ハイスクールD×D 破壊を司る神の弟子   作:狂骨

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目覚める神器

部活の自己紹介が終わった後現在一誠は契約の帰りであった。何故かチャリで

 

リアスによると一誠の魔力は子供以下ということで魔方陣での転移が出来なかった為こうしてチャリで直接行ったのである。

 

「はぁ〜…何やってんだ…俺…」

 

一誠が落胆していると

 

 

コォォォォォォ…!!

 

辺りの景色が妖しく青く光った。

 

「な…この感じ…あいつと同じだ…あいつと…」

 

 

一誠がそう感じていると

 

 

 

「妙だ」

 

一人の女性が現れた。

 

「人違いではないし足跡を消すよう命じられたのはこのカラワーナだ。誠に妙だ…」

 

 

その女性は普通の雰囲気ではなかった。

 

 

 

「何故貴様は生きている!!!」

 

 

そう言った瞬間その女性から漆黒の羽が生えた。

 

 

「堕天使!!」

 

一誠は驚いた。

 

 

 

「貴様はあのお方が殺したはず!!」

 

 

 

そう言い女性は光の槍を生成し一誠目掛けて投げてきたが辛うじて一誠はそれを躱す。

 

 

 

「グレモリー家の紋章!!」

そしてその女性は一誠の手に刻まれている紋章をみて驚いた。

 

 

「く…また殺されるってのかよ!!

 

 

 

「そうか…ドーナシークがはぐれと間違えたというのは貴様か…まさかグレモリー家の眷属になっていたとは…ならばますます生かしておけぬ!!!!」

 

 

そう言い女性はまた槍を生成し投げつけようとした。

 

 

 

(こ…殺される!!こんな奴に!!嫌だ…力を!!こいつを倒す力を!!)

 

その瞬間

 

(一番強いと思える何かを思い浮かべるの」

 

 

一誠はリアスの言葉を思い出した。

 

 

そして一誠は手を掲げ

 

「力を俺にくれー!!!!」

 

その瞬間一誠の周りから突風が吹き堕天使を吹っ飛ばした。

 

「くぁあー!!!」

 

 

 

そして一誠の腕には宝玉が埋め込まれた赤い籠手が出現した。

 

 

 

「く…神器(セイクリッドギア)か…ここで殺すのはまずい。まずあのお方に報告せねばなるまい!!!」

 

 

 

そう言い堕天使は去って行った。

 

 

その後一誠は部室に戻った。

 

 

 

部室にて〜

 

「そう…それが神器(セイクリッドギア)…一度発動すれば自分の意思で解除も出来る」

 

そう言われた一誠は籠手を消した。

 

 

 

 

そしてゼノはというと…

 

 

 

「ゼノさん…そのお菓子一つ頂けますか?」

 

「いいよ。ほんじゃそのどら焼き一ついいかい?」

 

「どうぞ」

 

 

小猫と意気投合し甘いものを共有していた。

 

「ゼノさんのお師匠さんの分も」

 

「おう。ありがとな。今度近所でピザのバイトするからその時のピザやるよ」

 

「!!!ありがとうございます」

 

ピザと聞いた瞬間小猫は目を輝かせた。

 

 

一方一誠の方は

 

 

「いいこと?調子にのって複数の堕天使と単独では戦わないこと」

 

 

「分かりました…それじゃあ部長…俺帰りますんで…」

 

 

話が終わったのか一誠は部室を出て行った。

 

 

 

「貴方もよゼノ」

 

「ん?」

 

「貴方も単独で戦わないこと。いい?」

 

「なぜだ?」

「堕天使は危険だからよ。特に貴方は人間。団体で囲まれれば殺されてしまうわ」

「そうか。……分かった」

ゼノは不満を抱きつつも了承をする。

 

 

「ですが部長…言い過ぎではありませんか?彼はまだ初心者ですし」

 

「だからこそよちゃんと自覚してもらわないと…堕天使なんかに…可愛い下僕を奪われて溜まるもんですか…」

 

リアスは小さく言った。

 

 

 

「そう言えばゼノくんもそろそろ帰らないと…親御さんがご心配されるのでは?」

 

「親なんていねぇよ。生まれてすぐ俺は捨てられたからな」

 

「そうでしたか…すみません…」

 

「別にいい。それに親の顔なんて覚えてないからな〜取り敢えず俺はテントに戻る」

 

 

そう言いゼノは窓から飛び降り林の中へと消えて行った。

 

 

 


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