初めまして、弥生(偽)、着任…。あ、気を使わないでくれていい…です。   作:千雪 葉月

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ケンチクウム欠乏症…





第3話

「午後の秘書艦?」

 

なにそれ?午後の紅茶の親戚かなにか?

 

「午後の秘書艦は文字通り午後からの秘書艦だ」

「へぇ…」

「じゃあ長月…がんばるぴょん」

 

「…ちょっ…待っ「にゃがつきちゃんかわいい」なっ!!勝手に猫耳付けるな!!放せ!!離れろロリコン!!「あー癒されるー!」誰か助けてくれー!!」

顔を怒りと恥ずかしさで真っ赤にして提督をぽかぽかたたく長月に心の中で敬礼し、卯月と一緒にその場を後にした…

 

 

………

 

 

「ここが艦娘寮だぴょん、でこっちが駆逐艦寮だぴょん」

卯月の案内の元鎮守府を移動中…

「そしてここが睦月型の部屋だぴょん!!ここが1~4番であっちが5~8、9~12だぴょん」

 

そしてドアをまた蹴ろうとするが…先にドアが開きそして…

「え…」

「あ…」

「むぎゅぅ!」

中から出てきた誰かが蹴り飛ばされた。

 

「…。」

「…。」

 

そして

「うーづーきー…」

このとき

「ひぃぃ!!!」

私は

「また睦月を蹴ったにゃー!!」

姉の威厳というか…オーラのすごい睦月お姉ちゃんを一瞬だけ見た…

 

 

「ひぃぃ!!」

 

 

 

「…ふにゃぁ」

そのとき睦月がへにゃりと倒れた

 

「ちからがはいりゃない…」

「…はー助かったぴょん…糖分不足で倒れたぴょん」

 

「あらー私がいるわよ」

「げ…」

そこには姉の威厳というか…オーラのすごい如月お姉ちゃんがいた

 

 

「だいたいあなたはいつもドアを蹴るのをやめなさいってあれほど言ってるでしょう!それに誰がドアの修理費(ギャラ)を払ってるのかわかる?」

「ごめんなさいぴょん…」

 

「むきゅぅ…」

「あのー…大丈夫…ですか?」

「だ…だいじょう…ぶにゃしぃ…糖分さえ…ほきゅうできればにゃんとかぁ…」

 

 

「とにかく今日はここまでにしておくわ…はじめましてでいいのかしら?」

「えぇっと…まあ…」

「如月よ、そこで倒れてるのは睦月ちゃんよ」

「きさらぎちゃん…糖分…」

「あのさっきのは」

「長女の威厳、私のは姉の風格…いわゆる特殊スキルよ」

 

「特殊スキル…?」

「一度説明するから外に来てもらえるかしら?卯月いつものあれやってくれる?」

「了解だぴょん!」

 

 

………

 

 

「この世の中の艦娘には基本的になにかスキルが付与されるの、たとえば卯月…あの子は」

 

「ぴょん!!」

助走もなしに屋根に飛び乗った卯月を見て驚いた。

「ラビットジャンプって仮の名前は付けられてるぴょん」

 

「能力には機械的な補助スキルと私たちみたいな身体的スキルがあるの、機械的スキルは艤装を付けていれば使える、身体的スキルは生身で使えるけど…さっきの睦月ちゃんみたいなことになるのよ、まああの子のようなスキルはユニークスキルと言ってあの子だけしか使えないけど…」

と言って氷砂糖を食べる睦月のほうを見た

「まあ睦月ちゃんや私のもだけど…」

そう言って睦月の氷砂糖を分けてもらい食べていた。

 

「まあ…一度工廠に行くことを勧めるわ基本的に近代化改修より目に見えて強くなれるからそういう装置があるの」

 

如月にそう聞き私は工廠に向かった…

 

 

 

 




これは趣味で書いてます。

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