落ち着こうね」

 

「俺様だってまだまだいけるぜ…」

 

「ガクトお前のことは忘れないぞ」

 

「ガクト君大丈夫ですか?

僕が看病してあげましょうか?」

 

「お前からは危険しか感じねぇからいいよ!

モモ先輩は俺様を殺すな!」

 

「物理的にやってやろうか?」

 

「やめてくれ!」

 

「あららフラれてしまいましたね」

 

「いいや若あれは誘っちゃいけないやつだ」

 

「ガクトは準と同じくらいキモいもんねー」

 

「さらっと俺も侮辱したなユキ!」

 

「私は彰人さんと皆がいればそれでいい」

 

「ああ、ありがとう京ちゃん」

 

ヤバい

いつ言い出せばいいかわからないぞ

けど今言わなくちゃ決心が鈍りそうだ

よし!言うぞ!

 

「皆!話があるんだ

聞いてくれないか」

 

僕がいきなり大きな声を出したから皆

静かになってくれた

落ち着け僕落ち着くんだ

 

「いきなりでごめんね

これは、僕が最近元気がなかった

理由でもあるんだけど

この前、鉄心じいちゃんから遠くへ

修行に行かないかと話をしてもらったんだ

僕はとても迷った

この川神で毎日皆と遊んでいることが

今、僕が一番楽しいと思える時間だ

けれども今川神でやっている修行じゃ

力の制御ができなくなっているのも確かにそうだ

だから僕は悩んでいたんだ

皆と離れ修行に専念するべきなのか

それともこのまま川神で皆といっしょに

暮らして良い方向に進むかわからない修行を

続けるのかをね

けどね、決めたよ

僕は、修行の旅にでるよ

今のままじゃ皆を守るどころか

逆に傷つけてしまうかもしれない

どのくらいかかってしまうかわからないけど

皆を守れるって胸を張って言えるくらいに

強くなって帰ってくる

それまで皆待っててくれるかな?」

 

「彰人さんの言ってることは

よくわかんねぇけど

スッゲー覚悟だってことは

伝わってきた!

だから行ってこいよ

彰人さんがいない間のファミリーは

俺に任せておけ!!

けど旅かぁ

いいなぁ俺もいきてぇー」

 

「ああ、任せるよ翔一君」

 

「キャップがこう言っているんだ

俺から言うことはなにもないよ」

 

「ありがとう大和君」

 

「私も待ってるわ!

彰人さんが安心できるように

毎日元気に笑顔で!」

 

「うん、一子ちゃん笑顔を大事にね」

 

「私はついていきたいけど我慢する

帰ってきたときには最高の女に

なって彰人さんをおとすから」

 

「あはは、頑張ってね京ちゃん」

 

「俺様も帰ってくる頃にはナイスガイに

なっているからな

驚くなよ」

 

「うん、期待しているよ」

 

「き、気をつけてくださいね」

 

「モロくんも色々と頑張ってね」

 

「僕からはまぁ医者の息子なので

怪我や病気にお気をつけてとだけ」

 

「冬馬君ありがとう

気をつけておくよ」

 

「俺も特にないな

でも困ったときは

頼ってくださいよ」

 

「ありがとう準君」

 

「僕も頼って良いよ!

どこかへ行っちゃうのは淋しいけど

僕我慢して待ってる

早く帰ってきてね!!」

 

「うん、なるべく早く帰れるように

するよ小雪ちゃん」

 

「まだまだお前と修行したかったけど

我慢しておいてやる

だから!

帰ってきたときには私とたくさん戦おうな」

 

「ああ、強くなって帰ってくるよ百代ちゃん

皆ありがとう

手紙とか送れるときは送るよ

それじゃあ鉄心じいちゃんにお願いしてくるよ

多分すぐには出発しないと思うから

それまでたくさん遊ぼうよ!」

 

《おう!

うん!

はい!》

 

 

さぁ、ここからがまた忙しくなるな

いつかまた皆を守れるように

 

 

これからも頑張ろう




修行編を書くか
それをすっ飛ばして東西交流戦から
書くか悩み中ですわ
修行編がみたいとか
東西交流戦からでも良いんじゃないとか
あれば感想等で待ってます

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