ダンまちにアクシズ教を!【更新停止】   作:アクシズ

14 / 20
前半タイトル詐欺でお泊り会Withおったるです。

一緒お風呂入ったりして、人によっては下品と感じられる内容があるかもしれません。
そういうのに潔癖な方は♦から♦までスルー推奨です。

それと場面によって視点が変わります。




美の女神 

「今日はまずおったるにアクアの素晴らしさを伝える為に、ここに泊まってもらうことにしました。ハイ拍手」

「わーぱちぱち!」

 

「ちょオッタルと言えば、フレイヤの眷属じゃないか!?」

「誰の眷属だろうと、もうわたし達はマブダチです」

 

「カズミン『発音がちょっと違いますよおったる。かずみんです』そうか、いや俺はオッタルだ」

 

「おったるの方が強そうです」「ならいい俺はフレイヤ様の為、強くあり続けなくてはならない」

 

「わかりますよおったる!わたしもアクアの為なら神にすらなってみせましょう!」

 

「───その発想はなかった!!!」

 

「おったるは今いくつなのですかわたしは14です」「32だ。そうか年も同じだったか、俺も14の頃はお前と同じように・・・・・」

 

 

「ねぇねぇヘスティアうちの子がいきなり冬将軍みたいなボス感溢れる大男連れてきたんですけど!」

 

「冬将軍がなんだかはわからないがあれはオッタル、都市最強の冒険者って話だぜアクア」

 

「あの子大物とエンカウント率高過ぎじゃないかしら?」

 

「君がそれをいうのかい?多分半分以上アクアの恩恵によるトラブルに愛されてるんだと思うぜボクは」

 

「・・・・・・!かずみん・・・頑張りなさい。あんたのこと見守ってるから!」

 

「ぐうたらしてたら神友に追い出された、っていうボクが言うのもなんだが、君も大概だぜ」

 

「おったるおっきいね!肩車して!『あっそれわたしもしてほしいです。ここだと狭いからお風呂行きましょう!』わーい!」

 

 ・・・・・・・・

 

「なんかうちの子、都市最強君馴染んでるわね」

「意外と可愛いものや小さい子が好きだったりするかもね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってお風呂って男女が一緒って駄目だろう?」

「何言ってるのよあの子達まだ子供じゃない」

 

「えっそうなのかい?」「そうよオッタルだって32よ?全然子供じゃない」

「そうですよヘスティア。それに混浴とはロマンなのです!」

 

「浪漫?」「ええそうです。かの『大英雄カズマさん』は毎日のように妻達と混浴を楽しんだと伝記が残されています」

 

「まぁカズマさん最初はヘタレなとこ見せて恥ずかしがってたみたいだけどね、一度入ってから開き直ったのか毎日だったわ」

 

「そのカズマさんってヒューマンだったんだよね?まさかアクアはヒューマンと結婚とかしてたのかい?」「んなわけないじゃない」

 

「カズマさんとは毎日一緒に馬小屋で寝泊まりした仲だけど何もなかったわよ。たまに隣でこそこそナニカしてたけどね!」

 

「ちょっ!それってまさかナニしてたんじゃ・・・」

「あんた処女神とかいいながら一応興味はあるのね」

「ぶっ!いやボクだって神なんだからな大抵の事は知ってるんだい!」

 

「まぁそんな話はいいですから行きますよお風呂」

「君はそれでいいのかいオッタル君!」

 

「いや・・・俺は」

「オッタル────【猛者(おうじゃ)】たるもの混浴が出来なくてどうするのです!ほら行きますよ」

 

「んじゃヘスティア私達も行きましょう!」「うわっちょっ!わかった!わかったから引っ張らないでおくれよ」

 

 かぽ~ん

 

「オッタルおっきいね!」「うわなんですかそれ、そんなえげつないモノ初めて見ましたよ」

 

「さすがおうじゃね!」「うわー重たいよこれ!」「こらっ!ぱーる君そんなものつかんじゃ駄目じゃないか!」

 

「そんなもの・・・・・・」

 

「ヘスティア。おったるがショボーンってなっちゃったじゃないですか。これだからオッパイの大きい者は」

 

「なっそれボクの胸の大きさは関係ないだろう?」「もげろそして半分下さい」「こらかずみん君やめっ」

 

 

「今日も平和ね~」

「そうか・・・」「おったる!向こうまで競争しよ!」「あっそれわたしも混ざります!はいスタート!」「あっずるい!まてー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその後は、オッタルを加えて仲良くパジャマパーティーした。オッタルの好きな子は女神フレイヤだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私以外の者と接してる時に、あんなに楽しそうなオッタルを見たのは初めてかもしれない。何よパジャマパーティーって!私も混ぜてよ!

 

 といけないいけない。私はクールな愛の女神。オッタルには格好いい姿を見せてあげなきゃね!

 

「ただいま戻りましたフレイヤ様」

 

「おかえりなさい、私のオッタル。報告を」

 

 いつもの出来る上司然とした態度で接する。

 

「はっ・・・・・・フレイヤ様が見初めた通り、かの爆発少女かずみんは素晴らしい人材でした・・・・・・あの人の子ではないとおっしゃられた青髪の女性は水の神アクアというそうで【アクア・ファミリア】自体は団員数2名。団長のかずみんはレベル2.派閥等級(ランク)は精々H。大したことはありません」

 

 なるほどね、やはり神だったか。そうだと思ってたのよ。でも素晴らしい・・・か。

 

「ただしオラリオの外では、神ポセイドンや神アストレア、神ニョルズなどと特に神交が深いとか。そしてこのオラリオにおいては神ヘスティアと共同のホームを持ち【ヘスティア・ファミリア】は団員数ゼロで何も問題はありませんが、神ガネーシャと神ヘファイストスと強い神交があるとのことです」

 

 はぁ?何それバッカじゃないの!大物や敵にしたくないのばかりじゃない!

 

「ふふっ随分とまた無視出来ない名前の『神』が出てきたものね」

 

「はい・・・・・お言葉ですがフレイヤ様!件のかずみんの事は、無理をするのはリスクが大きすぎると存じます。それに───彼女は自由に生きた方が・・・ハッ、失礼しました!」

 

 視てたからわかっているのだけれど、随分とまぁ仲良くなっちゃって・・・・・どうしようかしら、どの程度の神交かはわかりかねるけど、オラリオでやってく上で、ヘファイストスとガネーシャを同時に敵対なんて流石に出来ない。

 

「そうね、では味方につけましょう。今は小さい【ファミリア】であっても、繋がりを持っていて損はなさそうだわ」

 

「──フレイヤ様のお心のままに」

 

 うんそれがいいわ!流石私。あのかずみんの『魂』ものに出来なくても、一度近くで見てみたいしね!というかあんな危険な子、既に私の中じゃ受け入れられなかったからいい流れ。是非とも我が【ファミリア】にとか言われなくて良かった~。

 

 あの子がうちにきたら、みんな中二病に感染しちゃいそうなんですもの。あれはすべての『神々』にとって遠い記憶、痛い気持ちを思い起こすもの。【痛々しい二つ名】で遊んでいるくらいならまだしも、存在まですべてとかどんな罰ゲームなのよ。あのアクアって神とは一度きっちり話をつけておく必要があるわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日はおったるに誘われて、アクアと共に彼の『主神』である神フレイヤに会いに行く。神フレイヤとは『美』の女神だそうで、近づくだけで『魅了』されてしまう程美しいという。そして残念ながらぱーるはそれに耐えられないかもしれないと、二人だけで行くのだ。ぱーるはヘスティアに預けてある。ヘスティアはフレイヤがちょっと苦手らしく、会いに行くのに少し反対したが、アクアが合うと決めたなら大丈夫です。

 

 しかも行先は神フレイヤのプライベートルーム『バベル』の50階、最上階である!多分アクアはあの塔に部屋を持つって話まだ諦めてないです。

 

「とうちゃーく!って凄いところね!やっぱり私のスイートルームにするべきじゃないかしら」

 

「アクアやっぱりまだ諦めてないんですね。もう『聖なる水と秘密の炉』があるんだからいいじゃないですか。教会の修繕も進んでいますし」

 

「えーでもなんかこういう高い所にお家を持つっていいじゃない?」

 

「それであれですか?下々の者達がまるでゴミのようだ!とかやるんですか?」

「なによそれ!私はそんなこと言わないわよ?あんた私のこと何だと思ってるのよ」

 

「アクアは世界一の母に決まっているではないですか」「うっそうね」

 

 今日のオッタルはなんだか、この前とは違う雰囲気です。今も黙って突っ立ってます。

 

「ほらオッタル。さっさと案内してちょうだい。それと帰りにあそこの壺くれないかしら。いい値で売れそうだわ」

 

「すみません神アクア。そういうのはフレイヤ様とお話してもらわないと・・・」

 

「何だか今日のあんた大人しいわね!まぁいいわ行きましょ!」

 

 そうして神フレイヤのプライベートルームとやらにお邪魔した。

 

 

「フレイヤ様。神アクアとその眷属かずみん。お連れしました」

 

「ご苦労様。ようこそアクア。それとかずみん。オッタルが色々お世話になったみたね。今日はゆっくりしていって頂戴」

 

 これは────すごいですね。壁一面に魔本の類がびっしりと並んだ書棚。そしてその前に金色の眩しい豪奢な椅子に座る女性。

 

 これほど美しい存在があるのですね・・・・・アクアやエリスといった女神達は勿論美しいのですが、これが『美』の神か・・・

 

「初めましてフレイヤ。私がアクアよ、水の女神なのよろしくね!てかあんたすっごく綺麗ね!」

「あらありがとう。あなたも可愛いわアクア」

 

 ではわたしも続きましょう。この美しい神に相応しい名乗りを!

 

「我が名はかずみん。【アクア・ファミリア】初代団長にして、紅魔族随一のアクシズ教徒!そしてオラリオ最強のアークウィザード!早くカッコいい二つ名欲しいです!」

 

 何となく虹色の薔薇の花を周りに咲かせてみました。

 

「・・・色々凄いわねあなたの子」「そうでしょ!自慢の子よ!」「ちょっとそれについて話したいことがあるのこっちに来て頂戴」

 

 なにやら離れた場所へ行く二人。神同士での大事な話でもあるのでしょう。

 

「おったる。わたし達はわたし達で遊びましょう!何か面白いものでも見せてください」

 

「そうだな────」

 

 

 

 そうして暫くしてからアクア達も戻り、今は三人でお茶会です。おったるは一人フレイヤの傍で立っている。

 

「それにしてもフレイヤ。美の神とは皆あなたのように美しいのですか?」

 

「うーんどうかしらオッタル?『フレイヤ様程美しい存在などおりません』だ、そうよ。ふふっ」

 

「それは良かったです。実のところ近づくだけで『魅了』されてしまうと聞いて、一応状態異常に対する耐性はありますが、これ以上となると耐えられるかどうか心配だったのです」

 

「あら面白いわね。それじゃ試してみる?今は抑えているだけよ?」

 

「面白いわね!試しにやってみたらどうかしら!」

 

「アクア、そんなこと言ってわたしがフレイヤの子になっても知りませんよ?」「大丈夫私はかずみんの事信じてるわ!」

 

「ただ楽しいんでるだけじゃないですか。まぁいいでしょう美の神の魅了。受けて立ちましょう!」

 

「うふふ、じゃあいくわ────」

 

 ズン!・・・・・・これは!急に体が重くなり、意識が朦朧となってくる。くっこのような状況だというのに、何故だろう楽しくなってきた!わたしの中の誰かが叫ぶ!くっ・・・ころせ!・・・と。ヤメロわたしになにをする!くっころ!くっころ!くっころ!ああああああああ!

 

 

 

 

 

 

 

「あらかずみん急に黙っちゃったわね」

 

「凄いわこの子。必死に『魅了』に耐えてるみたい」

 

「ですが、流石に限界が近そうです。フレイヤ様」

 

「そうねそれじゃこのへん『まだだぁ!まだ負けませんよ!もっとだああああああああああ!』・・・・・・へ?」

 

「ああ何かしらこの懐かしい感じわ」

 

「ああやめろ!わたしの体がいう事を効かない!やめてくれぇ!」

 

 そうフラフラとフレイヤに近づくかずみん。そして───

 

「ああ!駄目です。わたしはもう魅了させてしまった・・・もう離れられません」

 

 フレイヤの胸をわしっと握りしていた。

 

「え?」

 

「何ですかこの触り心地のいいオッパイは!こんな胸触ったことありませんよ!これこそが至高のおっぱい!どうしたらこんな胸に育つのですか!下さい!わたしにこれ分けて下さい!」

 

「ちょっとかずみん。丁寧に触れてくれるのはいいのだけれど、そろそろ放して頂戴」「嫌です」

 

「───は?ちょっとあなた魅了されてるのに何で」

 

「そうですわたしはもうあなたのこの至高の触り心地おっぱいに魅了されてしまいました。そしてわたしはアクシズ教徒アクアの子。欲望には忠実でなければなりません!今はまだ離れたくないのです」

 

「プ~~~~クスクスクスクスクス!!諦めなさいなフレイヤ。この子が満足するまで、膝の上でものせてあげなさい。そのうち飽きるわ」

 

「──────プッ──────くぅぅぅぅぅ~アッハッハッハ!!もう何なのよこの子!見てるオッタル!?この子確かに魅了されているというのに、平気で逆らうのよ!くぅぅぅぅぅ」

 

「フレイヤ様が楽しそうで何よりです」

 

 この空気はかずみんが飽きてフレイヤの胸を離すまで続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから暫くして、そこにはフレイヤの膝の上でお菓子を食べてるかずみんの姿があった。

 

「あっそうだフレイヤ、ちょっと相談があるのですがこれ見てください」

 

 そういい服を脱ぎ背中を見せるかずみん。

 

「アクアあなたステータスを隠さずそのままにしてるの?」

 

 そう、そこには【神聖文字(ヒエログリフ)】が浮き上がっていた。

 

「一々ロックかけるとか面倒だし、後私の力って何故か皆に伝わらないみたいなのよね、あんたが初めてよフレイヤ。私がただのヒューマンじゃないってすぐ気づいてくれたの」

 

「そういうことです。伝わらないので、何かあったときはすぐ見せれるよう、ロックはかけてないのです。別に見られても構いませんのでちょっと見て下さい」

 

「そうなの、じゃあ見せてもらうわ───────ぷっ何なのこれ!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

Lv.つぅ

 

力 :アークウィザードですから

耐久:あんまりない

器用:どっちかっちゃ不器用だし

俊敏:速くもないが

魔力:頭おかしいレベルで膨大だ

天災:天才ですから任せて下さい

幸運:不運に負けず

不運:幸運もないが

祝福:じゃんけん絶対負けません

 

《魔法》

 

【エクスプロージョン】

 

・究極の破壊を齎す狂気の力にして、

・それすなわち爆裂魔法ッッ!!

 

【×】爆裂魔法以外は不要!!

【×】森羅万象これ爆裂だ!!

 

《スキル》

 

母神水女神(アクアの子)】 

・芸達者になる。

・アンデッドに好かれやすくなる。

・トラブルに愛される。

・『不運』の発現。

 

幸運加護(Aegis of Ellis)

・胸部成長にマイナス補正。

・『祝福』の発現。

 

不死王師事(家庭教師ウィズ先生)】 

・非戦闘員は殺しちゃダメ。

・『天災』の発現。

 

見通能力(リーディング・シュタイナー)

・バニル式リーディング能力。

 

冒険者血統(ロード・トゥ・カズマさん)】 

・全てのスキルを習得することができる。

・『幸運』の発現。

 

爆裂娘(ぶらっどおぶめぐみん)】 

・爆裂魔法の詠唱が恰好いいほど強化補正増大。

・爆裂魔法を使う場面に直面するとテンション上昇。

・爆裂魔法を発動するとマインドイチになる。

・爆裂魔法以外のスロットなど封印です!!

 

性騎士(La La tina)】 

・物理魔法状態異常攻撃に対する耐性強化。

・攻撃を受けるたびにテンション上昇。

・物理攻撃の命中率にマイナス補正特大。

 

一応王族(べるぜるぐのひめさま)】 

・伝説の勇者及びベルゼルグ王族専用スキルを使える。

・真名《べるぜるぐ・すたいりっしゅ・そーど・かずみん》

 

紅魔族(ルビーアイ・デビル)】  

・魔力の成長速度超高補正。

・中二魂が刺激されるとテンション上昇。

・テンションが高い程『魔力』のアビリティ強化。

 

悪質狂徒(アクシズ教徒000)】 

・アクシズ教徒はやればできる子そして全てが許される。

 

 

 

 

 

 

「えっと・・・・・・やっぱり面白いわねかずみん!」

 

「ありがとうございます。それでエリスの『呪い』を、美乳の神の力で何とかなりませんか?わたしも今や14歳。身長はまだしもいつまでも胸が平なのはお姉ちゃんとしての威厳に関わるのです。うちの妹まだ8歳のくせにわたしよりも膨らんでるんですよ!」

 

「このエリスってあの不和と争いの神エリスなのかしら。その名に恥じぬ中々えぐい祝福をかけるわね」

 

「ん?エリスは幸運の女神ですよ。それにエリスとは仲良しです。大好きですが、この胸部成長マイナス補正だけは許しません。あの胸パット女神め!って言いふらしたのがバレて、多分その仕返しだと思うのですが、あんまりです」

 

 ショボーンとするかずみんだけれど、今の私は下界に降りてきている身。『神の力』を十全に使えるならまあ何とかしようもありそうだが、期待に応えられそうもないわね。

 

「ねぇアクアあなたの祝福も私には酷くみえるのだけれど」

 

「何をいうのです!この芸達者は凄いんですよ!名乗りの場面では必須のスキルです!アンデッドなど燃やしてしまえばいいのです!トラブルに愛されるのも芸人には必須のスキル!そして不運。ドン爺、ポセイドンから聞きましたが、かの『英雄神ヘラクレス』はヘラという義理の母からあえて苦難の道をいかされ、それを乗り越えた先に神へと至り『ヘラの祝福』という意味でヘラクレスという名を名乗ったとか」

 

「つまりこれらすべて我が母からの愛!!」

 

 それはまるで主神フレイヤを侮辱された時のオッタルの如くな勢いであり、母アクアに対する盲目の愛を感じさせるものであった。

 

「わかったわかずみん。あなたのアクアへの愛は本物よ」

「わかってくれればいいのです」

 

「ホッ──それで、成長の件だけど、残念ながら下界に降りてきている神じゃ、それをどうにか出来る力を発動するのは無理ね。正確には無理ではないのだけれど、リスクが大きすぎるわ」

 

「そう・・・ですか。まぁこんなマイナス補正に負けずに成長してしまえばよいのです!大丈夫!大丈夫ですよ!」

 

 14歳にして全く成長がなし、無理がありそうなものだが、それを突っ込む程の鬼畜はそこに存在しなかった。

 

 その後は穏やかにお茶会は進み、アクア、フレイヤ、かずみんはすっかり仲良くなって、そう言えばとダンジョンの話になった。

 

 それなら今度行く時にオッタルを連れて行くといいわ。とのことで後日顔パスなオッタルと(アクア達が三人で行くとのことで)念の為もう一人護衛と皆でダンジョンへと決め、この日は終わった。

 

 楽しそうな主神フレイヤを一日眺められて、忠実なる眷属オッタルはとても幸せそうだったそうな。

 

 めでたしめでたし。

 

 




アクア様の年齢感 本作品においてアクア様にとって人の子は、32歳だろうと皆子供。原作と比べて、子育てを経験することで、より母性に溢れ、女神女神してるのです。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。