乗り鉄探偵南 達仁 恵那・岐阜殺人紀行   作:新庄雄太郎

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「大正村資料館で、昔の教科書とレコードが展示されてるのか。」
「私は、こんな時代にタイムスリップしたみたいよ。」
「おいっ、そっちもすごいの見つけたよ。」
「うわーっ。」
「大正時代の人力車だよ。」
「本当だ。」
達仁達は休憩所で一息ついて、しいたけ茶を飲んだ。

通信資料館
「大正時代の電話って、こんな電話だったんだ。」
穂乃果は大正時代の電話をかけてみた。

大正路地
「穂乃果、ことり、花陽、ここで写真撮ろう。」
穂乃果とことりと花陽はポーズを決める。
カシャッ。

日本大正村役場
「袴も可愛いし、気分は女学校の生徒ね、どう似合う。」
「似合ってるよ、ことりちゃん。」
「私も、似合ってるかな、達仁君。」
「私もどうでしょうか。」
穂乃果も花陽も似合ってるぞ。
そこで記念撮影した。

大正時代館
「大正って、こんな暮らしなんだ。」
「それに、あんみつを食べて帰った日もあったんだよ。」
「えっ、そうなの。」
「ねぇねぇ、大正時代の新聞も展示されてるって。」
「本当か、それ。」
「うわーっ。」



3話 長良川と岐阜城

茶房マロニエ

「ねぇ、少し一息しない。」

「賛成ーっ。」

達仁達は、大正のお茶会を楽しんだ。

 

そして、達仁達は恵那行の列車に乗って、岐阜へ向かった。

「楽しかったね。大正村。」

「うん。」

「今度は海未ちゃんも誘ってあげようよ。」

「そうね。」

「とても、素敵なロマンだったわ。」

達仁達は、恵那駅から降りて岐阜行の列車に乗った。

俺達は313系の新快速に乗って、岐阜に着いた。

「よおっ、達仁久しぶりだな。」

と聞き覚えのある声だった。

「よおっ、大道寺に黒岩、久しぶりだな。」

達仁が中学の時の友人に再会した。

「どうして岐阜に来たんだ。」

「友人と旅行に来たんだ。」

「オーッ、岐阜へ旅行に。」

「岐阜と言えば、鵜飼だよね。」

「あっ、その川は長良川なんだ。」

俺達は長良川を見に来た。

「夜の長良川は素敵ね。」

「あれ、何が流れてるよ。」

「えっ、人が死んでる。」

「死んでる、キャーッ!。」

岐阜県警のパトカーがサイレンを鳴らし、現場には岐阜県警捜査一課の刑事も臨場。

「被害者の免許証です、東京在住の広瀬 海斗さん25歳。」

「何、海だと。」

「まさか。」

「何なんだい、君たちは。」

「東京の音ノ木坂学院の南 達仁と言います。」

「南って、あの高校生探偵の。」

「ええっ。」

「いやーっ、発見者が高校生探偵とは、私は岐阜県警の警部、唐沢と言います。」

「捜査一課の橋口とこちらは寺岡部長刑事と江藤警部補。」

「どうも。」

「岐阜中署の碓井です。」

「恵那署の矢野です。」

「えっ恵那署?。」

「今回、県警は岐阜中と恵那で合同捜査をすることになったんだ。」

「えっ、何だって。」

「実はですね、恵那峡の笠岩で男性の死体が見つかったんです。」

達仁達は、悪夢の夜に包まれた。

 

「ねぇ、2人の学生が殺される事件が相次いでるんだよね。」

「ああ、海はいいヤツだったよ、何で殺されなきゃならないんだ。」

「広瀬海斗って、達仁の部活の先輩でしょ。」

「うーむ、3人が関与したじけんとは。」

 

「あったよ。これだ、高山市で起きた殺人事件だ、大学生と高校生を殺害事件だ。」

「ようするに、何かのトラブルで関係してるのかな。」

「ええ、多分そうゆうことでしょう、おそらく高山でいったい何があったのか。」

「ねぇねぇ、明日は岐阜城へ行くんでしょ。」

「そうだな、明日に備えよう。」

達仁達はそう言いながら、眠りました。

 

次の日、達仁達は友人といっしょに岐阜城へ向かった。

「信長の歴史展だって、見に行こうよ。」

「おう、行こうぜ。」

 

 

岐阜城

「岐阜城へ行くなら、このぎふ金華山ロープウェーに乘って行こう。」

岐阜城では、織田信長と斎藤道三公の歴史や、戦国時代に使った武器も展示されていました。

岐阜城の上がってみると、昨日行った恵那山も見えた。

「うわーっ、高いな。」

「本当だ、いいね岐阜は。」

「あれっ、ことりちゃんと花陽ちゃんは。」

「そういえば、ことりは団子を買いに行ったよ。」

「達仁、穂乃果ちゃーん、団子買って来たよ。」

「へぇーっ、これが岐阜のみたらし団子か。」

達仁と穂乃果とことりは団子を食べた。

「そうか、犯人はあいつだ。」

「えっ、犯人がわかった。」

「ああ、犯人はあいつだ。」

「まさか、花陽があぶない、犯人は花陽を狙ってたんだ。」

「どうゆうこと、それって。」

「花陽は、信長の歴史を調べてたんだ。」

「じゃあ、花陽はそれを狙ってたんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「はいっ、忘れ物でしょ。」
「おっ、ありがとう、ありがとう、これで助かったよ。」
「おっと、待ちな、君にお礼しなくちゃ。」
「お礼はいらないよ。」
「遠慮するな、君のお陰で機密情報を無くさずにすんだんだからな。」
「機密情報!。」

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