俺ガイル×俺妹   作:いろはすりんご味

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今回は俺ガイルと俺妹のクロス小説を書いてみました。
最近、俺妹を見直して、面白いなぁ〜って改めて思い、書きました。文章や言葉遣いがおかしいかもしれませんが、暖かい目で見てやってください。

後、八幡は都合上、京介とはある程度仲がいいことになってます。じゃないと話にならないので笑笑
また、加奈子の口調がよくわからなかったため、あまり加奈子がでてきませんが許してください


1話

あやせside

モデルの仕事が終わり、早く家に帰ろうと思っていた時、知らない男性に声をかけられた。いわゆるナンパってやつでしょうか。

 

「君、可愛いね!これから一緒にお茶しない?」

 

「嫌です」

 

「そこをなんとかさ〜。俺、奢っちゃうよ!」

 

「結構です。それでは」

 

そう言って私は帰ろうとしたが、腕を掴まれてしまった。

 

「少し優しく言ってやってるのに、調子こきやがって。さっさとこいよ!」

 

「通報しますよ!」

 

と言った私だったが、腕を引っ張られたため抵抗していたが、私では男性の力に敵うはずがなかった。なかば諦めていた私だったが、隣から男性の声が聞こえた。

 

「よ、よお、待ったか?」

 

「誰だよお前は」

 

「俺か、こいつは俺の連れだ。後、いい大人がこんなところでナンパしてて恥ずかしくないんすか?中学生をナンパするとか、変態なんですか?」

 

「くそガキ、言っていいことと悪いことがあんだぞ?てめー、殴られてーのか!」

 

「どーぞ殴ってください。まあこの騒ぎで殴れば、どーなるかわからないですけど」

 

「ち、今回は見逃してやる」

 

そう言ってナンパ男は逃げていった。

 

知らない男性がいきなりきたと思ったら、ナンパ男から助けてくれました!それに、私の事、中学生って言ってたけど、なんでわかったんだろう?

 

「さっきはナンパから助けていただき、ありがとうございました!」

 

「いや、別に気にしなくていいぞ?俺がしたくてしたんだしな。それじゃ」

 

そういって男性は帰ろうとしたので、

 

「ちょっと待ってください!なんで私が中学生ってわかったんですか?もしや、ストーカーですか?」

 

「ストーカーなわけあるか。まぁ俺の知り合いの妹が、君と同じ制服を着てたからよ。だから、中学生ってわかったんだ」

 

「そ、そうだったんですね。疑ったりしてごめんなさい」

 

「いや、別に気にしてない。まぁこんな腐った目だしな。そう言われても仕方ないよな」

 

「あ、あの、名前はなんて言うんでしょう?教えてくれません?」

 

「俺か?俺は比企谷八幡だ。まぁもう会う事はないと思うから、忘れてくれても構わんぞ?」

 

「絶対に忘れませんから!私は新垣あやせって言います!よろしくお願いします!」

 

いつもの私なら、こんなにぐいぐい行く事はないのだが、なぜか今の私は違う。そのせいで若干八幡さん、引いちゃってるし。

 

「まぁよろしく。それじゃ」

 

「はい!」

 

八幡さんが帰ったため、私も帰ることにした。家に着き、さっきの事を振り返っていると、だんだん恥ずかしくなってくる。そういえば私、八幡さんの連絡先聞くの忘れてました。これじゃ、会うことができないじゃないですか。

 

私は落ち込んだまま、寝てしまった。

 

次の日学校に行き、桐乃に挨拶をした。

 

「おはよー!桐乃!」

 

「おはよー、あやせ。なんかいつもより嬉しそうだね!何かあったの?」

 

「う、ううん。何もなかったよ?」

 

「あっやしいなぁ。ところでさ、土曜日うちに遊びにこない?」

 

「もちろん大丈夫だよ!」

 

「加奈子もいいよね?」

 

「あったりまえじゃん!」

 

土曜日が待ち遠しくなっている私がいた。

八幡side

「なあ比企谷、土曜日うちにこないか?」

 

「行かない」

 

折角の休日を無駄にしたくないしな。まぁ誘われる事は嫌ではないがな。

 

「そこをなんとか。なら、勉強教えてくれ!」

 

「却下。めんどくさい」

 

「まじかよ〜。頼む!この通り」

 

そう行って高坂は土下座する勢いで言ってきた。そのため、俺も断ることができず、仕方なく引き受けた。

 

「……わかったよ。行きゃーいいんだろ?」

 

「おう!ありがとな比企谷!」

 

「お、おう。それで、何時に行けばいいんだ?」

 

「10時くらいにきてくれ」

 

「了解」

 

「それじゃ、土曜日な!」

 

「わかったから、静かにしてくれませんかね?」

 

「お、おう悪い」

 

はぁ、めんどい。俺の休日が潰れてしまうな。

 

あやせside

ついに土曜日を迎え、私は桐乃の家の前まで来ていた。後はインターフォンを押すだけだ。押そうとした時、後ろから声をかけられた。

 

「よ、よお。久しぶりだな」

 

「は、はい。お兄さんも桐乃の家に用があるんですか?」

 

「まぁな。って言っても、高坂妹に用はないが、兄の方に呼ばれてな。まったく、めんどい」

 

「そうだったんですね!まさか、この前行ってた知り合いの妹が桐乃だったなんて思いませんでしたよ」

 

「まぁそうだろうな。言う必要もないと思ったしな」

 

「まぁそうですね!」

 

まさかここで八幡さんに会えるなんて嬉しいです。今日は連絡先を聞きたいなぁ。

 

「まぁ、新垣たちの邪魔はしないからよ。高坂妹と楽しんでくれ」

 

「はい!それじゃ入りますか!」

 

「お、おう。そうだな。先に新垣が入ってくれ。俺は後から入るからよ」

 

「なんでですか?一緒に入ればいいじゃないですか?」

 

「とにかく、先に入ってくれ」

 

「は、はぁ。わかりました」

 

なんなのでしょう?八幡さんは私の事が嫌いなんでしょうか?そうだとすれば悲しいです。そう言って私が先にインターフォンを押して、中に入り、桐乃の部屋に向かった。その10分後くらいに、八幡さんがインターフォンを押し、中に入ったみたいだ。

 

「ねえ、あやせ〜?なんでそんなに嬉しそうなの?」

 

「それ、私も気になってたんだよね〜。なんかさっき男が来てから急に元気になってやんの」

 

さっきまでずっと黙っていた加奈子もそんな事を聞いてきた。

「もしかしてー、彼氏?」

 

「そんなんじゃないよ〜。桐乃のお兄さん?の知り合いらしくて、桐乃の事も知ってる人と話してただけだよー!」

 

「もしかして八幡さんのこと?」

 

「そうだよ!」

 

「なんであやせが八幡さんの事知ってるの?」

 

「い、いや〜、あはは」

 

「そうやって誤魔化さないでよ〜!」

 

「わ、わかったよ!簡潔に言うと、私がナンパされて困ってる時、八幡さんが助けてくれたんだよね!」

 

あの時の八幡さんはかっこよかったなぁ〜、と思っていると顔にもでていたみたいだ。

 

「あやせ、キメー」

 

「加奈子、どういう意味!後で私とお・は・な・し、しましょうか!」

 

まったくもう、加奈子ったら人の気も知らないで。

 

「まさか八幡さんがそんな事するなんてね〜」

 

それから、私たちは八幡さんの話と、桐乃のお兄さんの話で盛り上がっていた。

 

八幡side

「なあ高坂、隣、妹の部屋だよな?声聞こえすぎじゃね?」

 

「確かにそうかもな。比企谷、気になるのか?」

 

「いや、全然」

 

「でもなんか今、比企谷の話してるみたいだぞ?」

 

「ま、まじか」

 

どーせ、悪口しか言われてないんだろうがな。中学生って怖い。あれ、目から汗が。

 

「そんなことより、勉強するぞ。正直、帰りたいんだがな」

 

「そ、そんなこと言うなよ。さぁ、勉強するぞ!」

 

そう言って、高坂は勉強する気になったのか、教科書やノートを出してきた。そのため、俺も持ってきた勉強道具を出して勉強する体制に入った。お互い、結構集中して勉強していたため、喉が渇いた。

 

「比企谷、そろそろ休憩にしないか?今飲み物持ってくる」

 

「お、おう。サンキューな」

 

しばらく待っていると、下からドンという音が聞こえてきた。何事かと思い、下まで行くと高坂が高坂妹の胸を揉んでいた。流石にこれはやべーな。

 

「高坂、流石にそれはねーわ」

 

「お、おい、比企谷。これはそういうのじゃなくて、偶然こうなってしまったんだ。信じてくれ」

 

「なら、その手早くどけたらどうだ?高坂妹も困ってるぞ?」

 

「そ、そうだな」

 

その一部始終を新垣たちも見ていたのか、めちゃくちゃ顔が赤くなっていた。そりゃー新垣たちもびっくりするわな。だって俺もびっくりしてるからな。その騒ぎがあってからだいぶ時間が経ち、そろそろ帰ろうとした時だった。新垣たちも帰ろうとしていたのか、一緒になってしまった。

 

「あれ、八幡さんも帰るんですか?」

 

「お、おう。まぁな」

 

「あ、あの、一緒に帰りませんか?」

 

「遠慮しとくわ。新垣の友達にも悪いしな」

 

「だ、大丈夫です!友達なら先に帰りましたから」

 

「い、いや、そこにいるんだが」

 

「へ?あっ、す、すみません」

 

「ま、まぁそれはいいんだが」

 

「それでですね、一緒に帰ってくれませんか?」

 

「わかったよ」

 

上目遣いプラス涙目って反則でしょ。それに美少女ときた。これで断れる男がいたら、すごいと俺は思う。

 

途中で新垣の友達が家についたため、新垣と2人きりになってしまった。

 

「あ、あの。八幡さんの連絡先教えてくれませんか?」

途中で新垣が急に聞いてきたため俺はびっくりしたが、平然を保ちつつ、答えた。

「あ、ああいいぞ。ほれ」

 

そう言って俺は携帯ごと新垣に渡した。それを受け取った新垣は驚いていたが、すぐに登録を終わらせ、携帯を返してきた。

 

「登録終わりました!それにしても、よく人に携帯貸せましたね?」

 

「まぁ、人に見られて困るもんもないしな」

 

「それにしたって普通無理ですよ」

 

「そういうもんなのか」

 

「はい!そうですよ!」

 

「そ、そうか」

 

「私の家、この辺なんで。それでは」

 

「お、おう。じゃあな」

 

その後俺も家につき、長い長い1日が終わったのだった。

 

 




あやせの口調も難しいですね笑笑
駄文だったと思いますが、読んでいただきありがとうございました!
これからも頑張って書いていきたいと思います!

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