黒崎ゼノ
身長145
容姿 銀魂の神威の少年期
力はウイスによって、5分の4を封印されている。だが、5分の1の状態でも、地球の神や、魔王を遥かに凌駕しており、片手だけで神クラス数人を相手にできる。
速度はこの状態でもマッハは軽く超えており、力を全て解放した時は軽く光の速度を超える。
力を全て解放した時は『フルパワー状態』とされ、ビルスさえも命の危険を感じる程の強さだが、反面に未だ制御が利かず、暴走してしまう。ウイスでも気絶させるのに手間取ったらしい。
因みにビルス が師匠ではあるが、ウイスの方が尊敬度が高い。
技
ビッグバン:黒く腕を変色させ、相手を殴りつける。シンプルな技だが、軽く惑星を破壊する程の威力があり、人体へぶつければ宇宙空間まで吹き飛ばす。対人戦以外は極力使用を控えている。
災害豪雨:上空へ数千発の特大の光弾を放ち、辺り一帯に降らせる技
破壊:破壊神特有のその者を概念ごと消す技 ※任意で解除が可能
破壊玉:ビルス直伝の技。ビルスと違い、ゼノは黒い太陽を生み出す。
ブラスターメテオ:これもビルス直伝。身体から巨大な気弾を辺りに撒き散らす。
フルパワーフィンガービーム:フルパワー時、ゼノの5本の指から一直線に放たれる黒色のビーム。発動に時間が掛かるが、その威力は星々を貫き、銀河さえも飛び出していく
好きな物
スイーツ.肉
嫌いなもの
口先だけの奴 過剰な宗教意識を持つ鬱陶しい奴
髪型はいつも三つ編みだが時折ポニーテールにしている時がある。
目の色は青色だが、本気になると、変色し、赤く染まる。
全王とは仲が良く、ビルスだけでなく、全王にもお菓子を送っている。
最近は女声を気にしており、13歳からまったく声が変わらないらしい。
女性と別れ、近くの林の中にテントを張ったゼノは串刺しにした魚が焼ける焚き火の炎を見ながら女性から渡された地図を眺めていた。
此方から行くのはめんどうだが、それでも調査の一環と思えばどうって事ない。
すると
「ん?」
近くの草むらが揺れ傷だらけの黒い猫が現れた。
「ニャ〜」
「黒猫…?しかも結構ボロボロだな。匂いにつられたのか?」
現れた猫はゼノの側へと近寄ると、やはり魚の匂いに釣られたのか焼ける魚を凝視していた。
「なんだ…?…はぁ…しょうがねぇな(というか…こんな傷で動けるものなのか?)」
それを見たゼノはやや不満気や不審に思いながらも、焼けている魚のうちの一匹を黒猫へと分けてあげ、更にボロボロとなった猫の身体も、ウイスから持たされた包帯などで治療していった。
「ニャン!」
すると、魚を食べ終えた黒猫はゼノに好感を持ったのか、腰を掛けていたゼノの膝の上に乗り身体を擦り寄せてくる。
「ったく。地球について最初に飯を食う相手が猫だとはな」
それからゼノも食事を終えると、眠気が出てきた為に火を消してテントの中へと入った。
寝袋にくるまる中、先程の黒猫も中へと入ってくると、自身の傍で身体を丸め寝込みだす。
「お前もここで寝るのか?ま、いいか。おやすみ」
それから電気を消し、ゼノは黒猫と共に眠りについた。
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー
それから数時間が経過して翌朝。
「ふわぁ…あ?」
差し込んでくる日差しに目を覚ましたゼノは起き上がり辺りを見回すと、首を傾げた。
見れば一緒に寝ていた黒猫がいつのまにかいなくなっていたのだ。まぁ、自分が目覚める前に帰ったのだろう。
「もういなくなったのか。まあいいや。取り敢えず夕方に来いって言われてたな」
あまり気にも留めずにゼノは女性から言い渡された時にはまだ時間がある為に、ゼノは周囲の建物配置を把握するべく街へと出たのであった。
◇◇◇◇◇◇
それからしばらくして夕方。周囲には下校する学生やサラリーマンが目立ち駅などから大量の人々が歩いてくる。
そんな中、ゼノはその人混みを抜けていき、遂に目的地である駒王学園へと到達した。
「『私立駒王学園』なるほど…?何だ妙な気がちらほらと…まさかこの学園からとはな」
校門の前に到着したゼノは豪華な校舎を見上げ、次々と感じてくる妙な気に眉を潜めながら、校名が書かれている門を見つめる。
すると
「貴方が、黒崎ゼノさんですか?」
「…ん?」
背後から突然と声を掛けられ、見るとそこには周囲と比較しても明らかに背が低く、自身と同程度の身長の女子生徒らしき人物が立っていた。
「そうだけど」
「私は『塔城小猫』。部長から話は聞いています。どうぞこちらへ…」
「そうか」
女子生徒はどうやら事前に昨夜の女性から聞いていたのか、スムーズに自身を認識して部室まで案内してくれるのであった。
「(最初は一悶着あるかと思ってたけど、あの女のお陰で何とかスムーズにいきそうだな)」
心の中で打ち合わせをしておいてくれていた女性に少しばかり感謝しながらゼノはその女子生徒の後をついていくのであった。
「ちなみに、幾つですか?」
「18」
「えぇ!?」
ーーーーーーー
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ー
それからしばらくして。彼女に連れて行かれてたどり着いた場所は校舎から少し離れた場所にある古い建物。案内人の彼女によるとここは旧校舎らしく、今は所属する部活で使っているようだ。
ガチャ
「部長…連れて来ました」
「失礼しま…ん?」
扉を開けて入った先にあった場所は、薄暗く 部屋の周りにはロウソクが灯されており、怪しげな雰囲気を漂わせている空間であった。
見ればその部屋の中心にあるソファーには一人の紅色の髪を持つ女性が座っていた。
「よく来てくれたわね。座ってちょうだい」
自身にソファーの場所を譲ると、紅髪の女性は席を立つとオフィスの様な机の椅子へと腰を掛けた。
その女性の言う通りにゼノは近くにあるソファーへと腰をかけた。
「で?言われて来たものの一体 何の用なんだ?」
「それはもう一人の子が来たらすぐに話すわ」
「もう一人?」
ーーーーーーー
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ーーー
俺は今 本校舎から少し離れた場所にある旧校舎へと来ていた。理由は昨日の事だ。朝にリアス先輩から『使いをよこす』と言われ、教室で待っていた 。そして来たのが学園1のイケメン『木場 裕斗』だ!
女子の的 かつ全校男子の敵であるコイツが何故に!?と思っていたがリアス先輩の名前を出された時は納得し渋々ついていった…と言う訳だ。
「ここだよ。入って」
そう言うとソイツは『オカルト研究部』と書かれた部屋のドアを開けた。
そこには 想像してた以上の異様な光景が広がっていた。
カーテンは閉められ 電気はつけられておらず灯りはロウソクだけ…
怖っ!何ここ!?
俺は驚きのあまり 辺りを見回してしまった。すると、部屋の真ん中にあるソファーに座る一つの影を見つけた。
「はむ……」
なっ!あ…あれは学園のマスコットと言われている『塔城小猫』ちゃんではないか…!?
し…しかも隣にもう一つの影が…!もう一人のマスコット美少女か…!?
俺は気になり隣にあるもう一人の子へ顔を近づけた。
「あ?何見てんだ?気持ちわりぃな」
………え?
俺の目に映ったのは小猫ちゃんとあまり変わらない背丈の男子だった。見覚えがない上に制服を着ていないから完全に部外者である事を読み取った。
「あ……アンタ……誰?」
「その子は学園の生徒ではないわ」
俺は声のする方へ顔を向けた。そこには机に手を当てながら座っているリアス先輩の姿があった。
「これで全員揃ったわね。ようこそ兵藤一誠君そして黒崎 ゼノ君 私達オカルト研究部は貴方達を歓迎するわ______
_________悪魔としてね」
「ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!?????」