ハイスクールD×D 破壊を司る神の弟子   作:狂骨

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遅れてすいません!!!ですが!!いよいよゲーム開始です!!!





ゲーム開始

修行をしてからしばらくして、ついにゲーム当日の日がやってきた。

レーティングゲーム当日の夜、オカ研メンバーは皆部室へと集合していた。ただし、ゼノを抜いて。

「帰ってきませんね〜、ゼノの奴。」

「どこにいってるのかしら…。もうゲーム始まっちゃうじゃない…」

「……遅いです………」

イッセー、リアス、小猫がそう呟く中、皆はゼノの帰還をまっていた。

 

 

一方でその本人は

 

ヒュン

「はい。着きました」

「助かった」

とっくに地球に帰還しており、部室から数キロ離れた森の中にいた。

ゼノはこの期間中ずっと大界王星へと行っていたのだ。

その理由はあるものが欲しかったからである。

 

「そのリストバンドが必要だったんですか?」

「少しは重りをつけながら戦わないとな。60トンくらいなら丁度いいだろ」

「なるほど。では、私はこれで。ゲーム、頑張ってください」

「あぁ」

 

ヒュンッ

 

そう言うと界王神は瞬間移動し戻っていった。

 

 

「さて、戻るか」

そう言うとゼノはその場でイッセー達の気を感じ取るとすぐさま瞬間移動をした。

 

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー

ヒュン

「ただいま」

「遅いわよ!もうすぐ始まるのよ!?」

「あぁごめん。それより間に合った?」

「ギリギリセーフってところよ。それより貴方!!今までどこいってたのよ!」

「ん?修行しにちょっと遠いところまで」

「だからって!!…………まぁいいわ……それより、そろそろ時間よ」

そうリアスが言い終えると部室内で魔方陣が現れその中からグレイフィアが姿を現した。

 

「皆さま、準備はよろしいでしょうか」

「いつでもいいわ」

「では、開始時間になりましたらこの魔方陣から戦闘用フィールドへ転移されます。」

 

 

「戦闘用フィールド?」

 

 

「何それ?」

 

イッセーとゼノは二人とも同じ疑問を抱きリアス達に質問すると代わりに朱乃が説明した。

 

「ゲーム用に作られる異空間ですわ。使い捨てなので、どんな派手なことをしても大丈夫です♪」

「は…派手…ですか…」

「なるほど〜♪」

 

 

朱乃の説明に一誠は若干引いていたが、何故かゼノはテンションが上がった。

 

「ちなみに、この闘いは、魔王サーゼクスルシファー様もご覧になられます」

 

 

「そう…お兄様が…」

 

 

その言葉に一誠は驚き

 

 

「え?あ…あの…お兄様って…」

 

「部長のお兄さんは魔王様だよ」

 

 

「「え!?」」

 

 

その言葉に一誠とアーシアは驚きの声をあげた。

 

 

「紅髪の魔王(クリムゾンサタン)サーゼクスルシファー、それが今の部長のお兄さんさ。サーゼクス様は大戦で亡くなられた前魔王、ルシファー様の跡を引き継いだんだ。」

 

 

「それで部長さんが、次期当主に…」

 

「そうだったのか…」

すると部屋に魔法陣が現れグレイフィアが姿を見せた。

「そろそろ開始のお時間です」

 

 

 

 

ついに対決の時がやってきた。

ゼノとオカルト研究部のメンバーは魔方陣の上に立ち、次々と転送されていった。

 

そして、着いたのは

「あれ?」

何の変哲もない只のさっきいた部室だ。

「まさか、転移失敗か?」

一誠が困惑していると

 

「外を見てみなさい」

 

リアスに言われた通り一誠は窓を開けた。見ると空が変化し、オーロラのような靄が浮かんでいた。

 

 

 

すると、フィールド全体へと放送が流れた

 

 

 

 

『皆さま、この度、グレモリー家、フェニックス家のご両家から審判役を仰せつかったグレモリー家の使用人グレイフィアでごさいます。今回のバトルフィールドはリアス様の通う人間界の学び舎、駒王学園のレプリカをご用意致しました。』

 

 

「レプリカ?」

「ここは、異空間なんだ。そこに、学園をそのまま再現したんだよ」

「あ……悪魔の力ってどんだけすげぇんだよ…」

 

一誠の疑問に裕斗が答えると一誠はドン引きした。

 

すると、また放送が流れた。

 

『両陣営、転送された場所が本陣でございます。

 

リアス様の本陣は旧校舎、

 

ライザー様の本陣は新校舎学長室

 

よって兵士(ポーン)のプロモーションは互いの校舎内での進入を果たすことで可能になります。』

 

 

放送を聞いているとゼノの側に朱乃が来て赤いビー玉のような物を渡した。

 

 

 

「何?これ?」

「戦闘中はこれでやり取りをするそうですわ。ゼノくんもつけておいてください。」

「わかった」

そう言われるとゼノは耳に球体を入れた。

 

 

 

ゴォオオオオン

 

 

 

 

 

 

『それでは、ゲーム開始!』

 

 

 

 

 

鐘が鳴り、いよいよレーティングゲームの幕を上げた。

 

 

 

 

 

 

事前にリアス達は、作戦を練り、重要拠点を利用し敵を撃破するという危険を用いた作戦で行くこととなった。

 

 

 

 

 

そして、作戦会議が終わると、それぞれの場所へと皆は向かった。ちなみにゼノは小猫、一誠と行動のようだ。

 

 

逃げるようにと言われたが本人は聞く耳を持たず、安全確保のため、一誠と一緒に行動させるようにリアスが決めたのだ。

 

 

 

 

 

「皆、準備はいい?」

 

 

 

「「「「はい!!(部長)」」」」

「あぁ」

 

 

「では!!!!作戦開始!!!!」

 

 

 

 




ちなみにこの時のゼノの服装は長ランです。

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