バンドリ!〜輝く星と白い球〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
最近鉄道乗ってないなー…通学で使っているやつでも満たされん…w
まぁ、とりあえず頑張りますw
では本編どうぞ!


第6話〜いざ文化祭へ!〜

…たえちゃんがバンドに加わることになってから数日後…

花咲川女子学園では早い段階での文化祭をするらしく、香澄ちゃんがその文化祭の実行委員をすることになったらしい。

あ、ちなみにたえちゃんがバンドに加わった時に…

 

香澄「ねぇ!流星君!最近、私たち仲いいでしょ?」

流星「ん?まぁ…確かにここまで関わったんだからな…」

香澄「だったらさ!呼び捨てで呼んでよ!」

有咲「はぁ!?なんでだよ!」

りみ「仲を深めるために」

たえ「私の事はおたえでいいよ」

有咲「マジ意味わかんねー…」

流星「まぁ…別にいいけど?」

 

という事で、今後は僕と尚之は香澄達を呼び捨てで呼ぶことになった。

沙綾ちゃんも呼び捨てでオーケーと言ってくれた。

と、話を戻して…

文化祭の実行委員は、香澄ともう1人、沙綾がやることになった。

まぁ…香澄ちゃんを止められるのは沙綾しかいないからな…

そんなわけで、今日から文化祭関係の書類等を書くためにしばらく香澄ちゃんは練習に来れなかった。

僕はというと…

 

たえ「流星君、ここ、わからない」

流星「あー…これはね…ここをこう抑えてからこうした方が…」

 

と、ギターのおたえに未だにわからないギターの音の出し方や、次に抑える弦をどうやって抑えるかを教えていた。

やはりおたえはギターやっているせいか、僕のあのライブの時のギターを聞いただけで上級者だとわかったと思う。

だから僕に聞いているのだ。

 

流星「…そういや、文化祭何やんの?りみ」

 

僕は思わず気になって、香澄と同じクラスのりみに聞いた。

 

りみ「なんか…キラキラして…シュッてしてて…」

流星「ごめん…それ、香澄語録だよな…さっぱりわからん…」

りみ「大丈夫。私もわかってないから」

流星「わかってねえのか!?」

有咲「仕方ねぇよ…香澄だもん…」

たえ「私は…わかるかな?」

有咲「わかるのかよ!」

 

その日は各々の練習をして終了した…

 

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次の日…

僕は香澄にLINEで文化祭何やるのかを聞いてみたら…

 

香澄『キラキラしてて、シュッてしてて、かわいいカフェをやるんだ!』

 

と、返ってきた。

 

流星「…カフェ以外わかるか!」

 

僕は思わず叫んでしまった。

尚之にも香澄語録のメッセージを見せたら…

 

尚之「…なんとなくわかる」

流星「なんでわかんの!?」

 

沙綾のLINEも持っていたので、沙綾に聞いてみたら、キラキラは字の通り、シュッはスタイリッシュ、かわいいは字の通りらしい。

また、カフェに出す品物は沙綾の実家の『山吹ベーカリー』のパンを使うという。

 

流星『文化祭実行委員やれてるのか?香澄』

 

と、僕は沙綾に聞いてみると

 

沙綾『意外とやれている。香澄が主体だもん(笑)』

 

と、返ってきた。

 

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放課後…

僕は花咲川女子学園に行き、受付の人に事情を言って中に入った。

今花咲川女子学園は文化祭準備の真っ最中で、放課後はほぼ全員総出で準備に当たっていた。

僕はちょっとしたお土産を買い、香澄のクラスのみんなに差し入れしにきた。

 

流星「…確か…ここだったような気が…」

 

と、その時、

 

香澄「あ!流星君!」

 

と、香澄がクラスからひょっこりと現れ、僕のところに来るや否や、すぐに抱きついてきた。

 

流星「ばっ!香澄!お前何してんだ!?」

香澄「えへへ…会えて嬉しいもん!」

流星「だからって抱きつくことねぇだろ!」

 

僕はふと周りをみると…周りの女子達が小声でコソコソと話していた。

 

沙綾「あ、流星君」

流星「沙綾…香澄を下ろしてくれ…」

沙綾「はいよ。香澄、まだ仕事あるんだから」

香澄「あぁ!沙綾やめてよ!」

沙綾「全く…香澄は世話がやけるんだから…あ、クラスのみんなには流星君の事は言っておいたよ。差し入れはテーブルのどこかに置いておけば大丈夫だから」

流星「サンキュー」

 

僕はクラスのみんなに挨拶をし、クラスの女子達にイケメンなりかっこいいなり言われた後、ちょこっと手伝いをした。

唯一の男手としてかなりのお手伝いをしたが、僕は全く苦とはしなかった。

 

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その後、今日の準備は終了し、僕と香澄とおたえ、りみ、有咲でいつもの蔵へと来た。

蔵の前には尚之が先に着いていた。

僕らはまたいつもの練習を始めようと各自準備していたところ…

 

りみ「あの!」

 

と、りみが話して来た。

 

りみ「これ、昨日作った譜面なんだけど…」

 

と、りみがスマホで出してきた写真には手書きの楽譜があった。

 

流星「おぉー…なかなかいい曲じゃない?」

尚之「香澄達に合っているな…」

香澄「りみりん!ありがとー!」

りみ「全然平気だよ」

 

その後、僕と尚之でデモンストレーションでりみが書いてきた楽譜の曲を弾き、その曲に沿った練習をしたのだった…

 

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数日後…

カフェに出すパンを試食しに僕と尚之、香澄、おたえ、有咲、りみで『山吹ベーカリー』に来た。

 

流星「こんにちは〜」

???「あれ?知らない人〜」

 

沙綾の隣にいた小学生くらいの男の子が言った

 

沙綾「こら!純!失礼でしょ!」

???「だって…」

流星「あ、いいよ、俺は気にしてないから」

 

沙綾は下に男の子の純君、女の子の紗南ちゃんの3人兄弟の長女らしく、いつも世話を焼いているらしい。

僕と尚之は純君に挨拶した後、沙綾の作ったパンを試食した。

 

流星「…うん、美味い」

尚之「やっぱいつものパンだ。美味しい」

沙綾「ありがと。他の4人は?」

香澄「うー…美味い!さすが沙綾!」

りみ「はわわ…チョココロネ美味しい」

有咲「まぁ、美味しいぜ」

たえ「美味しい」

沙綾「ふふ、みんなありがと」

 

この日はついでに沙綾のお母さんが作ったご飯を食べ、僕らはそれぞれ帰った…

 

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次の日…

僕はまた出張のお手伝いをしていた。

 

流星「…ふうっ…休憩休憩」

 

僕は肩を回しながら歩いていると、階段の踊り場で沙綾と有咲が話しているのが見えた。

 

流星「…沙綾、有咲」

有咲「あ、流星君」

沙綾「流星君、またお手伝い?」

流星「ここは女子校だぜ?男子は一種の貴重材料になったんだから」

沙綾「あはは…」

流星「それで…何してんだ?」

沙綾「有咲がバンド名を考えている最中」

有咲「ばっ!山吹さん!」

沙綾「えぇ?いいじゃん」

有咲「よかなえ!恥ずかしいじゃん!」

流星「いやいや、別にいい事じゃん。どれどれ?」

 

僕は有咲が書いているノートを見て、有咲と沙綾と一緒にバンド名を考えた。

ふと有咲の隣を見ると、おたえが普通に立っていており、そこに買い出しに行っていた香澄とりみが合流して、いつものメンバーが勢揃いした。

まぁ、香澄が買い出しで買ったものを落とし、みんなが拾ったのは言うまでもない…

 

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…その日の夜…

僕は昔の仲間と話をしていた。

入学式後、尚之からその仲間のLINEを教えてもらい、そいつと久々話せることができ、今は週一で電話するくらいになっている。

そいつにようやくだけど、今香澄達がやっているバンドの事話した。

別に前々に言っていても良かったけれど、話はいつも野球の話で盛り上がってしまうからなかなか話せなかったのだ。

 

???「…バンドか…懐かしいな…」

流星「だろ?もしさ…もう一度5人でやれたらさ…」

???「だな…まぁ、多分、集まるのは夏になるだろ…そん時に連絡するからさ」

流星「そうだな、ははは…」

???「そういや…今協力してるバンド、名前なんて言うんだ?」

流星「あぁ…ついさっきそのことについて話が来てね…バンド名は…」

 

僕は有咲からのメールを確認し、仲間に力強い言葉で言った。

 

流星「…『poppin′party』さ」




いかがでしたでしょうか?
次のラブライブ野球編…どうしよう…と考えていますw
まぁ、すぐに出ると思うので、内容はあまり期待せずに…w
では次回お会いしましょう!

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