NARUTO-カルタ外伝- 転生者の独擅舞台《チーターライフ》 作:新名蝦夷守
更新待ってくれていた人いたら、お久し振りです。
ありがとうとごめんねを込めて。
続きをどうぞー
こほん。
先ほどのこと全ては妄言だ。忘れてくれ。
さてと、話を戻そうか。
イタチに「許せサスケ、また今度だ」と小突かれすっかり機嫌が治ったサスケ。
その機嫌が治り頬を赤らめたサスケが少し恥ずかしくなったのか兄に対して強がり「べ、別に手裏剣術の修行くらい1人でも出来るし!油断してたら兄さんのことなんか直ぐに追い越してやるんだからな!」と
「あのさぁサスケ。いつも兄ちゃんを借りちゃうお詫びにと言っちゃなんだけどさ、今日は兄ちゃんの代わりにオレが手裏剣術の修行見てあげようか?」
と言っても、見るのはオレの影分身になっちゃうけど。と付け足す。
そんなオレにイタチが『いや、カルタさんの手裏剣術はもう既に手裏剣術と呼べる域じゃないような・・・』という目で見てくる。
ま、それは見なかったことにして。
そのオレの提案に対してサスケは「マジで!ホントに!?」と身を乗り出しながら食いついてくる。
「おぉ、マジでマジで。ホントのホントに。なんなら手裏剣術以外でも体術、忍術、幻術の入門編くらいまでなら教えてやるぞ」
「やったー!まじかよ!!」
小さな身体をいっぱいいっぱい使っての全力ガッツポーズにほっこりさせてもらうオレ。
「いやぁ、どこぞの影をワンパンで
と、マシンガンのように1人で喋りながらぴょんぴょん跳ねながら喜ぶサスケ。
その様子に可愛らしい弟を見れて嬉しいような、オレに弟を盗られてさみしいような複雑な顔を浮かべるイタチ。
って、またその都市伝説かよ。
「いやサスケ。流石にオレは五影をワンパンはしていないって」
つーか誰だよ、そんな噂を流してるやつは。と、否定するオレに、「でも前まであった月を壊したのはカルタさんなんだろ?兄さんが言ってたぜ」と返答するサスケ。
あぁ、それは否定できないやつだ。
「おい、イタチ。なんでバラしてるのさ」
と、小声で非難の声をあげるも。
「すみません。口が滑りました」
そう言って反省の色をあまり感じさせないイタチに対して「あれ一応、極秘扱いなんだぞ」と口頭注意をする。そして後でサスケが見えていないところで拳骨を落とすことを密かに決意した。
ちなみにあの月爆散事件のあと、目撃していたメイとサソリを含めた『宵』のメンツには何故、月を破壊したのかという理由を説明したのだが、それと同時に箝口令を出しておいたのだった。
だから、月を破壊した犯人がオレだと完全に知っているのは『宵』のメンバーのみ。
とはいえ、里の一部上層部には感付かれてはいるのであろうが、何も言われなかったのでこちらからも報告等は何もあげていない。つまりスルー。
もしかしたら、意味もなく月を破壊したヤバいヤツとして腫れ物扱いされているのかもしれないな。オレのあずかり知らぬところで。
ちなみに当時の巷では、犯人捜しが行われていたようだったが、自然現象と捉えるものが多数派だったようだ。
まぁ、この世界で衛星を破壊できる人物はいないと考える方が普通だしな。どこぞの7つのボールを集めるとどんな願いも叶う世界線ではあるまいし。
「って、流石のカルタさんでも月は無理だよなぁ!兄さんも冗談がキツいんだから」
いつまでも俺が騙しやすい子どもだと思ってそんな
なるほどな。いくら
重要なので2度言いました。
オレがイタチの方を見ると「ね、大丈夫だったでしょう?」みたいな顔でこちらを見てきていた。
いやいやいや・・・そういう問題じゃないんだが、という言葉は口には出さずに、サスケとの約束を履行するべく影分身を1体出現させ、あとはその影分身に任せることにする。
イタチがサスケに「カルタさんの影分身の言う事をきちんと聞いて修行に取り組むんだぞ」「兄さんに言われなくても分かってるよ!カルタさんの術を全部盗んでやるんだ!そして兄さんを超す!」
そんなサスケの決意表明を聞いてからイタチと共に本体のオレはその場から立ち去った。
その後、シスイとも合流を果たしたオレは、彼ら2人にとある重要なお願い事をしたのだった。
それは、今後の木ノ葉や火の国。延いては忍界全体をも揺るがす出来事に繋がっていくことになるのだが、このときはまだ誰もそのことに気が付いていないのであった………。
………なんてね。
ホントに何も知らないんだよ。
4年半くらいエタッテテゴメンネ。
コレモウツヅカナインダヨ。
カルタ外伝書いてる途中から書き直したくなって、設定練り直した新伝も途中まで書き溜めてたんだけど、ログインパスワード忘れたり、パソコンが壊れたり、そもそもXPで時代に取り残されたり、転職したりしてました。
気が向いたらスマホで活動するかもなので、また何かありましたらよろしくです。
ではでは。