新人提督と駆逐レディの鎮守府運営録   作:X君Vs.

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はじめまして!X君Vsという者です!
今日から艦これの作品を書いていきます!が、たいしていい作品は書けないと思います…w
あまり過度な期待はせず、かるーい気持ちで読んでもらえるとちょうどいいと思います!


1話 出会い

ここは日本。そのどこかにあるとある小さな鎮守府。

その小さな鎮守府の敷地に真新しい白い軍服を着た男が入ってきた。

 

「ふぅ…俺の服装、大丈夫だよな…?変なところないよな…」

彼は今日からこの小さな鎮守府に着任することになった新人提督である。

 

「よしっ、行くか!」

彼はそう言って自分の秘書艦の待つ執務室へと向かって行った。

 

 

 

 

─提督side─

 

俺は今、これから自分の仕事部屋となる執務室前に立っていた。

 

「一体どんな艦娘が俺の秘書艦なんだろうか…緊張するな…」

最初は駆逐艦あたりがいいなぁ…あんまり緊張しなくて済みそうだし…

 

そんなことを考えながら俺は木製の新しいドアを数回ノックする。

 

「失礼します」

緊張のあまり敬語になってしまった… 最初は提督の威厳溢れる挨拶にしようとしたのに…

 

なんてことを考えながらドアを開ける。

その部屋には、真新しい壁紙に小さな机。赤いカーテンのついた窓に、部屋の隅には俺の荷物の詰まった段ボールが数個。

そしてその中心には、きれいな藍色の髪の毛を肩甲骨の辺りまで伸ばし、黒い帽子をかぶりセーラー服を着こなした駆逐艦『暁』が立っていた。

 

「お待ちしておりました。こんにちは、司令官さん」

………ん?

あ、あれ?暁ってこんなしゃべり方だっけ…?

 

「私は駆逐艦 暁です。これからよろしくお願いしますね、司令官さん」

ニコッと可愛らしく笑う暁…ではなく、柔らかな微笑みを向ける暁だった。…え゛!?

えぇ!? 待って!待ってくれ! この子本当に暁なの!?一人前のレディうんぬんはどうした!?

待て待て、落ち着け、冷静になれ俺。be cool俺。

 

一回目を閉じてもう一度目を開けばそこには可愛らしいドヤ顔を見せる暁が立っているはずっ!

 

そうして目を開くとそこには───柔らかな微笑みを向ける暁が立っていた。

────なんでやっ!?

と、とりあえず無視はまずい。

 

「あ、あぁ。俺が今日からここに着任することになった提督だ。俺はまだ新人の提督だから迷惑かけるかもしれないけどよろしく頼むな、暁…さん」

や、やばい。あまりのレディっぽさについさん付けで呼んでしまった…

 

「はい。こちらこそよろしくお願いします」

俺がさん付けで呼んだからか、数秒ポカンとしてからクスクスと笑いながら返事をくれる暁。

……普段のちょっと背伸びしてる暁もいいけどこっちの暁もいい…。

 

「それでは提督、まずはこの鎮守府の施設を一通り回ってお昼ご飯を食べたら執務へと移ろうと思いますが大丈夫でしょうか?」

 

「そうか、了解。じゃあ、今手に持ってる荷物だけ置いたらさっそく行こうか」

 

「はい。わかりました、司令官さん」

 

こんな感じで俺と暁さんの鎮守府運営生活が幕を挙げた。




どうでしたでしょうか?
作者自身レディってこれでいいのか…?ってな感じに手探り状態ですが頑張っていきたいと思います!









失踪しないように気をつけないと……

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