新人提督と駆逐レディの鎮守府運営録   作:X君Vs.

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お久しぶりです!Xです!
まだ!まだ今日の5時くらいまでは8月です!(謎)
ということで海っす!8月だからね!夏だからね!
ではでは本編どうぞ!




前回あれだけ浴衣浴衣言ってた割には普通に水着も好きです( ˘ω˘ )
が、全く詳しくないから正直書いてて不安です。作者が絵が描ける人間だったら良かったのに( ˘ω˘ )


13話 レディと海。

やぁ皆。俺です、暁さんだけの提督です。ゴメン、気持ち悪かった。

俺の目の前にはどこまでも広がっている青い海………andスーパー水着レディ暁さん(星5)。

 

8月、旧暦では葉月。季節は夏。

諸君は夏といえば何を思い浮かべるだろうか?多くの人は夏=海と考える人も多いのではないだろうか。

 

もはやこの図式は「夏の方程式」といっても過言ではないのではなかろうか、と提督は思うわけですが。まぁそんなことは置いておいて。

 

そんなこんなで私、提督は!暁さんと!二人で!海水浴場に来ております!二人でっ!(大事なことなので(ry)

夏祭りの時といい、今回といい。なぜだか最近うちの艦娘たちが俺と暁さんを一緒に行動させようとしている気がする…。いや、提督としては全然いいというか、もっとしてというか、welcomeというかなんですけどね!

 

今私は暁さんが着替えてくるのを待っているわけですが、諸君は一体どんな水着が好みだろうか。なんかいろいろ種類があるようですが提督は特にこだわりはありません。

 

提督は暁さんに似合う水着なら何でもいいです。え?スク水?マイクロ?HAHAHA!まっさかー!うちの暁さんがそーんなある一定層に需要のありそうなそんな水着を着るわけないじゃないですか!ていうか許さん!

 

「お、お待たせしました…」

……………ハッ!あ、あぶねぇところだった…!もう少しで連れていかれちまうところだったぜ…!

何処にかはわからいけど連れてかれそうになってしまうくらいに暁さんは可愛くて、きれいだった。

 

暁さんは髪の毛はいじらずおろしたままで、薄いピンク色のパレオと呼ばれる水着だった。

HAHAHA!やはりうちの暁さんは最強だぁ!

 

「ど、どうでしょうか…?似合って…いますか?」

グッ…!やめるんだ暁さん…!その上目遣いは俺に効く…!

 

似合っていないわけがない。正直この暁さんを30分ほど見つめ続けたら出血多量でお陀仏する気がする。ていうかする。

 

ヤバいぞ…!それはもうヤバいぞ…!何がヤバいって、元から少ない提督の語彙力が跡形もなく消し飛ぶくらいにはヤバい!

 

「う、うん…すごく綺麗で…可愛いよ…」

し、しまった!あまりの可愛さに、ここだけ聞くとただのヤバいやつみたいになってる!流石に引かれるか…?

 

「そっ…そう…ですか…!」

…お?なんか顔真っ赤になってる。なんか若干嬉しそう…?…いや、提督に褒められて嬉しがりはしないか…?あっ!わかった!照れてるんだ!流石はうちのスーパーレディ暁さんだ…!

 

ただただこの恥ずかしがる暁さんを見つめているのもそれそれでいいのだが、それではせっかく海に来た意味がないというもの。

 

「さっ、暁さん!行こう!」

そう言って手を差し出す。なんだかんだ最近増えてきて慣れましたね、これ。

 

「はっ、はい!」

…ただ、暁さんのこの笑顔だけはどうもなれないです可愛いです。

 

さて、暁さんの手を引いて海まで来たんですが…何をすればいいんですかねっ!?

 

あの『えーい!』『うわっ!やったなぁ~!それー!』『キャっ!冷たーい!』的なキャッキャうふふなことをすればいいんですか…?

わからない!

 

チラッと暁さんの方をみる。暁さんは自分たちがいつも見ているものとは違う海を見て、目を輝かせている。その顔を見た時、あぁ、あんまりテンパらなくても大丈夫なんだなと思えた。

 

「じゃあ泳ぎに行こうか、暁さん」

笑って暁さんに告げる。

 

「はいっ!」

暁さんも、笑顔でそう答えてくれた。

 

その後、お店で貸出をしてくれているサメや、バナナの形をした浮輪やらを借りて遊んだりかき氷を食べたりして夏の海を堪能した。

 

気づかぬうちに、随分と長い間遊んでいたのか、あたたかな夕日が辺り一面を照らしていた。

暁さんと二人、並んで砂浜に腰を下ろして夕日に照らされた海を見つめる。

 

「なぁ、暁さん」

唐突に声をかける。

 

「はい?なんですか?」

暁さんも少し驚いたのか、首をちょこんとかしげて相変わらずの可愛らしい反応をする。

 

「いつも、ありがとうな」

自分でもなんで今、この瞬間に言ったのか、わからなかった。

 

「この夕日に照らされたきれいな海と今日楽しかったことを思い出したら、伝えなきゃって…そう思ったんだ」

 

「…こちらこそ、いつも私たちを支えてくれて、ありがとうございます。司令官」

暁さんから帰ってきたのは予想外の、感謝の言葉だった。

 

「…ありがとう。…そろそろ、帰ろうか」

立ち上がって、笑顔で手を差し伸べる。

 

「はい!」

暁さんも笑って手をつかんだ。




はい。13話、終了です。
書いてるうちに雰囲気が変わっていくバグ…( ˘ω˘ )

当初はこんな雰囲気になる予定ではなかったんですが…(笑)

暁さんの水着姿は、作者が探している中で気に入ったも尾をチョイスしました。果たして趣味の合う人はどれだけいるのか…。

最近、またUAや感想、お気に入り、評価をいただけて本当にうれしいです!もっとしてくれても、ええんやで?チラッチラッ

感想や評価、お気に入り、誤字報告などもよろしくお願いします!

それではまた次回です!サヨナラ~!

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