ダンまちにアクシズ教を!【更新停止】   作:アクシズ

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ホーム決まりました

「あっこの馬見たことあるー!」

「ええこれは水獣馬(ケルピー)ですね。しかし調教(テイム)ですか、手にいれとけば使う機会があるかもしれませんね」

 

 昨夜はそのまま『アイアム・ガネーシャ』で休ませてもらい、朝ご飯を食べてから、ぱーると二人で敷地内を歩き、とにかく広く青い草原──牧草で埋めつくされている(こういう牧羊的な雰囲気はアクセルの街を思い出せて好きです)先にある、銀の柵によって囲まれた、モンスターを調教(テイム)したり、飼育している場に来ている。

 

 波紋鋼(ダマスカス)精製金属(ミスリル)、はたまた 超硬金属(アダマンタイト)やらで出来ていそうな頑丈な柵、更に武装した優秀であろう団員達が何重にも警備しており、中々物々しい雰囲気である。

 

 アストレアに聞いた内容が確かなら、【ガネーシャ・ファミリア】の団員数は都市最多だ。派閥等級(ランク)という、その【ファミリア】の総合的な評価は最高峰のS。優秀な冒険者達、豊富な資金。唯一モンスターの飼育が認められているという、都市における信頼性『オラリオの憲兵』の名は伊達じゃない。

 

 アクアは【ファミリア】を大きくするつもりはないとのことだが、広い土地に草原とか欲しいです。今までの活動でそれなりに資金は貯まっていますし、中心部を離れた場所でいいので、安そうな場所がないか探して見ましょう。

 

「ぱーるここで遊んでていーい?」

 皆さんに迷惑かけちゃ駄目ですよと言い、わたしはアクアの元へ。今日は不動産屋へ行き、ホーム候補探しをメインにするつもりだ。

 

 そしてギルドへ【ファミリア】の登録し、アクアを正式に神だとオラリオの住民達に知らしめなければ。異世界故にか、こちらの住民はアクアを神と認識出来ず──またこちらも出来ないのだが、アクアの安全をある程度確保しなければ、おちおち放置したりできません。

 

 

 

 

「あっいたいた、かずみん!そろそろ行きましょ!私達のホーム探しに!とりあえずあのでっかい塔目指すわよ!」

「元気一杯なのは喜ばしいですがアクア、ガネーシャに聞いた内容から判断するに、残念ながらあの『バベル』内にホームをとの案は、現状難しそうです」

 

「ええ~超テンション下がるんですけどぉ~何か行く気なくなってきたわ、もうこのままここでお酒飲んでていい?」

 

 我が母は今日も絶好調です。

 

「いいですよ。どうせ今日は候補地に目星を付けるだけですし。ある程度絞れたら一緒に見に行きましょう!」

 

「そう?いつも悪いわねかずみん。私はそうね、教会がいいわ!教会があって、家の大きさは掃除が面倒だしアクセルの街のくらいあれば十分よ」

 

「わかってますよアクア。アクアの為に教会を付けるのは、確定事項です。家は大きくなくても、ここみたいに土地はある程度広く、確保出来たらいいなと動いてみます」

 

「わかったわ!きをつけるのよ~」

 

 

 

 

 

 ところ変わって不動産屋。

 

「かずみんさんのおっしゃる要望にというか、そもそも空いている教会というものが少なくてですね」「ふむ」

「その、あるにはあるのですが───ちょっと古い教会でして」

 

「言葉を濁さず言うのなら、ボロボロなのならありますよってことですね、それならその教会と周辺の土地がどの程度購入出来るか、調べて貰えますか?ある程度の広さがあるのなら一度見てみたいです」

「かしこまりました」

 

 流石神々が多くいる土地。空いてる教会が一堂しかないとは。土地だけ購入して一から作るのもありですが・・・

 

 そして教会周辺は言葉を悪く言えば、廃墟が建ち並ぶような場所で、こちらが望む広さを十分に購入することは出来るが、建物の撤去費用を考えると何たらかんたら言っていた、いざとなったら要らない建物は爆破するので問題ない。案内してもらうことにする。

 

 オラリオには中央から八方位に、メインストリートと呼ばれる大通りが伸びている。例の教会があるのは北西、西のメインストリートに挟まれた区画にあるそうだ。北西は通称『冒険者通り』とも呼ばれ、地下ダンジョンの管理機構『ギルド』の本部が存在する。港街メレンにも『ギルド支部』が存在してたが印象にあまりない。この職員さんは北西は通らず、西から案内するようだ。まぁ今日は帽子やマントを身に付けず、ラフな格好をしているわたしを見て、冒険者の従来が激しい通りより、一般人が多く住むという、西通りを選んだのだろう。

 

 この西通りには【ファミリア】に加入していない無所属(フリー)の労働者が多く、その家族も生活することで大規模な住宅街を形成しているらしい。通りを進むといくつか酒場や宿屋なども見えるが、中央広場で見たような冒険者達の姿は少ない。物々しさが減り賑やかな空気は、ぱーるが住むのに悪くなさそうだ。

 

 そうして進み、メインの道から外れて行くうちに、段々と寂しい雰囲気が漂ってくる。

 

「何だか急に寂れちゃいましたね」

 まさにボロボロといってよい、窓が割れているなどいい方で、建物自体が傾いていたり、穴だらけだったりと酷いものだ。

 

「ここらは元々とある【ファミリア】が所有していた土地で、見ての通り冒険者同士の戦闘があったか、周辺建物は荒れ放題。そこに住む者達も既にいなくって話です」(※6)

 

「なるほど、これなら先程提示された金額の訳も納得です。廃墟に無断で住みつく輩とかも多そうですし、中々売るのも大変でしょう」

「うっ・・・痛いところをつきますねぇ。このような土地売れるものなら、さっさと売りたいのが本音です」

 

「それは見てから判断しますよっと──ここですか?」

 

 見るとそこには、まさに『廃教会』があった。周りの傾いてるのや、穴だらけに比べればまだいいが、窓ガラスは割れているし、壁には苔がびっしりと生えている。

 

「中々素晴らしい建物じゃあないですか。これは値下げし甲斐がありそうですね!」

「もしかして購入の余地があるのですか?」「とりあえず周辺をもっと見て回りましょう」「教会内はよろしいので?」「ええ構いませんよ」

 

 そうして教会周辺の状況を確認する。悪くないですね。そして教会の元へ戻ってみれば、何故か人の気配がする。

 

「人の気配がするのですが、もしかして他にもこの地の購入希望者が?」

「うちでは聞いてませんし、もし飛び入りでもタイミングはずらすはず、他業者の可能性はありますが」

 

「なあヘファイストス・・・本当にこんな所でボク一人住めというのかい?───おや?」

 

 廃教会から、おそらく不動産屋と思われる職員と、二人の女性が出てくる。中々特徴的な二人だ。紅い髪と右眼に黒い眼帯!をした顔立ちの整った女性。あれは同士かもれません!もう一人は黒髪をツインテールにし、わたしと同じくらいの身長なくせにデカイ!どことは言わないが超デカイデス。(※1)

 

「私達はこの教会をなんだけどあなたも?」

 眼帯の女性がいう。

「奇遇ですね。わたしは教会だけではなく、ここら一帯まとめて購入を考えようかと、思考していたところです」

 

「へぇ~その年でここら一帯を購入出来る程お金を持っているのかい?凄い子がいたもんだぜ」

「こういう場合どうなるのかしら?ずっと残っていたものだし、まさかバッティングするとは思わなかったわ」

 

 業者さん同士も気まずそうにしている。困った時の見通す力(リーディング・シュタイナー)を使うが、見通せない・・・ですか。ならばこの相手は格上か、それとも『神』なのかもしれません。

 

 とりあえず、業者の人達とは離れ、三人だけで話すことにする。

 

「質問なのですが、あなた方はこの教会をどう使おうとするつもりなのですか?」

「こっちの子をここに住まわそうと思ってね」と赤髪の女性が、黒髪の女の子の頭をポンポンする「えっホントに決まってしまったのかい!?」どんな事情があるのかわかりませんが、この廃教会に住まわせるつもりですか。

 

「そうですね───こんなのはどうでしょう。まだ決まった訳ではありませんが、わたしがここらを購入すると決めたら、あなた方はこの教会をわたしから借りませんか?」

 

「こちらの目的は『教会』迷える仔羊達から懺悔を聞く場所が使えて、その周辺に広い土地があればいいのです。住む場所は新しくそこらへんに建てればいいですし、それまでは教会にいてもらってかまいません。新しい家が建つときに、黒髪のあなたの部屋を別に用意してもいいです」

 

((嘘をついている様子はなし))

 

「それじゃあこちらに都合良すぎじゃないかしら?」

「細かいことはあまり気にしないたちなのです。それにそちらの黒髪さんはお困りのようです。困った人を助けるのは、わたしのライフワーク。更に言えば何故かその赤髪のあなたの眼帯に、惹かれるのです」

 

「「ッッ!!」」

 

「わかりますよ。我が左目には『邪神うぉるばく』(※2)が封じられており、疼くんですよ、この呪われし左眼が!」

 

 そう本当に左目が疼くのだ、蒸れてかゆいとかではないはず。

 

((これも嘘じゃない!?))

 

「『邪神うぉるばく』・・?そんな存在がその目には封じられているというの?」

「まってくれ!君は大丈夫なのかい?『邪神』なんて存在が人の子の体中に封じられているなんて、とても信じられないよ!」

 

「優しいのですね。でも大丈夫ですよ。この眼帯には水の女神アクアと幸運の女神エリスの祝福がかけられているのです」

 

「「そうか────ってエリスっっ!?」」(※3)

 

「なんだが話がそれましたね。こちらは大丈夫です。あなたの右目はどうなんですか?」

 

「───わたしのは、別に邪神がいたりするわけではないの、ただ・・・・・・醜いだけなのよ」(※4)

 

 

 

 

 

 

「見せてもらってもいいですか?」

 

 何故か瞳が紅く輝き出している少女が問いかけてくる。ライフワークで困った人を助けるなどと本気で言う、その心に疚しいものを一切感じられない子。何故かこの時私は抵抗なく、この眼帯を外すことが出来た。

 

 

「────醜いなどと、そんなわけないと確信がありましたが、やはり素敵な眼ですね!カッコいいです!!」

 

 本当に───ほんとうに嬉しそうな笑顔と共に、この黒髪紅眼で私と同じく眼帯をする少女は笑ったのだ。

 

 まさかこの、ヘスティア以外には険悪され続けた右目を、素敵だと、カッコいいなどと、瞳を輝かせた人の子に言われる日がくるとは・・・・・・・

 

 

 

 

 

「なんだか凄いものを見た気がするよ・・・・・・」

 

 黒ツインテがーるが何か言うが、わたしは超感動している!この感動はガネーシャを超えた!!!

 

「よしっ!決めました!わたしはもうこの土地を買ってしまいましょう。そして黒ツインのあなたはってしまった!!!わたしとしたことが、妙にテンション上がってしまい、自己紹介を忘れていたとは!」

 

 なんたる失態か!こんなカッコいい眼帯を装備した人など、初めて会ったので興奮し我を忘れるとは!マントはないがいいでしょう!今日は七色シンフォニーを発しながらにしましょう!

 

「我が名はかずみん!水の女神アクアの子にして、ぱーるばぁてーのお姉ちゃん!仲良くしてください!」

 

 ふっふっふ。決まりましたね。黒髪っ子はポカーンとしてるが、眼帯お姉さんは感動して目に涙まで浮かべています!大勝利です。

 

「あーなんだかね、今日はとてもいい日だわ。かずみんに出合えたことに感謝を。私の名前はΗΦΑΙΣΤΟΣよ!こちらこそよろしくね!」「ちょ!?ヘファイストス?」

 

「はいΗΦΑΙΣΤΟΣ!よろしくです!」

 

「あなた【神聖文字(ヒエログリフ)】に精通してるのね、本当に驚かされる子だわ。まだ10歳くらいでしょう?あと普段はヘファイストスって呼んで頂戴。ΗΦΑΙΣΤΟΣは真名よ」(※5)

 

「あなたがわたしのどこを見て10歳と判断したかは聞きませんが、わたしは14歳です。まぁ神からしてみれば大差ないのかもしれませんがね!」

「あらっそれはごめんなさい。ふふふ」

 

「それと真名には真名をお返ししましょう。我が真の名は《べるぜるぐ・すたいりっしゅ・そーど・かずみん》!べうぜるぐ王家の末席にちょこんと座ってる者!」

「こちらは別に隠してる訳ではありませんから、気にしなくてもいいですよ。ただ長いのでかずみんでいいです」

 

「ああ良かった、別にボクがその名を聞いても良かったんだね?ボクはヘスティア。炉の神さ」

 

「【神聖文字(ヒエログリフ)】の名乗りでわかりましたが、二人とも神なのですね。わたしを育ててくれた母も神なんですよ!水の女神アクアです!」

 

「そういえば水の女神アクアといえば、ここ何年か海の方でその名を聞くって噂あったわね」(※7)

 

「そのアクアだと思いますよ。オラリオに来たのは昨日です。それまではポセイドンやアストレア達と海で正義の味方してました!」

 

「ポセイドンにアストレアとはまた懐かしい名前が出たもんだぜ。元気してるかいあの二人は」

「とても元気ですよ。特にドン爺の暴走はアクアといい勝負だったりします」

 

「あははそうかい。そいつは何というか・・・相変わらずのようでよかったよ」

 

「そういえばさっきかずみん、何か言おうとしてなかった?」

「あっそうですそうです。ここの土地買っちゃうので、ヘファイストスとヘスティアも一緒に住んじゃいましょう!わたしの母アクアと妹のぱーるばぁてーの三人と一緒なら楽しいですよ!」

 

 するとヘファイストスはとても嬉しそうに、そして困った顔をする。

 

「ごめんさいかずみん。私には【ヘファイストス・ファミリア】という子達がいるから、一緒に住むのは無理よ。でもその代わり仕事がない時は遊びにくるわ。絶対に!」

 

「ボクはかずみん君の提案に乗らせてもらうかな!叶うものならボクの【ファミリア】に入ってもらいたかったけど、もうそのアクアって神の眷属なんだろ?」

 

「ヘファイストスは残念ですが約束ですよ!遊びに来てください。そしてその通りわたしは【アクア・ファミリア】の団長です!でもこれも何かの縁です。よろしくお願いしますねヘスティア!」

 

「おうよろしくされちゃうぜかずみん君!」

 

 

 こうしてアクアに相談することなく、勝手に土地を購入してしまいましたが【ファミリア】の財務担当はわたしですし、目的の教会もあるしとアクアは快く賛成してくれた。

 

 またヘスティアだが、最初は家建てるまで一緒にガネーシャのところにいては?と言ったのだが、ボクはあの教会の地下にある『隠し部屋』でいいぜ!と言い。ってか『隠し部屋』って何ですかその響きカッコいいです!とわたしも見に行き。

 

 結果『隠し部屋』だけでも最優先で住み心地を改善し、アクア、ヘスティア、ぱーると四人で仲良く廃教会の地下に住むことになったのだ。

 

 

 

 

 

 フフフ・・・ふあっはっはっは!・・・・・・かあっかっかっっかあぁぁぁぁぁあ!!!げふぉゲフ!!

 

 ────この『隠し施設(正義のアジト)』から新たな物語(サガ)が始まるのだ!

 

 

 

「かずみんそんなところでむせてないで、さっさと寝るわよ。ほらっこっち来なさい『あっはーい』まったくいつまでたっても、あんたってば中二っぽさが消えないわね、まぁわかってはいたけれど」

 

「それアクアが言うのかい?かずみん君の名前考えたり、色々教えたのは君だって聞いてるぜ」

 

「うっそれは言わないで!それは私の中で封印した思い出だわ!」

 

「なにそれなにそれ!ぱーるも聞きたーい」

 

「はらアクア、はしゃいでいないで一緒寝ますよ。抱き着いてあげましょう」

 

「うんやったわ!ってかずみん!あんたってば最近ちょっと生意気になってない?反抗期かしら」

「わたしがアクアに反抗などとんでもない!世界で一番素晴らしい母ですよアクア!───大好きです!」

 

「いいないいな!ボクも早く子が欲しくなってきたよ!明日から勧誘頑張ってみようかな!」

「じゃあぱーるもがんばる!」「おおっ!ぱーる君はいい子だね~今日は寝かさないぜ!」

 

「いいから寝なさい!私明日は朝からパチンコ並ぶんだから!ちゃんと起こしてよねかずみん」

「はいはいわかりました。皆おやすみなさい。よい夢を」

 

「「「おやすみなさい」」」

 

 

 




(※1)超デカイデス 皆さんならお分かりでしょうが、あの反則級のやつ。

(※2)邪神うぉるばく 過去そのような感じの邪神がいたかもしれないという想像の産物。ただ本気で信じているので、神もそれが嘘だとは決めつけられなかった。大体悪ノリしたアクア様が原因。

(※3)エリス ニョルズが勘違いしたように、この二柱の神も反応します。ニョルズ以上に詳しいだろうし、しょうがない。

(※4)ヘファイストスの目 神話では醜い奇形児とか言われるヘファ様。かずみんの感性は常人の者とはかなり違っていますので、その眼帯に隠されたモノを見て素直にカッコいいと思ってます。またそれを感じたヘファ様は感激しちゃいます。

(※5)ΗΦΑΙΣΤΟΣ 武器に刻む【Ήφαιστος】を大文字化っぽくしたもの。真名なんて設定は捏造です。ヘファ様がどんなに感動したかを、伝える為とべうぜるぐ王家の末席にちょこんと座ってる者のやり取りが、ふと頭に浮かんだのでぶち込みました。

(※6)教会周辺の寂れた理由 独自設定。ただ街中で戦闘行為が全くない訳ではなさそうですし、こんな理由で格安な土地を手にいれた。オラリオの広さがわからないので、土地の価値とか想像するのがちょっと難しいんですよね。

ダンジョン37階層と同じくらいの面積って話はどっかで見聞きしましたが、実際どの程度の大きさか情報知っている方いたら、教えて下さいますと、作者が喜び飲めや歌えや、やんややとはしゃぎます。

(※7)ヘファイストスがアクアの名を知っていた理由 基本オラリオに住む【ファミリア】は外へ簡単に出られないらしいが(ギルドから外出許可がいる)ヘファイストスはオラリオの外へ武器の依頼をなど受けて、出て行っている描写がどこかであった気がするので、その過程でアクアの名を聞いたことに。

 アクア達はオラリオとは、遠く離れた土地で活動していたので、アクア、アクシズ教の名はオラリオ内にはまだ広まっていない。

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