ハイスクールD×D 破壊を司る神の弟子   作:狂骨

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月光校庭のエクスカリバー
家族との再会


使い魔の件より翌日、現在ゼノを抜いて、オカルト研究部はイッセーの家で活動していた。

いや……活動ではなく……アルバム鑑賞である……

 

「これが小学校の頃のイッセーなの」

「小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…小さいイッセー…」

 

「やめてぇえええ!!!!!母さぁああああああん!!!!!!!!」

イッセーの母親に幼き頃のイッセーの写真を見せてもらった途端リアスは何かに取り憑かれたように呪詛を唱え始めた……

 

 

 

「あっははは、いいじゃないかイッセー君。僕も楽しませてもらうよ」

そう言うと木場も置いてあったイッセーのアルバムを開いた。

 

「こら木場!!テメェも勝手にみてんじゃねぇー!!」

「あははは ん?………………っ!!!」

 

木場はイッセーのアルバムを見ていると一枚の写真に目を止めた。その瞬間木場の目が鋭くなった。

 

 

「ねぇ…イッセー君…………これに見覚えは………」

 

その写真は幼き頃のイッセーとその隣に栗毛の髪を縛った少年がいた。その2人の間には形の整った大剣が置かれていた。

 

「え?ああ…まだガキの頃だったしあんまりな〜……」

 

「これは……聖剣だよ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?そういえばゼノは?」

 

「ゼノ君ならビルス様の所へ行くと言っていましたわ」

 

 

 

「え……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ビルス城にて

 

 

 

「んで〜?急に呼び出してなに〜?て言うかそいつ誰?」

 

 

ゼノはビルス城へと着くとそこには見知らぬ女性が立っていた。

 

「じ……実は……」

 

 

 

 

 

〜回想

 

 

あれはほんの数日前………

 

 

僕らは地球から少し遠い星にいった。惑星サーガという星だ。そこの星は地球より何倍もの重力があって森や木々が生い茂っているとても綺麗な星だった。……

 

「ん〜ここの星久しぶりに来たけどあんま変わんないね〜」

「そうですね。景色もいいですしお弁当作ってくればよかったです。」

 

そう言いながら僕らはその星を歩いてたんだ。するとどこからか声が聞こえたんだ。

 

「ん?何だ?この声、あっちの方から聞こえて来たぞ?」

「声の質からして女性の方のようですね…行ってみましょう。」

 

そして僕らは声のする方に向かった。そこにいたのが……

 

 

「この人ってこと?」

「んん……」

 

「でも何でここにいんの?」

「それはね……」

 

 

僕らがそこについて見つけた時、その女性は重力を物ともせずにこっちに走って来たんだよ。

 

「は!!やっと助けに来てくれたんですね!!もう待ちくたびれましたよ〜!!」

 

「「は…?」」

 

「い……いやいや…僕らは助けに来たわけじゃ…それに…君誰?どうやってここに来たの?…」

そう僕は女性に言うと

「はっ!!申し遅れました。私の名前は黒崎サリ。宇宙を旅している内にここに不時着してしまいまして……どうぞお見知り置きを」

「「………黒崎………」」

 

〜回想終了

「で、この人が君と関係あるのかな?と思って連れて来たんだよ」

 

 

その瞬間、ゼノは目を見開き、その女性を見つめた。その顔に、ゼノは見覚えがあった。

 

「まさかお前……宇宙に旅立った俺の………姉………?」

ゼノがそう言った瞬間その女性は目をパチクリさせた。

「え…?貴方……もしかして………ゼノ?」

「う………うん…」

 

ゼノがそう言った瞬間、その女性はゼノを抱き上げた。

 

「きゃぁー!!!貴方本当にゼノなの?!!大きくなったじゃない!!!」

「わっわわわっ!?」

 

「え…」

 

ビルスは何が何だか理解できないでいた。がそんなことは御構い無しにサリという女性はゼノを抱き上げたままクルクルと回り喜んでいた。

 

「!!会えて嬉しいわ!!!なん年ぶりかしら!!!」

「やややめろ!!!は///恥ずかしいだろ/////」

「いいじゃないの〜!久しぶりの姉弟再会なんだから〜!!」

 

 

「ウイス…これ…どういうこと…!?」

ビルスがウイスを見るとウイスは涙目となっていた。

 

「くずっ……わかりませんか……?なん年も離れ離れになっていた姉と弟が再開したんですよ…!!泣けるじゃありませんか!」

「そ………そうなの……いまいち分からないけど……」

「さー!!!邪魔者は退散です!!」

そう言うとウイスはビルスの背中を押しながらその場を離れた。

 

「えー!?!?ちょ!!なんで!!!こ!!こいつを離しt……」

 

「ゼノ〜!!!!!!」

 

2人だけになった途端サリはゼノはきつく抱きしめた。

 

 

「ギャァァァァア!!!!!!!離れろー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

30分後

 

 

「ゼェ……ゼェ……ゼェ……ゼェ…………死ぬかと思った………」

 

あれから30分間ゼノは抱き締められようやくと解放され現在サリはウイスと話していた。

 

 

「ではサリさん。貴方はこれからどうしますか?」

 

「う〜ん………!決めた!!私!地球に戻ります。」

「よろしいんですか?」

「はい!!もう思いっきり楽しめましたし!あとゼノにも会えたので!」

「分かりました。では、地球へお送りしますね。ゼノさんも」

「「はい(…)」」

 

そして2人は地球へと帰ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………僕なんか……出番少なくない……?…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜地球〜

 

ゼノ達が着いた時はもう夜中であった。

 

ウイスは近くのアパートに着地するとそのまま帰っていった。

すると、サリはゼノへと話しかけた。

 

「ねぇゼノ、貴方いまどこら辺に住んでるの?」

「近くのアパートで一室借りてる……早く行くよ……もう眠い………」

「え?お父さんとはすんでないの?」

サリがそう聞いた瞬間、ゼノの目が鋭くなった。

「………あんなクソ親父なんかと………一緒にいられっかよ…………」

 

 

「え……?」

 

「早く行くぞ…」

 

そう言うとゼノはアパートへと向かって行った。

 

「え!?待ってよ〜!」

 

 

 




今回でオリヒロインを投入しました。まぁ〜オリ姉ってことですね。ちなみに惑星サーガはオリジナルです。

プロフィール

黒崎サリ

歳 24歳
身長180cm
体重○○Kg
スリーサイズB:120 W:60 H:90
容姿 これはゾンビですか?のネネさん
好きな物 お肉 、牛乳、甘い物 、弟、果物
嫌いな物 弟を傷つける奴ら(多分絶対いない)
欲しいもの ゼノの〇〇 
重度のブラコンであり、弟であるゼノをとても溺愛している。溺愛というより、結婚したいと考えている。
力はゼノに対しては劣るが地球よりも厳しい環境下の中で生きてきたのでそれなりの戦闘力がある。
長身すぎるが、これは不時着した惑星の食べ物がとてつもない栄養価が含まれていた為である。

幼き頃は宇宙に興味を抱き、自分で宇宙船を製造し宇宙へと旅立った。だが旅をしている内に宇宙船が故障し惑星サーガへと不時着しそこで何ヶ月かを過ごした。


地球へ帰還後は、大手の電気会社に勤めている。スーツ姿が超カッコいい。



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