初めまして、弥生(偽)、着任…。あ、気を使わないでくれていい…です。   作:千雪 葉月

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もうすぐ高校生活がはじまります、私が行くのは片田舎の工業校、海が近く造船所があり、私の住んでる町から電車で25分ほど、海辺で電車通学、高校生らしさのポイントは高かったです。田舎のためコンビニがほとんどないですが…。しかし食堂があるので問題なし、結構いいとこ。

何が言いたいか…高校生活が始まると不定期更新になるおそれあり。

それだけ…


第8話

少し前…

 

執務室

 

「司令官、弥生を一人で出すのか?」

なでなでされながら長月は霜月に聞いた、

 

 

「そだよ」

「…」

 

「心配?」

「どうせ中破姿を見たいだけだろ…それに姉たちが黙ってない…私もだがな…」

「大丈夫、大丈夫、安心して」

「お前が大丈夫って言っても説得力がないからやめろ…」

「わかった、じゃあ長月行ってくれる?」

そう言う霜月の目は長月に抱きつき髪の毛をクンクンしてたロリコンの目ではなくキリッと目で長月を開放すると霜月はインカムで明石に連絡をする。

 

「明石?え、いまいそがしいからあとにして?卯月のことでしょ、そのあとでやってくれればいいから、それより弥生は大丈夫だと思うかって?大丈夫よ、睦月と如月の妹でそこにいる卯月の姉なんから、え、あなたの大丈夫ほど信用できないものはない?それ長月にも言われたわ、それより…いますぐあれを出せる?」

インカムを切り一人にやりと笑う霜月

「露月…装甲駆逐母艦…ドック完備の重装甲母艦…本来の使用用途で使うのは久しぶりかな…」

「しばらくは出撃用ウェルドックと入渠ドックを稼ぐために遠征艦隊収容所として使ってたな…しばらく動いてなかったが動かせるのか?」

露月はこの鎮守府が所有する装甲駆逐母艦の一隻であり、この艦は艦首に分厚い装甲を持ち敵艦隊に高速で突撃し艦娘達を送り出す役割をもった特殊な艦だ、今海軍が使用してる艦の多くがこれである基本的に鎮守府には装甲駆逐母艦が、泊地には改一等輸送母艦(一等輸送艦の改造艦)が、小型の基地には改二等揚陸母艦(二等輸送艦の改造艦)が基本的に主力として所属してる、ここの鎮守府に露月のほかに、改一等輸送母艦が二隻、改二等揚陸母艦を一隻保有している、この三隻は露月と違い輸送任務や警備任務の艦娘達の支援をしている…しかし今日はすべて出払ってる…

基本的に第二、第三艦隊も出撃し敵艦隊と交戦するが何ら問題なく輸送物資的なことを考えれば燃費も改一等輸送母艦等のほうが上だったためしばらくは工廠の電源と出撃用のウェルドックを兼ねていた。

「それなら心配いらない、あの艦のスクリューは機関と直結じゃなくて発電した電力でモーターを稼働させて航行するタイプだから、電力に関しては整備は十分たまってるだろうから、今すぐ出れる…出るならこれに乗って行きなさい長月…いや、睦月と如月も…かな…」

入口のほうを見るとドアを開けて睦月、如月が入ってきた、

「睦月、操艦はまかせる、如月は睦月のサポート、長月は甲板から狙撃…以上」

「「了解!!」」

 

 

………

 

 

ウェルドック

 

「こちら卯月、ブースター付け終わったぴょん!」

ブ-スターの接続作業を終え明石にの知らせる、

「明石了解です、出撃してください、ご武運を祈ります」

明石はそれに返答し出撃許可を出す

「うーちゃん出撃するぴょん!!」

それにこたえるように卯月が追加ブースターを吹かし飛んで行った

 

待っているぴょん弥生、今助けに行くぴょん!

 

ふと弥生には帰ってきたら何をしてもらおうかなーなどと考えつつ戦闘海域へと向かった。

 

 

………

 

 

露月艦橋

 

「モーター稼働確認、バウスラスター機動、離岸開始、機関後進…転舵反転、機関最大速力!弥生の救援に向かう!」

睦月の掛け声とともに露月が離岸しバックで鎮守府の湾から出るとくるりと向きを変えまっすぐ卯月を追いかけ始めた。

 




睦月の基本装備とスキル

装備12、7cm連装高角砲後期型、61cm三連装魚雷(酸素)、強化型艦本式缶
スキル 長女の威厳 一時的に艤装の能力を飛躍的に上昇させるほか一時的にカリスマになる、使用後は全身に力が入らなくなる、どういう原理か甘味で復活する。


p.s書きだめがなくなりました。

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