戦姫と勇者と鋼の三重奏   作:白騎士君

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久し振りの戦闘描写だけど、上手く出て来ているかな?


説明と次元震

リディアン周辺の町

 

ノイズに囲まれ絶体絶命の勇也達。だが、勇也の中に眠る力が目覚め、5体のノイズの攻撃を防ぎ消滅させた。

勇也は自分が纏った姿をまじまじと見た。

 

(これは…ヒュッケバイン!?………でも少し違う、Mk-ⅡとMk-Ⅲの部分もある。それに左腕に付いているのは『ストライク・シールド』!頭部に付いているゴーグル…これは『エクスバイン』と同じやつだ!)

「勇也!」

 

勇也が纏った姿に驚いていると響が声を掛けられて、我に返ると3体のノイズが勇也に向かって攻撃をして来た。

 

「くっ!」

 

勇也は左腕に装備されているストライク・シールドで防ごうとする。しかし、攻撃が当たる直前フィールドの様な物が展開され、ノイズの攻撃を防いだ。

 

(これは…念動フィールド!?)

 

勇也は展開されたフィールドを見て驚く。

 

『念動フィールド』

 

それは『念動力者』と呼ばれる者がある搭載されているシステムを通して発生させるエネルギーフィールド(通称Eフィールド)。

しかし、勇也は念動フィールドが展開されたより『何故、自分に念動力が宿っている』事が一番の驚きだ。

 

「スゴい……勇也」

「響!」

 

ロボットの様な鎧を纏い、ノイズの攻撃を防いだ勇也に思わず見惚れてしまう響。すると、未来に声を掛けられて未来の方に首を向ける響、後ろに居た6体のノイズが二人に向かって攻撃をしてきた。

思わず目を瞑る二人だが……、

 

「いけ!T-LINKリッパー!」

 

勇也が武器名らしき物を言うと大きな手裏剣のような実体刃が4つ出て来て、響と未来に向ってるノイズの方に行き6体を切り裂いていた。

ノイズが倒した事を確認すると勇也はT-LINKリッパーを念じ、響と未来の周りに回り始めるとバリアが張られた。

 

(良し!試してみたが上手くいけたな)

「な、何これ…?」

「それはバリアみたいな物だ!其処から出なければ安全だ」

「勇也はどうするの!?」

 

勇也は先程念動フィールドを展開出来たのでT-LINKリッパーでバリアを張れるか試してみたが、上手く成功したらしい。

未来は張られたバリアに驚き、勇也は二人にバリアに入れば安全だと伝えた。

だが、バリアを張ってない勇也自身はどうするのかと響が訊く。勇也は響を見た後ゆっくりとノイズの方を見る。

 

「俺は……コイツ等を倒す!」

 

勇也はそう言いながら左腕に装備されているストライク・シールドから『T-LINKセイバー』を抜き、バックパックのスラスターを吹かしながらノイズに突っ込む。

 

「うおおおおおお!!」

 

T-LINKセイバーを縦や横に振り、4体のノイズを切り裂き。遠くに居るノイズは念じると左手から『フォトン・ライフルS 』が出現し、狙いを付けてトリガーを引いた。

放たれたビーム弾は3体のノイズ撃ち抜いた。撃ち抜かれたノイズは炭へと変わった。

 

(後、24体)

「多いな………なら、『スプリットミサイル』!」

 

ノイズの数を確認し、勇也はスラスターを全開にして空を飛びスプリットミサイルを放った。

放たれると中から多弾頭ミサイルが射出され、ミサイルはノイズに着弾、10体のノイズを倒した。

ノイズも負けずに勇也に攻撃するが、『バルカン砲』で防がれる。バルカン砲により更に4体のノイズを撃破する。

 

「これで決める!『グラビトン・ライフル』!」

 

勇也はT-LINKセイバーを仕舞い右手からグラビトン・ライフルを出現させた。

 

「シュート!」

 

勇也はグラビトン・ライフルのトリガーを引いた。銃口から赤黒いビームが放たれ、残りの10体を消滅させた。

全滅を確認すると勇也はゆっくりと着地をし、響達の方を向いた。

バリアが解かれると二人は勇也の所に向かった。

 

「勇也、大丈夫!?」

「スゴいよ勇也!ノイズを倒せるなんて!」

 

未来は勇也を心配し、響はノイズを倒した勇也に感激していた。すると、無言で二人を肩に担ぎ始めた。

 

「え?…え!?」

「ゆ、勇也!い、いきなり何してんの!?」

「此処に居ると面倒な事になりそうだから、早く離れるぞ」

 

いきなり担ぎ出した勇也に響と未来は驚く。

ノイズを倒したとはいえ、周りは信号機や交通標識が折れ、道路等が砕かれ、溶解をしていた。それを見た勇也は厄介事に巻き込まれる前にこの場から離れようと二人を担いだのだ。

勇也はバックパックのスラスターを全開、二人を担いで飛び去った。

 

「「キャアアアアアアア!?!?」」

 

いきなり飛んだ事に思わず悲鳴を出してしまった響と未来であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数十分後…、

 

「そうか…既に戦闘は終わっていたか」

『はい。私達が着いた時にはノイズの残骸だけでした』

 

此処はとある司令室。

赤いカッターシャツとピンクのネクタイをし屈強な感じの男性と通信越しで腰までの長さの黒髪で黒いリボンで纏めている少女と話していた。 少女が居る場所は先程、勇也達が居た場所であった。

 

「静音達が来る数十分前にノイズの反応が次々と消失していた。だが、聖遺物のアウフヴァッヘン波形の反応がなかった」

「恐らくこちらのスキャンが出来ない技術で聖遺物を使ったか、あるいは聖遺物とは違う何かで戦ったか」

 

男性の言葉に対し、アップにまとめたロングヘアーと白衣と眼鏡の特徴の女性が答えた。

 

『司令』

「どうだった、緒川?」

 

次に男性に話し掛けたのが二十代くらいの茶髪のほっそりとした『緒川』と言う名の男性だった。

 

『やはり、情報になる物は見つかりませんでした。ただ…』

「ただ?」

『此処で戦闘で起きた場所の道路、壊されただけでなく…溶けた様な部分がありました』

「溶けただと…?」

 

男性は片眉を上げて茶髪の男性に訊いてきた。茶髪の男性は持ってる通信機器を道路を映すと確かに破壊された所もあるが溶解している部分もあった。

それは勇也が撃ったグラビトン・ライフルの跡である、無論男性達はそんな事も知らない判らずじまいであった。

 

「溶解させる程の威力、今の現代兵器ではそんな事は出来ん。それが出来ると言うなら聖遺物だが…」

「起動時に出るアウフヴァッヘン波形が出てないとなると…」

「聖遺物とは違う未知の技術か…」

 

男性は右手を顎に当てて考え込むが答えが出る事は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「友奈ちゃん?」

 

同時刻、夜空を見上げていた友奈と言う花弁のような髪飾りをつけた赤髪の少女に話し掛けたのが黒髪の少女だった。

 

「え?東郷さん?」

「昨日から空を見上げる事が多くなってみたいだけど…大丈夫?」

 

東郷と言う少女が友奈の事を心配していた。

友奈は昨日から空を見上げる事が多くなり、他の者達も心配をしているのだ。

 

「うん。特に何も無いよ………ただ」

「ただ?」

「何て言えば分からないんだけど……胸騒ぎするの……」

 

友奈はそう言い、また空を見上げた。

だが、この胸騒ぎが的中するのが誰も思っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生寮

 

「あ~、今日散々な日だった〜」

「うん。色々あり過ぎて疲れたわ」

 

と、デーブルで突っ伏してる響と未来、あの後無事学園に着いて寮に戻り今の状態になっている。

其処に変身を解いた勇也が三人分のココアを作り持ってきた。

 

「ほら」

「あっ、温かい物どうも」

「ありがとう」

 

ココアを作ってくれた勇也に二人は礼を言い、ココアを受け取った。三人は覚ましながらゆっくりとココアを口に含んだ。

 

「ぷっはぁ~♪」

「………ねぇ、勇也」

「ん?」

「勇也は何者なの?」

 

未来はカップを置き、勇也に問い掛けてきた。

 

「未来?」

「私、勇也を不思議に思ったの。ノイズの事や神世紀の事、ましてや神樹様の事を知らないって人は…」

「あー!そういえば、案内してる時に『神樹様って何だ?』って、訊かれた時にはびっくりしたよ!」

 

と、未来と響が勇也に問い掛ける。

実は勇也は学園での挨拶の時に『神樹様に拝』と言う聞き慣れない言葉を聞き、町を案内してる時に二人に神樹様の事を訊いたら、二人は驚きながらも勇也に神樹様の説明をした。が、説明でまた聞き慣れない言葉も訊くと二人は更に驚いたのは記憶に新しい。

 

「…………分かった。だが、約束してくれないか?これから話す事は他の人達に言わないでくれるか?」

「え?」

「どうして?」

「…………二人は、転生者って知ってるか?」

 

勇也はこれまでの事を二人に話した。自分は転生者である事、ある女性に世界を救ってほしいと頼まれた事、ノイズ以上の危険な存在バアルによりこの世界が滅びの危機が迫っている事を話した。聞いた二人は勇也が話の内容に唖然してしまう。

 

「…………なんか……すっごい話だって事は、分かったけど……」

「だから、神樹様の事やノイズの事を知らなかったんだ。………でも、どうして?」

「俺にも分からない。覚えてるのは自分の事や家族の事、そして両親が亡くなった事だけだ」

 

両親が亡くなった。

それを聞いて二人は気まずい感じになった。

 

「ご、ごめん。辛い事を思い出させちゃって…」

「良いよ別に」

「勇也の両親はノイズに?」

「いや、両親は事故で亡くなったんだ。ノイズに殺されたって記憶は無いな」

「……そっか」

 

辛い思い出を思い出させてしまった事に未来は勇也に謝るが、勇也はその事については気にしていないと言う。

響は勇也の両親が亡くなった理由はノイズに関係するのかと訊いたが、勇也はノイズとは関係ないと答えた。それを聞いた響は何処か安心をしていた。

 

(……ん?)

 

だが、勇也は響の表情に何処か悲しい表情をしていると気付いた。

 

(何だ?響もノイズの事で何かあったのか……?)

「そういえば、私達の世界にバアルって者が現れるって言ってたけど、それってノイズの事?」

「いや、さっき説明したが恐らくあの女性はノイズの事をバアルに似た存在って言っていた。だからノイズ自体がバアルじゃないと思う」

 

響の表情を見て、響も過去にノイズと遭遇して辛い事があったのかと勇也は思った。

すると未来が勇也にバアルはノイズの事なのかと訊くが、勇也はそれを否定をした。理由は女性はバアルに似た存在が居ると言っていてそれはノイズの事であり、バアルその者ではないと勇也は未来に言う。

 

「ねぇ、勇也が変身した姿はさ、あれ何なの?」

 

勇也がノイズを倒した際に変身した姿に響が訊いてきた。

 

「あれか?あれはヒュッケバインって言う機体だ」

「「ヒュッケバイン?」」

 

聞き慣れない言葉に響と未来は首を傾げた。

勇也は懐から赤色のクリスタルの形をしたペンダントを二人に見せた。

 

「それは?」

「俺があの姿を解除するとこれがあった。恐らくあの時纏ったヒュッケバインだろう。ヒュッケバインは俺の世界にあった架空のロボット。凶鳥とも呼ばれた機体でもあるんだ」

「きょ、凶鳥?なんか不吉な感じに聞こえる」

「どうして勇也がそれを?」

「女性の人が言ってたんだ、どうやら俺の中にその力が眠ってたらしい。ただ…」

「「ただ?」」

「あの時纏ったヒュッケバインは、今まで無かったタイプだ」

「どういう事?」

「ヒュッケバインは初代、Mk-Ⅱ、Mk-Ⅲ。そして改造型のエクスバイン、と言った系統の機体があるんだが、俺が纏った姿は初代、Mk-Ⅱ、Mk-Ⅲそして、エクスバインの機体と装備、能力を融合した感じだった」

 

と、勇也は二人にノイズとの戦闘時に纏った姿、あのヒュッケバインは後継機と改造機が融合した機体だと説明した。

 

「ねぇ、バアルってのを勇也一人で倒すの?」

「……最悪の場合、俺一人でもやるかもしれない」

「そんな!私達にも何か…」

「駄目だ。この世界に現れるバアルがどんな存在なのか分からない以上、二人を巻き込みたくない。それに、手助けしたいと言っても二人には戦う力がない。尚更駄目だ」

 

勇也は自分一人で戦うしかないと訊いてきた未来に答える。

それを聞いた響は自分達も協力したいと言うが、勇也はそれを拒否。バアルがどんな存在なのか分かっていない以上、勇也は二人を巻き込みたくなかった。

 

「だが、彼等を見つければまだ望みはある」

「彼等?」

「女性の人が言ってたんだ。この世界にはバアルと似た存在と戦っている『樹海の勇者』と『絶唱の戦姫』が居るらしい。その人達に協力を頼めばバアルに勝てる可能性があるかもしれない」

「そんな人達が居るんだ…」

 

勇也はこの世界には女性が言っていた『樹海の勇者』と『絶唱の戦姫』。彼等に協力を頼めば、バアルに勝てる確率があると勇也は二人に言う。

しかし、勇也は何処か不安であった。この世界に現れるバアルがどういう存在なのか、もしあの『果てなき破壊の化身』現れるとなると恐らく勝ち目はほぼ無いと思えた。何故なら奴等は宇宙を追い尽くす程の数と宇宙を滅ぼす程の力、そして人知を超えた存在。確実にこの世界は滅びるだろう確実に。

勇也は思考を紛らす為時計を見ると既に時間は23時になっていた。

 

「俺から言う事はこれだけだ。そろそろ寝ないとな」

「あっ、そうだね」

 

勇也はそう言いながら、立ち上がる。

勇也の言葉に響や未来も気付き、立ち上がって三人はそれぞれの寝間着に着替える。(無論、勇也は洗面台の所で着替えている)

そして、三人はそれぞれのベットに入る。(響と未来は二段ベットの上段に入る所を見た勇也だが、訊かない事にした)

 

「ねぇ、勇也」

「ん?」

 

すると、上段に居る響が勇也に声を掛けた。

声を掛けられた勇也は響と未来の方を向く。

 

「まだお礼言ってなかったけど、護ってくれてありがとう勇也」

「本当にありがとう勇也。勇也が居なかったら、今の私達が居なかった」

「そうか、俺も二人を護れて良かったよ」

「「え?///」」

 

響と未来は勇也がノイズから守ってくれた事にお礼を言うと勇也も二人を護れて良かったと笑顔で言った。

その言葉と笑顔に響と未来は顔を少し赤くした。しかし、勇也としてはこの世界で友達として見ているが、どうやら二人には何か別の言葉に聞こえたらしい。

 

「ん?どうした?」

「う、ううん、おやすみ勇也!///」

「おやすみ!///」

「お、おお…おやすみ」

 

急に赤くなった二人に声を掛けた勇也だが、二人はすぐさまベッドに入り睡り始める。不思議に思いながらも勇也もベッドに入り睡り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆ………や…………て!勇…………也…………きて!勇也……………起きて!…………勇也!起きて!

 

「……んん?」

 

眠っていた勇也。しかし、響の声が聞こえ目を開ける。

其処には動揺を隠し切れない響の顔が映った。

 

「どうした響?」

「大変だよ!本当に大変なんだよ勇也!」

「待て落ち着け!一体どうしたんだ?」

「空が……空が割れるんだよ!」

「は?」

 

不可解な言葉に思わず勇也は首を傾げる。

空が割れる?

響の言っている事に理解出来ないが、取り敢えず勇也は窓の方に顔を向けると未来が窓越しで夜空を見上げていた。勇也もそれに釣られて上を見上げると……、

 

「なぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『空がガラスの様にヒビ割れをして、そのヒビの隙間から紫色の光が出ていた』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……どうなってるんだ?」

「わ、私にも分からないよ!未来に声掛けられて起きたらこう、なってたんだよ!?」

「二人共!」

 

勇也と響は動揺を隠し切れなかった。

すると未来が二人に声を掛けた、声を掛けられた勇也と響は未来の所に向かう。未来の元に着く二人、未来は二人に窓の夜空に指差す。

指差された所に二人は釣られて窓の夜空を見る。するど空にあるヒビが段々、広がって行く。

 

「え!?」

「空が…!」

「割れる……!」

 

次の瞬間、空は割れ辺り一面光が照らされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、三人が目を覚ました時は早朝の5時だった。その時三人は空を見たが、何時も通りの空だった。

しかし、宇宙は違った。日本のとある天文台で二人の教授の一人が天体望遠鏡を覗き込むと一人の教授が慌ててもう一人の教授に何かを伝えるともう一人の方も天体望遠鏡を覗き込む。数秒後、二人の教授は慌てて部屋を後にした。

二人が天体望遠鏡で何を見たか。それは真っ黒な筈の宇宙に『オーロラ』が出現、ほぼ宇宙全体に現れている。だが、もっと驚くべき物を二人は見た。

それは…………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球から40万㎞離れた所に宇宙が割れ、その先に『もう一つの地球』があった。




中断メッセージ

『新生!ムッツリ軍団!』

宗介「………」

レイ(種死)「………」

レド「………」

サキト「………」

イング「………」

ヒビキ「………」

翼「………」

静音「何をしてるの…貴方達?」

宗介「このゲームをプレイしてくれた、プレイヤーの挨拶だ」

レイ(種死)「よく此処まで戦ってくれた。後は衛気を養ってくれ」

レド「だが、戦いはまだ終わってはいない」

サキト「貴方がプレイを再開する時、また戦いが始まると思う」

イング「だけど、僕達は信じている。君が諦めず、このゲームをクリアする事を…」

ヒビキ「だから俺達も一時の休息を取る。君が戻るまで、俺達は待っているからな」

翼「………」

静音「翼、貴女からもプレイヤーに言う事ないの?」

翼「………」

翼(いかん、言おうとした事を全部言われた…)

『次回予告』

もう一つの地球が現れてからも人々は普段の生活を送った。そんな中、勇也達はリディアンにある変わった部活に入部をする。
そして、またもやノイズが出現。この日、一人の少女が覚醒をする。

次回『勇者部と覚醒の鼓動』

用語設定集

神世紀の科学衛星
神世紀になって以来、日本が打ち上げた衛星。現状の地球の状態を観測の為に1年前に打ち上げられた。
この科学衛星のおかげで宇宙の異変ともう一つの地球の出現をいち早く察知する事が出来た。

謎のヒュッケバイン
勇也が纏った時の姿。
まだ詳しい情報が無いが解ってる事は『ノイズを倒せる』、『ヒュッケバインとエクスバインのハイブリッド機』、『武器を出現させる事が出来る』この三つだけである。
それからは赤色のクリスタルの形をしたペンダントの状態になり、勇也の念じればまた纏う事が出来る。

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