遊戯王 INNOCENCE - Si Vis Pacem Para Bellum -   作:箱庭の猫

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 珍しくスラスラ書けました! ただ、いつもより4000字ほど短いです(´・ω・`)



TURN - 44 SAMURAI vs Emperor - 2

 

 カナメ LP(ライフポイント) 3000

 

()(げん)帝王(ていおう)】 守備力 2400

 

 

 

 豹堂(ひょうどう) LP(ライフポイント) 4000

 

六武衆(ろくぶしゅう)-ヤリザ】 攻撃力 1000

 

【六武衆-ニサシ】 攻撃力 1400

 

()(しん)トークン】 攻撃力 800

 

 

 

『これは開始早々とんでもない事が起きてしまったァァーッ!! 今大会、予選から全ての試合を、無傷のパーフェクトゲームで勝ち抜いてきた〝学園最凶〟・鷹山(ヨウザン)選手! しかし! たった今! とうとうそのライフポイントが、ダメージを受けて減ってしまったァァァァァッ!!』

 

 

 

 マイクを握り締めたMC・マック伊東さんの、興奮で(はず)んだ大声が、センター・アリーナ全体に響き渡る。

 

 カナメが決闘(デュエル)でダメージを受けた。

 

 それは会場に集まった観客を、一人残らず驚愕させるには充分過ぎるほどの、衝撃的な一大事だった。

 

 だけども……控え室でボク達が中継映像を介して観ている、熱狂渦巻く場内の決闘(デュエル)フィールドに立つカナメの対戦相手── 豹堂 武蔵(ムサシ)くんの表情は……

 

 

 

「………」

 

 

 

 ()(えが)く糸目と口唇(こうしん)で、飄々(ひょうひょう)とした笑顔に固定されたままではあるものの、自分の成し遂げた快挙に浮かれているというよりは、どこか心(もと)ない神妙な面持ちをしている様に、ボクには感じられた。

 

 何せ── さっき【六武衆-ヤリザ】の直接攻撃(ダイレクトアタック)を食らってから、カナメの雰囲気が一変(いっぺん)しているんだ。

 

 

 

「……いつ以来だろうな。九頭竜以外に、俺に傷を負わせた決闘者(デュエリスト)は」

 

 

 

 冷たいながらもどこか(たの)しげな笑みを浮かべるカナメは、今までに感じた事が無いくらい、重い威圧感を(はな)っていた。

 

 テレビ画面越しですらゾッと戦慄(せんりつ)して()()されるんだから、現場で真正面からそのプレッシャーに(さら)されている豹堂くんが、笑顔を(たも)てているのがスゴい。

 

 

 

「……アカンなぁ……眠れる()()を叩き起こしてもうたか?」

 

「どうした? もう終わりか?」

 

「……終わりに決まっとるがな。ワイは戦闘(バトル)を終了して、カードを2枚伏せてターン終了(エンド)や」

 

 

 

 高い守備力の(トラップ)モンスターを壁として出された事で、一斉攻撃でフィニッシュに持ち込む目論見は失敗に終わったけれど、豹堂くんは伏せカードを増やして盤面を整えた。抜かりないね。

 

 

 

「では俺のターン、ドロー。……せっかく(たの)しくなってきたんだ、── 簡単に潰れてくれるなよ?」

 

「ッ……!」

 

 

 

 相手の攻撃に合わせて【始源の帝王】を発動……ここまでは昨日の大間くんとの試合と同じ流れだ。

 火のついたカナメは、ここからどう動くのか……

 

 

 

「── 俺は手札より魔法(マジック)カード・【汎神(はんしん)の帝王】を発動。手札の【帝王】と名のつく()(ほう)、または(トラップ)カード1枚を捨て、2枚ドローする。さらに墓地から【汎神の帝王】を除外して、もう1つの効果を発動。デッキから【帝王】魔法(マジック)(トラップ)カード3枚を相手に見せる。そして、その中から1枚を選ばせ、そのカードを手札に加える」

 

「なんや、ワイが決めてエエんか?」

 

「俺が見せるのは……この3枚だ」

 

 

 

 【帝王の烈旋(れっせん)

 【帝王の(とう)()

 【帝王の開岩(かいがん)

 

 

 

「さぁ、好きなカードを選べ」

 

「……またやらしいカードばっか持ってくるやんけ」

 

(さぁ~て、どないしよか。まず【烈旋】はナシやな。こっちのモンスターをリリースされるとか冗談やないで。それに【凍志】も……昨日の試合観とった感じやと、使われたらメンドーそうやな。となると消去法で……)

 

「── ワイは【帝王の開岩】を選ぶで!」

 

「良いだろう。残りの2枚はデッキに戻す」

 

 

 

 これでカナメの手札は4枚。

 

 

 

「俺は手札に加えた永続魔法・【帝王の開岩(かいがん)】を発動する。そして【始源の帝王】をリリースし、【()(てい)グランマーグ】をアドバンス召喚」

 

 

 

【地帝グランマーグ】 攻撃力 2400

 

 

 

 これは……新しい【(みかど)】モンスターか! 他の【帝】と比べると一際(ひときわ)デカイ。まるで岩山だ。

 

 

 

「ここで【帝王の開岩】の効果発動。アドバンス召喚に成功した時、1ターンに一度、そのモンスターとカード名が異なる攻撃力2400、守備力1000、または攻撃力2800、守備力1000のモンスター1枚を、デッキから手札に加える。俺は……【(ごう)地帝グランマーグ】を手札に」

 

「【グランマーグ】の進化形かいな……!」

 

「まだだ。【地帝グランマーグ】をアドバンス召喚した場合、セットされたカード1枚を破壊する。俺は、お前が伏せた左の伏せカードを破壊」

 

 

 

 【地帝グランマーグ】はどこからともなく大岩を出現させ、それを手も触れずに(ちゅう)に浮かせると投擲(とうてき)し、豹堂くんの伏せカードを粉砕した。

 

 

 

(っ……! 【六武衆推参(すいさん)!】が破壊されてもうたか……!)

 

「なんだ、ただの蘇生カードか、当てが外れたな。── まぁいい、バトルだ。【グランマーグ】で【六武衆-ヤリザ】を攻撃。『バスター・ロック』」

 

 

 

 再び大砲の弾の様にして発射された岩石が、【ヤリザ】を直撃する。

 

 

 

「ぐおわっ!?」

 

 

 

 豹堂 LP 4000 → 2600

 

 

 

「ターンエンド」

 

「っ……ウッハハッ、参るでホンマ。もうちょい優しくしてやぁ?」

 

『きょ、強烈な鷹山選手の反撃ィーッ!! あっという間に主導権を握ったァーッ!』

 

 

 

 これがカナメの本気……!

 

 上級モンスターの【グランマーグ】を従え、手札には【帝王の開岩】でサーチした最上級モンスターまで控えている。

 

 豹堂くんの場のモンスターでは太刀打ちできない。戦力の差は歴然だ。

 

 

 

「……ワイのターンやな……」

 

(ワイが伏せとる【六武派二刀流】……こいつさえ使えれば旦那のカードを手札に戻せるっちゅうのに、【家臣トークン】がおるせいで発動条件が満たされへん……ホンッマ邪魔やでこいつ!)

 

「まっ……たられば言っとってもしゃーない。ドローしてから考えるわッ!」

 

(──!)

 

「……ウハハ。ええところに来おったで、── 『大将』!」

 

 

 

 その時── 豹堂くんが歯を剥いて笑みを深め、開眼(かいがん)した。何か良いカードを引けたのだろうか。

 

 

 

「待たせたなぁ鷹山の旦那。お望み通り……こっから愉しませたるで!」

 

「……ほう?」

 

「ワイは【六武衆-イロウ】を召喚!」

 

 

 

【六武衆-イロウ】 攻撃力 1700

 

 

 

「ほんで手札から速攻魔法・【六武ノ書】を発動や! 【ニサシ】と【イロウ】をリリースして── デッキから【大将軍 ()(エン)】を特殊召喚ッ!!」

 

 

 

 二人のサムライの魂を受け継いで新たに戦場へ現れたのは、真っ赤な甲冑(かっちゅう)を纏い、日本刀を手にした(よろい)()(しゃ)

 

 

 

【大将軍 紫炎】 攻撃力 2500

 

 

 

「攻撃力2500……それがお前のエースモンスターか」

 

「せや、カッコええやろ? 旦那の【帝王】とワイの【サムライ】、一騎討ちと行こうやないか! 【紫炎】で【グランマーグ】を攻撃! 『(おう)()絶刀(ぜっとう)(てん)()(ざん)』!!」

 

 

 

 一閃(いっせん)──。【紫炎】が振るった刀は、見事【グランマーグ】の巨体を一刀両断した。

 

 

 

「っ……!」

 

「【紫炎】の刀に斬れぬもの無しや。敵将、討ち取ったり!」

 

 

 

 カナメ LP 3000 → 2900

 

 

 

「どうや、ちっとは愉しめたか? ワイは【家臣トークン】を守備表示にしてターンエンドや」

 

 

 

【家臣トークン】 守備力 1000

 

 

 

『豹堂選手、すぐさま巻き返したァァーッ!! これでまだまだ勝負は分からなくなったぞぉ~ッ! 果たして軍配(ぐんばい)はどちらに上がるのかッ!?』

 

 

 

 スゴいや豹堂くん。あのカナメと、互角に渡り合ってる……!

 

 こうなるとカナメの手札にある【剛地帝グランマーグ】は死に札になりかねない。何もできなければ、ジリ貧で追い込まれる事になる。

 

 どうする、カナメ……?

 

 

 

「……俺のターン」

 

「過ぎてもうたなぁ? 5ターン」

 

「……フッ……そうだな」

 

 

 

 カナメは「ドロー」と宣言して、デッキからカードを引く。

 

 

 

「お前を(あなど)った事は素直に()びよう。だがこの決闘(デュエル)── 勝つのは俺だ」

 

「!?」

 

「忘れたのか? 俺の手札には、【地帝グランマーグ】を超える、最上級の【(みかど)】がある事を」

 

「── っ! ……何を言うとんねん。フィールドもガラ空きで、どうやって【剛地帝】を呼び出すっちゅうんや。言っとくが【紫炎】が表側表示である限り、旦那は1ターンに一度しか、魔法・(トラップ)は発動できひんで」

 

 

 

 豹堂くんの言う通りだ。カナメの場にモンスターは(ゼロ)。しかも【紫炎】の効果で1回しか魔法・(トラップ)を使えない縛りの中、どんな手を使ってレベル8のモンスターを召喚する気なんだろう……

 

 

 

「教えてやろう。── 俺は手札より装備魔法・【再臨(さいりん)の帝王】を発動。墓地から【グランマーグ】を効果を無効にして守備表示で特殊召喚し、このカードを装備する」

 

 

 

【地帝グランマーグ】 守備力 1000

 

 

 

「そして【再臨の帝王】を装備したモンスターは、1体で2体分のリリースとして扱える」

 

「なんやとっ!?」

 

 

 

 予想だにしない手を打たれて、とうとう豹堂くんの笑顔が崩れた。

 

 

 

「【地帝グランマーグ】をリリースし、現れろ── 【剛地帝グランマーグ】」

 

 

 

【剛地帝グランマーグ】 攻撃力 2800

 

 

 

『でででで、でかぁぁーーーいッ!? なんだこの巨人わぁーっ!?』

 

「【剛地帝グランマーグ】の効果発動。アドバンス召喚に成功した場合、フィールドにセットされたカードを2枚まで破壊する。俺は、お前の場の伏せカード2枚を破壊」

 

「っ!」

 

 

 

 豹堂くんの伏せカードが全て破壊された。

 セットしていたのは(トラップ)カードの【中央突破】と、【六武派二刀流】だった。

 

 

 

「さらに地属性をリリースしてアドバンス召喚した場合、カードを1枚ドローできる。── 俺は今ドローした【地帝家臣ランドロープ】の効果を、【大将軍 紫炎】を対象に発動。このモンスターを特殊召喚する」

 

 

 

【地帝家臣ランドロープ】 守備力 1000

 

 

 

「そして【紫炎】を、裏側守備表示に変更する」

 

「なっ……!?」

 

 

 

 【紫炎】の姿が消失し、カードを裏返して横向きに伏せた状態にさせられた。

 

 

 

「これで俺は新たな魔法・(トラップ)の発動が可能となった」

 

「ぐっ……!」

 

「手札から【シールドクラッシュ】を発動。【家臣トークン】を破壊する」

 

「どわっ!」

 

(し、【紫炎】やのうてトークンを破壊やと……!?)

 

「これで終わりにしてやる。(トラップ)発動、【破壊神の(けい)()】。相手の守備モンスターを破壊したターン、俺のフィールドのレベル8モンスター1体は、2回攻撃できる」

 

「2回やとっ!? そんなんアリかっ!?」

 

 

 

 カナメはこの(トラップ)の発動を狙ってたのか……!

 

 

 

「バトル。【剛地帝グランマーグ】で、セットモンスターを攻撃。『バレッジ・ロック』」

 

 

 

 【剛地帝グランマーグ】は地鳴りを起こしながらいくつもの岩石を浮遊させ、一斉に射出した。単純に【地帝グランマーグ】の攻撃よりも弾数(たまかず)が増えただけだけど、威力は見た目通り絶大だ。

 

 セットされていた【紫炎】が反転して再び姿を現すも、直後に落石の下敷きになってしまう。

 

 

 

「うおおおっ!?」

 

『す、凄まじい破壊力だァァーッ!! 豹堂選手のフィールドが、完全に(さら)()と化してしまったァァーッ!!』

 

「トークンを攻撃しても良かったが、帝王が家臣を手にかけるのもどうかと思ってな。それにエースモンスター同士を闘わせた方が映えるだろう?」

 

「い、意外なとこで気が回るやんけ……」

 

「続けて【グランマーグ】で2回目の攻撃。── ()()()だ。プレイヤーにダイレクトアタック」

 

 

 

 【グランマーグ】は今度は自身の足で、敵陣への進撃を開始した。

 一歩踏み出す(たび)自重(じじゅう)で地面が揺れている。さながら怪獣映画みたいな迫力だ。ボクが豹堂くんの立場だったらトラウマになってそう。

 

 やがて【グランマーグ】は、豹堂くんを足下に見下ろせる距離まで接近すると、片腕をゆっくりと掲げて……

 

 

 

「〝王手〟だ、豹堂。この俺に二度も傷をつけたこと……(ほこ)っていいぞ」

 

「っ……!!」

 

 

 

 ── その巨大な(てのひら)を振り下ろし、豹堂くんを頭上から叩き潰してしまった。

 ボクは思わず「うわっ」と言いながら目を(つむ)る。

 

 ……立体映像(ソリッドビジョン)が消え、攻撃の衝撃で発生した煙が晴れると……

 そこには【グランマーグ】の平手でペシャンコにされた豹堂くんが、大の字で伸びていた。

 

 

 

 豹堂 LP 0

 

 

 

『決着ゥゥーーーッ!! ウィナー・鷹山 要ッ!! 連続ノーダメージ記録は途絶えたが、やはり今回も学園最凶の快勝で幕を閉じたァァーッ!!』

 

 

 

 決着を迎えて観客が沸き返る中、カナメはいつもの様に、早々(はやばや)と立ち去る──

 

 かと思いきや。

 

 

 

「立てるか?」

 

 

 

 豹堂くんに歩み寄り、手を差し伸べていた。

 

 

 

「……! ……意外やなぁ……旦那は負かした奴なんか目もくれんと思うとったんやけど」

 

「なに、愉しませてもらった礼だ」

 

「……ウハハ。学園最凶にそこまでしてもらえるなんて光栄や。── おおきにな」

 

 

 

 豹堂くんはヘラリとした笑顔に戻り、カナメの手を取って立ち上がった。観客からは万雷の拍手が二人に送られる。

 

 今日はカナメの意外な一面がたくさん見れて、何だか新鮮だったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結局、カナメの勝ちかぁ~」

 

 

 

 ボクはカナメの座っていたソファーに、背中を預けて呟いた。

 

 

 

「でも、あのカナメちゃんに2回も攻撃を通せたのはスゴいわよねぇ。── 先を越されちゃったわね、キョーゴちゃん?」

 

「ケッ、んなこたぁどうでもいいんだよ。()()を倒すのはこの俺だ」

 

「……フフッ……そう?」

 

 

 

 ヨウカちゃんが目を細めて妖しく笑う。

 九頭竜くんの今の発言は、言外(げんがい)に「今日の試合も自分が勝つ」と言っている様に聞こえた。

 本当にカナメ以外眼中にないって感じだね。でもヨウカちゃんだって腕は確かだ。その自信が命取りにならなければ良いけれど。

 

 ── しばらくして、勝ち上がったカナメが控え室に戻ってきた。

 

 

 

「あれ? お帰りカナメ。てっきりもう帰ったのかと」

 

「少し用があってな。── 九頭竜」

 

「あ?」

 

「準決勝で待っているぞ」

 

「……!」

 

「それだけ言いに来た。では、失礼する」

 

 

 

 用件を済ませるとカナメは、扉を閉めて帰っていった。

 狼城(ろうじょう)くんが小さく笑みを(こぼ)し、ポツリと一言。

 

 

 

「だとさ」

 

「……ふざけた野郎だ。言われるまでもねぇよ」

 

 

 

 ……カナメ、わざわざ九頭竜くんを焚き付ける為に戻ってきたのかな?

 

 

 

「よっぽど楽しみみたいね、カナメちゃんも。ムサシちゃんとの決闘(デュエル)でテンション上がっちゃったのかしら。あんなに目を輝かせてるあの子は初めて見たわ」

 

「そうなの?」

 

「でもねキョーゴちゃん。(いと)しのカナメちゃんとランデブーしたいなら、その前に、アタシというおじゃま虫を退(しりぞ)けなくちゃね♡」

 

「黙ってろオカマ野郎。邪魔する奴は撃ち殺す」

 

 

 

 九頭竜くんとヨウカちゃんが火花を散らす。

 数分後に始まる自分達の試合に向けて、互いにボルテージを高め合っているのが見て取れる。

 

 学園最凶の次は学園最強か。

 ヨウカちゃんとどんな決闘(デュエル)を見せてくれるのか、楽しみだ。

 

 

 

 





 狼城「今回オレのセリフ3文字だけかよ……」

 アマネ「私とマキちゃんなんて一言も喋ってないんですけど」

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