バンドリ!〜輝く星と白い球〜   作:VOSE

66 / 88
どうも、VVVFです。
今日は有咲の誕生日回です。
今回も1000字程度の簡単な形になったので、気長に読んでいただくとありがたいです。
では、本編どうぞ!


番外編〜有咲の誕生日〜

…10月27日…

 

『ハッピーバースデー!有咲(ちゃん)!』

 

俺らの大きな歓声が、蔵の中に響かせた。

この日は有咲の誕生日。

その為、今日は有咲の誕生日会を開いていた。

ポピパはもちろん、恋人である俺も参加した。

 

有咲「あ、ありがとう…なんか、照れるな…こう祝われると…」

流星「最近はこうやってみんなに祝われることあまり無いからな」

香澄「というわけで!はい!有咲!プレゼント!」

 

と、香澄が取り出したのは…小さな盆栽だった。

 

有咲「ミニ盆栽!すげぇ嬉しい…」

沙綾「ふふっ、サプライズプレゼント、大成功だね」

流星「みんなで選んだ甲斐あったな」

有咲「大切にするよ…ありがと、みんな」

香澄「おぉー、有咲が素直になってる〜」

有咲「べ、別にいいだろ!素直になっても!」

 

その後は、俺と香澄達で有咲の誕生日会を大いに盛り上げ、有咲を持ち上げたのだが…

 

有咲「香澄!お前は羽目外しすぎだ!」

香澄「えぇー!?いいじゃん、いいじゃーん!」

有咲「主役は私だろ!?お前が目立ってどうすんだよ!」

香澄「ひぃぃー!」

 

…と、いつもの香澄と有咲の会話で盛り上がる形になった。

 

流星「全く…誕生日会って感じしねぇな、おい…」

 

と、俺が喋ると、香澄はふと、ある事を思い出したらしい。

 

香澄「あ、そうだ!有咲に渡すものがあったんだ!」

 

香澄はそう言うと、ポケットからある紙を出して有咲に渡した。

 

有咲「ん?これは?」

香澄「りゅうくんデートチケット10枚分!」

流星「ブフッ!」

 

ジュースを飲んでいた俺は、香澄の言葉に思わずジュースを吹きこぼしそうになった。

 

流星「んなっ…俺聞いてねぇぞ!?」

香澄「そのチケット、1枚使うと1週間はりゅうくんとデートに行けまーす!」

流星「地味に長えな、おい!?」

有咲「ざっと2ヶ月は流星とデートに行けるってことか…」

流星「突っ込んで!?ねぇ、有咲突っ込んで!?」

 

思わずツッコミを入れてる俺とは反対に、まるで先ほどとは正反対にドキドキしていると思われる、有咲の様子が伺えた。

 

流星「…つーか、内容どんななんだよ…」

 

俺は有咲からチケットをふんだくって内容を確認した。

このチケットを使うと、俺と有咲だけのデートに香澄達は介入することなく、有咲は俺に何しても良く、それに反対した場合は俺の意思を尊重することなく延長される…

 

流星「…誰だ!このチケット作ったのは!」

たえ「みんなで作ったんだー」

流星「いや、おかしくね!?つーか、香澄の時には無かっただろ!?」

香澄「あの時は何も考えてなかったから…あ、それだったら私も作っていいよね!?」

流星「いや、作らなくていい!」

 

…という俺の言葉は虚しく、香澄は次の日に香澄専用のデートチケットを作ったのはまた別の話…

 

有咲「それだったら…今使ってもいいのか?これ」

りみ「全然大丈夫だよ。それじゃ、香澄ちゃん、行こっ」

香澄「うん!それじゃ、りゅうくん、有咲、楽しんでね!」

流星「…いや、どう楽しめと!?」

 

…その後、俺は有咲と2人きりの蔵で、色んなゲームをやった。キスのオンパレードだったがな…

 

 




いかがでしたでしょうか?
一応この後アンケートで希望すれば後半に出ていた『デートチケット』回を書こうかなと考えておりますが…それはおいおい…
あと、もう一つ告知といいますか…そろそろ名前も改名しようと思います。
これを出した後に改名をしますので、よろしくお願いします。
では、次回お会いしましょう!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。