ハイスクールD×D 破壊を司る神の弟子   作:狂骨

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白龍皇再び

イッセーside

部長達がプールを修復していると突然ゼノが更衣室に走っていった。

 

「?急にどうしたのかしら?」

「分かりませんね…」

部長や朱乃さんも何故か分からなかった。

 

ーーーーーーーーー

ーーーーー

 

ーー

 

 

「ふわぁ〜!終わったー!!」

あのプール騒動からしばらくして俺は学園へと向かっていた。

 

「ふわぁ〜……?」

ふと見ると校門の近くに学校を眺めてる銀髪の人がいた。よく見たら美少年だ。

 

俺は不思議にその人を見ていた。するとその人は俺の視線に気づいたのか振り向いた。

「いい学校だね」

「え?あ〜……まぁ」(誰だ?)

そう思いながら話していると

 

「ここで会うのは二度目だな。赤い龍」

 

!!!!!!!

 

「ど…どういうことだよ……!まさかお前は…!」

俺は恐る恐る聞くとそいつは予想通りの答えを返してきた。

 

「察しが良い。俺の名はヴァーリ 、白い龍『バニシングドラゴン』だ」

 

その瞬間、俺の左手にちぎれそうな感覚が襲ってきた。

 

(な……腕が反応している…!?マジでこいつが…!?プレッシャーは感じないけど死を予感されてる…!ヤバイ…!)

 

「そうだな、例えば俺が君に魔術的なににかw…「冗談が過ぎるんじゃないか?」」

 

その時、木場とゼノヴィアが現れあの白龍皇の首筋に剣を突きつけた…!あれ?ゼノヴィアいたの?

 

「ここで赤龍帝との決戦をさせるわけにはいかないな…!」

 

「おいおい。無理なことはよせ。切先が震えてるぞ?コカビエルごときに敵わなかった君達では俺に敵うはずもないだろ?」

 

(ゲッ!?マジかよ!?コカビエルごときってこいつどんだけ強いんだよ!?)

 

俺がそう思っていると

 

「裕斗、ゼノヴィア、剣を納めなさい」

 

突然声がしたかと思いきや振り向くと部長と朱乃さん達がいた。部長は低くトーンを下げたような声で言うと二人は剣を下げた。

 

「白龍皇、何のつもりかしら?」

 

「なぁに、今日は戦いに来たわけじゃない。アザゼルの付き添いで来たから只の退屈しのぎだ。まぁ今すぐここで戦おうというなら早くやりたいところだが、今はやめておこう。」

 

するとそいつはいきなり遠くの高層マンションを指差した。

 

「今気付いたが、万が一いま戦いでもしたらあそこにいる君達の仲間に一瞬で消されるからな」

 

皆が見るとそこには黒い影がこっちを見ていた。すると一瞬でその影は消えた。

 

「な!?消えた!?」

ゼノヴィアが驚いていると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん〜、よく気付いたな」

 

 

「「「「「「!」」」」」」

 

見ると白龍皇の後ろに誰かが立っていた。まさかゼノ!?

 

「…!ほう…あの距離を一瞬で…やはり君は只者じゃないな」

 

白龍皇の奴も驚いてやがる…!そりゃぁそうだ!あの距離を一瞬だなんて多分騎士やコイツでも出来るもんじゃねぇからな…

 

するとゼノは白龍皇から離れた。

 

「気配は消してたつもりなんだけど、お前意外と感知能力高いんだな?」

 

「気付いたのは今さっきだ。それに君は最初気配を完全に消していただろ?そして途中からわざと大量に殺気を出して俺を気付かせた」

 

「そうだ。やっぱ凄い。コカビエルを見下す程の奴だけある。そこのバカで変態でロクでもないことに力を注ぐダメドラとは大違いだ」

「え!?酷くね!?殆ど悪口じゃん!」

『うぉぉぉ〜ん!!!!!』

ドライグ泣くなよ!!俺が一番泣きてーよ………

「兵藤一誠」

 

「あんっ!?」

俺は泣きながら振り向いた。

 

「君はこの世界で何番目に強いと思う?」

 

「……どういうことだ?」

 

「君の未完成である禁手化、上から数えると恐らく1000から1500の間くらいか?いや、宿主のスペック的にはもっと下か。それにリアス・グレモリーの兄である現魔王 サーゼクス・ルシファーである彼でもトップ10には入らない。だが一位はもう決まっている。不動の存在が」

 

「何が言いたいんだよ!その一位が自分とでも言いたいのかよ!」

 

「いずれ分かる。だが俺ではない。それと黒崎ゼノ」

 

「あ?何で俺の名前知ってんだよ?」

「虫の知らせという奴だ」

「そうか」

俺に話し終えるとそいつは次にゼノに話しかけた。ていうか虫の知らせで納得しちゃうの!?全然意味違うからね!?

 

「君にも聞く。君はこの世界で自分が何番目に強いと思う?ま、俺の予想だと君は5位か6位くらいかと思うが?」

 

俺にした質問と同じ……ゼノはどう答えるんだ…?するとゼノの額に少し青筋が浮かんだ。

「一位だ。ていうかバカにしてるのか?惑星一つ破壊できねぇお前らや一位と比べるなんて侮辱される事と同じだよ。こっちにはこっちなりの一位がいるんだよ」

 

「ほう?そいつは誰だ?気になるな」

 

「いずれ教える。まぁお前の中の一位は俺にとっては1000位みたいなもんだからな」

そう言うと白龍皇の奴はフッと笑った。

 

「ほう…ならその時まで楽しみにしておこう。君の中の一位ともいずれ戦ってみたいからな」

 

そう言うと白龍皇は俺たちの横を通り過ぎていった………あれ?ゼノは?

 

ふと見るとゼノがいなくなっていた。探すとあいつは白龍皇の後ろにいた

 

あれ〜?何か肩に担いでない?何〜あれ〜………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、バズーカだ。

 

その瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チョーシこいてんじゃねぇぞぉぉぉおお!!!!青二才がぁぁぁぁぁー!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

ドカァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁンッ!

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」『ヴァーリ!?』

 

「「「「「「えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!???????????」」」」」」

 

ゼノはそのバズーカをフルバーストでぶちかました。

 

 

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜…………………『ヴァーリ!?しっかりしろ!おいっ!これで2回目だぞ!?』

 

 

そのまま白龍皇は何処かへふっ飛んでいきました…………

 

「ったく!たかが龍宿して翼を生やしたカラス見下せるくらいの奴が全王様と闘うなんてよく言えたもんだな!次言ったらソッコーぶっ殺してやる!」

 

「いやいやいやいやいやいや流石にやりすぎでしょ!?もうここら一体焦土と化してますからね!?どうすんの!?」

 

「知るか!!!んなもん作者に『リアス達が魔力で修復した』って書かせればいいんだよ!!!!」

作者「書きません」

 

「メタい発言はやめろ!!!!あとドサクサに紛れて作者も出てきたんじゃねぇよっ!!!!」

作者「ゴメン」

 

そんな俺の叫び声を最後に……ここの場面は消えた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピコピコピコピコピコ

 

「よっしゃぁ〜!!!ゲーム再開っと!前はシェムハザのバカにゲームを取り上げられちまったが今回の会談の打ち合わせのすきに楽しみ奪還よ!ザマァ〜みやがれ!………

 

 

ある高級マンションであら金髪と黒髪を合わせた髪型の浴衣を着た男がゲームをしていた。

 

 

……よし!!………ここだ!…………キタァァァ!!!!ここでラストの究極コンボ!!よっしゃぁぁぁぁ!!!遂に出来たぜ!ファイナルかめはめh……「ドガシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!

 

 

 

「『た…ただいま…」』

 

 

 

 

「………またかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

 

 

 

 

 


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