バンドリ!〜輝く星と白い球〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
今日は少し本気になってやりました…2話連続投稿です!
さすがに日が空きすぎたので…ある意味挽回しようと…
とりあえず、いつものように流しながら見ていってください。
では、本編どうぞ!


番外編〜春のお花見・第2話〜

…日曜日…

 

僕らはこころちゃんの家に向かうべく、駅前で集合する…ことになったのだが…

 

有咲「…あれ?早く着きすぎた?」

流星「それはないって…待ち合わせ時間の10分前だぜ?」

 

…と、集合していたのは僕と有咲だけだった。

 

有咲「全く…みんな何してんやら…それより、こころの家だっけ…どんな感じだろうな…」

流星「あー…有咲は知らないのか…予想の斜め上以上行くかもよ」

有咲「知ってんのか?」

流星「ここら界隈だと結構有名だぜ?まぁ…知らなかったらそこまででいいけどさ」

 

と、そこへ

 

りみ「あ、有咲ちゃん、流星くん、おはよー!」

 

と、りみが走ってきた。

 

流星「お、りみりんおはよー」

りみ「あ、あれ!?私、待ち合わせの時間間違えてたっけ?」

有咲「いや、間違ってないよ。私達が早すぎただけ」

りみ「そっか…よかった〜。沙綾ちゃんとおたえちゃんももうすぐ来るって」

有咲「りょーかい」

 

と、さらにそこへ

 

沙綾「あれ?3人早いね!」

 

と、沙綾が来た。

 

流星「おはよー」

沙綾「あれ?もしかして有咲、楽しみすぎて早く来ちゃったとか?」

有咲「はぁ!?べ、別にそんなんじゃねーし!」

流星「いや…5分前行動は普通でしょ?」

沙綾「あはは…確かにそうだねー」

 

と、さらにさらにそこへ

 

イヴ「おはようございます!」

 

と、イヴちゃんがやって来た。

 

イヴ「いい天気になってよかったですね!」

流星「確かに、今日はいい花見日和だな」

イヴ「あれ?アリサさん、眉間にシワが寄っています!大丈夫ですか?もしかして、気分が悪いとか?」

流星「あ、いや…これは気にしなくても…」

有咲「あ、いえ…別に、そういうわけでは…お気遣い、ありがとうございます…おほほほ…」

流星「…有咲…」

イヴ「それなら良かったです。それにしても、アリサさんはとてもおしとやかですし、大和撫子を絵に描いたような方ですよね〜。桜が似合います!」

 

イヴちゃんの一言を聞いた僕は、思わず笑いを堪えた。

 

りみ「う、うん…そうだね…」

 

と、りみも苦笑いするほど…

と、さらにさらにさらにそこへ

 

香澄「ご、ごめーん!遅れちゃったー!」

 

と、主役の登場…

 

有咲「か、香澄!お、お前!」

イヴ「お、おまえ?あ、アリサさん?」

 

有咲の急な言動変更に、イヴちゃんは戸惑ってしまった…が…

 

有咲「!?おま…おま…おま、んじゅう…持って来てくれた…かしら?」

 

と、無理矢理言葉を持って行った。

 

流星「…有咲…」

香澄「おまんじゅう?そ、そんな約束したっけ?おまんじゅうはないけど、お菓子はたくさん持って来たよ!」

流星「おぉ〜これ、結構大変じゃない?」

 

香澄の両手には、パンパンお菓子が入ったビニール袋がたくさんあった。

 

香澄「えへへ…こうでもしないと、楽しめないからね!」

流星「こりゃすごい…半分持って行くよ。大変だろ?」

香澄「え!?いいよ!別に!」

流星「唯一の男手だ。そのくらいやらせてくれ」

香澄「えへへ…それじゃ、遠慮なく〜」

 

その後、おたえ、はぐみちゃん、美咲ちゃんが来て、こころちゃん以外のメンバーは全員揃った。

というわけで、揃ったメンバー全員でこころちゃんの家へと向かった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

僕らは、ある家の長い塀沿いに歩いていた。

 

香澄「…ねぇ、はぐ…こころんのおウチってまだなの?さっきからずっとながーい塀沿いに歩いているだけで…だんだん眠くなって来たんだけど…」

流星「ここで寝るバカはどこにいる!?」

香澄「あはは…冗談だって…」

流星「全く…つーか、もう着いただろ?はぐみちゃん」

はぐみ「あれ?流星くん知ってたの?」

流星「ここら界隈の有名な家だぜ?知らないわけない」

香澄「え?もしかして…ここ?」

有咲「あはは…冗談はやめてくださいよ…」

流星「冗談じゃないぜ…ほれ、玄関の表札」

沙綾「…『弦巻』…確か、こころちゃんの苗字、弦巻だったよね?」

りみ「本当だ…ということは…」

流星「正真正銘、ここがこころちゃんの家」

沙綾「まさか…こころが弦巻家の一員だったなんて…驚きだよ…」

 

と、その時、大きい門の脇にある小さい門から、こころちゃんが出て来た。

 

こころ「みんな、よく来てくれたわね!どうぞ、入ってちょうだい!」

 

僕らはこころちゃんに誘われて、中に入った。

そこには、一面真っピンクの花が咲いていた。

 

香澄「こ、これって…夢?私…眠すぎて、夢見てるのかな?」

流星「それはない」

 

僕は香澄の頭にチョップを入れた

 

香澄「痛っ!やっぱり…夢じゃない…よね?」

こころ「みんな、どうぞ自由にして!走り回るのもよし!寝転がるのもよし!バク転するのもよし!ここではすべてが自由よ!」

流星「いや、バク転はしないからな!?」

 

僕らは、こころちゃんの家を色々見ていた…

僕は知っていたとはいえ、中まで入ることは確実になかったから、見るもの全て初めてなのだ。

 

有咲「つーか、ここどこだよ!スケールデカすぎだろ!」

流星「…だよな…」

有咲「!?流星…もしかして…聞いてたのか?」

流星「まぁな…でも、他の奴らは聞いてねぇ…」

有咲「そっか…」

 

その後、お花見を用意するのに、こころちゃんがSPを使ったのは言うまでもない。




いかがでしたでしょうか?
この後、特に言うことないので…次回お会いしましょう!

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