ハチャメチャな感じでお送りします!
※完全に創作キャラしか出てきません。原作キャラが必ず一人以上は出てほしいという人は非推奨となってます。
はっはっは!我、ここに登場す!
我はナポレオン25世!あの英雄の血筋を引いている、れっきとした家系だ!
そんな我のことを知りたい奴だけ、見ていけー!
我の正式の名前は、ナポレオン・ボナパルト25世だ。まぁ、見てわかる通り…ボナパルト家の一員というわけだ。
実は…このボナパルト家で女が引き継ぐことになったのは…我が初めてなんだ。なんでだろうな?
初代ナポレオンが旅をしていたという風に、我も旅をしていた時期があったのだ。
主に中東…欧州は既に支配下にあるようなものだから、たまには別地域にでもと我は出かけた。
その中東へ向かう途中でまず会ったのが…今の十字軍の副リーダー的存在の、アインシュタイン30世だ。
その経緯を見てもらおうか…
「…まだ、イタリアか…長いな…あ、丁度いい。腹が減ったからピザでも食べよう」
「Benvenuta.」
「Questa pizza uno.」
「Naturalmente.」
「…イタリア語、上手ですね…」
「ん?そうか。まぁ、勉強したからな…これでも」
「成程…私は、あまり多言語は言えませんがね…」
「そうなのか…お前、なんて名前だ?」
「私は、アインシュタイン30世。数学者、アインシュタインの子孫です」
「おぉ、あのアインシュタインか。でも、数学者の子孫が何故言語を…?」
「そこは…個人の思うことです」
「ん~まぁ…そうだよなぁ…あ、ちなみに私の名を教えてやろう」
「なんて名前で…?」
「我は、ナポレオン25世!名の通り、ナポレオンの子孫である!」
「ふむ、あのナポレオンの…皇帝ですか…」
「うむ!この名を言う度気分がよくなるものよ!」
「そうですか…あの、今何をされてるんですか?」
「今?ピザがちょうどきたから食べるとこなんだが…」
「そうではなく、ここまでくる間何を?」
「あぁ、そういうことか…中東に向けて旅をだな」
「中東…今、戦争真っ只中でしょう。何故そこへ?」
「我は戦好き。強くなるためにも、戦があるところへ行くのが今の我の使命だ」
「成程…でも、それにしては物資が少ないようで…?」
「それはまぁそこまでの間に補充はしておくのだが…」
「…経費を安くはしておきたいですか?」
「ん?まぁそうだな…なるべくならそうしたい」
「なら…私がついていきましょう」
「ん…?いや、お前はいい。自分からまきこまれるのは危険だ」
「ですが、今の私は言語学者であり更に言うと医療も扱えます。さらには、実力屈指の大学も出てきてまして…専門の知識を習得してます故、お供させてほしいのです」
「…そこまで言うか…何故、この短い間にその決心をした?」
「孤高に生きてきたものこそ、協力するときは団結するものだと考えてるからです。今がその時」
「…わかった、ついてこい。その代わり、命は保証せんぞ…?」
「えぇ、その覚悟」
…と、会話ばっかでわかるかなぁ?こんな感じに我らは知り合ったのだ。
論破っちゃあ論破だな…されてやったりって感じだ。
その後も、旅をつづけ…その間にも、仲間が増えていき…いつしか、国家レベル並の団体にまでになったのだ。
そして、私は…とある団体名に惹かれ…その名前を借りる形で名づけた。
その名前が…十字軍である。イ・ウーにも負けない、そんな我等だった。
そして…中東に着き、戦争に参戦。その名をとどろかせた我らは…各地へ十字軍メンバーを散らばせた。
一か所にまとめてたら、やられたときに大ダメージを受けるからだ。なるべく、それは避けたい。
そして、我がさらに進行を進めようとしていた時に…我は出会った。運命を変える相手に。
そいつが…神崎・H・オーレリストだ。当時、我らはどっちも中学の年齢。
その当時は、我の方が名が通っていた。だから、戦いになったときは勝てると思っていた。
しかし…神は違った。そもそも、与えた力が違った。
「ん…?誰だ!」
「…?」
「この我の前を無断で通ろうとしているのか…無礼者。名を何という?」
「…教える必要はない。ただ、通りすがりの旅の者と思えばいい」
「な…それで納得するとでも思ったのか!?」
「…争う姿勢だな…戦うのか?」
「その意志の表れに、こうして銃を構えているであろう」
「…ふん、分かるさ…お前じゃあ俺には勝てん」
「戦わずしてわかるかぁ!?そんなバカげた話、どこにある!撃てぇー!」
ばばばば…と打っていくんだが、なぜか当たらない。
「…え?何故だ。何故当たらん…?」
「…お前、後ろをよく見ろ…」
「ん…?んん!?」
皆、倒れていたのだ。いつの間にか。
「…どおりでなんか、弾数が減っていくと見たんだ…だが、どうしてこうなった?」
「…時を…」
____止めればいいのさ_____
「…!?」
「…ほら、こんなにも近くなった」
「ぐっ…なんなんだお前は!?」
「だから言ったでしょ?通りすがりの旅の者だって」
「…ぐぅ…」
「…じゃあな」
こうして、我とこいつの戦いは終わった…と思うなよ?この後も何回も戦ったのだ。
しかし、何度やっても勝てない。最後にはお得意のタイムズアップで終わるのだ。
しかし、そんな我等にも共闘の時が来たのである。
「…!」
「…よぉ、また会ったな」
「ふ、今度こそ勝つぞ?この旅の…お?」
「…?何があった…?」
「…今回は、我ら同士戦うことは避けることにしよう」
「…あぁ、そういうことか…そのようだな…」
「…随分と…大軍だこと」
「恐らく、お前の首取りだろう。手柄どりでもあるな」
「我もそんな気がする…おい!すぐに戦闘の準備だ!じゃ、今回はお前は逃げろ。見逃してやる」
「…いや、俺にもやらせろ。やすやすと逃げられん」
「でも…お前はお前でないのか!?やることとかは…!」
「ない、強いていうなら…今この敵を打ちのめすこと」
「…はぁ、しょうがない。やるぞ!」
「…あぁ、一瞬で終わらそう…」
敵は結構な数。我らの数では圧倒的に足りないが、勝てると見込んでいた我らはオーレリストを見逃そうとしていた。
しかし、こいつと言ったやつは…戦うというのだ。しかも、普段の目で。
緊張しないのか…?こいつは…と思った。
そんなこんなで戦争を始めるんだが…我は、目を疑った。
時間を止めてるわけでもないのに…敵がほとんどいないのだ。
一体何があった…?
「お…おい!こ、これはなんだ!」
「ん…?何って、敵がバタバタ気絶していったものだよ」
「いや、そうじゃなくて…なぜこんなにも瞬殺で…」
「ん~…なんでだろうね」
冗談っぽくニコッと笑ったこいつ。
いや、普通のカッコいいんだが。
「…まぁ、とりあえず…助かったな。礼を言おう」
「言わなくてもいい。俺がやるやる言ったからな」
「…おい!矢張りお前の名を聞いておきたい!なんて名だ!」
「…神崎・H・オーレリスト。覚えておけ」
それからというものの…我は、行方をくらました奴を探していた…
十字軍を勿論引き連れながら、だな。
で、時は戻って…前回の内容に戻るのである。
前回?知らない奴は、「...Impossible, n'est pas français.」を見てくれればよい(宣伝)
後日談!というより、当日談?
今回の話で昔のなじみと言うことはわかっただろう。
まぁ、こいつは元々シャイな奴で…
「…はぁ、そこまで」
「え?そこまでって?」
「俺の紹介ははいいから。な?」
「いやだ、話しておかないと気が済まん」
「わがままだなお前…」
「それが我と言ってもいいものだろう?」
「アーハイハイソーデスネー(棒」
「撃つぞ?」
「あ、ごめんなさい」
「なら紹介していいな?いいんだな?」
「なんでフリみたいに言うんだよ…だめったらダメだ」
「ぶ~、ケチ」
「勝手に言ってろ…」
幼馴染みたいだな、我らは。
ま!其処がこいつとの関係ってことだ!