戦姫と勇者と鋼の三重奏   作:白騎士君

1 / 4
登場作品予定 ○(初参戦)△(キャラと機体と設定だけ)

戦姫絶唱シンフォギア ○

結城友奈は勇者である ○

鷲尾須美は勇者である ○

マジンガーZ

グレートマジンガー

UFOロボ グレンダイザー

マジンカイザー(OVA) △

マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍 △

マジンガーZ INFINITY ○

ゲッターロボG

真ゲッターロボvsネオゲッターロボ △

新ゲッターロボ △

マクロスプラス

マクロスF

劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜

劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜

超時空世紀オーガス

機甲戦記ドラグナー

翠星のガルガンティア

フルメタル・パニック!

フルメタル・パニック?ふもっふ △

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr ○

機動戦士Zガンダム

機動戦士ZZガンダム

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

機動戦士ガンダムUC

機動新世紀ガンダムX

機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

ガンダムEXA ○

ガンダムEXA VS ○

OVERMANキングゲイナー

交響詩篇エウレカセブン

劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい △

HEROMAN

地球防衛企業ダイ・ガード

天元突破グレンラガン

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇

劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇

ロボットガールズZ ○

スーパーロボット大戦OGシリーズ

魔装機神シリーズ

バンプレストオリジナルシリーズ

ACE(アナザー・センチュリーズ・エピソード)シリーズ ○

特別参戦

戦姫と勇者の二重奏 ○


無印 ルナアタック事件と異星人襲来事件編
始まり


とあるマンション

 

「う、う〜ん……。朝か」

 

マンションの部屋で鳴り響く時計のタイマーを切り、布団から起き上がる。

彼の名は『日比野勇也』、アルバイトをしている普通の青年である。洗面台で顔を洗い、歯磨きをして朝食を食べ、寝間着から私服に着替えて、部屋から出て鍵を閉めた。彼はこれからアルバイトに向かうのであった。

 

「新作のスパロボはまだ出ないかな〜?」

 

アルバイトに向かいながら、そう勇也は呟いた。

すると、偶々少女が横断歩道に立っているのを見ていたが、信号は赤の状態であり、トラックが猛スピードで走行していた。

 

「マズい!!」

 

それを見た勇也は急いで横断歩道に向かい、少女を掴み反対の方に突き飛ばした。勇也の目の前に既にトラックが迫っていた。

 

(あっ……終わったな、これ)

 

心の中でそう呟いた後、意識を失った。

日比野勇也の人生は幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん?」

 

勇也は目を覚ますと真っ白い空間の所で横になっていた。

 

「此処は…一体…?」

『お兄さん』

 

起き上がり辺りを見渡していると声が聴こえ、した方に向くと先程の少女だった。

 

「君は…あの時の?」

『お兄さんは何で私を助けたの?』

 

少女は何故、自分を助けたのか勇也に問うてきた。

 

「……助けなきゃいけないって思ったからかな?」

『どうして?私の事を放っておけば良かったのに』

 

勇也は引かれそうになった少女を助けないといけないと思ったと答えた。しかし、少女は放っておけば勇也の命は助かったのに何故自分を助けたのか訊いてきた。

 

「確かに君を放っておけば俺は死ななかったかもしれない。でも、他の人が助けてくれると必ずってわけじゃない。目の前で小さい命が無くなるところなんて見たくないし、俺自身…後悔したくない」

『だから助けたの?』

「あぁ。まぁ、俺は死んだけど君の命を守れたなら、それで良い」

『そっか…』

 

助けた理由は小さい命が失うところを見たくなかった事と自身が何もせず命が失う事を後悔したくなかったと答える勇也。

自分は死んだが、少女を助けられて良かったと勇也は言い、少女は勇也の理由を聞いて納得した。

 

「ところで何で君が居るんだ?」

 

そう何故か助けた少女が此処に居るのか勇也は疑問に思った。

 

『………』

 

すると、少女が突然光り出して勇也は目を瞑った。光が晴れると、其処にはローブを着た女性だった。

顔は目の所までフードが覆って見えない。

 

「え、えぇ!?」

『ごめんなさい。貴方にこの様な宿命を背負わせてしまい』

「宿命?」

『あそこで立っていたのは試す為だったんです』

「試す!?」

 

勇也は姿が変わった女性に驚くが、女性の言葉に首を傾げる。しかし、次の言葉に勇也は驚く。女性は自ら横断歩道に立っていたのだ。しかし、女性は何を試す為に横断歩道に立ったのか分からない勇也。

 

『私は探していたのです。恐怖に屈せず、他者の為に命を助ける者を』

「それが俺だって事か?」

『はい。しかし、探す為とはいえ貴方の命を奪った事に申し訳ありません』

 

女性は勇也の様な存在を探すためとはいえ、勇也を殺した事に謝罪をする。

 

「良いよ別に俺は気にしていないし、探す為に何か深い理由があったんだろう?何より貴女から悪意を感じられない」

 

気にしてはいないと女性には何らかの理由があって探していて、女性に悪意的な感じはないと勇也は言った。

 

「でも、貴女は一体何で俺の様なのを探していたんだ?」

 

しかし、勇也は思った。一体女性は何で自分の様な存在を探していたのか。

 

『……実は貴方が居た世界とは違う世界に滅びの危機が迫っているのです。貴方にその世界を救ってほしいのです』

「滅びの…危機?」

『はい。その世界に…破壊の災厄、『バアル』が現れ滅ぼされてしまいます』

(バアル…。あれ?何処かで聞いた事がある様な…?)

 

女性は勇也の世界とは違う別の世界に危機が迫り、バアルと言う存在が現れ、別の世界を滅ぼそうとしていると話した。

勇也はバアルと言う単語に何処かで聞いた事があると考え首を傾げる。

 

『しかし、その世界には『樹海の勇者』、『絶唱の戦姫』がバアルに似た存在と戦い平和を護っていますが…』

「それでもバアル自体には敵わない…」

『はい……。バアルの力は強大、今の守護者達の力では護りきれないのです』

 

別の世界にはバアルと似た様な存在から護っている守護者達が居るが、本当のバアルでは今の彼等では太刀打ち出来ないと説明する女性。

 

「だったら、どうしたら…」

『その為に貴方の力が必要なんです』

「俺が…?」

『貴方の恐怖に屈せず、他者の為に命を助ける力で守護者達の力になって下さい』

 

どうしたらバアルからその世界を救えるのか勇也は訊こうとするが勇也自身が必要だと女性は答えた。

そして、その力で守護者達の力になってほしいと頼まれた。

 

「でも、俺にそのバアルと戦う力は持っていないぞ?」

『その心配はありません。貴方を転生した時に、貴方の中に眠っている力が目覚めます』

「眠っている…力…ッ!?」

 

戦う力は持っていないと勇也は女性に言うが、女性は勇也が転生した時に勇也の中に眠っている力が目覚めると言った。

勇也は自身にある眠っている力について女性に訊こうとするが、突然意識が朦朧とし始めた。

 

「何……だ……!?」

『どうやら時間が来てしまったようです。ですが……貴方……一人では……異世界………の戦士達……………』

 

勇也は意識が朦朧とする中、女性は何か勇也に言っているが、途切れ途切れにしか勇也にはもう聞こえていなかった。

そして、勇也は完全に意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………ん?此処は……?」

 

勇也が次に目覚めた時には、見知らぬ部屋であった。

自分の姿を確認すると寝間着であり、少し身長が低く感じた。

 

「ッ!?身長が縮んだ!?そして若返ってる!?」

 

自身の姿を鏡で見ると身長が少し縮み、15歳位に若返っていた。

 

「一体どうなっているんだ?しかも此処は何処だ?」

 

勇也は辺りを見渡していると其処に仏壇があった。

確認すると仏壇の中に自分と同じ名字の位牌が二つあった。すると突然頭痛が走り、勇也は頭を右手で押さえた。

 

「そうか…俺はあの女性に世界を救って欲しいって頼まれたんだ。此処は俺の世界とは違う世界で、この世界の俺の両親は事故で亡くなって此処に引っ越して来たんだ。今日は…」

 

勇也はこの世界で生きてた自分の記憶を思い出し、カレンダーを確認すると入学日と赤く書かれた文字があった。

 

「『リディアン音楽院』の入学日だったな」

 

そう言い、勇也はリディアン音楽院に登校する為、制服に着替える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の登場により今、世界に大きな戦いが幕を開けようとしていた。




『中断メッセージ』
※此処ではセリフの上に名前が付きます。

『仲良しの三人 その1』

勇也「おっ!ここでゲームを終了するのか?関心するな」

響「え〜!もう止めるの?もっとやりたいよ」

勇也「何言ってんだ響。ゲームのやり過ぎは体に良くないぞ?」

響「でもでも!まだちょっとしか進んでないんだよ!?」

響「マジンガーとかゲッターとかガンダムとかジェニオンとか出て来て無いんだよ!」

響「其処まで進みたいよねプレイヤーさん!?」

未来「もう響ったら…。プレイヤーさんにも用事があるんだよ?」

未来「それにレポートの方はどうなってるの?私と勇也はもう終わってるんだけど」

響「あっ…」

未来「もう!そんなんだから成績が上がらないんだよ!」

勇也「響の事は未来に任せるか」

勇也「皆も響の様になりたくなかったら、時間を考えてプレイしてくれよな」

勇也「それじゃあ、また」

『次回予告』

リディアン音楽院に入学した勇也、しかし彼はリディアン音楽院の初めての男子生徒であった。味わった事のない空気にどんよりする勇也に『立花響』と『小日向未来』と出会う。
二人と仲良くなり、町を案内されるが特異災害『ノイズ』が現れる。絶体絶命の時に勇也の中で眠っていた力が目覚める。

次回『目覚める鋼の力』

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。