遊戯王 INNOCENCE - Si Vis Pacem Para Bellum -   作:箱庭の猫

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 この度、yunnnさんの作品、『遊戸 里香の表裏生活』とコラボさせて頂きました!! ありがとうございます!!

 デュエルは後編からスタートです!



TURN - 16 SPIRIT SUMMONER - 1

 

 デュエルモンスターズにまつわる都市伝説と言えば、最も有名なのは『カードの精霊』の存在だ。

 

 この世界に数多あるカードの中には、描かれているモンスターが自我を持ち、デュエルディスクを介さずとも自らの意思で実体化できてしまう、『精霊』の魂が宿ったカードが実在すると言われている。

 

 昔から童話や御伽(おとぎ)話だったり、単なる噂話や説話と言った様々な形で、まことしやかに語り継がれている摩訶不思議な口承なんだそうだ。

 

 もちろん幽霊の(たぐい)みたいな存在(モ ノ)だから、一般的に人間の目には見えないとされているけれど、見える体質の人も稀にいるらしい。

 

 ボクも見たことは無かったので、正直カードに精霊が宿るなんて夢みたいな話は、今まで信じていなかった。

 

 ところが最近、それを完全に信じざるを得なくなった、信じられない様な経験をしたんだ。

 

 事の発端は、ある不思議な力を持った、二人の決闘者(デュエリスト)との出会いだった---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日のアカデミアは、酷く不穏な空気に包まれていた。

 

 いや別に、またボクのクラスに変な人が現れたとかではないよ。今の状況をありのままに説明するなら……朝から学園のあちこちで、鈍色(にびいろ)の制服を着て帽子を被った人達……そう、警察(セキュリティ)が巡回していた。

 

 ただ事じゃないと一目で分かった。緊迫した空気が教室(こ こ)にまで伝わってきて、なんだか息が詰まる思いだ。でも担任の先生からの指示で、沙汰(さ た)があるまで待機させられているので退室は出来ない。

 

 どうしてこんな事態になっているのか……ボクは自分の後ろの席に座っている親友の少女、アマネに尋ねてみた。

 

 

 

「ねぇ、アマネ。一体これって何があったの?」

 

「……ついに学園(ウ チ)の生徒でも、『失踪事件』の被害者が出たんだって」

 

「失踪事件って……最近ニュースになってる、あの?」

 

 

 

 ここ数日メディアを騒がせている、『連続失踪事件』。

 

 すでに何人もの街の住民が、次々と行方不明になっているという恐ろしい事件だ。テレビで連日報道されていたから、ボクも観て知っていた。

 被害者の唯一の共通点は、決闘者(デュエリスト)であること。つまり犯人は、目的は謎だけど、決闘者(デュエリスト)ばかりを狙って(かどわ)かしている事になる。とは言えここは、『デュエルが全てを支配する街・ジャルダン』。決闘者(デュエリスト)じゃない人間を探す方が難しいので、標的(ターゲット)は全市民と言っても過言ではないだろう。

 

 

 

(なるほど、それでセキュリティが聞き込みに来たってわけか……)

 

 

 

 デュエル界でも名門と名高いジャルダン校の生徒が(さら)われたとなれば、学園の沽券にも関わるだろう。プロリーグも注目する『選抜デュエル大会』前に、こんな騒ぎが起きたとなれば尚更だ。先生達も対応に追われて大変そう。

 

 

 

「セツナも気をつけてね? アンタがいなくなったら、選抜試験の楽しみが減るから」

 

「えっ、心配する理由それ?」

 

 

 

 ……結局、今日は授業どころではなくなってしまった様で、セキュリティの調査が終了した午前中までで終業して、全校生徒は(すみ)やかに下校させられる仕儀(し ぎ)となった。昼食の献立、カレーだったのに……(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……お腹すいた……」

 

 

 

 いつもよりだいぶ早い放課後を迎え、ボクは一人でトボトボと家路を歩いていた。時刻は昼。朝食を軽めにしか摂ってきてなかったせいもあって、さっきから胃がずっと、空腹を訴え続けている。

 外食でもしようかと考えたけど、先生には寄り道しないで真っ直ぐ帰れって言われたしなぁ。大好物のカレーが食べれなかったのもショックだったけど、何より午後に控えていた、実技の授業が潰れたのが残念でならない。

 

 

 

「あぁもう、不完全燃焼だよ。身体が疼いてしょうがない」

 

 

 

 決闘(デュエル)がしたい。一日に最低1回は決闘(デュエル)しないと満足できなくなるぐらいに、ボクも決闘中毒(デュエルジャンキー)になってきている。この街の空気に当てられたんだろう。

 

 

 

(こうなったら……ゲームで満足するしかない!!)

 

 

 

 そうと決まれば。携帯ゲーム機を取り出して、早速スイッチ・ON!

 プレイするのは、最近ハマっている決闘(デュエル)シミュレーションゲームで、巷では『カードゲームもできるギャルゲー』と評判(?)の人気作だ。個性豊かなキャラクター達の中から好きな子を選択して、それぞれ個別に用意されたストーリーを、決闘(デュエル)で進めていく。

 ちなみに今ボクが攻略しているのは、マキちゃんと同じピンク髪のツンデレっ子で、これが最高にかわい……コホン、なんでもない。

 

 

 

「いてっ。あ、ごめ……ん……?」

 

 

 

 しまった、ゲームの画面を見てたら前方不注意で誰かにぶつかった。謝ろうとして顔を上げると……目の前に、全身黒ずくめの衣服を纏った長身の男が立っていた。

 

 怪しい!!!!!!

 

 こんな真夏日にロングコートて!! 見てるこっちが暑くなる様な出で立ちも異常だけど、さらに不気味なのは、目深く被った黒いハットの下の顔面が、包帯でミイラみたいにグルグル巻きにされていた事だった。

 

 

 

『……こいつも決闘者(デュエリスト)か……ちょうどいい……』

 

「えっ……?」

 

 

 

 ミイラ男が何か言った……と思った次の瞬間---

 

 

 

『貴様の魂も、私が復活する為の糧としてやろう』

 

「!?」

 

 

 

 男がいきなり突き出した左腕が、ボクの身体を貫いた。

 

 

 

「がっ……!?」

 

 

 

 ゲーム機が手元から地面に落ちる。何が起きたのか理解が追いつかない。ただ感じるのは、身を焦がす程の激痛と耐え難い苦しみ。それに、何かを削り(・ ・ ・ ・ ・)取られる様な(・ ・ ・ ・ ・ ・)、得体の知れない感覚。

 このままじゃマズイ……! ボクは苦痛に悶えながらも必死に抵抗しようとして---

 

 

 

「ようやく尻尾を見せたな、悪霊!!」

 

『!』

 

 

 

 薄れかけた意識の片隅で聴こえた、凛とした女性の声。途端、ミイラ男の巨体が誰かに蹴り飛ばされて、ボクは気を失う寸前で、男の腕から解放された。

 

 

 

「ガハッ! はっ、ハァ……ハァ……!」

 

 

 

 その場に這いつくばって、肩で息をする。本気で死を覚悟したけど、どうにかまだ……生きてるみたいだ。

 

 

 

「大丈夫か? ボウズ。危ないところだったな」

 

 

 

 声をかけてくれたのは、刈り上げヘアーのイケメンな男性だった。よかった、助けが来てくれた。

 

 

 

「行くぞ、ゴウ。奴を回収する」

 

「あぁ、油断するなよ、里香(リ カ)

 

『……貴様ら……精霊回収者か……まぁいい。すでに半分は(・ ・ ・)吸収した。そこの餓鬼(ガ キ)はもう助からん』

 

 

 

 ……? なにを……言って……

 

 

 

「お前を回収して取り返せば済む話だ!」

 

『無駄だ女。まもなく私は完全復活を遂げる。そうなれば貴様らごときでは……私は止められん!』

 

 

 

 突如ミイラ男の周囲に、バチバチと電流が迸った。

 

 

 

「っ! また逃げる気か!? 待て!!」

 

 

 

 黒髪の女性が声を荒げて、ミイラ男を捕らえようと駆け出す。ところが男は強い光に包まれたかと思うと、一瞬にして姿を消してしまった。ひとりでに発光したり放電したり、最後はテレポートと来たか。ビックリ人間ショーでも観せられてる気分だ。

 

 

 

「……くそっ……! 瞬間移動なんてチート過ぎるだろう……!」

 

 

 

 悔しげに呟く女性。ボクは立て続けに突発した異常事態に頭が混乱するばかりだった。

 

 

 

(あっ、だめだ……意識……が……)

 

「! お、おいボウズ! しっかりしろ!」

 

 

 

 ミイラ男が消えた事で緊張の糸が切れたんだろうか。視界が霞んで、暗転して、そこでボクの意識は途絶えた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………目を覚ますと、見慣れない天井が視界一面に広がっていた。ボクの家じゃない。どうやらボクは、床に仰向けで寝かされていたようだ。なんだか(ぬく)いと思ったら、親切に毛布まで掛けられていた。

 誰が運んでくれたんだろう? あれから一体どうなった? あのミイラ男は何者だったんだ? 徐々に冴えてきた思考がぐるぐる渦巻くけれど、とりあえず月並みな台詞(セリフ)をひとつ。

 

 

 

「ここは……?」

 

「ここは私達が寝泊まりしている廃ビルだよ」

 

「!!」

 

 

 

 まさか返答が来るなんて思いもしなかったから、ビックリした。首を横に倒すと、あの時ミイラ男に蹴りを入れてくれた黒髪の女性が、仁王立ちしてボクを見下ろしていた。って、その位置に立たれると、スカートの中が見え……

 

 

 

(……なんだ、スパッツか)

 

「何を期待したのか知らないが、踏みつけられる前に起き上がる事をオススメするぞ?」

 

「ワカリマシタ!!」

 

 

 

 女性の笑顔に影が掛かったので、急いで上体を跳ね起こ……そうとしたら、手首に違和感を覚えた。思うように動かせない。

 毛布に隠れて見えなかったけど、何故か両手が荒縄で縛られて、ガッチリと拘束されていた。

 

 

 

「……これは一体なんのプレイ?」

 

「手荒なマネをしてすまない。だが君に逃げられたりすると、困る事情が出来てしまってな。やむを得ず、縛らせてもらった」

 

「事情って?」

 

「あぁ」

 

「おうボウズ、やっと起きたか」

 

 

 

 女性と一緒にいた、刈り上げのお兄さんもやって来た。この二人がボクを懐抱してくれたのか。

 

 それにしても、目を見張る程の美男美女コンビだ。お兄さんは爽やか好青年って感じだし、女性の方は身長が高い上にスタイル抜群で、大人びた雰囲気が何とも麗しい。肩まで伸ばした(ぬれ)()(いろ)の黒髪を左手で(なび)かせながら、女性は口を開いた。

 

 

 

「さて少年。目を覚ましたばかりで悪いが……今から君にとっては、突拍子もない話をさせてもらう。信じてくれと言っても難しいだろうが、これから話すことは全て事実だ。心して聞いてくれ」

 

「なんか怖いけど……うん、聞くよ」

 

 

 

 聞かなきゃ縄を(ほど)いてくれなさそうだし。ボクはどうにか上半身だけ起こして、彼女の話に耳を傾けた。

 

 

 

「結論を先に言わせてもらえば、少年……このままでは君は、間もなく死ぬ」

 

「いきなり死の宣告!?」

 

 

 

 どんな衝撃の真実を告げられても良いように身構えていたけど、第一声から予想の斜め上をゆく発言が飛び出してきて、見事に度肝を抜かれてしまった。女性は続ける。

 

 

 

「驚くのも無理はないさ」

 

「えーっと……なんでボクは死んじゃうんでしょーか?」

 

「うむ、それを説明する為にも、まずは『カードの精霊』について教えておく必要があるな」

 

「カードの精霊?」

 

「君も名前くらいは聞いたことがあるだろう?」

 

「そりゃあ、まぁ……決闘者(デュエリスト)なら誰でも知ってるんじゃないかな。見たことはないけど」

 

「信じ難いだろうが、カードの精霊は実在する」

 

「えっ! ほんとに!?」

 

「あぁ、そして君を襲った黒ずくめの男……アレもカードの精霊だ」

 

「あのミイラ男が……精霊……? じゃ、じゃあ! アレはモンスターってこと!?」

 

「その通りだ。残念ながら私達も、何のモンスターカードの精霊なのか……正体までは掴めてないがな」

 

 

 

 人間じゃなく精霊……それが本当だとしたら、あの光やら電流やら、魔法みたいな現象を起こせたのも頷ける。あまりに非現実的な話だけど、実際に目の当たりにしてしまった以上、信じるしかないのかも知れない。

 

 

 

(……ん? でも、ちょっと待って……)

 

「どうしてそのカードの精霊が、ボクを攻撃してきたの?」

 

「それはな、お前の魂を吸収して、本来の力を取り戻す為だよ」

 

 

 

 と、お兄さんが答えてくれた。

 

 魂? そう言えばあのミイラ男も、そんな様な事を言ってた気がする……糧にするとか復活がどうとか。

 

 

 

「感謝しろよボウズ。俺達が助けてなかったら、今頃お前も奴の一部にされていたところだ」

 

「げえっ……!」

 

 

 

 それは嫌すぎる。

 

 ボクが顔をひきつらせていると、女性が補足説明をしてくれた。

 

 

 

「ゴウが言った通り、奴の目的は人間の魂を狩り集め、自らの精神体を復活させること。特に決闘者(デュエリスト)が持つ『デュエルエナジー』は、最良のエネルギー源になるからな。今この街で起きている、連続失踪事件も奴の仕業だ」

 

「!!」

 

 

 

 もしやとは思ってたけど……事件の話を聞かされて、気をつけてねって言われた矢先に(くだん)の犯人とニアミスとか、こんなタイムリーな事ってある!?

 

 

 

「そして君も実は……奴に襲われた時、魂を半分ほど喰われてしまったんだ」

 

「なっ……!?」

 

「まだ肉体は(かろ)うじて維持できているが、いつまで()つか……このまま放っておけば、君の身体は直に消滅してしまう。だから私達が保護したんだ」

 

「…………そういう……こと……」

 

 

 

 ミイラ男に身体を貫かれた時の、あの奇妙な感覚は……ボクの魂を削って、取り込んでいたのか。

 

 

 

「だが安心してくれ少年。助かる方法が一つだけある」

 

「本当?」

 

「あの精霊が完全に復活する前に、決闘(デュエル)で奴を倒す。そうすれば奴に吸収された魂は全て解放され、消えてしまった人々も救い出せる。無論、君の奪われた魂もな」

 

決闘(デュエル)で……へぇ、カードの精霊も決闘(デュエル)するんだね?」

 

「当然だ。何たって、デュエルモンスターズの精霊だからな」

 

 

 

 カードのモンスターそのものと決闘(デュエル)か……それは是非(ぜ ひ)とも一戦(まじ)えてみたいかも、とか思っちゃったり。

 

 

 

「ところで決闘(デュエル)するのは良いとして……あの精霊、瞬間移動で何処(ど こ)かに消えちゃったじゃん。どうやって見つけ出すの?」

 

「任せておけ。その為に私達(・ ・)がいる」

 

 

 

 そう言うと女性は、1枚のカードを取り出して真上に掲げた。すると---

 

 

 

「来い! 【オッドアイズ・ドラゴン】!!」

 

「!?」

 

 

 

 二色(ふたいろ)(まなこ)を持つ赤い龍が、女性の背後に出現した。どう見てもデュエルディスクを使っていないのに、カードのモンスターが実体化するなんて……!

 

 

 

「私達は『精霊回収者』。精霊を使役し、精霊を解放する能力を持った者達だ」

 

「…………」

 

「……少年?」

 

「はっ!? ご、ごめん! 驚きのあまり時が止まってた!」

 

 

 

 初めて見るドラゴンの威容と迫力に魅了されて、放心状態になってしまった。

 目を凝らしてみる。幻覚じゃない……確かにモンスターが実体を伴って、自分の意思で動いている……! もはや感激すら覚える光景だ。両手が自由だったら端末のカメラ機能で写真を撮りたかった。

 

 

 

「良かったのか里香。正体をバラしちまって」

 

「こうなってしまっては、隠し通せるものでもないさ。そもそも別に隠してるわけでもないしな。全ては少年を助ける為だ」

 

「まっ、それもそうか」

 

「と、言うわけだ少年よ。君の魂を取り返す為に、そして、あの精霊を回収して事件を解決する為に、私達に協力してほしい」

 

「……分かったよ。ボクもまだ死にたくないからね」

 

 

 

 お互いの利害は一致している。手を組む理由としては充分だ。何より、こんな美人に頼まれたら断れない。ボクの命も懸かってるみたいだし。

 

 

 

「私は里香(リ カ)(ゆう)() 里香(リ カ)だ。よろしくな、少年」

 

「覚えた、里香ちゃん」

 

「おぉ、初対面の異性に下の名前で呼ばれたのは初めてだ。しかも『ちゃん』付けで」

 

「ははっ、見た目通りチャラいな、ボウズ」

 

「ボウズじゃないよ、ボクは総角(アゲマキ) 刹那(セツナ)。セツナって呼んでくれて良いよ」

 

「セツナか、良い名前だな。俺は土方(ひじかた) (ゴウ)だ。俺の事も遠慮なく、ゴウと呼んでくれ」

 

「ゴウさんね、分かった」

 

 

 

 それぞれの自己紹介が済んだところで、ボクは未だ縄で縛られている両手首を軽く上げた。

 

 

 

「ねぇ、そろそろコレ外してくれない? (あと)が付いちゃうよ」

 

「おう悪い悪い。ジッとしてろよ」

 

 

 

 ゴウさんの投げたカードが手裏剣の様に飛んできて、縄をスパッと切り裂くと、そのまま壁に突き刺さった。

 切られた縄が(ほど)けて床に落ちる。ようやく拘束から解放された手首を優しく(さす)る。(さいわ)い痕はついていなかった。

 

 

 

「ん、ありがとう」

 

「……セツナ、君からは強者のにおいがする。腕の立つ決闘者(デュエリスト)が味方についてくれると、私達も心強い。協力を快諾してくれて感謝するよ」

 

「あははっ、そんな風に言ってもらえるなんて嬉しいな。ボクに出来る事があれば何でも言って。力になるよ」

 

 

 

 ボクは里香ちゃんと固い握手を交わす。()くして、全ての元凶であるミイラ男を捕らえるべく、ボクと、里香ちゃんと、ゴウさんの三人による、ちょっとの間の共同戦線が結成された。

 

 

 

 





 次回、後編では、あのキャラをお借りする予定です( ・∀・)フフフフ

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