ハリーポッターとゴーント家の令嬢   作:ゆきみかん

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飛行訓練

『グリンゴッツ侵入される』

 

私が談話室で読んでいた日刊預言者新聞を後ろから覗いたドラコがつぶやく。

 

「ついこの間侵入されたばかりじゃないか。まったくどうなってるんだ?」

「あ、ううん。私も今朝読んだけど、これこの前の事件の続報だよ」

 

私の横で週間魔女を読んでいたダフネがそう答えた。

 

「そうなのか。言われてみれば、グリンゴッツの侵入事件なんてそう何度もおきるものじゃないな」

「でもこれ何を盗もうとして入ったんだろうね?私なら頼まれても押し入りたくないけど」

「だれだってそうさ。グリンゴッツに侵入なんて正気の沙汰じゃないよ」

 

私は軽く鼻を鳴らすと新聞を折りたたむ。

 

「まったくね。金庫の中身には興味は無いけど、グリンゴッツの警備をどう突破したのかは気になるかも。相当熟練の魔法使いでも痕跡を残さずに侵入するのは骨だろうし」

「金庫の中身先に取り出してあってよかったよね。グリンゴッツより安全な場所に移動したのかな?」

「さてね。グリンゴッツより安全な場所がそうあるとは思えないけど」

 

そう言いながらこの一週間で私の指定席となりつつある暖炉前のふかふかのソファから立ち上がった。

 

「おいおい、サラ何処に行くんだい?午後から飛行訓練だぞ」

「わかってる。図書室に本を借りに行くだけ。スネイプ先生に教えてもらったやつをね」

「あ、サラ待って私も行くよ」

 

 

談話室を後にし図書室へと向かう。

 

「ね、スネイプ先生に教えてもらった本ってこの前の魔法薬学のあと呼び止められた時に?」

「ああ」

「何の話だったの?」

「大した話ではなかったよ。変身術や魔法薬学での事を言われてこれからも励む様にと」

 

ダフネは私が嘘を言ったのになんとなく気がついていたようだったがそれ以上の追求はしてこなかった。

特に隠す事でも無かったが、話す気にもなれなかった。

 

 

図書室で目的の書籍と追加で幾つかの参考となる呪文書を借り、談話室へと戻る道での途中でダフネが立ち止まる。

 

 

「あ、ハーマイオニーだ」

 

ダフネの目線を追うとたしかに廊下の先に見覚えのある顔がこちらに向かってきていた。

 

「こんにちは。ハーマイオニー」

 

ダフネが優しく話しかけると、グレンジャーは話しかけられた事にひどく驚いていた。

 

「こ、こんにちは。たしか、スリザリンのダフネとサラよね・・?」

「ええ。ホグワーツ特急のコンパートメント以来ね」

「ついこの間の魔法薬学でも見たけど。どうしたグレンジャーそんなに驚いたというか怯えて」

「話しかけられるとは思わなくてついびっくりしちゃっただけ・・・」

「アハハ、知り合いを見かけたら普通は話しかけるわよ」

「ダフネの社交性の高さは寮の垣根など軽く飛び越えるからな」

「あら?サラだって寮なんて気にしないタイプでしょ?」

「まあ、興味は無いね。どっちでもいい」

 

グレンジャーが笑うと安心したように続けた。

 

「ふふ、スリザリン生にも色々な人が居るのね。少なくともあなた達はいい人だわ」

「あら、ほかのスリザリンのみんなだっていい人ばかりよ?」

「ダフネにかかれば闇の帝王だろうといい人になりそうだよ」

「そんな事は無いとおもうけど・・・」

 

そんな私達の掛け合いを見ながらグレンジャーが急に覚悟を決めたような顔で話しかけてきた。

 

「ね、ねえ。寮は違うけど・・・私と、友達になって・・もらえない?」

 

ダフネは少し驚いた後笑顔を作ると続けた。

 

「もちろんよ!だって私達もう友達でしょう?」

 

そう言うと、ちらりとこちらを見た。私も軽くうなずく。

 

「まあ断る理由はないよ。魔法薬学では私の他に唯一、解答を分かっていたみたいだし。将来私の役に立つかもね」

「もう、サラったら・・・」

「・・・うっ・・・あ、ありがとう」

 

グレンジャーが泣き出しながら答えた。

 

「ど、どうしたの?ハーマイオニー」

「わ、私友達ホグワーツでまだいなかったから・・・」

 

ダフネがハーマイオニーのいいところをみんな気がついてないだけですよと慰めている。

私はこの短い間でダフネは気がついたとでも言うのかと言いたかったが、黙ってることにした。

しばらくして泣き止んだグレンジャーが思い出したように私に問いかけてくる。

 

「そうだ、あなた達でしょう?」

「何の話?」

「私、マクゴナガル先生に聞いたの。マッチ棒を授業中に変化させられたのは私の他はスリザリンの二人だけだって」

 

急に何の話かとおもったらそんなことか。

 

「魔法薬学の授業みててもあなた達しか考えられないわ!」

「ええ。まあ確かに私達だけど」

「一発で針に変えたサラと同じ扱いされるとこまっちゃうけどなー」

 

ダフネめ、余計なことを言うんじゃない。

 

「やっぱりね!それに一発で!?私、貴方に絶対勝ってみせるから!」

 

ハーマイオニーはきっと負けず嫌いなんだろう。だが私が同学年の奴に負ける謂れはない。

 

「まあ、期待してるよ」

 

ハーマイオニーを焚き付けるように完全に上からのセリフを残し談話室へと向かう。

 

「また、午後の飛行訓練で会いましょう、ハーマイオニー」

「ええ。また」

 

ハーマイオニーと分かれてからダフネが心配そうに話しかけてくる。

 

「ハーマイオニー、グリフィンドールで友達できるかな・・?」

「さてね。私の知る所ではないけど、きっかけさえあればできるでしょ」

「そうだね、私達みたいに?」

 

ダフネが私を覗き込むように言った。

 

「む、まあ・・・そうだね・・・」

「アハハ、照れてる照れてるっ」

 

ダフネが楽しそうにそういった。コイツはまったく・・・・。

 

 

 

マダム・フーチが来るまでの間、皆生徒は興奮しっぱなしだった。

 

「まったく、ようやく箒に乗れるよ。1年生がクィディッチの代表選手になれないなんてばかげてる」

「ほんとよね、ドラコの言うとおりだわ。1年生が代表選手になれるならドラコが選ばれないはずないもの」

 

パンジーがドラコに同調する。パンジーはいつだってドラコの言うことには同調していたが今回は他の皆も同じようだった。

皆が早く飛びたくて仕方がない様だった。私は・・・、箒に乗ったことがない。グリンゴッツのトロッコよりましだといいのだけども。

クィディッチには興味が無かったが、空高いところからの眺めは興味あるかも。

 

「ダフネも箒に乗ったことあるの?」

「え、うん。妹と一緒によくあそんだよー」

 

話を聞く限り、魔法族生まれで箒に乗ったこと無い方が珍しいようだった。理論や概念は知ってる。問題無いだろう。

 

「はっはーん、サラ、箒乗るのはじめてなんでしょ?」

 

ミリセントが鋭く突っ込んでくる。

 

「本当かい?サラ。驚いたな。珍しく少し緊張してる様子なのはだからか」

 

緊張?私が?

 

「あー、そうかもね。朝からいつもと少しちがったもの」

パンジーもそう続けた。むぅ・・・どうやら私の分が悪いらしい。

 

「ええ。子供の頃から体を動かす事はあまりしてこなくてね。グリンゴッツのトロッコよりはましだといいんだけど」

「全然気持ちいいよ!心配しなくても大丈夫よ。サラなら直ぐ同じように飛べるわ。もし飛べなかったら教えてあげるから」

 

ダフネが、サラに何かを教えるなんてなかなかある経験じゃないしねと笑う。

ま、少なくとも今は皆のほうが飛ぶ事に慣れているのは間違いないだろう。

 

「そうだな。よろしく頼むよ」

 

そんな折、急に大きな声が聞こえてきた。

 

「さあ、皆揃っていますね!」

 

飛行訓練担当のマダム・フーチだ。

 

「さあ、ボヤボヤしない!箒のそばに立って!さあ!早く!」

 

飛行訓練の講師だけあって体育会系のようだった。

 

私はチラリと箒を見下ろした。古ぼけていて見るからに頼りない。

 

「さあ、右手を箒の上に突き出すのです。そして『上がれ』と言いなさい」

 

私を含め、皆が同時に『上がれ』と叫んだ。

しかし、私の箒は多少揺れただけで私の手に収まりはしなかった。

周りを見ると、ダフネやドラコの他はハリーや数名だけしか箒を手にしていないようだ。ハーマイオニーも上がれと叫けび続けているが地面を箒が転がるだけだった。

 

「サラ、箒を信じて一緒に飛ぶんだって思わないと」

 

ダフネがそんなアドバイスをくれた。

成る程。杖と同じように箒にもある種の意思があるという事か・・・。

私は飛ぶ。そう自己暗示の様に考えると再度つぶやくように話した。

 

「上がれ」

 

すっと、箒が地面を離れ右手へとおさまる。よし、できた!

ダフネが嬉しそうにこちらをみた。

 

「さすが、サラだね!飛ぶと今よりもきっと嬉しいよ」

 

確かに、新しいことができるのは嬉しい。自分でも今笑っているのがわかった。

マダム・フーチは皆の周りを回り、箒を手にできていない生徒に拾うように言うと握り方やまたがり方の指導をしはじめる。

ドラコが握り方で注意を受け、それを見たロンとハリーが大はしゃぎしているのがみえる。

他人のミスをあげつらうとは子供だな・・。

全員が、正しい握り方を覚えるとマダム・フーチは満足げに頷くと次の段階です!と叫んだ。

 

「さあ、私が笛を吹いたら地面を強く蹴ってください。箒はぐらつかないように押さえ、2メートルくらい浮上してそれから少し前屈みになってすぐに降りて来て下さい。笛を吹いたらですよ。1、2の――」

 

ところが笛がなる前にグリフィンドールのロングボトムが思い切り強く地面を蹴ってしまったようで一人、シャンペンのコルクが抜けたようにヒュっと上空へと飛んで行ってしまった。見るからに運動が得意そうではなかったので、置いていかれないように緊張でもしていたのだろう。

まあ、降りたら再度全員でかなと考えていたが、どうやらロングボトムは箒のコントロールがわからないようだった。

 

「こら、戻ってきなさい!」

 

マダム・フーチの声をよそに上空を右へ左へ振り回されると急上昇や急降下を繰り返していた。

 

スリザリン生はダフネを除いて皆大笑いし、囃し立てていたが、グリフィンドール生は皆心配そうに声を上げている。

 

ネビルは上空で悲鳴をあげながら、柄を握りしめて右左に振っていたがそれが良くないようでより箒は暴れて一度下に降りたかと思うと

待っている生徒の間を貫通するとまた上空へと飛んでいった。

 

「落ち着いて柄を真っ直ぐにするのです!」

 

そう、マダム・フーチが叫んていたが、ネビルには聞こえていないようだ。というか意識を失ってるようにも見える。

皆、騒ぎ立てるだけだ。そんな中気を失ったロングボトムを乗せた箒は森の方へと流されようとしている。

 

「ね、なんとかしないと・・・森に落ちたら大変だよ。サラならなんとかできない?」

 

ダフネが少しパニックになった表情で私にそう話す。

 

「そういわれてもね」

「ほっておけよ、アハハ、みたかいあれ・・・っひっあはは」

 

ドラコは笑いが止まらない様子でそう言う。なんだかんだいいつつもロンと同じく他人の失敗を笑うだけ。まだまだ子供だ。

マダム・フーチも叫ぶだけで杖を取り出そうともしない。ホントにホグワーツの優秀な魔女か?

私はため息をつく。この騒ぎでどうやら今日はもう私達が空を飛ぶことはなさそうだ。

少し恨みを込めながら袖口から杖を取り出す。

さて、なんとかと言ってもどうするか。視た感じ箒の魔力もだいぶ薄れているみたいだから多分私の魔法なら直接呼び寄せてる事も恐らくできるだろう。ただ、今日箒にのれなくなったのはこいつのせいだと思うと、ムカついてきた。

多少強引だが箒から突き落としてから地面にゆっくりおろしてやるとしよう。箒はどっかに飛んでいくだろうけど私の知るところではない。

一歩前に出て杖を高らかに掲げロングボトムへと狙いを定める。

 

 

私にグリフィンドールの皆も気がついたらしく、ロンは何をするんだ!と叫んでいる。

呪いでもかけるとおもっているのだろうか?スリザリン生がグリフィンドール生に杖を向けてる時はほぼそうだろうけども。実際、今回もあたらずとも遠からずだが。

 

「インペディメンタ」

 

体を狙って放った私の妨害呪文に当たり箒はそのまま森の方へ、ロングボトムはまっすぐと真下の私の方へ落ちてくる。

 

「あっ!」

 

ロンが叫び、グリフィンドールの皆が悲鳴を上げた。ドラコたちもさすがにびっくりしたように私を見ている。

周りの喧騒に耳を貸さず、もう一度杖をロングボトムに向けると唱えた。

 

「アレスト・モメンタム」

 

途端、ロングボトムの落下速度が非常にゆっくりになる。念のため地面にも杖を向ける

 

「スポンジファイ」

 

地面を衰えさせ、クッションのように柔らかく変化させる。ロングボトムが地面に落ちきるまで誰も何も言わなかった。

 

「ゴーント、なんてことを・・。ですが・・助かりました」

 

マダム・フーチはそう言うと、素早く地面のロングボトムを確認する。

 

「目立ったケガはない様ですが念のため私がこの子を医務室へ連れて行きます。その間誰も動いてはいけません。箒もそのまま置いておくように。さもないとクィディッチのクの字を言う前にホグワーツを出ていってもらいますよ」

 

そう言って、ロングボトムに呪文をかけると抱えて医務室へと歩いていった。

マダム・フーチが見えなくなった途端ロンが私に突っかかってきた。

 

「おいおいゴーント!ちょっと魔法がつかえるからって!ネビルが死ぬとこだっただろ」

「えぇ・・・?結果助けたじゃん」

 

助けたのにこの言いぐさである。

 

「おまえっ・・」

「大したケガもなかったでしょたぶん。あのまま森に行くのとどっちが良かったかはわかりそうなもんだけど」

 

私がまっすぐとロンに向き合うとロンは私の目をまっすぐと見ていられなくなったみたいで急にモゴモゴと怖じ気づいた。

正直箒に今日は乗れない恨みがこもっていたと言われたらその通りだが。もうすこし穏便に下ろす事もできたのは事実だし。

 

「サラの言うとおりだ。結果地面に戻ってこれたじゃないか。それより見たか?あいつの顔。あの大間抜けのな」

ドラコが笑いながらそう言うと、周りのスリザリン生も囃し立てた。

 

「ごらんよ。ロングボトムの婆さんが送ってきたバカ玉だ」

 

ドラコが草むらから何かをひろうと高らかに掲げた。

 

「マルフォイ。こっちへ渡してもらおう」

 

ハリーの静かな声に皆が注目する。

 

「それじゃ、ロングボトムが取りに来られるところに置いておくさ、木の上なんてどうだい?」

「こっちに渡せったら」

 

二人は言い合いながら、空中へと飛び上がったドラコを追いかけてハリーも飛び上がった。

ハーマイオニーがやめるように叫んでいるが、二人の耳には届いてないようだ。

 

「ね、サラ二人を止めないと・・・」

「放っておきなよダフネ。ロングボトムと違って自分の意思で飛んだんだ。二人ともどんな結果になろうと自己責任だよ」

 

コレで減点されたら、あとでドラコをシメるけどね。

夜中に散歩してる私も人の事言えないけども。

 

「だけど・・・」

 

二人は空中で言い争うとドラコが何かを投げたような手つきをし、ハリーはそれを見ると矢の様に飛んでいった。

ドラコはともかくハリーは初めてだろうに大したものだ。

ドラコはその間にこっちにもどると、ハリーが突き出すように思い出し玉を持っているのを見ると不機嫌そうに鼻を鳴らした。

 

「ドラコ。あまり下らん事をするなよ」

「なぁに。何もしてないさ」

 

ドラコはとぼけるように言うと私から目をそらしてしまった。ドラコに前に言われたが私の目をみつつ詰め寄られると、吸い込まれそうで全てを喋ってしまいそうになるからついそらしてしまうらしい。

 

「ポッターーーーー!」

 

マクゴナガルが早足でこちらに来ると、ハリーを連れて城の方へと向かっていった。

 

「いい気味だ。きっと退学だな」

 

ドラコが勝ち誇ったように言い放つ。

 

「それは無いでしょ。飛行中のハリーを目視して連行したのであればドラコも連れて行かれるハズだし」

「僕の事は見てなかったかもしれないだろう?」

「さてね。本当に今日はもう飛べなさそうだな・・・。残念」

 

そんな折に終業を知らせるチャイムが鳴る。次の授業はなんだったかな。

 

城へと戻る途中にグリフィンドールからハーマイオニーが駆け寄ってきた。

 

「おい、何のようだ」

 

ドラコがハーマイオニーと私の間に入るように止めた。

 

「用があるのは私にだろう。ドラコ、先に行っててよ」

 

ドラコが肩をすくめながら、私に反抗することは無く城へと戻っていく姿を見届けるとハーマイオニーに向き直る。

 

「で、どうしたの?」

「さっきの、ネビルを助けようとしてくれたんでしょう?グリフィンドールの皆がまるで貴方のせいで落ちたかのような言い方してたから私が本当の事聞きに来て皆に真実を教えようと思って」

「そんな事をしていると本当にグリフィンドールで友人ができなくなるよ」

「だけど・・・」

「忠告はしたよハーマイオニー」

 

そう言うと、城へ戻る。後ろから、本当は優しいのねと声を掛けられたが今度は私が肩をすくめる番だった。

 

城へともどると入口あたりでダフネたちがこちらを向いて待っていた。

軽く手を挙げながら近寄る。

 

「なんだ、まっててくれたの」

「別に待ってたわけじゃないさ。あいつは?何の用だったんだ?」

「さてね。大した話じゃなかったよ」

「そうか。いいかグリフィンドールとくにあいつらと付き合うんじゃないぞ」

 

軽く手を返して答えると、止めていた足を城へと向ける。

ドラコは何か言いかけた用だったが私が取合う気がなかったためかそれ以上言うことはなかった。

 




10/26一部改定

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