ソードアート・オンライン もう一つの物語~ストーリー~   作:rifle
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お久しぶりです!随分長い間投稿できませんでしたが投稿できます!それだはどうぞ!!


黒猫団と副団長

カン カキーンと剣の音が響き渡るこのデスゲームが開始されて2年。俺たち月夜の黒猫団は今も変わらず最前線を進み続けている

ケイタ「状況終了!」

ダッカ「ボス部屋までもうすぐだろうな」

ササマル「もうちょっと奥に行くか?」

シリカ「でも、そろそろ戻らないと日が暮れちゃいますよ?」

カイ「夜の森は危ないし今日はこの辺で帰るか?」

ユウキ「賛成〜!ボクお腹ペコペコ!!」

サチ「そろそろ、消耗品の買い置きもなくなっちゃうし帰ろっか!」

こんな会話をしながら攻略をして行くほどに余裕も生まれてる俺たち。安全マージンも十分とっているし、無理なこともしていない。今では攻略組と呼ばれるほどにこのギルドは成長していた


帰り道。森を歩いてる途中

レイン「カイくん!あれ!!」

カイ「?」

レインがカイの方を掴み森の奥の方指差すしかもかなり緊迫した表情でだ。なんだと思い俺たちも向こうを見た後の行動は早かった

俺とカイは投擲スキルでそのモンスターを倒した

そして、その戦いの後、俺たちはエギルの店へと直行した

エギル「おいおい!S級のレアアイテムじゃねーか!『ラグーラビットの肉』俺も現物を見るのは初めてだぜ!なぁお前ら買い取れって自分で食おうと思わなかったのか?」

ユウキ「思ったよ!!そりゃもう!」

ユウキはエギルに叫ぶその声は悲痛にまで聞こえてくる

カイ「ユウキ!どうどう!!」

そんなユウキをカイは宥めていた。終いには涙目になってるユウキの頭を『よしよし』と撫でていた。まるで兄妹である

シリカ「でも、こんなすごい料理を扱えるほど料理スキル高い人なんていませんよ」

サチ「私たちも多少あげてるけど、成功確率が5%じゃ・・・」

エギル「なるほどな〜………」

そんな会話をしているとポンポンと誰かが俺の肩を叩いた

アスナ「キリトくん♪」

そこに救いの手が現れた

キリト「シェフ捕獲!!」

アスナ「へ?」

キリト「あっ!いや、珍しいなアスナ。こんなゴミ溜めに顔を出すなんて・・・」

エギル「おい!」

アスナ「もうすぐ次のボス攻略だからいきてるかどうか確認しに来ただけよ!それよりシェフがどうかしたの?」

キリト「ああ!今、料理スキルの熟練度どのくらい?」

アスナ「(ニヤ)…..先週コンプリートしたわ!!」

全員「何ぃ!?」

キリト「その腕を見込んで頼みがある!!」

アスナ「?......ラグーラビット!?」

キリト「これを領してくれたら一口食わせてやる!」

アスナ「や・ま・わ・け」

キリト「ああ」

アスナ「やった!!」

どんどん話が進んでいきアスナも連れて家に戻って来た。ちなみに隣にいたクラディールは華麗にスルーされたのだった・・・ちなみにラグーラビット一つでこれだけの人数賄えるのか?と思う人もいるだろうがゲームなので問題ない

アスナ「しばらく私も入れてちょうだい!今週のラッキーカラー黒だし」

飯のあとこの一言がきっかけでアスナも明日からの攻略に参加することになった



サチとシリカは文句言いたげだったが飯の恩もあるので無下にはできなかった

〜次の日〜

キリト「・・・・・・・・・・来ない」

サチ「もう、行こうよ!」

ダッカ「そうだな」

中々来ないアスナにしびれを切らしたその時だった

アスナ「キャーーー!」

と叫びながら飛んできた。
どうやらこの人物は転移門のゲートに飛び込みながら転移してきたのだろう。飛び込んできた人物がキリトに覆いかぶさるようになった状態で2人は地面に倒れ込んだ。

「いてて……な、なんだってんだ……?」

覆いかぶさってる人物を押しのけようと右手に力を込める。

すると

「ひゃ!」

何とも可愛らしい声が聞こえてきた。
(なんだこれ? 柔らかい?)
キリトの右手にはなにやら柔らかい感触がある。
確かめるように何度か手を動かしてみるキリト。

「い、いやーーーーーーーーーーー!!!!」

大きな悲鳴が響きわたる。
直後、キリトの身体が宙を舞った。
ゴロゴロと地面を転がり柱のような装飾に後頭部をぶつけてようやく停止した。

「いっつ……なにが……」

後頭部をさすりながら前方をキリトは確認する。視線の先には女性プレイヤーがぺたりと座りこんでいた。

白を基調とした見覚えのある装備。

彼に飛び込んできたのはアスナだった。

両腕を胸の前で交差させて、キリトを涙目で睨んでいる。

そこでようやくキリトは先程の感触が何だったのかを理解した。

思考を巡らせ、感触を思い出すように右手をグッパする。

「お、遅かったな、アスナ」

とりあえず誤魔化すようにキリトはそう言った。
アスナは視線をさらに鋭くした。
顔を引き攣らせるキリト。

その時だった。

再び転移門が青白い光を放つ。
アスナは立ち上がりキリト達の後ろに隠れるように駆け寄った。

光の中から現れたのは白と赤を基調とした装備の男性プレイヤー、クラディールだった。
辺りを見回し、アスナの姿を確認すると

クラディール「探しましたぞ、アスナさま」

アスナ「なんで、あんた朝から家の前にいるのよ!!」

テツオ「何!?」

ササマル「それなんてストーカー?」

ケイタ「おまわりさん…….はいないからゲームマスターさんこいつです!」

カイ「犯罪ダメ!絶対!!」

アスナの発言を聞いて言いたい放題の黒猫団男性陣である。

クラディール「貴様らに何がわかる。私の任務はアスナの警備それには当然家の監視も・・・」

アスナ「含まれないわよ!馬鹿!!」

シリカ「最低ですね。」

ユウキ「ボク、こういう男一番嫌いなんだ!」

レイン「女の敵よ!!」

サチ「変態!!」

クラディール「さ、ギルド本部まで戻りなさ・・・」

ザッ!と音ともに黒猫団のメンバーがアスナの前に出た

キリト「悪いな。あんたんところの副団長様は今日は俺たち月夜の黒猫団の貸切なんだ。ギルドにはあんた一人で行け!」

クラディール「ふざけるな!貴様らのような雑魚集団にアスナ様の護衛が・・・」

カイ「あんたの百倍マシだよ!」

カイの一言に吹き出しそうになる他の黒猫団メンバー

クラディール「それなら証明してみろよ!」

キリトに挑まれる『決闘』・・・・

キリトは微笑み、デュエル申請を『初撃決着モード』で承諾した。

デュエル開始までのカウントダウンが開始した。

「見せてやるぞ小僧! 『血盟騎士団』クラディールの実力をな!」

そう言い放ちクラディールは腰に装備していた両手剣を抜く。
キリトも背の鞘に納められている愛剣、エリュシデータを抜く。

「おい! 『黒の剣士』と『血盟騎士団』のメンバーがデュエルだとよ!」
「見物だな!」

騒ぎを聞きつけた野次馬が彼らを取り囲み騒ぎ始めた。中にはどちらが勝つか、賭けまで行っている者もいる。クラディールは小さく舌打ちし、中段で担ぐような形で剣を持つ。

前傾姿勢になり腰を落とすように構えた。

対するキリトは剣を下段に落とし緩やかに構えた。
やがてカウントがゼロになり、アラーム音と共にデュエルが開始された。

2人は地を蹴って駆け出す。

速度的にはキリトが少し速かったようだ。
互いの剣がライトエフェクトを纏う。

クラディールが放ったのは両手剣ソードスキルの『アバランシュ』。
上段からの突進攻撃だ。

対してキリトが放ったのは片手剣ソードスキル『ソニックリープ』。
同じ上段からの突進斬撃。

二つのライトエフェクトは弧を描くように振られ、ぶつかり合う。
激しい剣戟音が辺りに響いた。

互いに交差するようにすり抜け停止する。
攻撃の瞬間、勝ち誇ったような表情をしていたクラディール。
しかし、今は驚愕の表情を見せていた。

「な、なんだと……」

自身の剣を見て呟く。
そこにはある筈の刀身がなかった。
横腹から真っ二つに折れている。
折られた刃は空中で回転しながら落ちてきて地に刺さった。
直後、ポリゴン片となり砕け散った。
彼の手に残っていた柄の部分も後を追うように砕け散る。
この結果に周りの野次馬は騒然としていた。

「すげぇ……『武器破壊』だ……」
「狙ってやったのか?」
『武器破壊』とは武器の衝突時に稀に起きる現象である。

本来は狙って出来るものではない。
しかし、キリトは攻撃の出始めか終わりの攻撃判定が存在しない状態に、武器の脆い部分に一定角度で剣を命中させて任意に『武器破壊』を起こしたのだ。
がくりと膝を突きクラディールは項垂れる。
キリトは愛剣を背の鞘に納めて振り返り

「武器を変えて仕切りなおすなら付き合うけど……もういいんじゃないか?」
静かに問いかけた。
するとクラディールは勢いよく立ちあがり

「ふざけるな!! 一体何をした! 『武器破壊』など、任意で起こせるものじゃないだろう!! なんの小細工をした! この『ビーター』がぁ!!」

怒りの形相で武器を変えてキリトに襲いかかる


しかし!!

カキーーーーン!!

それを割って入ったものがいた

クラディール「!!」

サチ「・・・・・・・・・・・」

サチだった!

クラディール「なんだ小娘!!」

サチ「これ以上キリトのことをビーターなんて言ったら私達が許さないよ!!」

クラディール「何ぃ!?」

クラディールが周りを見ると他の黒猫団の面々が怒りの表情でクラディールを睨んでいた

アスナ「・・・・・クラディール。今日をもって護衛役を解任。別命があるまでギルド本部で待機以上。」

それを聞くとクラディールはこちらを睨んだまま帰って行った。

そして一行は気持ちを切り替えて迷宮区へ向かうのだった。






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