コンビニから帰ってくると、小町が玄関でムスッとした表情で立っていた。
「た、ただいま…」
「おかえりお兄ちゃん」ニコッ
あらいい笑顔〜いつもなら可愛い!とか言うけど今言ったらマジでどうなる事やら……
「ほ、ほれ小町、プリンだぞ」
「ありがと……ん?」
「どうした?」
「プレミアムプリンだぁ!!」
「お、おう?」
「これ今すっごく人気あるんだよ!?」
「そうなのか」
「このプリンに免じて許してあげます」
「助かった……」
「じゃあ小町これ食べたら寝るね」
「おう、お休み」
「お兄ちゃんも早く寝なよ」
「もう寝るよ」
「お兄ちゃんって結構健康的だよね」
「まあな」
「じゃね〜」
「おう」
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あのコンビニ事件以来特に何も起こらず平和な日常が過ぎていった。
由比ヶ浜と付き合ったのが冬で、今は春。
小町も無事総武校に合格した。小町が入学してからも少し、ドタバタがあったがそれはまたいつか。
由比ヶ浜とはクラスが離れてしまった。由比ヶ浜はめちゃくちゃガッカリしてたな…
俺はどうせ新しいクラスでもぼっちかなと思ったが、何と戸塚が一緒だったので無事にぼっちは回避出来た。
「ん〜〜」
ガヤガヤ
「おはよ八幡」
「おう、おはよう。なんか騒がしくないか?」
「聞いてなかったの?八幡?転校生が来たんだよ」
「ふ〜ん」
「興味無いの?」
「どうせ俺みたいなやつには関わらないよ」
「むぅぅ〜そんなことないよ」
「悪い悪い。で何処に来たんだ?」
「由比ヶ浜さんのクラスだよ」
「由比ヶ浜のクラスか……そいつって男?」
「あはは八幡やっぱ気にするんじゃん」クスッ
「一応な…でどうなんだよ?」
「男の子らしいよそれもすっごいイケメンの」
「まじか……」
由比ヶ浜にかぎって無いよな?いやでも由比ヶ浜ほど美人だと分からないよな…やべぇ心配になってきた…
後で見に行くか…
ひとまず授業始まるまで寝る
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起きたら放課後でした☆いや本当なんだって…
流石の俺もビックリしたわ…さっき戸塚が「八幡起きて?」って言ってもらわなかったらずっと寝てたわ…本当に戸塚天使
「ヒッキーいた!!」
「ん?由比ヶ浜どした」
「今日奉仕部ないってさ。ゆきのん何か用事があるって」
「あいつにしては珍しいな」
「何かあったのかな?」
「俺らが気にすることじゃ無いだろ」
「そうだね!!ねえねえこのあとどっか寄ってこ?」
「………どこ行く?」
「え〜っと…」
「あっ!!いたいた由比ヶ浜さん忘れ物」
「ん?本当だ〜ありがと〜」
「由比ヶ浜だれ?」コゴエ
「あっ!!ヒッキーこっちは今日転校してきた瀬戸内 優人君」
「で、うっちーこっちは比企谷八幡」
「どうも」ニコッ
「うす…」
すげぇリア充オーラぷんぷん出してんじゃん…
葉山にそっくりだな…
「それじゃあね、由比ヶ浜さん比企谷君」
「じゃあね〜うっちー」
「…………」
「どうしたの?ヒッキー?」
「何でもねぇよ」
「え〜?あっ!!」
「?」
「まさか嫉妬?」
「っ!!………」スタスタ
「もうヒッキー素直じゃないな…待ってよ〜」
前回の投稿から大部時間経っちゃいましたね…言い訳としては、モンハンにハマってしまいましたw
僕は悪くないんです!モンハンが社会が悪いんです!すいません…次回からはもう少し投稿頻度あげたいと思います。読んでいただきありがとうございます。