今日は有咲の誕生日回です。
今回も1000字程度の簡単な形になったので、気長に読んでいただくとありがたいです。
では、本編どうぞ!
…10月27日…
『ハッピーバースデー!有咲(ちゃん)!』
俺らの大きな歓声が、蔵の中に響かせた。
この日は有咲の誕生日。
その為、今日は有咲の誕生日会を開いていた。
ポピパはもちろん、恋人である俺も参加した。
有咲「あ、ありがとう…なんか、照れるな…こう祝われると…」
流星「最近はこうやってみんなに祝われることあまり無いからな」
香澄「というわけで!はい!有咲!プレゼント!」
と、香澄が取り出したのは…小さな盆栽だった。
有咲「ミニ盆栽!すげぇ嬉しい…」
沙綾「ふふっ、サプライズプレゼント、大成功だね」
流星「みんなで選んだ甲斐あったな」
有咲「大切にするよ…ありがと、みんな」
香澄「おぉー、有咲が素直になってる〜」
有咲「べ、別にいいだろ!素直になっても!」
その後は、俺と香澄達で有咲の誕生日会を大いに盛り上げ、有咲を持ち上げたのだが…
有咲「香澄!お前は羽目外しすぎだ!」
香澄「えぇー!?いいじゃん、いいじゃーん!」
有咲「主役は私だろ!?お前が目立ってどうすんだよ!」
香澄「ひぃぃー!」
…と、いつもの香澄と有咲の会話で盛り上がる形になった。
流星「全く…誕生日会って感じしねぇな、おい…」
と、俺が喋ると、香澄はふと、ある事を思い出したらしい。
香澄「あ、そうだ!有咲に渡すものがあったんだ!」
香澄はそう言うと、ポケットからある紙を出して有咲に渡した。
有咲「ん?これは?」
香澄「りゅうくんデートチケット10枚分!」
流星「ブフッ!」
ジュースを飲んでいた俺は、香澄の言葉に思わずジュースを吹きこぼしそうになった。
流星「んなっ…俺聞いてねぇぞ!?」
香澄「そのチケット、1枚使うと1週間はりゅうくんとデートに行けまーす!」
流星「地味に長えな、おい!?」
有咲「ざっと2ヶ月は流星とデートに行けるってことか…」
流星「突っ込んで!?ねぇ、有咲突っ込んで!?」
思わずツッコミを入れてる俺とは反対に、まるで先ほどとは正反対にドキドキしていると思われる、有咲の様子が伺えた。
流星「…つーか、内容どんななんだよ…」
俺は有咲からチケットをふんだくって内容を確認した。
このチケットを使うと、俺と有咲だけのデートに香澄達は介入することなく、有咲は俺に何しても良く、それに反対した場合は俺の意思を尊重することなく延長される…
流星「…誰だ!このチケット作ったのは!」
たえ「みんなで作ったんだー」
流星「いや、おかしくね!?つーか、香澄の時には無かっただろ!?」
香澄「あの時は何も考えてなかったから…あ、それだったら私も作っていいよね!?」
流星「いや、作らなくていい!」
…という俺の言葉は虚しく、香澄は次の日に香澄専用のデートチケットを作ったのはまた別の話…
有咲「それだったら…今使ってもいいのか?これ」
りみ「全然大丈夫だよ。それじゃ、香澄ちゃん、行こっ」
香澄「うん!それじゃ、りゅうくん、有咲、楽しんでね!」
流星「…いや、どう楽しめと!?」
…その後、俺は有咲と2人きりの蔵で、色んなゲームをやった。キスのオンパレードだったがな…
いかがでしたでしょうか?
一応この後アンケートで希望すれば後半に出ていた『デートチケット』回を書こうかなと考えておりますが…それはおいおい…
あと、もう一つ告知といいますか…そろそろ名前も改名しようと思います。
これを出した後に改名をしますので、よろしくお願いします。
では、次回お会いしましょう!